【インタビュー】アイドルプロジェクト「STATION IDOL LATCH!」より、双子ユニット・不動 雅役/目黒駅の峯田大夢、綜馬 礼役/目白駅の太田将熙に収録時のエピソードやプロジェクトへの意気込みを聞く

声よし、所作よし、笑顔よし――。山手線各駅の駅員のキャラクターが、業務時間を終えるとアイドルとして活躍するという、類を見ないコンセプトのアイドルプロジェクト「STATION IDOL LATCH!」(通称ラッチ)。現在“運行中”のYouTubeのボイスドラマほか、音楽、ライブなどで、個性豊かな駅員アイドルがそれぞれの街を盛り上げ、パッセンジャー(ファン)を魅了している。

そんな本プロジェクトは、2021年5月に“出発”。10月中旬の段階では23駅・23名のボイスキャストが公開となっていたが、ついに先日、30駅・30名すべてのボイスキャストが解禁となった。

注目度が高まっているなかでリリースされる3rd CD「STATION IDOL LATCH! 03」には、3ユニットによるオリジナルソングに加え、各メンバーの日常が垣間見られるボイスドラマが収録されている。本作に参加している双子ユニット・不動 雅役/目黒駅の峯田大夢、綜馬 礼役/目白駅の太田将熙に、収録時のエピソードや意気込みを聞いた。

「STATION IDOL LATCH!」に参加するにあたって

――「STATION IDOL LATCH!」のプロジェクトのオファーをいただいたときは、どのようなお気持ちでしたか?

峯田大夢 驚きました。「JR東日本監修協力のコンテンツって今まであったっけ?」と。しかも駅の擬人化ではなく、駅員がアイドルというコンセプト。「なんて大きなプロジェクトなんだ!」って(笑)。これはすごいお話をいただけたなぁというのが第一印象でした。

太田将熙 JR東日本の監修協力があるとのことで、壮大なプロジェクトになりそうだなと思いました。先ほど峯田くんも言った通り、擬人化ではなく駅員がアイドルになるというコンセプトも面白いなって。僕は声のお仕事をさせていただく機会がそこまで多くないので、お話をいただけたことがまず光栄でした。アイドルのプロジェクトは「ドリフェス!」以来ですが、3年間「ドリフェス!」をやってきたということもあって、「容易な気持ちで参加してはいけないな」とは思いました。

――「ドリフェス!」以外のアイドルになることに最初は葛藤があった?

太田 そうですね。僕のことを応援してくださっているファンの方には「ドリフェス!」を好きな方も多いので、ここ最近は役者として活動してきたなかで、またアイドルとして作品に携わることに最初は不安がありました。でも今回はアイドルとして活動するというより、綜馬 礼を一役者として演じるんだと思ったら自分の中で腑に落ちたといいますか。役者として学ばせてもらうことがたくさんありそうだなって。

太田将熙

――峯田さんが時折驚きながらお話を聞かれていましたが……。

峯田 そんなに大きな覚悟があったんだって……人それぞれに違う想いがあるんだなと思いました。実は僕たち、今日が“ほぼほぼ”初対面なんです。このご時世ということもあり、収録は別々で行っていて。だからこういった話を聞くのも初めてなんです。

――取材前の撮影で、敬語で会話されていたのが意外だなと思っていました。でも“ほぼほぼ”というのは?

峯田 実は別の作品のオーディション会場で会ったことがあったんです、もう3年以上前ですね。それとは別件で、以前別のマサキくんって人と共演したことがあって、太田くんを見たときにそのマサキくんかなと思ったんですよ。どこか雰囲気が似ていて。それでオーディションが終わったあとに、「この舞台に出てませんでしたか?」って声をかけたんです。僕は確信を持ってたんですよ。そしたら「出てないですね。違う人だと思います」って。「あ~やっちゃった!」と。太田くんとは共通の知り合いが多くて、Twitterとかに「共通の知り合い」として太田くんが出てくるたびに「あのとき間違えた人だ!」ってドキドキしていて。

太田 わははは、そうだったんだ。

峯田 だから今日会ったときに「変な声のかけ方をしてすみませんでした」と伝えました。

太田 僕はてっきり初対面だと思っていたんです。そのときのことをなんとなく覚えていて「ああ、あのときの人だ!」って。

峯田 そうです。僕があのときの人です!(笑)

峯田大夢

――なんだか運命的ですね。

太田 なかなか運命的ですよね。巡り巡って双子の役をやるっていう。

峯田 不思議なご縁を感じてます。まずは今から、敬語をなくしていきたいと思います!

――秘めたドラマがありそうですね。

峯田 本当にそうだと思います!

2人とも“セレブ”。キャラクターとの共通点は?

――峯田さん演じる兄の雅は「元華族の家系出身のセレブで、信念のない人間や怠惰な人間を嫌う潔癖な性格。徹底的かつ厳格に物事を管理することを得意としている。弟の礼を溺愛」。一方、太田さん演じる弟の礼は「人間賛歌を人生の命題としており、ノブレス・オブリージュの精神を持つ生まれながらのセレブ」。お2人とキャラクター、共通点はどのようなところに感じていますか?

峯田 目と眉が近いところくらいですかね(笑)。設定がセレブだったり、信念のない人間が嫌いだったりと、雅は厳格な人間なんですよね。僕はどちらかといえば、そこまで厳格ではなくて。惰性で物事を進めている人に対しても「それはそれでいいな」というか。例えば「ゲームが好き!」というのも1つの信念だと思うんです。1つでも信念があれば良いんじゃないかなって。

太田 僕は似ているところはあまりないかもしれません。礼は“ノブレス・オブリージュ”の精神を持っているのですが、僕はどちらかというと“楽しく生きること”を心がけていて。気楽に構えているので、礼はものすごく余裕があって高貴で憧れますね。ただ、逆に秘めたものを抱えている可能性もあるのかなと。現実離れしたキャラクターなので、自分が演じることで人間味を持たせられたらなと思ってます。

峯田 礼は表情に余裕があるよね(笑)。

太田 そう!そこがすごい!

峯田 雅は礼を溺愛しているので、ファンの方にマウントを取っているところがあって。僕も共演者さんと仲良くなるとファンの方にマウントを取りがちなところがあるので、そこは似てるのかも(笑)。僕、仲良くなってくるとものすごく仲良しアピールをするんですよ。そのうち、キャラクターがマウントを取っていたはずなのに、僕がマウントを取り始めるかもしれない。太田くんのファンに嫌われたらどうしよう……!(笑)。

太田 その域までいきたいですね(笑)。

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