TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのPulse Craft Information 第7回

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フジムラトヲル、石川智久、松井洋平からなるテクノユニット、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND。『ウィッチクラフトワークス』『トリニティセブン』『プリズマ☆イリヤ ドライ!!』『魔法陣グルグル』など、数々のアニメ作品に劇伴や主題歌、キャラソン等の楽曲を提供し、近年、アニソン・シーンにて大きな活躍を見せている。大ヒットを記録したTVアニメ『おそ松さん』のEDテーマ「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」の作詞・作曲・編曲を手がけたことでも知られている。

そんな彼らの連載『TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのPulse Craft Information』は、《お気に入り》《影響》など、彼らが受けた様々なインプットをアウトプット=《報告》するという内容だ。TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDはどのような活動をしているのか?メンバーは一体どんな人物なのか?……魅力的な楽曲を次々と生み出している彼らの実態が今明らかになる!?

アニソン・シーンの最先端で活躍している彼らの初となる連載。
第7回は、TECHNOBOYSのメンバーに大きな影響を与えたあの名曲が登場!!

■『TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのPulse Craft Information』前回の連載はこちら
■『TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのPulse Craft Information』これまでの連載はこちら

Craft Report / TECHNOBOYSの活動報告

梅雨の足音が、ひたひたと聞こえて来そうな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

どうも、リーダーのフジムラトヲルです。

最近のTECHNOBOYSはといいますと、大きな山を越えたら、また大きな山があって驚いた。そんな制作の日々を過ごしております。

そしてその山々が、いろいろと発表になってまいりました。

まずは、今夏放送開始のTVアニメ『魔法陣グルグル』の劇伴とエンディング曲をTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDが担当することになりました!

さらに、今年の8月26日上映開始の映画『劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』の劇伴を、加藤達也さんと共に、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDが担当いたします!

と、と、ということは、現在発表されているだけで、TECHNOBOYSの2017年夏は、『賭ケグルイ』に『魔法陣グルグル』に『プリズマ☆イリヤ』にと、3本の劇伴と1曲のエンディング曲をを担当するという事態に。
されているだけで……ね。

そしてそして、久しぶりのライブが決定!

6月2日、代官山LOOPにてUnlimited toneさんの10周年記念ライブに、ゲストとしてTECHNOBOYSが出演いたします。ビルボード東京での共演が縁で、呼んでいただきました。ツーマンライブなので、たっぷりと演奏する予定です。

【Unlimited tone 10th anniversary対バン企画 ~出会ってくれてありがTONE!!~】

6/2(金):@代官山LOOP
開場:18:30 開演:19:00
席種:全自由
チケット価格3500円

※別途ワンドリンク代
※学生は500円OFF(当日会場の受付で学生証の提示でキャッシュバック)
※小学生以上有料/未就学児童無料(大人1名につき子供1名まで同時入場可)

ありがtoneアーティスト:TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
http://lineblog.me/unlimitedtone/archives/13133446.html

Unlimited tone『うたたねサンシャイン』のレビューはこちら

まぁ、とにかく、あれですよ。
温泉に行きたい。

そんなこんなで、今月のTECHNOBOYSハイレゾ情報は、『good night citizen』です。

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND『good night citizen』

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDが2014年にリリースした、約7年半振りの2ndアルバム。
CDもリリースされましたが、こちらは、プロデューサー佐藤純之介氏がハイレゾ用に再マスタリングしております。

自宅でハイレゾ版をチェックした時、これほど音像を広く感じることが出来るのかと驚いたことを、今でも鮮明に憶えています。
TECHNOBOYSが、ハイレゾに開眼するキッカケになったアルバムでもありました。

e-onkyo musicで配信が始まると、その後約1年間にわたり「CLUB/ELECTRONICA」部門で一位に君臨するという、ありがたいこともございました。

まだ、お聴きでない方はぜひ!
損はしません。得しかしません。

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
good night citizen

HAOKK
2014.04.14

FLAC・WAV 96kHz/24bit MQA Studio 96kHz/24bit

ハイレゾの購入はこちら

e-onkyo music

Favorite Pulse / TECHNOBOYSのお気に入り

TECHNOBOYSのメンバーが自分のお気に入りを紹介する「Favorite Pulse」、今月はフジムラトヲルでございます。

僕の大好きな落語家「桂 枝雀」。
枝雀師匠の落語を初めて聞いたのは、CDからでした。

私は大阪出身なので、勿論枝雀師匠の存在は知っていましたし、落語もテレビ番組「枝雀寄席」などでも見たことはあったのですが、まだ野球とゲームにしか興味のなかったフジムラ少年の記憶には、印象深いものではなかったのです。

