リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

INTERVIEW

2020.03.16

台湾での「ミリシタ」の新しい“はじまり”を振り返る! 山崎はるか×田所あずさ×Machico、台北国際動漫節インタビュー

台湾での「ミリシタ」の新しい“はじまり”を振り返る! 山崎はるか×田所あずさ×Machico、台北国際動漫節インタビュー

「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」のイベントステージ“「偶像大師 百萬人演唱會! 劇場時光」製作人感謝祭 in TICA2020”が2020年2月1日、「第八回台北國際動漫節2020」ICHIBAN JAPANブース(台北世貿南港展覽館2館)にて行なわれ、春日未来役の山崎はるか、最上静香役の田所あずさ、伊吹翼役のMachicoらが出演した。今回はイベントに出演した3人にスペシャルインタビューを行ない、現地でのエピソードや「ミリシタ」について伺った。

――今日のイベントを行なってみてどうでしたか?

山崎はるか ファンの方の熱気や雰囲気が日本と違いがなくて、すごく盛り上がってくれました。私たちのライブのパフォーマンスは日本語なのに、ちゃんと反応を返してくれました。だからいい意味でいつも通りに、楽しく「ミリオンライブ!」のステージができたんじゃないかと思います。

田所あずさ 私もいい意味で日本も台湾も違いがないなと思いました。皆さんが日本語でコールを覚えてきてくれたことに感動しました。やっぱり台湾にはなかなか来ることができないので、皆さんがすごく待ち望んでくれていた熱気を感じて、こんなに楽しみにしてくれていたんだとうれしく思いました。

Machico 台湾に来る機会は限られているからこそ、私たちも全力で頑張ろうと思っています。皆さんの応援が力になってパフォーマンスができてるなぁと感じます。謝々!

――今日は初期楽曲を中心に披露しました。皆さんにとってどんな曲であるか、また思い入れが深い曲について教えてください。

山崎 やっぱり最後に披露した「Thank You!」は特別な曲です。日本で「ミリオンライブ!」が始まった頃、みんなで歌う曲だよっていちばん最初にいただいたのが「Thank You!」だったんです。だから今日は自分たちのいちばん最初の頃のことも思い出しましたし、新しく「ミリシタ」が配信された台湾でこの曲が歌えて、台湾の方々にも届けられてよかったなと思います。最後の「あーりがとう」のところも一緒に歌ってくれてうれしかったです。

田所 今日はそれぞれの最初のソロ曲を歌ったんですが、やっぱり最上ちゃんの「Precious Grain」には思い入れがあります。この3人は「ミリオンライブ!」が始まった頃、もう毎月ぐらいの勢いでこの曲を歌っていたんです。だからたぶん、自分たちの曲の中でもいちばんたくさん歌ってるんじゃないかな? それだけ思い出もたくさんありますし、初めて最上ちゃんがもらった大切な曲です。

Machico 私もソロの「恋のLesson初級編」です。私たちは今3曲ずつソロ曲を頂いているんですが、どの楽曲にもその時々のアイドルらしさや気持ちがこもっているんです。この曲はツバッティーの甘え上手なところ、かわいいところがフレーズの端々に詰まっている楽曲です。自分が思う翼の個性である甘くてかわいいところを表現できた曲です。その曲を台湾で歌えて、台湾Pの皆さんも声を出してくれたことがうれしかったですし、この3人で一緒に最初のソロ曲を歌わせてもらう機会が本当に長い間なかったので、自分たちも初心に帰れた気がします。初心に帰りつつ、今できる表現がしっかり見せられたと思います。

――やっぱりこの3人で一緒に歌うのは特別?

Machico そうですねー!

山崎 単独ライブだとアイドルが大勢いるので、この3人はライブが別の日になることが多いんですね。だから「アイドルマスター ミリオンライブです!」と名乗って、ふたりが隣にいるのはうれしいです。

田所 最初からずっと一緒で、「ミリオンライブ!」を引っ張ろうと頑張ってきたメンバーなので。だから一緒に歌えてすごく心強いし。

山崎Machico そうそう!

田所 すごく安心できるメンバーです。

――今日のステージでは、繁体字版「シアターデイズ」限定カードの琴葉、千早、美希が披露されました。ご覧になっていかがですか?

山崎 めっちゃかわいかったです! 美希がタピオカミルクティーを飲んでいるのが台湾だな!という感じがしました。うらやましいです、ほしくなりました。(※小美野Pより補足、限定カードは渋谷や秋葉原などの日本の風景から、海外版に合う絵柄をチョイスしているとのこと)

田所 海外版限定、地域ならではのカードということで、すごく素敵だなと思いました。実際に見て、私が演じている最上静香ちゃんの海外限定カードとかも出たらいいのになと思いました。

Machico すごくかわいかったです! 色使いもなんだかカラフルで、色彩的にも魅力的だと思います。日本でもいつか配信できたらいいのになーと思いました!

