リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

INTERVIEW

2023.12.27

すべての収録曲が大事なリード曲――高塚智人の“好き”が詰まったミニアルバム『アイコトバ』リリース!本作と向き合い、想いを込めた楽曲に迫る

すべての収録曲が大事なリード曲――高塚智人の“好き”が詰まったミニアルバム『アイコトバ』リリース!本作と向き合い、想いを込めた楽曲に迫る

すべての収録曲がリード曲、高塚が込めた想いとは?

――バラエティに富んだ今回のミニアルバムですが、2曲目はリード曲と同じく藤本さんと福富さんによる「My words of love」です。こちらの曲の制作はいかがでしたか?

高塚 僕がめちゃくちゃ好きな、“THEバラード”とも呼べる1曲ですが、切なさのある歌い上げられそうなバラードを歌いたいとお願いして作っていただきました。この曲も、自分で歌いながら「好きだなぁ」と感じていましたし、アルバムの中でも特に気持ちの表現を上手くできたんじゃないかなと思いました。これも本当に、リード曲という感覚で歌っていましたし、個人的に一番好きな1曲です。

――バラードを歌うときには、どのような部分に一番意識を置かれるのでしょうか。

高塚 聴いている皆さんに歌詞がストレートに刺さるように歌っています。バラードって、ブルーになっているときや切ない気持ちがあるときに欲しくなると思うので、歌でその沈んだ気持ちを盛り上げることができるように気持ちを込めた歌い方を意識しましたし、僕が聴いているときにもそういった歌唱にグッとくるので、そういった気持ちを込めました。

――続いては「!!!!!!!!」。高塚さんが作詞された楽曲です。いつか自分でも歌詞を書いたり曲を作ったりしたいという想いがあった、という高塚さんですが、実際に作詞をされていかがでしたか?

高塚 作詞家さんって本当にすごいんだなぁと思いましたね。自分の言葉の出てこない具合が……(笑)。いざ歌詞を書くぞと思ったときに、本当に言葉が出てこなくて。ゼロから始めないといけないですから、スタートラインがわからないんですよね。最初はテーマを決めるまでにも時間が掛かりました。「好き」は頭の中にたくさんあったので色んなものが湧いてはくるのですが、それを歌詞にしようと思うと手が全然動かない。歌詞を書いている方は一体どう書き始めているんだろうって思いましたね。たくさんメモを取って、書きなぐってみるのですが、改めて見ると「これは作詞の1作品目でやる歌詞じゃないな」というものだったり(笑)。書きまくっては「違う」、ちょっと時間を置いてみて「恥ずかしい!」、となってはまた白紙になり、ということを繰り返していました。

――楽曲をもらってから作詞をされたのですか?

高塚 はい、曲をもらっての作詞でした。先に歌詞を書いて曲をつけてもらう方法もあったのですが、今回は楽曲をもらってから作詞をしようと思ったんです。歌詞の載るメロディを作ってもらって、そこに言葉をはめこんでいくほうが出来ると思ったんですが、結果とても難しかった(苦笑)。「ここは5文字だ」とか「こういうことを入れたいけど文字が足りないな」という壁にぶち当たりましたし、言葉をはめ込んでいくのって難しいなって改めて思いました。

――実際に作家さんの作品ではなくご自身の言葉を歌うのはどのような感想がありましたか?

高塚 作家さんが書いた曲も自分の気持ちとして歌えるので、感覚としてはそんなに違いはないですが、今回の作詞に関しては第三者として良い歌詞を書くぞ、という取り組み方ではなく、最終的に決めたテーマは「今まで応援してくださった皆さんへ」だったので、そういう意味では歌をうたっているというよりも、お手紙を読むような感覚で歌えました。曲もすごく素敵ですし、気持ちも込められました。これもリード曲、という想いでいましたね。

――「story tears」はいかがでしたか?

高塚 前回「強がりヒーロー」を作っていただいたTeary PlanetのNanaoさんに作っていただきました。ボカロPをされている方なのですが、前回いただいた曲がすごく良い曲だったので、新しいミニアルバムを作ることになったときに、もう一度お願いしたいと相談したんです。前回は「こういう曲が欲しい」とお願いしましたが、今回は「Nanaoさんの曲を僕が歌いたい」ということで完全にお任せして、Nanaoさんが作りたい曲を作ってください、ということで出来上がった曲です。細かい楽器ごとの資料などもいただけて、言うことなしの僕の好きな音楽が届きました。歌詞も前作に続き、真っ直ぐな気持ちが描かれていて、僕もこういう歌詞を書けるようになりたいな……!と思いました。ストレートに楽しく歌えましたし、アニメのオープニング感もある1曲ですね。もちろん、これもリード曲です。

――「Reclaim the sky」はいかがでしたか?

高塚 作曲をしてくださった丸山公詳さんは以前乙女ゲームの楽曲でご一緒した方で、何曲も歌わせていただいているんです。普段はPCゲームの楽曲を作っている方でもあるので、PCゲームの主題歌のような楽曲を歌いたいです、とお願いしました。以前丸山さんが作った曲を歌ったときには作品があったので、作品の世界観のある曲をキャラクターとして歌うものでしたが、今回は僕のソロ。今回は作品があるわけではないのですが、丸山さんご自身の作品として、PCゲーム準拠の楽曲は本当に多種多様にあるんですよ。僕はPCゲーム音楽が大好きなので、「王道のPCゲームっぽい曲を歌いたいです」とお伝えして、歌詞を作ってくださった仲村芽衣子さんと丸山さんが作っている楽曲の中から「この曲っぽいものが欲しいです」とお願いしたんです。このミニアルバムの中でも1曲だけ世界観が違いますよね。何かの主題歌かな、と思えるような曲を作っていただきましたし、収録した6曲の中でも特に僕の趣味が全開になった曲ですね(笑)。

――レコーディングではどういったところを意識して歌われましたか?

