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INTERVIEW

2018.04.11

メジャー1stアルバム『Hi-Fi POPS』が完成!ORESAMAインタビュー

メジャー1stアルバム『Hi-Fi POPS』が完成!ORESAMAインタビュー

2017年5月にTVアニメ『アリスと蔵六』のOPテーマ「ワンダードライブ」で再メジャー・デビューして以降、ディスコやエレクトロの要素を取り入れたモダンなサウンドでアニメ音楽のシーンに新しい風をもたらしてきたORESAMA。誰もが笑顔で踊りだしたくなるそのポップで華やかな音楽性は、待望のニューアルバム『Hi-Fi POPS』でさらなる進化を果たしている。「ワンダードライブ」「Trip Trip Trip」「流星ダンスフロア」というシングル曲に加え、振れ幅の広い新曲でさまざまな側面を見せてくれる本作について、ぽんと小島英也のメンバーふたりに大いに語ってもらった。

――『Hi-Fi POPS』はお二人にとってメジャーでは初のアルバムになります。完成した今のお気持ちはいかがですか?

小島英也 いいものができたという実感がありますね。去年に「ワンダードライブ」でメジャーデビューさせていただいてから3枚のシングルを速いペースでリリースして、ORESAMAとしても短期間で成長できたし、あらためて自分たちの音楽を知ることができて。そういうものをちゃんとみせることの出来る12曲を揃えられました。

ぽん 今のORESAMAをギュッと詰め込むことができたし、今できることはやりきったと思います。

――『Hi-Fi POPS』というタイトルにはどんな思いを込めたのでしょうか?

ぽん タイトルは私が決めたんですけど、いろんなアイデアを出していくなかで「ハイファイ」という言葉がいいなと思ったんです。最初は響きだったんですけど、「純度が高い」とか「原音に忠実」という意味合いがあるので「『Hi-Fi』というキーワードはどうですか?」と提案したら、そこからみんなが「いいね!」となって、タイトルやアートワークのアイデアも広がってどんどん加速していったんです。

小島 僕の中で「ハイファイ」という言葉は「音が良い」という印象なので、音の面でもものすごくハイファイに仕上げましたね。それにちょっとレトロな感じも漂わせる言葉だし、「鮮明」とか「画質がキレイ」というイメージもあったので、今のORESAMAを忠実に反映するような意味合いも込められたらと思って。

――アルバムは本作のリード曲でもある「Hi-Fi TRAIN」から始まります。ORESAMAらしいディスコポップ感があって、アルバムの幕開けにふさわしい最高に楽しい楽曲ですね。

ぽん うれしいです!この曲は最初から「アルバムのリード曲を作ろう」というコンセプトで作り始めたんです。これまでのシングルは3曲ともアニメとの出会いで生まれた楽曲なので、(タイアップ作品の)原作がありますし、映像的に見せることができるじゃないですか。その曲たちを引き連れていくために、この曲は私が原作というイメージで歌詞を書いたんです。けっこう悩んでしまって史上最多の書き直しをしたので、出来上がるころにはもうかわいくて仕方なかったですね。

――歌詞の内容としては「新しいスタート」への思いがストレートに描かれている印象を受けました。

ぽん 今まではがむしゃらに突き進む感覚だったんですけど、最近はよりたくさんの人を私たちの新しい世界に連れていきたい気持ちが明確になってきたんです。なので「ORESAMAがこれからみんなをどう引き連れていくか?」ということを考えながら書きました。

――「トレイン」というテーマはどこから生まれたのでしょうか?

ぽん 今までのMVでいろんな乗り物が出てきたんですけど、電車はまだ出てきてなかったし、私にとっていちばん身近な乗り物は電車なんですね。日常から非日常に飛び出していく乗り物という意味では、私の中では電車がいちばんふさわしいと思ったんです。

――サウンド面ではどんな工夫をこらしましたか?