――台湾こぼれ話が何かあったら教えていただけますか?

山崎 田所あずさが動画を撮っているとき、新しい衣装にタピオカミルクティーをこぼしました!

田所 でも染みがつかなかったから!

山崎 新しい衣装だから、撥水がしっかりしてたみたいです。

田所 もう嘘! これ嘘です!

Machico あと本番中もなんかあったよね?

田所 あー!「Precious Grain」のとき!「Precious Grain」の間奏で、私がステージ袖に顔を向けるんですね。そのときぴょんさんが変な顔でこっちを見てたんですよ! あれはペナルティです!

――今日はイベントステージでのミニライブでしたが、台湾での本格的なライブをまた見たい台湾Pも多いと思います。

Machico やりたーい!

山崎 前に「(THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS)First Time in TAIWAN」があったんだから、Second Timeがあってもいいと思うんです! あくまで私の希望になっちゃうんですけど、「ミリオンライブ!」には魅力的なアイドルがまだまだたくさんいるので、私の仲間をもっとみんなに見せてあげたいです。

――各言語版の「ミリシタ」をこれから始めるプロデューサーさん向けに、皆さんが声を担当している以外のおすすめアイドルの魅力を教えてください。

Machico 私は百瀬莉緒ちゃんですね。「ミリシタ」をプレイするようになってから、すごく好きになったんです。私はかっこいい系のキャラクターが好きなんですが、「ミリシタ」ではお姉さん属性のアイドルたちのいろいろな面が見られて、声が聴けてきゅんきゅんしてしまいました。プロデューサーのことを大人として考えながら頑張っちゃうところにきゅんとくるんです。

田所 私は豊川風花ちゃん推しです。何がいいかと言われたらまずは天使の歌声なんですが、言われたら断れなかったり、ついついからかったりしたくなるような癒し系の性格もすごく好きで。いつもずっと好きです!

山崎 私は星井美希ちゃんと菊地 真くんと伊吹 翼ちゃんで、美希や翼のような天才型のアイドルが好きなんです。プロデューサーとしての私はアイドルに(自分のことを)すごく好きでいてほしいので、美希や翼ぐらい好き好きしてくれるとうれしいです。そのうえ、アイドルとしては天才的で歌もダンスもうまくて、かわいい!もう最高!アイドルとして100点満点です。で、真くんは普通にかっこよくて好きです!真くんはかわいい女の子に憧れているところがあるんですが、私はかっこいい王子様な真くんが大好きです。

――「ミリオンライブ!」のスタートから7年目を迎えて、アジア各地域でも「ミリシタ」が動き出しています。改めて今の心境や変化について教えてください。

Machico 伊吹 翼ちゃんは私が初めて声を担当したアイドルで、初めて出会った作品なんです。だから「ミリオンライブ!」の一員としてステージに立つときや、ボイス収録をするときは本当に自分の家にいるような気持ちになるんです。最初のうちはどう演じたら翼らしくなるんだろう?と悩むこともたくさんあったんですが、「アイドルマスター」は本当に長い間アイドルと一緒につきあっていける作品なので、年を重ねるごとに自分と翼ちゃんの距離が近づいていることを感じています。それに自分が他の場所で経験してきたことも、翼を演じることに返すことができているし、翼がいてくれるから自分だけでは出せない力がもらえることもあります。なんて言ったらいいのかな、特別すぎる存在です。翼と一緒だったらこれから先も、難しい課題があってもこの子のためなら頑張れる!そんな親心のような気持ちが、昔よりもさらに強くなってきました。

田所 心境の変化はあまりなくて、ずっと大切に想っている存在であることは変わりません。私もデビュー間もない頃から演じているキャラクターなので、一緒に成長してきた感覚が強いです。最初の頃はとにかく必死で、出せる全てを出して必死で食らいついていく感じで、それは今でも変わっていないと思います。自分の成長を最上ちゃんとしても見せたいと思っていて、「ミリオンライブ!」の最上静香役として最高の物を届けられるように。今も昔も変わらずやっております。

山崎 私は765プロの先輩たちのステージを見ていて、ステージの上ではアイドルと演じる人が重なって見えるんだ、そういうものなんだと思って「アイドルマスター」という作品に参加しました。だからライブでさあステージに出るぞ!というGOが出た瞬間に山崎はるかという存在はどこかに行っちゃうぐらいで、ステージにはずーっと春日未来ちゃんとして立っている感覚なんです。そのことは最初の頃からずっと変わっていません。それが「アイドルマスター」という作品の不思議なところだと思います。こんなにも長く、ひとつの作品で演じて、ステージに立ち続けさせてもらえる経験はそうはないと思うので、まだまだこれからも「アイドルマスター」として、未来ちゃんとしてステージに立ち続けていられたらなと思う次第でございます!

Inteview & Text By 中里キリ

©窪岡俊之©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

関連リンク

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP