ワルキューレ 「LIVE TOUR 2020-2021~ワルキューレはあきらめない!!!!!~」オフィシャルライブレポート到着!

昨年12月より行われていた、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市を巡るZeppライブツアー「ワルキューレ LIVE TOUR 2020-2021~ワルキューレはあきらめない!!!!!~」の千秋楽、1月22日(金)にZepp Haneda(TOKYO)で開催されたライブのオフィシャルレポートが到着した。

アニメ『マクロスΔ』から飛び出した戦術音楽ユニット“ワルキューレ”。2020年12月から行われていた彼女たちの最新ライブツアー「ワルキューレはあきらめない!!!!!」の千秋楽が、2021年1月22日にZepp Haneda(TOKYO)で開催された。

新型コロナウイルス感染防止対策に伴う緊急事態宣言発出を受け、より安全面を考慮し、他公演同様に声を出しての応援制限に加え、着席での観覧ではあったが、一度の延期を経てたどり着いた千秋楽ということもあり、観客のステージを見つめる目には大きな期待が感じられた。そんな中、開幕を飾ったのは「Dancing in the Moonlight」の映像だ。昨年10月の無観客配信ライブ「#エアワルキューレプレミアム」と同じスタートで、「#エアワルキューレ」と今回のツアーが一つにつながっていると感じさせてくれるようでもあった。

観客の気持ちも高まったところで、映像を映していた紗幕が下り、ステージにリアルなワルキューレが登場。自己紹介ナンバー「ようこそ! ワルキューレ・ワールドへ!」で会場の空気を温めると、絶妙なハーモニーと個性が際立つボーカルの「絶対零度θノヴァティック」で、一気に歌が作り出す世界へと聴く人々を引き込んでいく。「破滅の純情」では、クールな美雲ΔJUNNAと伸びやかなフレイアΔ鈴木みのりのボーカルはもちろん、カナメΔ安野希世乃は安定感のある歌声で2人を支え、レイナΔ東山奈央、マキナΔ西田望見がキュートな歌とダンスで場を盛り上げる。CD版では「好・き・よ」となっている歌詞を、東山が「大好き」に変更していたのも印象的。そのウィスパーボイスにハートを打ち抜かれた人も多かったのではないだろうか。

客席へ「これが新年初ライブの人!」「もっと盛り上がれる人!」と拍手を求めたMCのあとは、5人のフォーメーションも見どころの「チェンジ!!!!!」で、キレのあるダンスを見せる。さらに「Absolute 5」では5人の固い絆が改めて感じられるような見事なコーラスワークを聴かせてくれた。

ソロ曲メドレーコーナーは、カナメΔ安野、レイナΔ東山、マキナΔ西田の熱い歌声が響く「涙目爆発音」に始まり、美雲ΔJUNNAとフレイアΔ鈴木のパワフルな歌声に惹きつけられる「LOVE! THUNDER GLOW」、ささやくような歌声が耳に残るレイナΔ東山の「Silent Hacker」、歌でもダンスでもかわいさを爆発させるマキナΔ西田の「おにゃの子☆girl」へと続く。声を出せない観客のために、ピースでうさちゃんマークを作り「からの!」に合わせて上げようという西田の提案に、会場の一体感も上がっていく。メドレーのラストを飾るのは、フレイアΔ鈴木がメインとなる「風は予告なく吹く」。切ない歌声で会場に静かだが力強い風を吹かせ、場の空気をガラッと変えていく。

そのシリアスな空気を引き継ぎ、カナメΔ安野、レイナΔ東山、マキナΔ西田による「AXIA~ダイスキでダイキライ~」では、安野の感情を込めたボーカルが胸に迫る。さらに、バックのスクリーンに流れるバルキリーを見送る姿は、まるでカナメそのものだ。映像とステージのリンクもワルキューレの大きな魅力だが、今回は随所にTV版『マクロスΔ』、『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』や、音楽リズムゲームアプリ『歌マクロス』の映像を盛り込み、客席をより『マクロスΔ』の世界へと引き込んでいくようでもあった。その後の「GIRAFFE BLUES」では、泣いているかのようなフレイアΔ鈴木のビブラート、美雲ΔJUNNAの張り詰めた空気を感じさせる歌声が寄り添いあって涙を誘った。

衣装チェンジを挟んで「恋! ハレイション THE WAR」へ。軽快な歌声とポップさ全開のメロディーに、観客のペンライトを振る手にも力が入っていくのがわかる。新衣装についてと、今後着てみたい衣装のトークを経て、ここからワルキューレの歌声がさらにもう一段階爆発。5声が重厚に絡み合う「いけないボーダーライン」、力強い歌声に圧倒される「僕らの戦場」、スピード感あふれる「Walküre Attack!」、そしてワルキューレの代表曲とも言えるテレビシリーズのオープニングテーマ「一度だけの恋なら」。心を絞り出すように歌う美雲ΔJUNNAの歌声に、胸が締め付けられるようだった。

