リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

REPORT

2023.10.02

いきものがかり、KANA-BOON、CHiCO、ハンブレッダーズ、FLOW、『NARUTO-ナルト-』が紡いだ歴史と『NARUTO』への想いと共にステージへ――“NARUTO THE LIVE”DAY 1 レポート

いきものがかり、KANA-BOON、CHiCO、ハンブレッダーズ、FLOW、『NARUTO-ナルト-』が紡いだ歴史と『NARUTO』への想いと共にステージへ――“NARUTO THE LIVE”DAY 1 レポート

蒼く蒼く染まる会場の大合唱に、幕張メッセが揺れた

「次のアーティストは『NARUTO-ナルト- 疾風伝』(以下、『NARUTO 疾風伝』)と『BORUTO』の主題歌を担当した、あの2人だ!」というサスケの紹介に続いて、登場するアーティストがいきものがかりであると告げられると、大歓声が沸き起こる。暗転したステージにゆっくりと歩を進める吉岡聖恵と水野良樹。SEが止み、息を飲むフロアに吉岡の声が響いた瞬間、会場で揺れるペンライトが一斉に青い光へと変われば、切なさと力強さとを宿す「ブルーバード」がフロアを圧倒する。アニメ『NARUTO 疾風伝』では「守護忍十二士編」のOPとして物語の幕開けを告げていた1曲。伸びやかに広がっていく吉岡のボーカルに“蒼い 蒼い あの空”と声を重ねるオーディエンス。その様子に満足気に笑みを浮かべた吉岡と水野だった。

「女の子、元気―?男の子、元気―?“NARUTO THE LIVE”みんな、元気―?」と声を跳ねさせた吉岡が、ステージを右へ左へと移動しながら会場と共に楽しく歌い上げた「気まぐれロマンティック」が終わると、「初めましてのはずなのに、すごくホーム感がある!ありがとう!」と水野。「今日は特別な映像と共にライブをさせていただいていますけど、すごいね!」と吉岡も笑顔を見せた。

このライブのために特別に編集されたアニメの映像と共にライブを楽しめる喜びを改めて嚙み締める幕張メッセ。「僕らは『NARUTO』シリーズの主題歌を三度もやらせてもらっていまして、今日はそれを全部やろうと思っています。『NARUTO』と同じく疾風していくので、付いてこられますか?」と問いかける水野に、「イェーイ!」と大きな声が返ってきたところで、ライブは「ホタルノヒカリ」へ。『疾風伝』では三尾編後半からOPを飾り、暁との戦いで過酷さを増していく物語に寄り添った1曲は、ファンにとっても思い入れの深いナンバーだ。彼ら自身、ライブでこの曲を演奏するのは10年ぶりだという。アッパーながら月のような静けさと光も感じさせるOP曲のあとには、そんな『NARUTO』シリーズと実に12年ぶりのタッグとなった『BORUTO』のOP「BAKU」が続く。「殻」との苛烈な戦いが幕を開けていくなか、アッパーでスリリングなジャズロックがボルトたちの成長をも感じさせた1曲。「みんなの『NARUTO』愛を本当に感じて、この作品がなかったら、自分たちでも大好きと言える曲は出来なかったから、本当に感謝しています。ありがとうございます!」と吉岡の言葉に大きな拍手が湧く。最後に響いたのは、バラード曲「コイスルオトメ」。切々と歌い上げる吉岡の声と水野のつま弾く旋律に、ナルトを想うヒナタが、サスケを想うサクラが、ダンを想う綱手が、いのが、テマリが、紅が、と大切な人を想う木ノ葉隠れの里の女性たちが浮かぶ。じっと聴き入る会場にも、優しい気持ちが染みわたるなか、いきものがかりのステージは幕を閉じた。

景気づけの“だってばよ!”を受けて登場した『NARUTO-ナルト-』ソングの代名詞バンド!