小島 僕は歌詞を書かないですけど、みんなを引き連れて出発するアルバムのリード曲というところを音で表現したいという気持ちがあったんです。なのでディスコ的なシンセを入れ込みながら、加速感のあるイントロで電車が走っていく様子だったり、ORESAMAらしい宇宙感を表現しました。それと特にこだわったのがサビのメロディで、僕は普段、サビの頭はいちばん高い音を置くことが多いんですけど、今回は下からだんだん上っていくようなメロディにすることで、階段を駆け上がったり加速してる感じが出るアプローチにしたんです。音的にはDiscoや渋谷系、future系と呼ばれるようなものを参考にしましたね。

――MVも今までのORESAMAの集大成的な内容になってますね。

ぽん いちばん最初にシングルとしてリリースさせていただいた「オオカミハート」から「流星ダンスフロア」までのすべての要素を散りばめていただいたうえで、ORESAMAのこれからを描いていただいてたので、すごく感慨深かったですね。それと今回のアルバムの初回盤には今までのすべてのMVが収録されるので、そういう意味では耳でも視覚でもORESAMAのポップスを楽しんでもらえるし、今までチームで取り組んできたものを全部連れていくことができてすごくうれしいです。

――アルバム用の新曲としては3曲目の「cute cute」が、これまでのORESAMAにはなかったテイストのサウンドで新鮮でした。

小島 このアルバムを作ってるなかで、どんなトラックを作ってもぽんちゃんの声が入るとORESAMAになる確信を持てたので、この曲では僕が前からずっとやりたかったエレクトロスウィングというジャンルに挑戦したんです。今まで聴いてくれてた方にとっても驚きのある曲になったと思いますね。

――エレクトロスウィングは以前からお好きだったのですか?

小島 ダフト・パンクからの系譜でフレンチハウスを聴いてるなかで、そういうアーティストにエレクトロスウィングをやってる人がいて、昔からカッコイイなと思いながら聴いてたんです。なかなかやるタイミングがなかったんですけど、今回はアルバムだからこそ自分のやりたいことや昔から挑戦してみたかったことも入れられると思ったし、むしろそういうものを入れていきたかったので一歩踏み出してみました。

――この曲のぽんさんの歌声はいつもより大人っぽいし、スキャットみたいなフレーズも入っててめちゃくちゃカッコイイですね。歌い方で何か特別なディレクションは?

小島 この曲は少なかったですね。それは僕の想定してた150パーセントぐらいの歌をぽんちゃんが歌ってくれたので。

ぽん やったあ!

小島 サビの“愛していてよ”の後のロングトーンはキレイにビブラートがかかってるんですけど、何回歌ってもそのビブラートを出すので「すごいなあ」と思いましたね。それを聴いてこの曲はすごくなる確信を持ったので、今回はぽんちゃんにお任せして歌ってもらったんです。

――歌詞はどんなイメージで書かれましたか?

ぽん この作品はメジャーでは最初のアルバムということで、ORESAMAの自己紹介になるような一枚にしたかったんです。なので歌詞の面では感情の振り幅がけっこう激しいんですよ。いろんな私の姿を見せたくて。生きていたらずっと同じ感情ではいられないじゃないですか。ちょっとすねたり、前向きになったり、悲しくなったり。そういういろんな気持ちのなかで「私もあなたも生きていく、それはきっと同じだよ」というメッセージを込めた歌詞をこのアルバムのために書きたくて、できたのがこの「cute cute」という曲なんです。この曲は小島くんからどんな曲がきてもそういうテーマで歌詞を書こうと思ってたんですけど、想像以上の曲がきてビックリしました(笑)。

――アルバムのなかで描かれるさまざまな感情を象徴するような曲だったんですね。

ぽん なのでほかの11曲の歌詞やタイトルもたくさん散りばめていて、制作は楽しかったですね。

――歌詞の“わたし”と“あたし”の部分で歌い分けもされてて、遊び心がありますよね。

ぽん ありがとうございます。そこも楽しかったです!

――サウンド面でも小島さんが間奏でジャジーなギターソロを弾かれてて、新しい挑戦を感じました。

小島 サックスの音に感化されてギターのフレーズを足して、ギターと歌とサックスの絡み合いを意識して作っていったんです。

――4曲目の「綺麗なものばかり」はインディー時代に発表された曲ですが、今回あらためてアルバムに収録したのは?

ぽん それは私の希望だったんです。ORESAMAはポップで明るいという特徴があるんですけど、アルバムではポップスでありつつもそれだけではないところを見せられると思ったし、自己紹介という意味も込めてこの曲も絶対に入れたかったんです。

――その決して明るいだけではない、センチメンタルな部分は続く5曲目「誰もが誰かを」にも反映されてるように思います。この曲は新曲ですよね?

