リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

INTERVIEW

2020.09.02

『リゼロ』2nd season EDテーマ「Memento」をリリース!nonocインタビュー

『リゼロ』2nd season EDテーマ「Memento」をリリース!nonocインタビュー

ついにこの夏、放送がスタートしたTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season。早くも衝撃の展開続きで話題をさらう本作のEDテーマ「Memento」を歌うのが、2018年にOVA『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』の楽曲を担当して注目を集めた、北海道出身のアニソンシンガー、nonoc。作品に関わる歌手としてはもちろん、一人のアニメファンとして『リゼロ』を愛する彼女が、「Memento」で挑戦した新たな表現とは? 待望の初音源化となる『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』の主題歌「雪の果てに君の名を」、そしてアプリゲーム「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories」の主題歌「Reloaded」を含む、『リゼロ』絡みの3曲について話を聞いた。

――nonocさんは『リゼロ』のOVA作品の楽曲を歌ってきましたが、TVシリーズのテーマ曲を担当するのは今回が初になります。最初にお話をいただいたときは、やはり嬉しかった?

nonoc 喜びもありましたけど、すごくプレッシャーを感じました。『リゼロ』はすごく人気のある作品ですし、TVシリーズは4年ぶりになるぶん、ファンの皆さんの期待も高かったと思うので。やっぱり1st seasonのEDテーマを担当されていたMYTH & ROIDさんを期待されていた方がほとんどだったと思うんです。もちろんどんな形でも、また『リゼロ』の曲を歌わせて頂きたい気持ちはありましたけど、ちょっと恐かったですね。しかも放送が延期になったので、ずっとドキドキしながら放送を待っていました(笑)。

――作品が人気なだけに、責任も余計に大きく感じられたと。今回のEDテーマ「Memento」は、そのMYTH & ROIDのメンバーであるTom-H@ckさんとhotaruさんが楽曲提供してくださったわけですが、最初に曲をいただいたときの印象はいかがでしたか?

nonoc 実はプリプロのときのメロディと、実際にレコーディングしたメロディが全然違うものになったんですよ。『リゼロ』らしい雰囲気はそのままに、レコーディングの直前にメロディもアレンジもほとんど総入れ替えになって、当日に改めて練り直しながら歌を録ることになって。そこでまずワンコーラス歌ってみて、「なんかインパクト欠けるかな?」とか「ここは大げさすぎるからメロディを変えてみよう」とか、本当に現場で話し合いながら作っていきました。

――なぜ、プリプロのバージョンから大きく変更になったのでしょうか?

nonoc Tomさんがプリプロでの私の歌を聴いて「もっとnonocちゃんの声の良さを活かしたい」ということで、音数をあえて減らしたり、メロディラインもシンプルにして、歌詞の意味も目立つようにしたとのことでした。本番のディレクションのときも、私の声は幼く聴こえるので、Tom
さんが「今回の『リゼロ』の曲はもうちょっと大人っぽく聴かせたいから、ささやくように歌ってみて」とおっしゃってくださって。ささやくように歌うと、全体的な音の聞こえ方が低くなって、大人っぽさや妖しさが出るということだったので、めちゃめちゃウィスパーボイスで録りました。楽曲的にも挑戦したことのないジャンルだったので、その時点では完成品がどんなものになるか未知だったんですけど、私の声をすごく大事にしてもらって出来た曲だと思います。

――Tomさんはnonocさんの歌声を聴いた時点で、新しい可能性が見えたんでしょうね。他にTomさんとの制作作業で印象的なことはありましたか?

nonoc 「歌、上手になったね」って言ってくれました(笑)。実はデビュー前に私の歌を聴いていただく機会があったんです。それから1年以上経って、今回お仕事で初めてご一緒することになったんですけど、レコーディングで主線の歌にダブル、トリプルと重ねて歌ったときに、「(主線と)同じものをしっかりと歌えるようになって、適応力が伸びたね」と言ってくださって。「あ、Tomさんもそういうことを言ってくださるんだ」と思って、すごく嬉しかったです。