アニメ『NARUTO』放送20周年を高らかに祝う“NARUTO THE LIVE”DAY1のトリを飾るのはやはりこのバンド。『NARUTO』の楽曲と共に世界を股にかける活躍を見せるFLOWだ。「景気づけにみんなで“だってばよ!”って言うか!」とナルトが会場の気持ちを1つにすると、「フィナーレを飾るのはもちろん、全シリーズで主題歌を担当しているあいつらだ!」とサスケの紹介でステージに登場し「まだまだデッカい『NARUTO』愛、叫ぼうぜ!幕張―!」と叫ぶKEIGOに大歓声が応える。まずは2006年4月から半年間『NARUTO』のOPを飾った「Re:member」から『少年編』のOP「SUMMER FREAK」、『疾風伝』と最後のタッグとなったED「虹の空」をアニメサイズでのメドレーを響かせる。KOHSHIもギターを演奏しながら歌い、TAKEのギターとの2本の音が熱く絡まって会場を席捲していく。スクリーンにはノンテロップでのOP、EDのアニメ映像が流れ、映像と音楽のシンクロはまるでフィルムコンサート!2006年の、2009年の、そして2015年の時期のナルトたちの日々を蘇らせ、オレンジのペンライトが揺れる会場からも、大きな歌声が響いていた。

「こうやって“NARUTO THE LIVE”が開催されて、今このステージに立てていることが本当に嬉しいです。ありがとう!」とKEIGO。この日、FLOWのベース・GOT’Sが療養中ということもあり、KANA-BOONのベーシスト・遠藤昌巳がサポートで入った特別編成“忍連合FLOW”でのライブであることが告げられ、温かな拍手が送られる。

幼い頃から「GO!!!」を聴いて育ったKANA-BOONがFLOWで演奏するという『NARUTO』が導く奇跡の編成で続いて演奏するのは、ORANGE RANGEの「ビバ★ロック」のカバー!アニメ『NARUTO』の20周年と同じく、デビュー20周年を迎えたFLOWが、バンドの運命を変えてくれた同期であり戦友でもある作品への感謝を表現するべく『NARUTO』の歴代主題歌からのカバーを収録したアルバム『FLOW THE COVER ~NARUTO縛り~』の中からの披露だ。跳ねるようなビートを刻むIWASAKIのリズムに合わせて、KEIGOとKOHSHIのボーカルもORANGE RANGEの3人の声と同様に跳ねる。続けてペインとの戦いがヒートアップしていく時期のナルトたちに寄り添った「Sign」が響くと会場を揺らすような大きな声が湧く。全世界で1億回再生を越えた珠玉曲では大合唱が生まれ、オーディエンスは真っ直ぐにステージへと熱を向ける。その様に心が震える。

最後は『NARUTO』の、そしてFLOWの代名詞的な1曲にして互いの出会いのナンバーである「GO!!!」だ。2004年に『NARUTO』の3代目OP曲として生まれた1曲でナルト愛に溢れた会場は心を1つに。ナルト愛を叫び、ウェーブにジャンプにと全身全霊で楽曲を味わうと、この日一番の一体感を持って“NARUTO THE LIVE”の1日目を締め括った。熱の余韻をDAY2へと持ち越す、そんなライブだった。


■アニメ『NARUTO-ナルト-』20周年記念
NARUTO THE LIVE セットリスト
9月2日(土)公演

・KANA-BOON
M1. バトンロード
M2. スパイラル
M3. ダイバー
M4. きらりらり
M5. シルエット

・ハンブレッダーズ
M1. またね
M2. Lonely Go!/Brian the Sun~今まで何度も/ザ・マスミサイル~はじめて君としゃべった/ガガガSP ※カバーメドレー
M3. DAY DREAM BEAT

・CHiCO
M1. 悲しみをやさしさに/little by little ※カバー
M2. Diver/NICO Touches the Walls ※カバー
M3. 光のありか
M4. 我武者羅

・サウンドトラック 生演奏
M1. 動天
M2. 臨界
M3. 疾風伝
M4. NARUTO メインテーマ’16
M5. 形勢逆転

・いきものがかり
M1. ブルーバード
M2. 気まぐれロマンティック
M3. ホタルノヒカリ
M4. BAKU
M5. コイスルオトメ

・FLOW
M1. Re:member~SUMMER FREAK~虹の空 ※メドレー
M2. ビバ★ロック/ORANGE RANGE ※カバー
M3. Sign
M4. GO!!!


●ライブ情報
アニメ『NARUTO-ナルト-』20周年記念
NARUTO THE LIVE
会場:幕張メッセ イベントホール

出演アーティスト:
9月2日(土)出演:いきものがかり/KANA-BOON/CHiCO/ハンブレッダーズ/FLOW
9月3日(日)出演:Anly/ORANGE RANGE/KANA-BOON/CHiCO/FLOW

©NARUTO THE LIVE実行委員会

関連リンク

NARUTO THE LIVE
公式サイト
https://naruto-20th.jp/live/

公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/naruto_20th

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP