「今年に入って、ライブがたくさんできるようになっていって、東京以外の場所やまったく行ったことのなかった海外の国。ライブを通じてたくさんリアルに、等身大の俺たちの音楽をみんなに届けられるようになりました。ライブを通じて自分自身のことをわかってあげられるようになりました。ありがとうございます」と語り掛けるWho-yaにフロアから温かな拍手が送られる。そんな会場に、彼らのテーマであるライブのために作られた「Dri!zzle」が放たれる。
世界を覆った感染症により、エンターテイメントが止まった時間もあった。音楽をただ静かに楽しまなければいけない瞬間もあった。それらを吹き飛ばすように、心から声を上げられる喜びに満ちたアッパーチューンを、全身で鳴らすWho-ya Extendedと共に大きく手を上げ、声を出し、全身で楽しむオーディエンスの姿が胸を熱くする。間髪入れずに「パチスロ傷物語 -始マリノ刻-」挿入歌である「Die for a life」が轟く。物語シリーズの持つ独特のダークさとポップさ、そして勢いとが共存するダイナミックなダンスチューンでオーディエンスはじっとしていられないとばかりに体を揺らし、楽曲の熱を堪能していた。「皆さん、最後の最後、まだまだ歌えるかー!?」と手を挙げたWho-yaに応え、フロアが手拍子のビートで迎え撃つ「VIVID BANG」。まさに熱と熱がラリーをするようなアッパーなナンバーは、彼らとファンがこうしてライブを作ってきたのだ、と感じさせる一体感と共に終盤の会場の空気をさらにヒートアップさせていく。
「この先、もっともっと大きいステージに行って、たくさんの人とライブという空間を共有していって、みんなと一緒に見たい景色があるから。4年間に感謝だけど、この先もよろしく、と伝えたいです」と熱い想いを語るWho-ya。このライブで感じた景色、熱、色彩感こそが“4vism”である、という彼の言葉に沸いた拍手はなかなか途切れなかった。
そして最後は彼らの始まりの曲。4年前に彗星の如くシーンに登場したWho-ya Extendedの、今では代名詞的な1曲となった「Q-vism」だ。TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』のOPテーマとして、残酷ながらも熱い物語の“顔”となったダンスロックチューン。鋭利なボーカルが縦横無尽に駆け巡るナンバーにフロアのオーディエンスは大きく体を揺らして熱気を発生させていった。
ステージを去った彼らを追うように鳴り響いたアンコールを求める盛大なクラップに応えるべく再び姿を現したWho-ya Extendedは、TVアニメ『呪術廻戦』第2クールOPテーマである「VIVID VICE」、そして「S-cape 2 the abs」の2曲でライブを“Extended”。4周年を迎え、その先へと踏み出す彼らの熱を、会場に集うオーディエンス1人1人の胸に宿し、「Who-ya Extendedとは」を、全編通してライブで届ける時間に。2024年にはさらに“Extended”することを約束する――そんな瞬間を目撃した夜だった。
■Who-ya Extended 4th ONEMAN LIVE
2023年11月24日(金)@harevutai(東京・池袋)
<セットリスト>
SE. WII -prologue-
01. Icy Ivy (TVアニメ「NIGHT HEAD 2041」 OPテーマ)
02. ErroЯ CØDE
03. Repentance Dance (「パチスロ傷物語 -始マリノ刻-」 テーマソング)
04. Synthetic Sympaty (アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR」 OPテーマ)
05. Bitty, Not Empty
06. Dogma-Agnostic
07. Call My Name
08. Prayer (TVアニメ「はめつのおうこく」 EDテーマ)
09. Gimme Your Tears
10. Dri!zzle
11. Die for a life (「パチスロ傷物語 -始マリノ刻-」 挿入歌)
12. VIVID BANG(long intro ver.)
13. Q-vism (TVアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス 3」 OPテーマ)
EN1. VIVID VICE (TVアニメ「呪術廻戦」第2クールOPテーマ)
EN2. S-cape 2 the abs
Who-ya Extendedオフィシャルサイト
https://www.wyxt.info/
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