――ハハハ(笑)。歌詞は冒頭の“繰り返す時を 刻む悲劇を 抱いてまた 始めよう”など、『リゼロ』らしさを感じさせるフレーズが散りばめられていますが、どのように解釈して歌われましたか?

nonoc 実は歌詞もレコーディング当日に決めていった感じで……現場にhotaruさんもいらっしゃって、歌いながら語感の良くないところを変えたいったりしたので、正直その場では歌詞の解釈を仕切れないところがあったんです。わかろうと努力はしたんですけど、今まで私が歌ってきた「Relive」はスバルの気持ち、「White White Snow」はエミリアの気持ちみたいに、誰か特定のキャラクターの気持ちを指すというよりも、誰にも当てはまり過ぎてしまう内容だったので……。レコーディングでも、あまり感情をつけないで歌ってほしいということだったので、逆に誰かに決めなくてもいいのかなと思いました。

――それは自分も感じたところで、この曲は一人のキャラクターに寄り添うものというより、全体を俯瞰するような視点があるのかなと思いました。

nonoc 私もそう思います。エンディング映像を観て思ったのが、誰かから誰かに向けて歌っているパターンもあるかもしれないけど、それだけじゃなくて、過去の自分から未来の自分とか、よくアニメとかである「今、私はあなたの心に直接語りかけています」みたいな雰囲気がある曲だなと思っていて。それとYouTubeのコメントをチェックすると、『リゼロ』の原作を読んでこの先の展開を知っている人が、「この曲はヤバい!」とか「怖っ!寒っ!」みたいな反応をしてくださってることが多くて(笑)。私は先のお話を知らないんですけど、きっと私が思っている以上に歌詞が強く影響してくるんじゃないかと思います。

――あと、この曲はEDテーマということもあって、毎話ごとにフィーチャーされるキャラクターやエピソードの内容によって、聴こえ方が変わってくる部分があると思います。それこそアニメでEDテーマが初オンエアとなった第28話「待ちかねた再会」と、第29話「親子」とでは印象が違いましたし。

nonoc そうですよね。あの回でスバルは両親と会いますけど、それはエキドナに記憶とかを操作されて見せられている夢みたいなもので、実際はスバルの現実ではないわけじゃないですか。「Memento」という曲のタイトルには「覚えていて」とか「忘れないで」という意味があるんですけど、あそこでこの曲が流れることで、スバルに対して「自分の記憶のなかにある大事なことをしっかりと覚えていなさいよ」というような意味が曲でも表現されていたような気がして、すごく重要になったと思います。

――それと歌詞全体としては、過去や記憶に捉われていることからの克服が、ある種のテーマになっているように感じました。

nonoc たしかにフルサイズの歌詞だと、だんだん前向きになっていくところがありますね。自分の殻に閉じこもっちゃって、記憶を忘れたい気持ちだとか、忘れてしまった状況を打破したいという心が見えるような歌詞だと思います。その意味では、現実でも「忘れたい!」と強く願いすぎて過去をなかったことにしたり、第29話でのスバルと両親の会話みたいに、昔を思い出して「ああいうふうにするんじゃなかったな」ってなることもあると思うので、異世界がどうこうだけでなく、現実世界でも共感できるような歌詞なのかなって思いますね。

――例えばnonocさんは、そういった過去だとか掘り起こしたくない記憶を克服したような経験はありますか?

nonoc どうだろう? うーん……私は自分の掘り起こしたくない記憶も、がっつり覚えているタイプなんです。だって忘れたらもう一回同じことを繰り返しそうじゃないですか。そもそも過ちって基本は消せないですし、自分が思っているほど周りは覚えていないものだと思いますし。だから自分がいちばん嫌だと思っていることは忘れちゃいけないし、忘れられないなと思います。……でも、私はそんなにウワーッて頭を抱えたくなるような過去はないです、今のところ(笑)。ありがたいことに、まだ笑い事になるレベル、人に話してスッキリできるレベルのものしかないかなあ。

