激突!きらりんロボvsグラッシー帝国最終兵器・グラッシーロボ!!「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 すぷりんぐふぇすてぃばる 2018 DAY1」レポート

アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」初の単独イベント「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 すぷりんぐふぇすてぃばる 2018 DAY1」が3月3日、千葉・舞浜アンフィシアターにて開催された。

3日の公演には緒方智絵里役の大空直美、安部菜々役の三宅麻理恵、五十嵐響子役の種﨑敦美、佐々木千枝役の今井麻夏、上条春菜役の長島光那、北条加蓮役の渕上舞、及川雫役ののぐちゆり、諸星きらり役の松嵜麗、堀裕子役の鈴木絵理が出演した。

イベントオープニングは、まずはキュート、クール、パッション各属性2人ずつが「ぴにゃこら太絵かき歌」を歌いながら登場。残りの種﨑、渕上、鈴木の3人はといえば、アンフィ特有の円形ステージ中央の床下から、謎の生き物・ぴにゃこら太と共にせり上がって登場した。種﨑たち3人はそのままスケッチボードを手にぴにゃこらスケッチに挑戦。のんびりお花見中のぴにゃを描いた渕上、一見アバウトなタッチに見えて味わいがあってきちんと特徴を捉える種﨑、長島直伝だという効果線で迫力を表現した鈴木と、3人揃ってかなりうまく描けているというちょっと意外な結果に。種﨑は追加で、練習中に落書きした「ぴにゃ響子ら太」(ぴにゃこら太風の響子?)も披露して拍手を集めていた。

「ふきだしくえすちょん」のコーナーでは、このイベントのために描き下ろされた「シンデレラガールズ劇場」カラーコミックのオチの吹き出しをキャスト陣が考えるパネル大喜利に挑戦。解答順が後ろになるにつれて、解答者による(コミックに登場する)加蓮、響子、ユッコ(堀裕子)らのモノマネ大会っぽくなっていたのはシンデレラ一門ならではだろうか。三宅、今井、鈴木のチームが模範解答をサイキック的中させた場面では会場から大喝采が上がった。さらにこのイベントのために制作された「シンデレラガールズ劇場」のアニメショートエピソードを上映。イベント日にちなんでお雛様に扮したアイドルたちの姿のかわいさに、プロデューサーたちからは熱いどよめきが上がる。そんなプロデューサーたちのリアルなレスポンスを、キャスト陣も楽しんでいた。

「クイズ シンデレラガールズ劇場」のコーナーでは、「第1話にて緒方智絵里がつけていた動物のカチューシャは何のカチューシャ?」」といった難問の数々にシンデレラたちが挑戦!ところがこのクイズコーナーそのものが、壮大な前フリだった。ラストの「スターライトステージは今年で○○○!」(正解は3周年)という問題に全員が協力して正解すると、メインスクリーンには告知ムービーが。ゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」3周年特別記念イベントが2018年9月8日・9日、ヤマダグリーンドーム前橋で開催されることが発表されると、会場は驚きの声に満たされた。なお、同イベントは同年11月〜12月に予定されているドーム公演「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE」とは完全に別枠の、性格が違うイベントになるようだ。詳細は後日発表予定だ。

「デレ劇」だからこその楽曲の自由度


そして後半は「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」楽曲を中心としたミニライブパートだ。ライブでは各属性チームが「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」1期・2期の各月ED曲を披露。種﨑・三宅・大空のキュートチームは「キラッ!満開スマイル」と「Blooming Days」を歌った。ちょっと新鮮な顔ぶれのこの組み合わせだと、種﨑演じる響子の圧倒的正統派ヒロイン力に驚く。響子として歌に集中した途端、まとう空気までがらりと変わってアイドルゲージがふりきれるような感覚は彼女ならではのものかもしれない。そこに大空のちょっと線が細い守ってあげたくなるキュートさ、三宅の元気いっぱいでうさみんそのものの表現が加わると、それぞれのカラーがさらに際立ってとても楽しい。キュートチームのダンスに関しては、ダンスが得意な“(今井)麻夏先生”に教えてもらったことでキレが増したとのことだ。


