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INTERVIEW

2022.04.13

【インタビュー】可愛さ全開の3rdシングルが完成!TVアニメ『このヒーラー、めんどくさい』OP主題歌「ジェリーフィッシュな君へ」の魅力を大西亜玖璃が語る!

【インタビュー】可愛さ全開の3rdシングルが完成!TVアニメ『このヒーラー、めんどくさい』OP主題歌「ジェリーフィッシュな君へ」の魅力を大西亜玖璃が語る!

大西亜玖璃の3rdシングルは、自身が神官カーラを演じるアニメ『このヒーラー、めんどくさい』のOP主題歌「ジェリーフィッシュな君へ」と、カップリングの「Love・Me・Do」を収録。前者は、ボケとツッコミがテンポ良く連続する作品を楽曲でも体現、耳が楽しくなるスラップスティックなポップソング。大西が次々と表情を変えていく七変化なMVも必見である。一方の「Love・Me・Do」は眼前にトキメキが広がるような、とてもチャーミングな楽曲。どちらも大西の愛らしい表現力に満ちている!

『このヒーラー、めんどくさい』のOPテーマと知っていたので、とても可愛らしい印象が意外でした

――「ジェリーフィッシュな君へ」を最初に受け取ったとき、どんな楽曲だと感じましたか?

大西亜玖璃 仮歌も入った状態でいただいたんですけど、『このヒーラー、めんどくさい』のOPテーマと知っていたのでとても可愛らしい印象が意外でした。ラブコメではない作品なので。でも歌詞のところどころで、私が演じるカーラちゃんの表情や、(主人公の勇者)アルヴィンとのテンポのいいやりとりがちらほら見えました。カーラちゃんはクラゲ(=ジェリーフィッシュ)みたいに自由で毒のあるキャラクターですし。それに、(アルヴィンとカーラの)2人は特に恋愛関係へ発展しないんですけど、OPでそう思わせるように煽るというのも作品っぽいかな、と思いました。本編は本当に『トム&ジェリー』のようにドタバタなんですけど。でも、「ジェリーフィッシュな君へ」も、遅刻しそうなときに聴いたら慌てられる、みたいな感じがありますし。あとは、私が可愛いものが好きなので、可愛らしい楽曲を作ってくださったのかな、って思いました。

――大西さんが気に入ったポイントを教えてください。

大西 サビ前の、歌詞カードでは( )内にカタカナで表記されている部分なんですけど。仮歌では棒読みというかロボットのように歌っていて。あまりそういう表現をしたことがなかったので、面白くできたらいいな、と思いながら歌いました、他が元気に歌う感じですけど、そこだけはぐるぐる目が回っているようなイメージで。

――レコーディングはどんな感じで進みましたか?

大西 最初は自分のイメージ通りに自然に楽しく歌ってみたら、「もっとオープニングっぽい感じに」と言われて。「オープニングっぽさとはなんだ?」と結構悩んだんですけど、パワフルにしたり可愛い子ぶったり色々やってみたら、最初の歌い方が選ばれました。欲のない感じで良かった、ということで。いつも、「もう一回」「もう一回」と言われることが多いんですけど、色々なパターンの中から良いものを選んでくれているみたいです。なので素直に歌わせてもらっています。

――少し手の上で踊らされてるような?

大西 そうですね。キャラソンの場合、みんなで合わせるというか、方向性の指示があったので、「本日は晴天なり」や「Elder flower」のときはすごく戸惑いましたし、今もどこが悪かったのかも色々考えるんですけど、もう「そういうものなんだ」と思って(笑)。終わったあとにはすごく褒めてくださるし、信じてやっていくという感じですね。

――では楽曲通り、楽しく歌えたレコーディングでしたか?

大西 私は(作詞・作曲した)俊龍さんの楽曲が大好きで、ゆいかおりさんや小倉 唯さんの楽曲でずっと聴いていましたし、キャラソンではお世話になったこともあったので、いつか自分のソロ曲でも楽曲が歌えたら嬉しいと思っていたんです。今回は純粋にコンペだったと思うんですけど、(俊龍による作詞・作曲)と知ったときは「やったー!」って思ってテンションが上がりました。でも、「ジェリーフィッシュな君へ」を最初に聴いたときは、音も高いし、速いし、「歌えるかな?」とちょっと思いました。ただ、曲が楽しいので、その勢いをもらって難しく考えずに楽しく歌えた気がします。俊龍さんもレコーディングにいらしていて、すごく素直な声なので濁りがなくてとってもいいよ、と言っていただきました。カラオケではバラードとかを歌うことが多かったんですけど、こういう一面も自分に合っていると思える楽曲になって良かったです。

――MVで見られますが、可愛い振り付けもつきました。

大西 1月15日にライブイベント(『大西亜玖璃 First Contact ~1st LIVEのその前に~』)があって、そこで「ジェリーフィッシュな君へ」を初披露する機会があるということで振り付けをつけることになりました。なので、マイクを持っていて片手でも大きく見えて、楽しく踊れる振り付けになっています。

――MVよりもライブで先に振付を披露、というところで緊張はなかったですか? あまりダンスが得意ではないと仰っていますが。

大西 私の覚えが悪くて。脳トレみたいな振りがあるんですけど。

――脳トレ?

大西 間奏のところで、幾何学的な動きというか、右手上げて、左手上げて、右足出して、みたいな。

――しかもリズムが細かいところですね。

大西 サビの振り付けはノリノリな感じでいけるんですけど、体で覚えられないというか、あそこは頭の中にいっぱい「?」が浮かんでいました。(振付を教わった)その日のうちには覚えられなかったです。なので、もう1回リハーサルがあるということで、動画をスローモーションにできるアプリとか使って家で必死に覚えました。でも、覚えてしまったら歌詞も一緒に出てきますし、体力は削られるんですけど、ダンスがあったほうがやっぱり楽しいですね。

次ページ:MVでは素が出ている部分を楽しんでもらえたら

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