――あと、この曲は後半の展開も肝ですよね。サウンド的に2番以降は幻想的な雰囲気がさらに増しますし、終盤は同メロのフレーズが延々とリフレインしながらフェードアウトしていくという、スバルの“死に戻り”を彷彿させるような構成になっていて。

nonoc あのリフレインのところは、『リゼロ』のいちファンとしては、あまり良いものとして捉えることができなくて。あそこの歌詞は“砕かれる 砕かれる すべてがゼロになるまで”で一旦終わるんですけど、そこからもずっと繰り返されるから、「まだ終わってないんだ……」という気持ちになってしまうんです。終わりが見えないものを追いたくなるというのは、アニメを観る側としてはわかるんですけど、作品の主人公たちの気持ちに置き換えると、ちょっとかわいそうというか、終わりを見つけたいなというのがあって。

――たしかにスバルの気持ちになるとそうですね。

nonoc そう。こないだ『リゼロ』のラジオ番組(「Re:ゼロから始める異世界ラジオ生活」)にサプライズで出演させていただいたんですけど、そこで声優の皆さんが「『リゼロ』って目的がないからキツいよね」ということを話されていたんです。エミリアには王戦や試練といった目的がその都度ありますけど、スバルはエミリアやレムを助けるために何回も“死に戻り”をしているのに、他の異世界ものみたいに、魔王を倒すとか元の世界に戻るっていう明確な目標がなくて。だからこそ今回の「Memento」のリフレインがすごく引っかかっていて、この先のことを考えると「スバルは幸せになれるのかな?」って思っちゃいます。

――『リゼロ』はスバルや登場人物にとって、とにかくハードで無理ゲー的な展開が続く作品ですものね。

nonoc なので「Memento」も、絶望と切なさと、ちょっと光は見えるけど、やっぱり辛い部分もあるっていう。その繰り返しを表現した、悲しい歌だと思いますし、きっとアニメを観ていくなかで、すごく解釈の変わる曲だと思っています。

――それと個人的には、妖しくも幻想的なサウンドアレンジを含めて、今回の『リゼロ』のキーキャラクターであるエキドナの要素も色濃く感じられる曲だと思います。

nonoc すごくわかります。魔女の無慈悲さみたいな感じがありますよね。エキドナの、人を何とも思っていないような冷たさ、悪気の無い冷酷さみたいなものを、この曲にも感じます。エンディング映像もエキドナ推しでしたし(笑)。不敵な笑みを浮かべていたり、最後のカットでは半分が影になって暗かったりして。あそこはエキドナの二面性、明るくフランクにしゃべるエキドナと、でも力を持っていてめっちゃ恐い部分もあるっていう、彼女の二面性を表しているんだと思いました。

――nonocさんの感情を抑えた歌声だとか、何重にも重ねられたハーモニーも、その雰囲気作りに貢献しているように感じました。

nonoc この曲では、声もかなりたくさん重ねて録っていて、1声に対してそれぞれのハモを三重×2で6本録ったんです。それによって世界観もかなり変わりましたし、それでようやくこの曲のアレンジに私の声がしっくりはまったように思います。それと私も後から聴いて驚いたんですけど、この曲は楽器が全部生らしいです。そこはきっとTomさんのこだわりなんだと思います。

――ちなみにこの曲はMVも撮られたとか。撮影はいかがでしたか?

nonoc 大変でした(苦笑)。私は外ロケ自体が初めての経験だったんですけど、山梨県の山奥まで行って、早朝から夜までぶっ通しで撮影して、天気も安定しなかったし、虫もすごく出るし……実際は山梨ですけど、あれはもう異世界でした(笑)。撮り終えたばかりなので、私もまだ完成形を観てはいないんですけど、期待していただいていいものが出来たと思います。

――あと今回の衣装を見て思ったのですが、ちょっとエミリアっぽいですよね。

nonoc そこは意識しました。私自身、角が生えてますし、2.5次元系みたいな存在感を目指していて、異世界の住人になりたい気持ちもあるので、衣装も意識しています。2期はエミリアがたくさん登場するので、襟元や袖の形もエミリアを意識したものにして、こだわって作らせてもらいました。