で、10年程前、ひょんなキッカケで枝雀師匠の「代書」という噺をCDで聞いたのですが、これがまぁ面白いのなんのって。
噺に入る前の「まくら」からオチまで、笑い通し。まさに衝撃でした。
何が驚いたかって、こんなに落語って面白いのかと同時に、枝雀師匠の落語はとてもリズミカルで音楽的だということ。
2、30分にわたる壮大な1曲を聴いている感じなのです。

それから、枝雀師匠の落語CDを聞き漁り、どんどん落語自体にも興味を持つようになったのでした。

後にとある居酒屋で、たまたま隣合ったドラマーの方に、そのことを熱弁していたら、ふと一言、「僕、枝雀の息子なんです。」と。
なんとその方は、当時ミュージシャンで、今は落語家になられた「桂りょうば」さんでした。
それから色々と仲良くさせていただき、イラストレーターの福田透さんと3人でトークイベントを行うまでに。

いつか、りょうばさんの落語を聞きにいきたいなぁ。

Influence Information / TECHNOBOYSへの影響

TECHNOBOYSのメンバーが影響を受けた音楽からハイレゾリリースされている作品をご紹介。
今回、松井洋平がオススメするのは TM NETWORK 「Get Wild」(1987)

TM NETWORK 『Get Wild』

リリースから30周年を迎えたTM NETWORKの10th Single。
アーティストではなく楽曲の周年記念でこれほど盛り上がることもあまりないのでは。

それほどまでにインパクトの強い楽曲がTDマスター音源からのハイレゾ化。
ヴァイナルが針を切りつけながら音を走らせていた中学生当時を思いながら聴きました。

まず一聴して感じるのはやはり音場の広さ。圧縮感が一切なく、すっきりと仕上げている印象でした。
踏みしめるKICKとDX Bassが生むグルーヴが上物に埋もれずはっきり聞こえる。
シーケンシャルのT8とオーバーハイムのマトリックス12がサウンドの肝だったんですね。
このあたりはまさに今のTECHNOBOYSとの共通点を感じてうれしいです!

サビの歌裏のシンセリフなんて僕は当時は聞き取っておりませんでしたし、ギターフレーズの耳コピのしやすさたるや、菊池(TPG初期のギタリスト)に聴かせてやりたい。

縦横奥の3次元的な音の配置にいかにこだわっているかを感じてしまいます。
これが、当時にしては圧倒的な音数ながら、欲しい音が響いてくるTMサウンドの妙の一因だったのでは。なにより、このサウンドの中心にあるのが宇都宮さんの声であることがしっかりと理解できます。

アスファルトの方がタイヤを切りつけるという、出足から都会の情景を鮮烈に焼き付ける歌詞。
最初の3音で哀愁を表現するイントロと、同じ降下音で野生を印象付けるサビという計算されたメロディー。
シンセを中心としながらも、きらびやかだけでなく芯の太いまさに”CITY”×”HUNTER”なサウンド。
何も怖くはないはずです。

30年の時を得て現代の曲のように響く音は、まさしくタイムマシーンそのものでした。

では次回の『TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのPulse Craft Information』もお楽しみに!

TM NETWORK
Get Wild

Sony Music Direct(Japan)Inc.
1987.04.08

FLAC 96kHz/24bit

ハイレゾの購入はこちら

e-onkyo music
mora

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2016TPG_MAIN

TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
トラックメーカー・フジムラトヲル(Ba/Syn/Vo)、作曲家・石川智久(Pf./Syn/Vo)、作詞家・松井洋平(Gt./Syn/Vo)からなるテクノユニット。現在まで2枚のオリジナル・アルバムをリリースしており、その活動範囲は海外にまで及ぶ。細野晴臣氏が音楽監修を務めた2007年の映画『EX MACHINA -APPLESEED SAGA-』を始めとして、『ウィッチクラフトワークス』『トリニティセブン』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』『紅殻のパンドラ』『プリズマ☆イリヤ ドライ!!』『賭ケグルイ』『魔法陣グルグル』など、数々のアニメ作品に劇伴や主題歌、キャラソン等の楽曲を提供。ユニットだけでなく、個人として作品に携わることも多い。宇都宮隆氏、松岡英明氏、浅岡雄也氏ら、時代を創ったボーカリストとのコラボレーション・ナンバーや、TVアニメ『おそ松さん』のEDテーマ「SIX SAME FACES ~今夜は最高!!!!!!~」など、制作したそれらの楽曲は大きな話題を呼んでいる。

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