ここからラストスパートへ! リズムに合わせてジャケットを脱いだ5人は「ルンがピカッと光ったら」に乗せて、ステージ上手や後方のカメラに駆け寄ったりポーズを決めたりと、自由な動きを見せる。コミカルな表情もたっぷりで、ワルキューレのキュートな側面を感じさせてくれる。観客を盛り上げるため、高いジャンプを繰り返すフレイアΔ鈴木のステージングも印象的だった。

最後のMCを挟んで、最新ナンバー「未来はオンナのためにある」を披露。メリハリあるダンスも見どころで、一瞬たりともステージから目が離せない。「ワルキューレがとまらない」では、またしても自由なステージに。わちゃわちゃしたやりとりからメンバーの仲の良さ、信頼関係の強さが感じられ、ほっこりとした気持ちにさせられた。曲中、「諦」の巨大書き初めをフレイアΔ鈴木が突き破る演出もあった。この巨大書き初めは、ツアーを通して日替わりでメンバーが書いてきたものだが、千秋楽では5人が一文字を分担して書き上げたそう。「諦(める)」を「突き破る」ことで、ライブタイトルにもなっている「あきらめない」を表現したのだ。

本編が終わり、会場にはアンコールを求める拍手が響く。だんだんと会場が一体となり、音が合わさって大きくなっていく。

そんな期待を受けてのアンコール。1曲目の「ワルキューレは裏切らない」は、アンコールとは思えないほどパワフルでフルスロットル。千秋楽まで無事にたどり着けたことへの思いが、全身と歌から伝わってくるようだ。最後のMCでは、「誰ひとり欠けることなく千秋楽を迎えることができました。これからもとまらないで、あきらめないで、皆様の元に音楽をお届けする場が持てていければ」(カナメΔ安野)、「歌や元気、笑顔を届ける場所をいただけること自体、私たちにとってのワクチンになっているし、心のワクチンを皆様にお届けすることができたら」(レイナΔ東山)、「皆様の応援、スタッフさんの支え、バンドメンバーさんとワルキューレがいてくれて、素敵なライブができるんだと思っています」(マキナΔ西田)、「生で皆さんに歌を届けられる機会をいただけたこと、本当にうれしく思っています。5人で一緒に走ってきて、この5人が好きだな、最高だなと思えるツアーでした」(美雲ΔJUNNA)と順番に挨拶。ラストになったフレイアΔ鈴木は、美雲ΔJUNNAの言葉を聞いて「うちのJUNNAはかっこいい!」とひと言。続けて少し涙ぐみながら「皆さんが笑ってくれるから、私もフレイアも頑張ろうと思えます。尊い時間をありがとうございました。また、必ずお会いしましょう。皆さん、それまでお元気で!」と万感の思いを口にした。

しかし、まだまだ感動は終わらない。なんとここで、2021年公開予定の『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』の新作映像のみで作られた特報映像が流れたのだ。さらに、特報に乗せて新曲「ワルキューレはあきらめない」も初公開。メインもコーラスもどちらもが際立つ歌声は、一度聞いたら忘れられないほどのインパクトで、美雲ΔJUNNAによる圧巻のロングトーンも劇場版への期待をさらに高めてくれた。

ラストナンバーとなったのは、「笑顔になれる曲」としてフレイアΔ鈴木が紹介した「ルンに花咲く恋もある」。バンドメンバー紹介も盛り込みながら、ポンポンを手にしたメンバーが、満面の笑みで歌い踊る。そして、最後は観客と「ワルキューレポーズ」でお別れ。さまざまな困難を乗り越えて千秋楽までたどり着いた彼女たちは、鈴木の言うとおり「笑顔」でツアーを締めくくった。

鈴木が最後のMCで「劇場版はきっと素敵なスタートを切れるんじゃないかな」と話したように、『絶対LIVE!!!!!!』、そしてワルキューレへのさらなる期待が高まるツアーだった。


●リリース情報
ワルキューレ4th Single
「未来はオンナのためにある」
発売中

【初回限定盤(CD+BD)】
品番:VTZL-173
価格:¥2,700+税

【通常盤(CD)】
品番:VTCL-35315
価格:¥1,200+税

<CD>
1. 未来はオンナのためにある
作詞 : 岩里祐穂 / 作曲 : 齋藤 大 / 編曲 : 白戸佑輔
2. ルンに花咲く恋もある
作詞 : 西 直紀 / 作曲・編曲 : コモリタミノル
3. 恋! ハレイション THE WAR~extended version~(2020 NEW MIX)
作詞:深川琴美・姉田ウ夢ヤ / 作曲・編曲:姉田ウ夢ヤ / ストリングス編曲:倉内達矢
※トラック1、2 Instrumentalを含む5曲を収録予定

<Blu-ray>
フライングドッグ10周年記念ライブ『犬フェス!』ライブビューイング映像
1.オープニング
2.いけないボーダーライン
3.一度だけの恋なら
4.MC
5.ワルキューレがとまらない
(2019.02.02 武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて収録)

©2019 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT

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