――そんなエミリアの気持ちに寄り添う楽曲として作られた、OVA『Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆』の主題歌「雪の果てに君の名を」が、今回のシングルのカップリングで待望の初CD化となります。この曲、作品内ですごく印象的な使われ方をしましたよね。

nonoc 本当にそう思います。私は『氷結の絆』自体がめちゃくちゃ好きで、何回も観ているんですけど、自分が主題歌の作品である以前に「めっちゃいいやん!」みたいな感じで、普通に感動してしまいます(笑)。『氷結の絆』はエミリアとパックの出会いを描いた過去のお話なので、ちょっと不器用で子供っぽい感じを出したくて、この曲の1番は子供時代のエミリアを想像しながら歌ったんです。それが映画で観たときにマッチしているなと思いました。

――なおかつ、そこから2番、3番と楽曲が進んでいくにつれて、楽器の編成が分厚くなって、同時にnonocさんの歌声も大きく変化していくところが、この曲のポイントで。

nonoc はい。1曲のなかでエミリアの成長だとか、心境が変わってだんだん前向きになっていく姿を表現できればと思いながら歌いました。子供時代の1番からどんどんグラデーションになっていって、最後は自分にちょっと自信がついて「私の存在を認めてもらえた」と感じているような、『氷結の絆』という作品の中でも大事になった部分が詰められた曲になったと思います。トラックも楽器の数がどんどん増えていって、最終的にはオーケストラのようにバーンとなるので、それも相まって心をすごく掴まれますよね。

――そう、3番の希望と自信に満ちた歌声がすごくいいんですよね。歌詞も『氷結の絆』に当て書きしたような内容です。

nonoc 雪をイメージしたような言葉だとか、エミリアの気持ちを表現していただいて。特に“名前を呼んでいいかな?”というフレーズが何回も出てくるところは、本当に「それだよ、それ!」っていう感じなんですよね(笑)。物語のなかでいろんな伏線を張ってめちゃくちゃ引っ張ってきたあとの、パックがエミリアのことをリアと呼ぶのが、もう……。最後のエンドロールの“名前を呼んでいいかな?”のところで「いいよー!」って言いたくなる気持ちにさせる曲だと思います。

――これもう完全に歌ってる本人というよりも、ユーザー側の感想ですよね(笑)。

nonoc でも本当に毎回そうで、自分が作品のいちファンとして歌っていきたいというのは、常に思っていることなんです。ファンで、なおかつアーティストだったら、きっとこういうふうに歌うだろうなということを意識しながら歌っていて。正直に言うと『氷結の絆』のお話を知るまでは、エミリアに対してそこまで特別な感情はなかったんですよ。アニメの1期からヒロインとして登場していますけど、わりと謎な部分が多かったですし、どうしてもレムのほうに気持ちがいってしまうところがあったので。でも『氷結の絆』を観て、ジーンとなってしまって(笑)。それこそパックも、それまでは明るくおどけているような印象だったのが、実はお父さんっぽい立ち位置なんだということをすごく感じたし、そこからファーストシーズンの見方もすごく変わりましたね。

――そんなエミリアの心境の変化をしっかりと表現した名曲だと思います。

nonoc そう、名曲なんです! だからライブで歌うときはすごく緊張します(笑)。最初はほとんど私の声だけですし、最後に向かってドーンと盛り上がらなくちゃいけないので。でもちゃんと伝えたいので、しっかり歌いたいなといつも思っていますし、聴いてくださる方には、『リゼロ』という作品を純粋に好きな人が歌っていることを知っていただきたいです。

――それとこの曲、演奏クレジットを見たら、nonocさんとはレーベルメイトの安月名莉子さんがアコギで参加しているところにもグッときました。安月名さんと言えば、以前にOVA『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』の挿入歌「Memories」を歌っていましたし。

nonoc そう、莉子ちゃんもいるんです。めちゃめちゃ難しかったって言ってました。「緊張して、手が震えて弾けなかったー!」って(笑)。でも、ギターが弾けるというのは強みですよね。

――nonocさんもピアノを弾けるんですよね?