渕上・今井・長島のクールチームは「エチュードは1曲だけ」と「秋めいて Ding Dong Dang!」を披露。「エチュードは1曲だけ」の叙情性はちょっとこぶしを効かせた渕上の表現豊かな歌唱にぴったり。「秋めいて Ding Dong Dang!」は一転元気いっぱいなパフォーマンスで、モンキーダンスっぽい振付の時の今井の動きがめちゃくちゃ元気でキレッキレな様子から、千枝のはしゃいだ感じが伝わってきた。3人も話していた通りクールタイプとしては新鮮な2曲だったが、楽曲のタイプが幅広いからこそ、この3人の歌唱のハイレベルさと引きだしの多さを改めて感じる。渕上は「これからのクールはセクシーも取り入れながら頑張っていきたいと思います」と冗談っぽく宣言していた。


鈴木・松嵜・のぐちのパッションチームは「SUN♡FLOWER」と「Snow*Love」を披露。「SUN♡FLOWER」はまさにパッションを体現したような楽曲だが、松嵜が初めて歌ったと話すと会場からは驚きの反応が。それだけ彼女ときらりがパッションを代表するような存在のひとりとして定着している証だろうか。「Snow*Love」は元気で楽しいハッピーなパートと、透明な歌声を美しく響かせるパートを行き来する振り幅の大きさが魅力だった。松嵜とのぐちの間に小柄な鈴木が入って躍動する感じは、きらり、雫とユッコの立ち姿のバランスにイメージが近いようにも感じた。

そして特に“スペシャル”な披露だったのが、松嵜による「きらりんロボのテーマ」だ。「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」第11話EDの同曲はまさにスーパーロボットの世界。松嵜の気合の入ったパフォーマンスはパワフルでキラキラした表現で、鋼の拳をふるうきらりんロボの勇姿が見えるようだ。そして、間奏には全ての人類に眼鏡をかけさせて支配しようとするグラッシー帝国・グラッシーハルナに扮した長島がステージに乱入!この星を征服しようとする巨大ロボ・きらりんロボと、グラッシー帝国最終兵器・グラッシーロボの戦いを演技と光の演出の力で再現して見せた。この間奏「演出」は松嵜が意見を出しながら長島と一緒に練り上げたとのこと。その光景は「シンデレラガールズ」初期のマチアソビイベントなどを思い出す感じで、こういう良い意味でのゆるさを今ステージで出せたのは、「シンデレラガールズ劇場」ならではかもしれない。

ラストの挨拶では、トークやバラエティコーナーの多い構成のイベントに呼ばれたことに、今井やのぐちが緊張していたことを明かしていた。だがのぐちがアピールしていた“(大喜利で自分は)空回りすることは多いけど、自分では大喜利に自信を持っている”という個性については、今後も注目してみたい。

そしてイベント全体を締めくくるラストナンバーは「お願い!シンデレラ」。今回のイベントはかなりバラエティ色に寄せた内容だったが、舞浜アンフィシアターの特徴的な円形シアターをシンデレラたちが楽しそうに自由に動き回る姿を見ていると、自然と4年前の「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!」の記憶がよみがえってくるのは、積み上げてきた歴史の分厚さがなせるものだろうか。間奏で全員が一列に並んで、ステージ前のライブビューイングカメラに向かって順番に飛びこんでいくようにアピールしていったのは新鮮な見せ方で、こういうアピールをさせると渕上の投げキッスや松嵜のきらりポーズは抜群にうまいのだった。

最後は松嵜の音頭で「アイマスですよ、アイマス!」。翌3月4日、メンバーを一部変えてのDAY2の模様も後日レポートするので、あわせてチェックしてほしい。

Text By 中里キリ

アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 すぷりんぐふぇすてぃばる 2018 DAY1
2018.03.03 千葉・舞浜アンフィシアター

セットリスト
M01:ぴにゃこら太絵かき歌(THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS)
M02:キラッ!満開スマイル(大空直美・三宅麻理恵・種﨑敦美)
M03:エチュードは1曲だけ(今井麻夏・長島光那・渕上舞)
M04:SUN♡FLOWER(のぐちゆり・松嵜麗・鈴木絵理)
M05:きらりんロボのテーマ(松嵜麗)
M06:Blooming Days(大空直美・三宅麻理恵・種﨑敦美)
M07:秋めいて Ding Dong Dang!(今井麻夏・長島光那・渕上舞)
M08:Snow*Love(のぐちゆり・松嵜麗・鈴木絵理)
M09:お願い!シンデレラ(THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS)

©BNEI/しんげき

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