ぽん この曲は実は「綺麗なものばかり」と同じくらいの時期に作ったので、2年ぐらい前には生まれていたんですけど、収録するのは今回が初めてになります。私はその頃から「楽しいORESAMA」という面以外にも自分の内面の深いところを歌詞で表現したいと思い始めて、歌詞を書いては小島くんに送るということをやってたんですね。それで曲をつけてもらったんですけど、シングルのカップリングに入れると少し違う伝わり方になるかなと思って、今回のアルバムのタイミングで収録することになりました。

――自分の内面の深いところを表現したかったとのことですが、この曲ではどんな気持ちを書かれたのですか?

ぽん 今って現実の対人関係以外でも、SNSとかいろんなツールで、自分ではない誰かを簡単に演じることだってできるじゃないですか。それが救いにもなるけど、自分を苦しめてしまうこともあると思うし、そういうことはけっこう身近にあると思うんです。それが良いのか悪いのかは人によるし、時と場合にもよると思うんですけど、そういうことを歌詞で表現したかったんです。

――それが本当の自分の気持ちを偽ってでも相手に好かれようとする、切ないラブソングとも取れるような設定として描かれてますね。

ぽん 自分だけの世界でなりきってる場合もあるかもしれないですけど、対人関係のなかで誰かを演じてる場合は、自分が好かれたいという気持ちがあるからそうしてることがほとんどだと思うんです。この時期はそういうことをすごく考えてたので、こういう歌詞が出来上がりました。「誰もが誰かを」は単純にずっと完成させたかった曲だったので、このタイミングで表現できたのがうれしかったです。

――サウンドもクールかつ緊迫感あるトーンですね。ストリングスの音が良いアクセントになってて。

小島 普段だと暗い歌詞のときは明るく歌い飛ばすような曲が多いんですけど、今回はわりと歌詞に寄り添って、その世界観をそのまま表現しようということで、クール目の緊迫感あるトラックにしました。それとこの曲は4つ打ちとストリングスのフレーズが最初にできて、そこからはものすごいスピードで完成したんですよ。なのであのフレーズはこの曲の顔だと思います。

――小島さんの作る曲には毎回どこかしらに印象的なフレーズや音が入ってますよね。

小島 作り方が基本そこからなんですよね。もちろんメロディから作ることもあるんですけど、基本的にカッコ良いワンフレーズや1小節を作ってから曲を作り出すので、そういう意味では自分も印象に残るフレーズを入れるような曲作りをしてると思います。

――加えてこの曲では、ぽんさんのブレスが効果音的に使われてるところも印象的です。

小島 あの部分はもともと市販で売ってるボーカルサンプルを使ってたんですけど、レコーディングのときに実際にぽんちゃんのブレスを録って、それを編集してパーカッション的に入れたんですよ。

ぽん 小島くんは私の歌を楽器として使ってくれることがあるんですよね。「cute cute」も楽器に近い扱いだったり、前に発表した「Waiting for…」(「流星ダンスフロア」のシングルに収録)では歌にすごくエフェクトをかけたり、切り刻んでリズミカルにしたりとか。私はそれがトラックにも参加できてる感じがしてうれしいんですよ。

――ぽんさんの声は特徴的なので、単純に素材としても優れてるんでしょうかね。

小島 どんなシンセを使うよりも声を編集した音の方がカッコ良いし印象的なんですよね。そういう意味ではシンセみたいに波形の一種として歌を使うというか。しかもそれがメインで歌ってる人の声であれば調和も生まれるし、世界観もより深くなるので、ORESAMAに関してはガンガンやろうと思ってます。

ぽん どんどん使ってください(笑)。

――その頃に作ったけどお蔵入りになってる曲はまだあるんですか?

ぽん けっこうありますよね。

小島 うん、ありますね。

ぽん まだ日の目を見ていない好きな曲もたくさんあります。

小島 新しいのを作りたくなっちゃうんですよね。でもタイミングが来れば発表したいです。

――9曲目の「ハロー・イヴ」も今回が初出の新曲になりますが、この曲はどんなイメージで作られたのですか?

