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INTERVIEW

2018.12.07

人気コンテンツ「温泉むすめ」の4thライブ「“NOW ON☆SENSATION!!”〜聖夜にワッチョイナ Vol.2〜」開催記念!新アーティストインタビュー第1弾、大手町梨稟役・楠木ともり

日本全国に3,000か所あるとされる温泉地の活性化を目的に、各地の温泉をモチーフにしたキャラクターとその声を担当する声優たちがアイドル活動を展開する地域活性クロスメディアプロジェクト「温泉むすめ」。2017年3月に本格始動して以降、現在までに111人にも及ぶキャラクターを創出し、ライブやイベントの開催を軸に、音楽CD、ドラマCD、小説、コミカライズ、この8月にサービス開始したアプリゲーム「温泉むすめ ゆのはなこれくしょん」など、多様なメディアを通じてその世界観を拡散。キャラクターが有馬温泉や道後温泉の観光親善大使に就任するなど、各地方の自治体や温泉地とも連携を取りながら、着実に支持を広げている注目のコンテンツだ。

そんな「温泉むすめ」がプロジェクト発足当初から力を入れているのが音楽。メインのSPRiNGSを筆頭に、そのライバルとなるAKATSUKI、LUSH STAR☆、Adhara、petit corollaといったアイドルグループがそれぞれ個性豊かな楽曲を発表しており、衣装や振り付けなどにもこだわったライブパフォーマンスの評価も高く、今年8月には音楽フェス“SUMMER SONIC 2018”への出演も果たした。そしてこの12月、新しく立ち上げた自主レーベルのJewelry Box Recordsより、2組のアーティストのCDデビューが決定。それが「温泉むすめ」初のソロプロジェクトとなる大手町梨稟(CV:楠木ともり)と、いわき あろは(CV:大坪由佳)、万座千斗星(CV:井澤美香子)、定山渓泉美(CV:小野早稀)の3人で結成された新グループのOH YOU LADY?だ。

リスアニ!WEBでは、彼女たち期待の新鋭を2回に分けて特集。その第一弾となる今回は、大手町梨稟役の声優・楠木ともりに、「温泉むすめ」での活動やその魅力、このたびリリースされるロックな新曲、そして12月22日(土)に出演予定の「温泉むすめ」4th LIVE“NOW ON☆SENSATION!!”〜聖夜にワッチョイナ Vol.2〜」への意気込みなどについて、存分に語ってもらった。

――「温泉むすめ」というコンテンツに対する最初の印象は?

楠木ともり 私の中で温泉と言えば「日本独自の文化を代表するもの」というイメージだったので、初めて知ったときは「一大プロジェクトだ!」と思いました(笑)。私は東京出身の大手町梨稟というキャラクターを担当させていただいてるんですが、自分も東京出身で代々ずっと東京に住んでいる家系なので、東京の温泉をアピールすることができてうれしかったです。でも、実は大手町に温泉があることを知らなくて、お話をいただいたときは「そんなところに温泉があるんだ!」と思って驚きでした。

――大手町梨稟はどんな「温泉むすめ」なのでしょうか?

楠木 見た目は少し幼い感じなんですけど、自分にすごく自信があって「私はつねに頂点にいるのよ」というタイプの子です。都会出身ということにプライドを持ってるので、田舎出身のほかの温泉むすめを少し下に見てしまうところがあるんですけど、実はレトロなものや和のものが好きで、内面はそれほど都会っ子というわけでもないんですよ。わかりやすいツンデレでかわいい子なので、いつも楽しく演じさせていただいてます。

――ベコ太郎さんがキャラクターデザインを担当したビジュアルも、かわいらしいですよね。

楠木 私もめちゃくちゃ好みだったので、キャラクターのイラストをいただいたときはずっと眺めてました(笑)。パッと見は金髪ストレートでリボンをしてて都会っ子っぽい見た目をしてますけど、着てる服は落ち着いた色味が多くて、和柄が入ってるんですよね。いつも眺めながら「本当はこういう服が着たいんだろうなあ」と思ったりしてます。左目の下に星のワンポイントが付いてるのもめちゃくちゃかわいいなあと思って。

――自分自身と似てると思う部分はありますか?

楠木 う~ん……私も生まれてからずっと東京に住んでますけど、梨稟ちゃんの内面と同じで、実は都会っぽい感じよりも別の方向性のものが好きなんですよ。東京のいいところも知りつつ、都会の忙しさに疲れ始めてるところがあって(笑)。

――まだ18歳なのに(笑)。

楠木 緑の多いところが好きなので、一度東京以外のところにも住んでみたいんですよね。それと梨稟ちゃんは夜景を見たり、皇居ランをするのが好きなんですけど、私も夜景を見るのがすごく好きなんです。こう言うのもなんですけど、夜景のキレイさは東京がいちばんだと思うんですよ(笑)。そういう18年間東京に住んできたからこそ「梨稟ちゃん、それわかる!そこが東京の魅力だよね!」と思えるところがたくさんありますし、それはすごくうれしいです。

――同じ東京出身がゆえに共感できるところも多いと。

楠木 はい。でも、梨稟ちゃんを演じたり歌ってるときは、東京を背負ってる重みををすごく感じるんです(笑)。そもそも東京出身の「温泉むすめ」は梨稟ちゃんだけですし、私みたいに東京出身だけど大手町に温泉があることを知らない人もたくさんいると思うんですよ。だから自分が活動することで大手町温泉の魅力をちゃんと届けなくちゃいけないと思いますし、責任重大だなあと思って。

――そんな大手町梨稟を演じるにあたって、心がけてることはありますか?

楠木 とにかく言葉一つひとつを考えて演じてます。例えば、田舎の子にきつくあたるシーンでは、自分の演技を加えることで言葉の意味以上の尖りを出そうと思っていて。でも、ただ尖ってるだけだと生意気なだけの子になってしまうので、デレるところは徹底的にデレるように気をつけてます。梨稟ちゃんを表現するには、そういうギャップ感が大事だと思うんですよね。

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