――6月1日のライブで、これまでの活動を1つまとめあげるとして、今後はどういった活動を行っていきたいですか?
みあ ライブタイトルの“もう一度、物語ははじまる”にあるように、常に新しく生まれ変わりながら前に進んでいきたいと思っていて。変わらないんだけど新しくなっていく姿を見てほしいですし、1つの大きな目標としては、カルチャーアイコンになりたいというのがあって。音楽や小説、文芸、漫画、そういった芸術を愛する者として、そういう文化を象徴する存在になれたら嬉しいなと思います。「三月のパンタシアが何かやってるんだったらちょっと興味あるな」とか、自分たちをきっかけに色々な文化に触れてもらえる存在になれたら、音楽を作ったり小説や物語を紡いでいる身としてはものすごく光栄なことだと思っていて。そういう存在になれるように、今後の活動も頑張っていきたいです。
――ということは、これからもまだまだ色々なことにチャレンジしていく意欲があるわけですね。
みあ そうですね。やっぱり自分たちが作ったものを広く知ってもらえたり、聴いてもらえるのは、素直に嬉しいことなので、積極的に挑戦していきたいです。もちろんメインの活動は三月のパンタシアの音楽活動なんですけど、小説のほうも色んなチャレンジを続けていきたいと思っていて。以前に小説家の大先輩の方から「書き続けることが大事」と言われたのが、ずっと心に残っているんです。その方は、才能のある人はたくさん見てきたけど、続けることが難しいと話されていて。でも、すぐにそんなにたくさん書けるものでもないから、小説は苦しみながら作るものなんだって言われて。
――そこに答えがあるんですね、なるほど。
みあ 何時間も悩んだり苦しみながら、その表現に合う一行を見つけたりとか。それってすごく大変なことではあるんですけど、自分の中から引っ張り出したときの喜びもあったりして。そういう自分の中にある言葉を探し続けることと、そのうえで物語を紡ぎ続けることに今後もきちんと向き合って、道を進んでいけたらと思います。
――三月のパンタシアを音楽プロジェクトとして捉えたときに、これからやっていきたいことはありますか?
みあ やっぱり一番は、お客さんの前でライブがやりたい気持ちがどうしても強いです。2020年の1月以来、もう1年半近く有観客のライブができていないので、一番エモーショナルな形で再会できるように今チームで考えているところです。そこまでファンのみんなも待っていてくれたら嬉しいし、私はその日をすごく心待ちにしています。オンライン上でも音楽を楽しんでもらえるような、新しいことをどんどん見つけていきたい気持ちもありつつ、やっぱりリアルのライブもやりたいって強く思いますね。
――なるほど。物語を考える三月のパンタシアとしては、ファンの皆さんと再会する場面も最高にエモーショナルなものにしたいと。
みあ 実は6月1日のオンラインライブも、物語を軸にしたライブにしたいなと思っていて。ここまでの5周年を歩んできた物語でもあり、5年前に「はじまりの速度」というシングルでデビューさせてもらったので、その日はその曲をテーマにした物語を届けようかなと思っています。ぜひ楽しみにしてもらえたら嬉しいです。
INTERVIEW BY 冨田明宏
TEXT BY 北野 創(リスアニ!)
●ライブ情報
三月のパンタシア 5th Anniversary Live「もう一度、物語ははじまる」
6月1日(火) 19:30open / 20:00start
アーカイブ配信期間:2021年6月1日(火)配信終了後~6月2日(水)22:00までの24時間限定でアーカイブ配信!
チケット情報※3種類
視聴チケット:¥3,000(税込)
デジタルパンフレット付き視聴チケット:¥3,840(税込)
FC会員限定 デジタルパンフレット&FC限定特典付き視聴チケット:¥3,840(税込)
※全ての視聴チケットに、ライブ終了直後からのAFTER TALK参加券も含みます。
販売期間:6月2日(水)19:00まで
配信プラットフォーム:Fanicon
公演に関するお問い合わせ:info@fanicon.net
●作品情報
『あのときキスしておけば』
テレビ朝日系にて、毎週金曜23:15〜放送中(一部地域で放送時間が異なる)
出演:松坂桃李 井浦新 三浦翔平
猫背椿 六角慎司 阿南敦子 うらじぬの 角田貴志
藤枝喜輝 窪塚愛流 川瀬莉子 板倉武志
MEGUMI 岸本加世子 麻生久美子
脚本:大石静
演出:本橋圭太、日暮謙、YukiSaito
ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー:貴島彩理(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)
制作:テレビ朝日、MMJ
<三月のパンタシア プロフィール>
“終わりと始まりの物語を空想する”ボーカリスト「みあ」による音楽ユニット。どこか憂いを帯びた「みあ」の歌声で紡がれるストーリーが、ときに優しく、ときに切なく、聞き手の心に寄り添い多くの共感をよぶ。
2016年6月1日にTVアニメ『キズナイーバー』のエンディングテーマ「はじまりの速度」でメジャーデビュー。
2018年からは、みあ自らが書き下ろす小説を軸とし、“音楽×小説×イラスト”を連動させた自主企画『ガールズブルー』をWeb上で展開。“言いたくても言えない気持ち”素直になれない心の詰まりを音楽に昇華し、青春期という多感な季節の揺らぎをポップに描く。
物語の世界観を表現したワンマンライブは人気を集め、2020年1月に開催した自身最大規模となる豊洲PITでのワンマンライブのチケットは即日SOLD OUTに。いま最も注目される音楽ユニットの一つになっている。
(C)テレビ朝日
三月のパンタシアオフィシャルサイト
http://www.phantasia.jp
配信ライブチケット購入ページはこちら
https://fanicon.net/web/tours/3355
「幸福なわがまま」配信リンクはこちら
https://3pasi.lnk.to/Wagamama
三月のパンタシア 公式TikTokアカウント
https://www.tiktok.com/@3pasi_official?lang=ja-JP
『あのときキスしておけば』公式サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/anokiss/
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