高塚 世界観を広げるような感覚での歌唱だったのですが、自分で歌いながら「この曲はこういうボーカルが重なっているだろう」とイメージしながら収録していました。

――高塚さんが想像するに、この「Reclaim the sky」が主題歌のPCゲームはどんなゲームでしょうか。

高塚 ファンタジー青春モノですね。僕が好きなジャンルです(笑)。空がストーリーの要になっていて、空へと飛び立つことを夢見た男女5人が、そのなかで葛藤を抱えながら夢に向かっていく物語。歌から、スチルやCGやキャラクターの立ち絵が出てくるところまで想像できますよね!“THE”って付けたくなるPCゲーム主題歌のような楽曲を作っていただけたことは本当にありがたいです。

――そして最後は「High 5」です。いかがでしたか?

高塚 初めてライブを視野に入れた楽曲を作らせていただきました。ライブの終わりの曲はこれだよねっていう曲があったらいいね、という話から制作がスタートしたんです。ライブの最後にみんなでクラップが出来たら嬉しいなって。最初はよりパワフルな曲調でしたが、歌詞も含めて、少しずつ調整しながら完成した楽曲でした。ライブには僕のことを応援してくださる方が来てくださると思うので、ライブを一緒に作っているという一体感を作れたらめちゃくちゃ嬉しいですし、そのためには「High 5」のような曲って必要だなと思ったので、この楽曲ができたことはとても幸せですね。

高塚智人の「好き」が詰まった『アイコトバ』。

――今回の『アイコトバ』は全6曲収録となっています。この1枚からどんな高塚さんが感じられますか?

高塚 僕の「好き」が詰まっています。それは1stも同じですが、さらに僕の趣味が全開になっているのを感じますね。僕が今まで生きてきたなかで好きな音楽がいつもそばにあって、そして次は自分自身がアーティストとして届けたる曲を「良いな」と思って聴いてもらえる。自分が体験してきたことを、皆さんにも高塚智人を通して体感してもらいたいという想いで作りました。

――1st、2ndと2枚のミニアルバムを作った今、次なる野望や目標として抱いているものを教えてください。

高塚 まだまだこういう曲を歌いたい、という想いは湧き続けています。それこそ、今回も12月にリリースするならクリスマスソングを入れられたのに!って思いましたもん(笑)。僕、クリスマスソングって大好きなんです。いつか自分が良いと思えるクリスマスソングを作りたい、という野望がありますね。それと、今回は応援してくださった皆さんへの想いを歌詞に載せましたが、次は僕がストーリーテラーとなって1つの物語を紡ぐような世界観の歌詞を書いてみたいとも思いましたし、野望はより大きくなっています。自分の中にある目標は1回では達成できないですし、よりたくさんの「やりたいこと」が生まれていますね。これまでとは違う魅力を入れて、さらに皆さんに楽しんでもらえるものを作りたいです。

――このミニアルバムは12月のリリースとなりましたが、この1枚で締め括る2023年はどんな年になりましたか?

高塚 事務所の移籍もあって、人生の中でもターニングポイントであり、転機にもなった年でした。年齢も30歳を超えて将来のことも考えますし、根本的なところは変わらないですが考えることが増えましたね。でも良い意味で大事なところは変わりたくなくて。もちろん、音楽が好きなところや、童心を忘れたくないという想いも。現実を見据え、葛藤を抱えながらも、転機と変化しないでいい部分を大事にしてきた1年になりました。

―――では、2024年はどんな年にしたいですか?

高塚 役者としてはもちろん、アーティストとしてもどんどん成長したいです。1st、2ndと続けさせていただいたことで、より良いものを伝えられるように、お芝居でも歌でも皆さんにお届けしたい。何か感じるきっかけになりたい、という想いが強くなったので、2024年はさらにその想いを強く持って頑張っていきたいですね。ライブなども含めて、みんなと楽しい時間を過ごしたいです。とにかく良い音楽で楽しくなりたい!それを一緒に共有したいです。


●リリース情報
高塚智人 2nd ミニアルバム
『アイコトバ』
発売中

【初回限定盤(CD+M-CARD)】

商品コード:MUCD-8177/8
価格:¥3,300(税込)

リード楽曲MV、撮影メイキング映像が視聴できるM-CARD付
*M-CARDの絵柄は衣装違い全3種よりランダム1種封入
*視聴できる動画は3種とも同内容となります。

【通常版(CD)】

商品コード:MUCD-1519
価格:¥2,200(税込)

[収録曲]
01.僕らのアンサー(作詞/作曲:藤本記子 編曲:福富雅之)
02.My words of love(作詞/作曲:藤本記子 編曲:福富雅之)
03.!!!!!!!!(作詞:高塚智人 作曲/編曲:WEART)
04.story tears(作詞/作曲/編曲:Teary Planet)
05.Reclaim the sky(作詞:仲村芽衣子 作曲:丸山公詳 編曲:奥田友幸)
06.High 5(作詞/作曲/編曲:WEART)

関連リンク

高塚智人
公式サイト
https://tomohitotakatsuka.com/

公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/tomohito0825

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP