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2018.10.23

追加キャストにOPテーマの生披露まで、サプライズ満載のステージに! 電撃祭『ガーリー・エアフォース』ステージイベントレポート

追加キャストにOPテーマの生披露まで、サプライズ満載のステージに! 電撃祭『ガーリー・エアフォース』ステージイベントレポート

10月7日、ベルサール秋葉原にて開催された“電撃文庫25周年記念 秋の電撃祭”。その中のメインステージにて行われたのが、2019年1月から放送が開始される、TVアニメ『ガーリー・エアフォース』のステージイベントだ。本イベントには、事前にアナウンスされていた逢坂良太(鳴谷 慧役)や森嶋優花(グリペン役)に加え、多数のシークレットゲストが登場。アフレコの裏話やOPテーマの生披露など、充実のステージで放送開始への期待感をさらに高めてくれた。

まずは逢坂と森嶋、そして最初のシークレットゲスト・大和田仁美(イーグル役)がステージに登壇。それぞれが自ら演じるキャラクターを「慧は謎の敵性体・ザイを倒すためにパイロットを目指している少年。まっすぐな心を持っているので、演じていて自分の中にも熱い気持ちが生まれてくるキャラクターです(逢坂)」「グリペンはザイを倒すべく作られたアニマで、小柄な女の子なんですけど、ラーメンが大好きだったりと食いしん坊でおちゃめな一面もあるんです。(森嶋)」「イーグルもアニマの女の子で、見た目は15~16歳ぐらいだけど、すごく子供。なので監督からも『幼稚園児のように』というディレクションをいただくぐらいの、天真爛漫な女の子です(大和田)」と紹介する。

そして森嶋・大和田が先日、作品の舞台である小松基地で開催された“小松基地航空祭2018”に参加したエピソードが明かされ、スクリーンには写真も投影。戦闘機・イーグルをバックにしたショットが写った際には「すごくない……?」と、大和田が改めての素の反応を示していた。

そしてここで、さらなる新キャスト発表。ファントム役を井澤詩織が、宋 明華役をLynnが担当することが明かされ、そのふたりがそのままステージに登場。こちらも「ファントムは三沢基地から来たアニマの少女で、清楚系なんですよ。お嬢様なんですけど、ちょっとクセのあるキャラクターです(井澤)」「明華は慧の幼馴染みの世話焼きお姉さん。他の子たちがクセが強いなかで、人間らしく感情を表に出すというところを心がけて演じています(Lynn)」とそれぞれのキャラクターを紹介する。
さて、本作はすでにアフレコもスタート。そのアフレコについて、まずは森嶋が「私は、毎週すごく楽しみにしているんです」と切り出し、「私はまだ現場の経験が少ないんですけど、皆さん本当にいっぱい話しかけてくださって、優しい先輩方だなって感動してます!」と感謝を口にすると、井澤は「専門用語とか、カタカナが多くて緊張する」とこの作品ならではの苦労を続け、戦闘機に乗らないLynnは「みんなよく噛まないで言えるな、すごいなぁっていっつも思います」と傍から見た率直な印象を続ける。また、大和田が「呼吸法のディレクションもあるんですよ」と明かすと、そのパイロット独特の“L-1呼吸法”を行っている逢坂が詳細について「3秒息を止めて、一瞬だけ吸うんです」と解説。「ほかはみんなアニマだから耐えられるんですけど、慧は人間だから喋ってないところでその呼吸法を入れるんですよ。だから、喋りながらやると吸い方が混乱するんです」と、この作品ならではの苦労であり、視聴者にとっては注目ポイントとなる点を明かしてくれた。

こうして放送開始をより楽しみにさせたところで、アニメーションPVを初公開! グリペンのモノローグをバックに、スピード感と迫力を併せ持つ航空戦や、生き生きと動くキャラクターを早くも目にすることができた。キャスト陣もカラーで動くさまを目にするのはここが初めてとのことで、「最後のテイクオフのシーンがかっこよかった!(井澤)」「原作の絵もきれいなので、動くと感動しますね。喋っているところも含めて、早く観たいなと思わせてくれるPVでした(逢坂)」など、その場で感じた想いを次々に口にしていた。さらに続けて、TVアニメのキービジュアルも解禁。これには大和田が「かわいいー!」と即反応。逢坂も、グリペンの横に立つ慧の姿を目にして「こういうパイロットスーツって、ちょっと着てみたいんですよね」と憧れを口にしていた。

そして最後に、OP主題歌を森嶋も所属する声優ユニット・Run Girls, Run!が担当することが発表。グループの衣装に着替えた森嶋も合わせて3人が登場し、そのままOPテーマ「Break the Blue!!」をフルコーラスで初披露する。作編曲を高瀬一矢が担当するなどI’ve Soundが手掛けたこの曲は、イントロから徹頭徹尾かっこよさあふれるデジタルチューン。そのビートやシリアスな楽曲の世界観に合わせて、バッキバキに踊る部分も多かったが、その一方でAメロの終盤などしなやかさを魅せる部分もあり、メリハリをつけてこれまでの彼女たちのどの曲とも違うかっこよさを発揮していく。特にダンスの得意な厚木那奈美は、2サビ明けのダンスタイムを筆頭に、表情含め凛々しさと力強さをあわせたパフォーマンスを展開。その強さ・凛々しさは3人の歌声にもしっかり存在。林 鼓子が受け持つ2-Aメロのソロの歌声も非常に力強くかっこいいもので、森嶋もサビを中心に堂々とセンターを張り、役者としてだけではなくアーティストとしても『ガーリー・エアフォース』の世界を表現していった。

歌唱後、再度登壇したキャスト陣からは賞賛の言葉が続く。またLynnからの「振付もちょっと、戦闘機飛んでるような感じが……」との言葉に、森嶋が「実は、本当にそのとおりなんです!」とうれしそうな表情をのぞかせる。そして楽曲については、かっこよさに加えて「歌詞にはアニマの女の子の気持ちを表現してるのかな?っていう言葉も散りばめられていたので、そういう部分も気持ちを込めて歌わせていただきました」とキャストも務める彼女ならではの言葉を語ってくれた。

そしてこの日登壇の面々から、最後にひと言ずつメッセージ。「新情報も多くて、私もワクワクしたステージでした。私自身乗り物好きなところがあるので、戦闘機が飛ぶアニメに出られるっていうのが楽しみで……皆さん、期待していただいて、大丈夫です!(大和田)」「私も放送までの3ヶ月が待ち遠しいです。私たちも引き続き、迫力ある戦闘シーンから基地での日常まで楽しんでいただけるよう、アフレコで一生懸命に命を吹き込ませていただきます!(森嶋)」「今日は僕が男性ひとりですけど、作品には魅力的な男性も登場して、汗臭い・泥臭い戦闘シーンもあるので……全然ハーレムモノではありません!楽しく熱く、燃える作品に仕上がっています!(逢坂)」などと作品への想いを語ったところで、3ヶ月後のTVアニメ放送開始に向けてぐいっと期待を高める濃密なステージは、幕を降ろしたのだった。

Text By 須永兼次


●作品情報
TVアニメ『ガーリー・エアフォース』

2019年1月放送開始

【STAFF】
原作:夏海公司(電撃文庫刊)『ガーリー・エアフォース』
監督:小野勝巳
シリーズ構成:永井真吾
キャラクター原案:遠坂あさぎ
キャラクターデザイン・総作画監督:今西 亨
メカニックデザイン・戦闘監修:大河広行
音楽:I’ve Sound
制作:サテライト

【CAST】
鳴谷慧:逢坂良太
グリペン:森嶋優花
イーグル:大和田仁美
ファントム:井澤詩織
宋明華:Lynn

<イントロダクション>
突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施した「ドーター」と呼ばれる兵器。操るのは、「アニマ」という操縦機構。それは——少女の姿をしていた。鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ・グリペンだった。人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。

OPテーマ:
Run Girls, Run!「Break the Blue!!」
作詞:RINA 作曲/編曲:高瀬一矢

© 2018 夏海公司/KADOKAWA/GAF Project

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