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INTERVIEW

2019.03.28

18歳限定試写会にサプライズで登場して楽曲を披露!劇場版『えいがのおそ松さん』の主題歌「Good Goodbye」担当 Dream Amiインタビュー

18歳限定試写会にサプライズで登場して楽曲を披露!劇場版『えいがのおそ松さん』の主題歌「Good Goodbye」担当 Dream Amiインタビュー

大人気TVアニメ『おそ松さん』待望の映画化として話題の『えいがのおそ松さん』。本作の主題歌「Good Goodbye」を担当しているのは、これまでにもディズニーアニメーション『ズートピア』の日本語版主題歌を担当するなど、アニメ作品にもかかわりのあるDream Ami。本作公開前に開催された18歳限定試写会ではサプライズで登場して、6つ子と共に今年卒業する高校生たちの門出を祝った。そんなDream Amiに、自ら作詞を手がけた「Good Goodbye」に込めた想いや映画の感想などを聞いた。

――『えいがのおそ松さん』の主題歌を歌うことが決まったときの心境はいかがでした?

Dream Ami 『おそ松さん』はTVアニメも2期まで放送されて、私の周りにもファンの方が多いんです。もちろん私も観たことがありますし、そんな大人気シリーズの映画版の主題歌を歌わせていただけるなんてすごく光栄に思いました。逆に私で大丈夫かなという気持ちもありました。

――「Good Goodbye」というタイトルにはどんな想いが込められているんでしょうか?

Ami まず映画に沿うような歌詞にしようと思いましたけど、悲しいお別れにはしたくないなと思いました。『おそ松さん』の世界観ならではのお別れにしたくて、ポジティブなイメージのタイトルをつけました。

――では、この曲を選んだポイントは?

Ami 映画の製作サイドのほうから「こういうイメージがいいです」という意見をいただいてからレコード会社の方に曲を集めていただきました。私が聴いた段階では10曲くらいに絞られていて、そこから自分で選びました。

――曲を初めて受け取ったときの印象はどうでした?

Ami 今まで私がDream Amiとして歌ってきた楽曲の中にはないリズム感だったので新鮮でした。同時にこの曲をDream Amiの楽曲としてちゃんと歌いこなせていけるかなというちょっとした疑問のようなものもありましたね。でもスタッフの方といろいろ話して、「新しい自分を見せたり、新境地という意味でもこの曲がいいんじゃない?」と背中を押していただいたので、「じゃあその言葉を信じて……」と思って選びましたが、今はこの曲にして良かったなと思います。

――歌詞を書くうえで意識したことを教えてください。

Ami 映画を観て歌詞を書いたので、エンドロールで流れたときにちゃんと映画を振り返って、いろんなシーンを思い出したりできるかなって意識しました。

――歌詞を書くうえでは映画のストーリーを100%意識したということでしょうか?

Ami 映画と関係ないところで聴いてもひとつの楽曲として成立するようにと思っていたので、100%というわけではないんですが……。ただ映画に登場するキャラクターの想いにはかなり影響を受けています。

――作詞して大変だったのはどんなところですか?

Ami どこまで『おそ松さん』の世界観に寄せるか、でしたね。重い歌詞にはしたくなかったんですけど、一般的な「お別れだよね」っていう内容にもしたくなくて。そのバランスの部分がいちばん悩みました。

――実際にレコーディングで歌ってみていかがでした?

Ami 新しい挑戦ではあったんですが、けっこうキーが高いんですね。自分の地声でいくギリギリのところをずっとサビで歌っているので、ライブで歌うとき大変だなって思いました(笑)。

――今開催中のライブツアーでも披露されているそうですが、歌ってみてどうですか?

Ami 大変です(笑)。だんだん慣れてきてはいますが、大変だなって思うので、歌う前はちゃんと発声練習声をするようにしてます。

――でもそのギリギリの声が楽しさとせつなさの良いバランスを生んでいるような気もします。

Ami そうなのかもしれないですね。あとはたぶん、大変だけど自分のいちばん良い声がてるキーだと思っているので、歌うと気持ちいいんです。

――ミュージックビデオ撮影中のエピソードがあったら教えてください。

Ami 今回は6つ子に合わせて6人のキャラクターになっています。撮影に行くまでは6回着替えて、それに合わせてヘアメイクもチェンジするということだったので、すごい大変そうだな、めちゃくちゃ時間掛かりそう、と思っていたんです。でも実際に撮影が始まってみたら、むしろいつもの撮影よりもスムーズに進んで、あっという間過ぎてちょっと寂しかったです(笑)。

――着替えてヘアメイクしての繰り返しですよね。そう聞いただけでも大変そうだなって思います(笑)。

Ami その繰り返しだったんですけど、自分の気持ち的にも着替えることでちょっとリセットされるんです。その気分転換がいつもより多かったので、名残惜しいじゃないですけど、もうちょっとこれで撮りたかった、みたいな気持ちになりましたね。

――着替えて鏡の前に立つのも楽しみだったのでは?

Ami はい、楽しかったです。カツラも2、3体ありましたから、変わっていく様子を自分でも楽しみました。

――いちばんお気に入りだったのは?