nonoc はい、すごく上手なわけではないですけど。元々クラシックピアノを習っていたので、楽譜を読みながらじゃないとよくわからない感じだったんですけど、最近弾き語りを始めて、徐々に練習をしているところです。今はツイッターに弾き語り動画をアップしていたりして、こないだの『リゼロ』の新編集版の最終回の放送に合わせて「Stay Alive」(『リゼロ』1st season後期EDテーマ)のカバー動画を上げたりしました。今後も他の曲のカバーとか弾き語りを、どこかで披露させていただける機会があれば嬉しいです。

――あと、このシングルには収録されないですが、9月9日に配信開始となるアプリゲーム「Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories(以下、リゼロス)」の主題歌「Reloaded」のお話も聞かせてください。この曲はnonocさんが担当した『Memory Snow』のイメージソング「Relive」の流れに連なる、R・O・Nさん提供のエッジーなロックチューンになりました。

nonoc そうですね。作詞もミズノゲンキさんで、「Redo」(鈴木このみが歌う『リゼロ』1st
season前期OPテーマ)からの繋がりがある曲です。「Relive」と同じようにスバルの気持ちを歌っていて、“支配者の手”とか“理解者の目”とか『リゼロ』っぽい言葉がたくさん出てくる曲です。「リゼロス」はスバルくんがいろんな世界線に行って、アニメとは違う視点で物語を体験できるゲームなんですけど、歌詞の最後の“光へと繋がると信じて”には、ゲームの「ダメだったからもう一回“死に戻り”でやり直そう」みたいな部分が入っていると思っていて。遊んでいる側はゲームだからいいですけど、スバルくんからしたら失敗したら死ぬわけですから、めっちゃ辛いし苦しいけど、ちゃんと光を掴みたい、絶対に俺が全部を救うんだ!っていう強い意志を感じる曲だと思います。

――ボーカルにエフェクトが加わることで激しさを演出していたり、nonocさんの歌声にも力強さがありますけど、そのなかでも可憐な凛々しさを感じさせるところが、nonocさんのボーカリストとしての魅力だと思いました。

nonoc ありがとうございます。この曲は札幌でレコーディングしたんですけど、実はレコーディングの当日、初めて吸入器を使うぐらい喉を壊していて。作品の中にそれは表れてはいないんですけど、自分の中ではすごく頑張ったレコーディングだったんです。でも、そのギリギリ感が逆に功を奏したというか、それこそスバルくんの追い詰められて苦しい気持ち、絞り出すようながむしゃらな感じが歌に表れたのかなと思います。ロックってそういう、不器用だけど頑張って歌ってるところにグッときたりするじゃないですか。それがうまく表れたのかなと思います。

――まさに『リゼロ』尽くしの3曲になりましたが、ご自身としてはどんな作品になりましたか?

nonoc 「Memento」は自分の中で初めてに近い挑戦だったので、どう受け取ってもらえるか心配でしたけど、アニメで流れてありがたい評価をたくさんいただいているので、これから先に歌うときも、自分が出したい最高のパフォーマンスが出来るようにしていきたいです。それとこの曲で初めて私のことを知った人が多いと思うんですけど、『リゼロ』のファンの一人が歌っているということを知ってもらうのは本当に大事だと思っていて。自分がアニメファンだからこそ、ファンの方をがっかりさせたくない気持ちが強いので、これからも日々曲に向き合いながら、新鮮なものを届けていきたいです。

INTERVIEW & TEXT BY 北野 創(リスアニ!)


●リリース情報
「Memento」nonoc
9月2日発売

品番:ZMCZ-14012
価格:¥1,200+税

<CD>
1. 「Memento」(TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」2nd season EDテーマ)
作詞:hotaru 作編曲:Tom-H@ck
2. 「雪の果てに君の名を」(OVA「Re:ゼロから始める異世界生活氷結の絆」主題歌)
作詞:烏屋茶房 作曲:ヒゲドライバー、Powerless 編曲:Powerless
他、inst含む全4曲収録

©長月達平・株式会社KADOKAWA 刊/Re:ゼロから始める異世界生活2 製作委員会

関連リンク

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP