【インタビュー】田淵智也が作詞も手がけた、キュンキュン必須のキュートさ全振りの新曲が誕生！ DIALOGUE＋「恋は世界定理と共に」リリースインタビュー

爽快感あるカップリング曲と共に、いざ“DIALOGUE＋の夏”へ！

――続いて、カップリング曲「ガガピーガガ」についてお聞きしていきます。こちらは去年のツアーファイナルにてサプライズで披露された曲でしたが、その初披露のときの客席の反応などは覚えていますか？

飯塚　ファイナル以外では「Domestic Force!」を歌うところだったので、ちょうど後ろを向いていて、本当にその瞬間どんな感じだったのかはわからなかったんですよ。「みんな『ふふっ』ってしてるのかなぁ？」って想像してはいたんですけど。

緒方　客席見たかったねぇ。でも、フェイントかけてたから（笑）。

飯塚　うん。でも、やかんちゃん（＝鷹村）が「新曲やります。『ガガピーガガ』」って言った瞬間の「ふふっ」みたいなのは、感じました。そのあとすぐにフッと下を向く振付だからはっきりとは見えなかったんですけど、その空気感はイヤモニ越しに感じ取れたんです。でも私は、すごくドキドキしていて。

――ドキドキでしたか？

飯塚　はい。初披露なうえに、1stツアーにしてファイナルだけ曲を変えるっていうのが、もうドキドキで。でも初めての曲なのに、サビでお客さんがすごく動いて楽しんでくださっているのがよくわかったので、自分では「初披露は、成功したんじゃないかな？」と思っています。

――一方、皆さんはこの曲を最初に聴いたとき、どんなイメージが浮かびましたか？

鷹村　ノイズ音から始まる曲なので、私本当に最初「あ、ヤバい。イヤホン壊れた……」って思ったんです（笑）。それもあって、すごくデジタルなイメージというか……戦艦とかの中で司令の人がトランシーバーを使って、バーっと言っているようなイメージが浮かびました。

――たしかに、戦場感みたいなものはありますよね。

緒方　それに、ピコピコ音とかも途中に入っていたりするので、ロケットみたいな機械感がするというか……なんて言ったらいいんだろう？

村上　SF感を感じる？

緒方　そう！そんな感じ！

内山　あと、セリフも録ったしね。

村上　あー！懐かしい！“TOKYO IDOL FESTIVAL”のときに録ったんだっけ？

飯塚　そう。フジテレビの中の楽屋で……（笑）。

守屋　実はね。意外な場所で録ってたんだよね。

緒方　空き時間に「はい、これです」ってセリフ渡されてね（笑）。

稗田　田淵さんが自分でマイク広げてくれたりもして。そのときには歌のレコーディングは終わっていたんですけど、あとから「間奏に足したいんだ」ということだったんです。

緒方　みんながいる場所で録ったから、緊張したよね。

鷹村　緊張したし、あのあと楽屋を出るの恥ずかしくなかった？結構叫んでたりするから「これ、隣通った人って、どう……？」って。

緒方　たしかに。“あの未来でまた会おう！”とか言ってるから、びっくりはするかも（笑）。

稗田　ちょっと脱線してしまうかもしれないんですけど、私がこの曲を聴いたときに最初に思い浮かんだのが、小学生のときに学芸会で劇をやった「11人いる！」っていう作品で。劇でやっただけで原作のほうは知らないんですけど、宇宙船に若者が集められて、そこでトラブルが起きたりして……みたいな物語とめっちゃマッチしてる感じがしたんです。

緒方　それもやっぱり、宇宙なんだね。

稗田　そう。ただ、最初にいただいたデモの段階ではここまでピコピコしていなかったので、「結構エネルギッシュな楽曲だな」という印象が強くて。しかもこの曲は、私と鷹村と宮原がセンターボーカルだと聞いていたので、レコーディングでは「声の圧の強めの3人だから、自分の歌声のキャラクターそのままにパン！と強く歌っても大丈夫だろうな」という気持ちで歌いました。

緒方　そのセンターボーカルの3人がすごく力強く歌って引っ張ってくれるから、ライブでこの曲が総崩れみたいになったことって、今までないんですよ。だからこの曲がセットリストに入っていると安心して私たちも付いていって、「力強く前へ進めるよ！」みたいな気持ちになれるんです。

稗田　でも私、まだ毎回ドキドキしながらライブしてるかも。

緒方　あ、本当に？

稗田　1サビで振付の関係でマイクを入れ替えるところは、毎回ドキドキしてる。

村上　上手側の4人が、パッて替えるんだよね。

守屋　結構パッパッてめっちゃマイクを動かしていて、「こっち持ったらこっち持って……」っていうのを繰り返していたりするんですよ。

稗田　後ろから前に行きながら、しかも歌いながらマイクパスしてたり。

緒方　そんなことしてたの!?すごーい、知らなかった！

稗田　ここで喋ったから、これから余計に注目されちゃう……（笑）。

守屋　ね。じっと見られちゃうね（笑）。

――リリース後には歌詞を見ながら聴けるようになります。改めて歌詞も踏まえて、この曲をどんなときに聴いてもらいたいですか？

宮原　今まで生バンドで披露させてもらってきたので盛り上がれる曲という印象の強い方も多いかもしれないんですけど、歌詞を読むと、新しい挑戦に向かって「よっしゃ行くぞ、おー！」みたいな気持ちになれるストーリー性があるんですよ。だから、自分を鼓舞したいときとか勇気が欲しいときに聴いて、私たちの仲間の1人みたいな気持ちになって「おー！」ってなってくれたら……と思います。

村上　そうだね。私もライブ前とかに、テンションを上げるために聴いたりもするし。

内山　私も。私、銃撃戦をするゲームをしながらこの曲を流していて。

村上　おー、ピッタリ！

内山　で、敵に見つからないように建物とか草むらの中にじーっと隠れてたら、「突撃だ」ってサビが始まって、「ヤバい、行かなきゃ！」みたいな気持ちになって（笑）。弱気になっていた自分が自然と前に出られたのが、自分でもすごく面白かったです（笑）。

――さて、このシングルに続いて8月にはシングル「デネブとスピカ」のリリースもあり、さらには“Animelo Summer Live”（以下、“アニサマ”）もあったりとこの夏は本当に盛りだくさんです。皆さんはDIALOGUE＋として、どんな夏にしたいですか？

緒方　おっしゃられたように“アニサマ”をはじめ本当にたくさんのライブを予定しているので、「DIALOGUE＋の曲は聴いたことあるけど、ライブを生で見たことはないんだよなぁ」という方にも、私たちの生のパフォーマンスを観ていただける機会が増えると思うんです。私たちはダンスもすごく頑張っているのでそこも観てほしいし、ライブ演出もびっくりするようなものが詰まっていますし、衣装も毎回かわいいし……なのでぜひ、より多くの方に私たちのライブを届けられる夏にしたいです。

鷹村　リリースやライブを通じて、本当に「DIALOGUE＋、めっちゃ聴く！」っていう夏になると思うんです。なのでぜひライブに来ていただいて、一緒にこの夏を楽しみたいですね。それに、今回のシングル曲も含めDIALOGUE＋の曲って明るくて夏にピッタリな曲もたくさんあるので……「今年の夏は、DIALOGUE＋だったな！」と言っていただけるような夏にしたいです！

INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次

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●リリース情報
6th シングル
「恋は世界定理と共に」
TVアニメ「恋は世界征服のあとで」EDテーマ
2022年6月15日（水）発売

■mora
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【初回限定盤（CD + BD）】

品番：PCCG-02131
価格：￥4,400（税込）