INTERVIEW
2022.12.03
ユニバーサルミュージック アーティスツ、青二プロダクション、ムービック、ピクシブの4社共同プロジェクトで2021年11月のシングル配信からスタートを切ったボーイズアイドルコンテンツ『HeavenlyHelly』(ヘヴンリーヘリー)。神の怒りを買い、人間界に堕とされた天使と悪魔たちが、それぞれ元の世界に戻るために、堕天使=FAB-EL(ファブエル)、堕悪魔=Inferno Teller(インフェルノテラー)という2つのグループに分かれてアイドルを目指す物語。リーダーであるルーシュを中心としたハーモニーを武器に、美しい歌声を奏でるが、非常に個性的で一筋縄ではいかない性格のFAB-EL。そんな彼らが1年にわたって紡いだドラマを経てデビューを掴み、12月7日にニューシングル「ナンバーワン」をリリースする。FAB-ELとはどんなグループなのか、そしてキャスト5人がどうキャラクターと向き合っているのか2回にわたってお届けする。
INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち
▼後編はこちら
――まずはみなさんが声優を目指されたきっかけを教えてください。
三野雄大 小学校の頃にアニメ『NARUTO -ナルト-』を観ていて、ふと「どういう人が声をやっているんだろう」と気になって調べていくうちに声優という職業を知りました。そうやって声でお芝居をすることに興味をもったのが中3くらいの頃で、それをきっかけに将来の夢が声優になって、現在に至ります。
草野太一 アニメをしっかり観始めたのは高校に入ってからでした。オタクの友達に「草野、これを観ろ」と言われて、あるアニメを紹介されてからしっかりハマりました。その時点では声優という仕事を知らなくて、高校3年になる前くらいにアニメイベントの朗読を観る機会があって、そこで声優の存在を知りました。アニメは好きでしたし、何かアニメに関われる仕事に就きたいと思っていたのですが、高校3年生で急に進路について路線変更をして、専門学校や養成所をまわって親を説得もして、門を叩きました。ドタバタの中で声優を目指した感じでした。
竹田海渡 高校生の頃からギターをやっていたので、元は音楽でアニメやゲームに関わりたいと思っていたのですが、アニメ『トップをねらえ!』を観た時にお芝居の熱量に圧倒されて、興味が音楽から演じるほうに移ったんです。
声優を目指すと決めた次の日には大阪でやっていた舞台やミュージカルのオーディションを探し回りました。それから2年間、ミュージカルを経験してから声優の養成所に入所して、現在に至ります。ミュージカルの場で歌やダンスと密接に関わった演技をしてきたことは、現在の仕事にも生きていると思っています。
田中章貴 小さい頃から『ポケットモンスター』や『NARUTO -ナルト-』を観て育ってきたのですが、そんななかで『ポケモン』のピカチュウと『名探偵コナン』の(円谷)光彦は大谷育江さんで、ムサシと灰原(哀)は林原めぐみさんが演じていることを姉から教えてもらったんです。同じ声優さんが違うキャラクターを演じているという事実から声優というお仕事を知り、自分も様々なキャラクターを演じたいと思って声優を目指すようになりました。
藤澤 奨 アニメを好きになったのは中学生の頃で。それこそ『ポケモン』や『銀魂』が好きだったのですが、アニメやライトノベルを好きな友達からも影響を受けていろいろな作品に触れるようになっていきました。そうやってアニメやアニソンを好きになっていくうちに、ライブや朗読劇を観に行く機会にも恵まれました。お芝居や歌う姿を生で観たときに衝撃を受けて、自分もあの舞台に立つ側になりh1212たいという想いが膨らみました。演じる側や歌などでパフォーマンスをする側になりたいと強く思い、進路を決めるときに家族にそのことを話しました。「若いうちにやりたいことに挑戦したほうがいい」と言ってもらえたこともあって、養成所に入りました。
――『HeavenlyHelly』のオーディションの思い出を聞かせてください。
三野 課題曲がInferno Tellerの「Storyteller」だったんです。キーが高いし難しくて、曲を受け取ったときに頭を抱えました。その思い出が強いです。演技を見てもらったことはもちろん覚えているんですけど、歌ったときのプレッシャーが強すぎました。「これからこんな難しい曲をやっていくのか」と不安も感じながら、なんとか歌いきった記憶があります。
草野 課題曲に関しては、僕は声が裏返ってしまったので「これはもう落ちたな」と思いました(笑)。お芝居については、僕は最初からジェリーをやりたいと思って受けさせていただいていたので、合格したときは「やった!」とすごく嬉しかったです。実はダーリョンも受けていたのですが、実際にダーリョンを演じる日向朔公くんがやっているのを聞いていると「やっぱり朔公ちゃんだな」って思います。あれが正解だったと思いますし、逆にジェリーは僕が正解だって思いながら今は演じています。
竹田 堕天使と堕悪魔が人間界でアイドルをやる、という設定に「どうなっていくんだ!?」とワクワクしました。堕天使、堕悪魔の計10人の中から2キャラクターを選んで受けてくださいと言われ、元はファウタとペギーを希望したのですが、スタジオオーディションで一旦他の7人のキャラクターも演じさせていただくことになったんです。自分の中で手応えがあったのはペギーでしたが、縁あってガブに決めていただきました。何事もきっぱりと言い切るガブのようなキャラクターを演じた経験がなかったので新鮮さを覚えつつ、しっくりくる感覚もあったんです。なので、結果的にガブが一番自分に合っていたんじゃないかと思います。さっきメンバーも言っていましたが、課題曲の「Storyteller」がとにかく難しかったので、楽曲のレベルの高いコンテンツだなと思いました。その上で「ダンスにも力を入れていきたい」と伺っていたので、「これは頑張らないといけないな」と。このコンテンツをきっかけに自分の表現の幅を広げたい、と身の引き締まる想いとともに挑ませていただきました。
田中 僕も課題曲にはびっくりしました。養成所でも歌のレッスンはちゃんと受けていたのですが、「Storyteller」のような疾走感のある楽曲を練習したことがなかったので、自分がこれを歌えるのだろうかという不安もありましたし、「これはさすがにレベルが高くて受からないのではないか」という気持ちも浮かんでいましたが、合格をさせていただけたときには頑張ろうと気持ちも新たにしました。僕も希望とは違うキャラクターで合格させていただいたので、自分の予期していなかった出会いなぶん、新しいことに挑戦させていただけることがすごく嬉しかったです。
藤澤 課題曲を聴いたときに、バチバチにかっこいい曲が来たので「これを歌いたい」という気持ちがまずありました。僕は元々歌やダンスにも興味があったので、やりたいことの一つに手が届くチャンスでもあるオーディションですし、気合いを入れて取り組みました。今はファウタをやらせていただいていますが、元々はペギーとルーシュでオーディションを受けていたんです。その2人の中間にあるような、セクシーなところも見てもらえるファウタにも魅力を感じていたので、当日「ファウタもやってみてください」と言われたときには「やったぞ!」とノリノリでやらせてもらいました。オーディションはめっちゃ緊張していたのですが、「よかったですよ」と言っていただいたときにすごく嬉しかった思い出があります。
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