Ami くりくりの赤毛は髪型も色もしたことがなかったので楽しかったです。そばかすを書いてもらったので、ヘアメイクで遊ばせてもらいました。緑の衣装もスクールっぽくて、アメリカの高校生みたいな気持ちで撮れて楽しめました。

――それでは映画の中で笑ったり、グッと来たシーンを教えてください。

Ami 笑ったシーンは数え切れないですね(笑)。最初から最後まで「フッ(笑)」って地味に笑ってしまうシーンがいっぱいあって、そこが『おそ松さん』にファンが多い理由のひとつだと思うんですが、そういうところが映画にもたくさんあるんだなって改めて思いました。特に印象的だったのは、18歳の自分たちに会いに行ったときに、それぞれがどう過ごしていたのかを一緒に観るシーンがありますよね。あのシーンはそれぞれ意外な過ごし方をしているんですけど、観ているうちに「ぽいね」と思うところもあってお気に入りですね(笑)。

――特に18歳の頃、意外な過ごし方をしているなと思ったのは誰ですか?

Ami 一松ですね。でもいつもの一松が出てるぞ、みたいなシーンもあって面白かったです(笑)。あとは終盤ですね。6つ子の想いも救われたのかなと思うとジーンとしました。

――6つ子の中でいちばん好きなのは誰ですか?

Ami 私はカラ松かな(笑)。すぐにカッコつけるじゃないですか。でもどこかカッコつけきれてないというか。ちょっとダサいところがかわいいなと思って、実際にこういう人がいたらキュンとしちゃうなと思いながら観ています。

――たしかにダサいけどかわいいです(笑)。では6つ子以外で気になるキャラはいます?

Ami トト子ちゃん。映画でもありましたけど、周りからかわいいかわいいって言われても「うん、知ってる知ってる♥」みたいなところが良いキャラクターだなって思います(笑)。

――公開前に開催された18歳限定試写会にサプライズで登場して、楽曲も歌われましたね。滅多にない機会かと思いますが、いかがでしたか?

Ami 初めての経験で、いつも自分がステージで歌うときの空気とはまったく違いました。でも18歳って大人と子供の狭間じゃないですか。本当にそんな感じがしました(笑)。多分空気を読んで盛り上げようとしてくれつつ、まだちょっと恥ずかしい、みたいな。そういう初々しい空気を感じました。

――ステージでは6つ子にも囲まれましたね(笑)。

Ami 6つ子に囲まれるのは2回目なんです(笑)。1回目よりは慣れているはずなのに、圧がすごかったですね。実際に大きいというのもあるんですけど、6つ子のエネルギーみたいなものを感じてさすがだなって思いました。

――映画での6つ子たちは思春期のこじらせ時期でしたけど、Amiさんの思春期はどんな感じでした?

Ami お仕事もしていましたが、反抗期だったかもしれないです。

――お仕事しながら反抗期?

Ami はい(笑)。中学生で親元を離れて東京に出てきたので、親からすると中2で止まってるんですね。でも「もう大人なんだから!」みたいな感じで、親に「今日1日何してたの?」とか「スケジュール送って」と言われるのがすごくイヤで(笑)。離れているのに監視されている感じがして、けっこう長い間反抗期でしたね(笑)。

――ちなみに反抗期が終わったのは?

Ami うーん……今でも続いてるかも(笑)。

Interview & Text By 佐久間裕子


●作品情報
劇場版「えいがのおそ松さん」

公開中

【スタッフ】
原作:『おそ松くん』 赤塚不二夫
監督:藤田陽一
脚本:松原 秀
キャラクターデザイン:浅野直之
美術監督:田村せいき
色彩設計:垣田由紀子
編集:坂本久美子
撮影監督:福士 享
音楽:橋本由香利
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ
音響監督:菊田浩巳
音響製作:楽音舎
アニメーション制作:studioぴえろ
主題歌「Good Goodbye」Dream Ami(rhythm zone)
配給:松竹

【キャスト】
おそ松:櫻井孝宏
カラ松:中村悠一
チョロ松:神谷浩史
一松:福山 潤
十四松:小野大輔
トド松:入野自由
トト子:遠藤 綾
イヤミ:鈴村健一
チビ太:國立 幸
デカパン:上田燿司
ダヨーン:飛田展男
ハタ坊:斎藤桃子
松造:井上和彦
松代:くじら ほか

<ストーリー>
ある日、高校の同窓会に訪れた、6つ子たち。
ちゃんとした大人に成長し、社会人として活躍する同級生たちとの再会で、対照的な冴えない自分たちの現実に打ちのめされ、やけ酒をあおり、眠ってしまう。
翌朝、目が覚めたおそ松たちは、部屋の異変に気付き、街に出る。目に映るのは、いつもと違うけど、どこか見覚えのある風景。
ここは「過去の世界」ではないかと疑い始めた矢先、デカパンから「6人の中に、この時代に大きな後悔を残している人物がいる」と告げられる。真実を確かめるため、彼らが会いに行ったのは、18歳の自分たちだった…。

●リリース情報
「Good Goodbye」
発売中

【CD+DVD】
品番:RZCD-86806/B
価格:¥1,800+税

<CD>
01. Good Goodbye
02. POSITIVE (Dream Ami version)
03. ヒマワリ (Dream Ami version)

<DVD>
01. Good Goodbye (Video Clip)

【CD】
品番:RZCD-86807
価格:¥1,200+税

<CD>
01. Good Goodbye
02. POSITIVE (Dream Ami version)
03. ヒマワリ (Dream Ami version)
04. Good Goodbye [Instrumental]
05. POSITIVE (Dream Ami version) [Instrumental]
06. ヒマワリ (Dream Ami version) [Instrumental]

© 赤塚不二夫/えいがのおそ松さん製作委員会 2019

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