――ここからは、こはなさんのことをこれから詳しく知りたい人に向けて、自分を知ってもらうためにまず聴いてほしいオリジナル楽曲を3曲選んで、そのレコメンドをお願いできればと思います。
こはな 1曲目はTVアニメ『僕の心のヤバイやつ』第2期EDテーマの「恋してる自分すら愛せるんだ」です。第1期のEDテーマだった「数センチメンタル」と同じく蔦谷好位置さんに『僕ヤバ』の世界観をギュッと詰め込んで作ってもらった楽曲で、歌詞もリンクする部分が1~2箇所あったりして、心の成長を感じられる楽曲になっています。どちらも蔦谷さんと一緒に『僕ヤバ』の好きな部分を共有しながら制作したので、きっと『僕ヤバ』を感じられる楽曲になっていると思います。
――こはなさんは『僕ヤバ』のどんな部分が好きなのですか?
こはな たくさんありますけど、自分が体験したものではない学校生活を体験しているように感じられるところ、自分自身の学校での思い出がすごくいいものに変わったように感じられるところです。『僕ヤバ』はすごくリアルを感じられるアニメで、音も心臓の音とかが聴こえてきたり、イヤホンで聴くと右から聴こえる音や左から聴こえる音もしっかりと分けて作られているんですよね。
――たしかに。その意味では「恋してる自分すら愛せるんだ」も『僕ヤバ』感がすごいですよね。楽曲の中に学校のチャイムのメロディが入っていたりして。
こはな そうなんです!「数センチメンタル」にも自転車の音を入れてもらって。日常やリアルな音を入れてほしいと伝えていたので、狙い通りの楽曲になりました。
――2曲目のお薦めは?
こはな 「ごめんなんか聞きたくなかった」という曲です。これはメジャーデビューする前の楽曲なのですが、初めてHoneyWorksさんとコラボさせていただいて、作詞と作曲も一部自分でさせてもらったので思い入れがあります。歌詞は私の実体験をベースに書いたものを、HoneyWorksさんにまとめていただいて。別れ際というのは「ごめん」という言葉を聞くだけで胸が苦しくなると思うので、そういう気持ちを曲にしてもらいました。
――この曲、結構具体的なワードが入っていますよね。楽曲の終盤に“セブンスター”や“コカ・コーラ”といった単語が登場して。
こはな ここは思い出がぽんぽん浮かんでしまって「ああ~!」っていう感情になっているのを表現したところです。でも、この部分の歌詞はHoneyWorksさんに考えていただいたので、私の体験談と直接は関係ありません(笑)。HoneyWorksさんの音楽はSouさんが歌っているのをきっかけに聴き始めて、カラオケに行ったら絶対にHoneyWorksさんの楽曲を歌うほどなので、一緒に制作できてすごく楽しい時間でした。
――3曲目はどの楽曲になりますか?
こはな 新曲の「ひとりじゃないんだ」です。オンライン麻雀ゲーム「雀魂」の5周年記念ムービーテーマソングで、Guianoさんに作っていただいたのですが、元々Guianoさんが「雀魂」を好きなので、その要素を散りばめて作ってもらいました。元々Guianoさんの「私は、私達は」という楽曲がすごく好きで、その楽曲の雰囲気でお願いしたので、後半にみんなで歌えるパートも入っていて。きっと初めて聴いた人でもライブでもノレる楽曲だと思います。
――こはなさんの楽曲としては珍しいダンサブルな曲調ですものね。
こはな いつもレコーディングでは感情を込めまくっていて、誰も見ていないのに手で表現しながら歌っているんですけど(笑)、今回の楽曲は結構ノリノリで横に揺れながら歌っていました。楽曲のメッセージ的には、タイトルにもなっている「ひとりじゃないんだ」ということを実感させてくれる楽曲になっていて、私も孤独を感じて前に進めなくなることが結構あるので、これを聴いて前に進んでくれる人が1人でもいたらいいなと思います。
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