小島 これは春の曲ですね。

ぽん 動機は単純なんですけど、アルバムが春のリリースだし、私たちにはこれまで春の曲がなかったので、そういう曲を作りたいねということで。この曲は私の詞が先で、それを小島くんに渡して曲ができたという流れでした。

小島 僕も今回はアルバムということで新しいアプローチをしたくて、普段はさっきも言ったように印象的なフレーズから曲を作ることが多いんですけど、この曲はキーボードだけで先にメロディを全部作ったんです。それといつもはぽんちゃんの歌詞に対してメロディをつけるときに、字数を細かくリクエストして調整してもらうことが多いんですけど、今回はなるべくそのままでメロディを作るようにして、そこから春っぽいトラックを作ったんです。

――歌詞をそのまま活かしたいというのは、何か思いがあったのですか?

小島 歌詞が来た時点でぽんちゃんの思いが全部詰め込まれてると思ったし、僕がそれに口を出せばその感情的な部分に少なからず手を加えることになってしまうので。今回はぽんちゃんが伝えたいことをなるべくそのままハイファイに表現したくて。

ぽん 今まではそうではなかった?

小島 曲によってはどうしてもリズムを意識しなきゃいけない部分があるからね。でも、いつもはトラックを先に作ってしまうので、今回はわりと自由にメロディが作れました。

――この曲の歌詞も「Hi-Fi TRAIN」のように新しい世界に踏み出すような内容になってますね。

ぽん 春というと気持ちが別れに引っ張られがちな部分があるかなとも思うんですけど、出会いの季節でもありますし、そういうなかでより日常に寄り添った新しい出会いや期待感をメインに書きたいなと思ったんです。

――個人的には“長い冬がとけた世界はとても広くて”という部分が、ORESAMA自身の今の状況も踏まえた内容のように感じました。

ぽん ありがとうございます。自分自身が冬が終わった頃の空がすごく広い感じが好きなんです。このアルバムではいつも以上に映像的に感じられるものを意識したかもしれませんね。

――サウンド的にはロボ声風のコーラスが入ってるのもおもしろいですね。

小島 この曲は柔らかくて春ぐらいの温かさがあるトラックをめざして作ったんですけど、できたときに良いけどもう一味ほしいと思ったんですね。それで、もともとロボ声の部分はぽんちゃんに歌ってもらうつもりだったんですけど、トラックが全体的にアナログ系の音だったので、出来心で一回デジタルボイスを試してみたら、最初は「ん?」と思ったんですけど、聴いているうちにこれはアリだなと思って(笑)。アルバムだからこそ新しい音の調和も試したかったし、挑戦的な意味も込めてそのまま活かすことにしたんです。

ぽん でも、機械的なものと春のポカポカしてるところは真逆な感じだし、そこはなんで入れてみようと思ったんですか?

小島 今度はこっちから質問が飛んできた(笑)。それは、春は希望に満ち溢れて素敵な季節だと思うけど、僕の場合はそれと同じぐらい不安もあるから、ちょっと不安定な部分をチラつかせようと思って。曲的にもBメロで不安定なコードを入れてたりするし、あのロボ声も悪魔の声みたいに不安を煽ってくるような声というか。

ぽん なるほど。

――そして最後はインディー時代から歌われてる楽曲「銀河」で締め括られます。

ぽん この1年は小島くんがいろんなジャンルに挑戦したり、ORESAMAとしていろんな扉を開いてきたなかで、「銀河」はライブでもいちばんORESAMAらしい空気を作れる曲だと思ってるので、私はこの曲でアルバムを締めたいという気持ちがあって。アルバムの曲順はみんなで話し合いながら基本は私が決めたんですけど、「銀河」が最後というのは言い続けてましたね。

――「銀河」はライブでも必ず歌われてますものね。やはりご自身にとって特別な曲なんですか?

ぽん ライブだと特にわかるんですけど、みんなが楽しんでたり、いい気持ちでいるのがすごく伝わってくる曲なんですよ。私たちはずっとそういう雰囲気のライブをしたいと言い続けてるので、その想いの象徴が「銀河」という曲なんです。この曲でORESAMAのことを知ってくれた人も多くて、思い入れは深いですね。

――「綺麗なものばかり」と「銀河」の2曲は今回アルバムミックスで収録されてますけど、音的にはどんな部分に手を加えたのですか?

小島 「綺麗なものばかり」はギターを再収録してて、他にもシンセを入れたり、ベースも音を作り直してます。メジャーデビューしてからは全体的に音がより洗練されてきたので、そこに合わせたいなと思って、トラックも全部ミックスし直しました。

――「銀河」の方は?

