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INTERVIEW

2024.07.25

直田姫奈、デビュー曲「ラベンダー・ブルー」の前日譚!2ndデジタルシングル「My Truth」リリース!5月の1stライブを振り返り、「My Truth」に込めた想いを聞いた。

直田姫奈、デビュー曲「ラベンダー・ブルー」の前日譚!2ndデジタルシングル「My Truth」リリース!5月の1stライブを振り返り、「My Truth」に込めた想いを聞いた。

直田姫奈が7月24日にデジタルリリースする「My Truth」は、デビュー曲「ラベンダー・ブルー」の続編であり前日譚。内面に秘めたモヤモヤとした心情を表現した歌詞で、サウンドでも、そのダークな世界観を表現している。今回は、5月に開催した1stライブの感想も含めて、自身の音楽活動についても語ってもらった。

INTERVIEW & TEXT BY 塚越淳一

ギターはいい相棒だったんだなって実感することができました

――5月に開催された1stライブは満席で、非常に盛り上がっていましたが、どんな感想を持っていますか?

直田姫奈 こんなにも緊張しないライブをしたのは人生で初めてで。1曲目に歌った「ラベンダー・ブルー」の最初だけ緊張していたんですけど、そこからは緊張もせず、伸び伸びと歌えました。でも、それができたのも、完全にホームのような空間を皆さんが作ってくださったからだなと思ったので、すごくありがたかったです。

――ホームだから緊張しなかった?

直田 今回のライブはほとんどが新曲で、初めて聴く曲ばかりなのにも関わらず、素直に音楽を楽しんでくれていたので、それを見ると私も落ち着いてきたんです。始まる前も、スタッフさんに「間違えたらやり直せばいいから、好きにやっていいよ」と言ってもらえたりしたので、リラックスできていたんだと思います。あとはやっぱり1人でステージに立っていたのではなく、後ろにリアジュボーン(柴田 尚/ds、西川 響/b、浅井 真/g)がいてくださったので、心強かったです(笑)。

――ベテランミュージシャンでもありますから、安心感が違いますよね(笑)。

直田 はい!何があっても大丈夫だろうなって思いました。

――パフォーマンス面で感じたことはありますか?

直田 ハンドマイクで歌うときとギターを弾きながら歌うときがありましたが、ギターを持っていたほうが緊張しなかったんです。リハで、ギターを持たない曲のとき、何をしたらいいんだろうとすごく悩んでいたんですね。どうやってお客さんを連れて行ったらいいのかとか、棒立ちで歌うのもなぁって思っていたんですけど、ギターを抱えていたら、弾いていなくても悩むことがなかったし、弾いているときはもっと悩むことがなかった。このライブをするまでは、ギターを弾くなんて緊張する、大丈夫かなと思っていたんですけど、いい相棒だったんだなというのを実感することができました。

――正直、ギターを持っている姿があまりに様になっていたので、ずっと持っていてもいいと思っていました。

直田 ホントですかー?リアジュボーンの柴田さんにも言われました(笑)。私自身、ギターがそんなに私に影響を与えていたんだということを知らなかったので、大きな発見でした。ギターが体の一部みたいになってきたのは、1stライブがあったからです。

――昼と夜だと、盛り上がりは違いましたか?

直田 デビューシングルのリリイベとして開催していた新曲最速試聴会で5曲を聴いていたファンの方はいたんですけど、昼公演を終えた段階で、ペンライトやコーレスをファンの人たちの中で共有して、どうにかして私のライブを1つにして盛り上げようとしてくれていたのを、あとから知りまして……。それを思うと、皆さんもスタッフさんみたいなことを客席からやってくれていたんだなと思って、ありがたい限りでした。おかげで夜の部は、より自由に声出しとかペンライトを振ってくれていたと思います。

――印象的だった曲というと?

直田 今、ライブ映像が公開されている曲でいうと「エヌ・オー」がインパクトがあったみたいです。動画を観ていると、声を入れてくれている方もいて、よくぞ、昼の部1回でできるようになったな!と思いました(笑)。「DAYDREAM BEAT」も、皆さん「ヘイ!」ってついてきてくれていて。皆さんの声が合わさっている「DAYDREAM BEAT」を聴いて、すごく元気が出ました。

――「エヌ・オー」のような変化球な曲を、初めて聴くお客さんの前で正確に届けられるというのは、すごいと思いました。

直田 ライブで歌った曲はライブ前にレコーディングしていて、この曲を一番最後に録ったんです。あと1曲残っているけど、どんな曲が来るんだろうと思っていたら、「最後にこれか~」と思って(笑)。別ベクトルでめちゃめちゃ難しい曲が来て、どう歌えばいいんだろうってなりました。

――ある意味、ラップのようにセリフを言っている曲ですしね。ギターも結構弾いていましたね。

直田 これでギターを弾くとは思っていなくて!でもギターがあるからこそ、余計に気持ちが高ぶってヒートアップしていったというか。弾き方も荒ぶれるので楽しかったです。このライブのためにテレキャスを準備したんですけど、ライブではアンプ直で繋いでいたので、音は作り込んでいなかったんです。でも今後は、色んな曲があるぶん、色んな音でやれたら曲も変わるんじゃないかなと思っています。それもライブの醍醐味だと思うので、やっていきたいです。

――次は足元にエフェクターがたくさん置いてあるかも(笑)。これからのライブが想像できるようなライブでもあったんですね。

直田 見えてはきました。やっぱり一度やってみるもんだなと(笑)。

――ライブでは、かなりの曲数を歌いましたが、今回リリースされるのは「My Truth」だけということなんですね(笑)。

直田 そうなんです。出し惜しみしたくて(笑)。ライブで歌った曲は、ライブ前に歌だけ録り終えて、ギターをライブ後に録った、ライブ仕様みたいになっている曲もあるんですけど、レコーディングは全部終わってはいます。

――ライブ中、「ラベンダー・ブルー」は三部作になっているという話もしていて、「My Truth」は、そのうちの1曲になるんですよね。

直田 はい。早く全部語りたいところなんですけど、「My Truth」は、「ラベンダー・ブルー」より時系列的には前になるんです。「ラベンダー・ブルー」は失恋ソングで、「My Truth」は何で失恋をしたのかというのをほのめかしている曲なんですね。この曲だけ聴いて、それが伝わるかな?と思うんですけど、ところどころで、ほのめかすワードも入っているんです。

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