小島 シンセをプロデューサーの佐藤(純之介)さんが所有してる実機のモーグに差し替えていただいたり追加していて、去年1年やってきたORESAMAの音になるようにミックスし直してます。「綺麗なものばかり」のギターはフレーズもかなり変えてるし、「銀河」も意識して聴いたら音が追加されてるのがわかるかもしれないので、そういう楽しみ方もできると思います。

――自分たちにとって大切な「銀河」という曲を、今のORESAMA仕様にアップデートしたミックスで締め括ることによって、「Hi-Fi TRAIN」で描かれている「今までのORESAMAも引き連れて未来に行く」という部分が表現されているように感じました。

ぽん 欲を言えば「銀河」でウズウズして、また「Hi-Fi TRAIN」から聴いてほしい気持ちがあるんですよ。

小島 マスタリングのときに曲間の長さを見ていくんですけど、ぽんちゃんは12曲目と1曲目の間をすごく気にしてたんですね。いちばん最後の曲が終わって、また最初の曲が始まるまでの間を気にしてて、そこからもエンドレスで聴いてほしいという気持ちが伝わってきましたね。

ぽん でも、結果としてそこは聴く機材にもよるということになりまして(笑)。ただ、気持ちとしては何回もリピートして聴いてほしいですね。Blu-rayの音もそうですし。

小島 Blu-rayに収録してるMVの音は全曲ハイレゾになってるんですよ。昔に収録した曲もCD音質しかなかったものを今回マスタリングしてハイレゾにしてて、数値的にはCDよりBlu-rayのほうが音が良くなってるんです。もしよかったらCDの「流星ダンスフロア」とBlu-rayの「流星ダンスフロア」を聴き比べて楽しんでもらえたらと思いますね。

――本アルバムのリリース直後の4月15日(日)には、東京・恵比寿 LIQUIDROOMでのワンマンライブ「ワンダーランドへようこそ ~Hi-Fi PARTY in LIQUIDROOM~」も決定しています。

小島 今回もすごく大事なアルバムなので、ひとりでも多くの人たちと一緒にリリースパーティーでお祝いしたいし、僕はライブというのは新しい曲が生まれる場所だと思ってるんですよ。生楽器も入るのでその場の雰囲気でアドリブを入れてみたり、お客さんの声やクラップが乗ることで、曲が新しくなるという感覚があって。まだライブでやってないアルバムの新曲もやるので、どんなライブになるのか楽しみですね。

――さらに今夏には「Animelo Summer Live 2018 “OK!”」への出演も発表されました。アニサマには初出演になりますが、意気込みはいかがですか?

ぽん 私たちは出演するアーティストさんのなかでも少し異色だとは思うんですけど、一瞬でも会場をディスコフロアにできたらいいなと思います!去年は客席から見させていただいてたんですけど、光の海が本当にキレイで、その中心で歌われてる方々の輝きが美しいなあと思ってたので、緊張もしますけど楽しみですね。

小島 僕は正直な話、規模が大きすぎて想像ができないので、いい意味で挑戦的にいけたらと思ってて。普段のORESAMAが出せたらいいなあと思いますね。

――ぜひミラーボールも用意して、さいたまスーパーアリーナをダンスフロアに変えていただけたらと思います。

小島 特注で作りましょうかね(笑)。

ぽん それって1個で足りるかな。

小島 すごく大きいのを作らないといけないね(笑)。

Interview&Text By 北野 創


●リリース情報
メジャー1stアルバム
『Hi-Fi POPS』
4月11日発売

【初回限定盤(Blu-ray付)】

品番:LACA-35715
価格:¥3,600+税

【通常盤(CD)】

品番:LACA-15715
価格:¥3,000+税

<CD>
01. Hi-Fi TRAIN
02. 流星ダンスフロア
03. cute cute
04. 綺麗なものばかり (Album Mix)
05. 誰もが誰かを
06. 耳もとでつかまえて
07.「ねぇ、神様?」
08. Trip Trip Trip
09. ハロー・イヴ
10. SWEET ROOM
11. ワンダードライブ
12. 銀河 (Album Mix)

<Blu-ray>
01. オオカミハート
02. ドラマチック
03. 乙女シック
04. 銀河
05. ワンダードライブ
06. Trip Trip Trip
07. 流星ダンスフロア
08. Hi-Fi TRAIN

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