初披露のソロ曲で、プロデューサーを笑顔に! 『THE IDOLM@STER MILLIONLIVE! M@STER SPARKLE 02-03』発売記念イベント レポート

11月12日、横浜ベイホールにて『THE IDOLM@STER MILLIONLIVE! M@STER SPARKLE 02-03』の発売記念イベントが開催。この秋リリースされたアプリゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』のCDシリーズ2枚のリリースイベントであるこのイベント、MS02からはMachico(伊吹 翼役)、香里有佐(桜守歌織役)、斉藤佑圭(永吉 昴役)、諏訪彩花(徳川まつり役)が、MS03からは大関英里(佐竹美奈子役)、駒形友梨(高山紗代子役)が出演し、ライブ・トークの両面から楽しい時間をプロデューサーにくれた。本稿では昼夜2回公演のうち、昼公演の模様をお伝えする。

開演時間を迎えたところで、Machicoのタイトルコールに続けて6人全員が登壇し自己紹介とご挨拶。担当アイドルならではの言葉を織り交ぜる出演者をはじめ、久しぶりの登壇にうれしそうな表情を見せる斉藤に、自身のあだ名になぞらえて「“ベイ”ホールですね!」のひと言で大歓声を巻き起こした駒形など、それぞれのアプローチでプロデューサーの心をつかむ。

ここからは進行がMachicoから大関・駒形へとバトンタッチすると、まずは今回のCDに収録されたそれぞれのソロ曲についてのトークコーナーへ。今回はライブ曲も盛りだくさんのため、昼の部ではBOX抽選により引き当てられた3人がその楽曲についてのエピソードを語っていくことに。
なかでも、「いやー、毎回毎回すごいんですよ」と切り出したのは、諏訪。「プリンセス・ア・ラ・モード」について「今回も激しい」と語りつつ、そのなかでも「今回は“まつり感”よりも姫を前面に押し出していて、お姫様のかわいいと思うものをギュッと詰め込んだキュートな歌」と解説していた。その他出演者陣は、この曲の中毒性を話題に。大関が、リハ後にMachicoがサビのフレーズをずっとリピートしていたことを暴露すると、まつり曲の持つ「クセになるヤバさ」について語っていた。ちなみに諏訪のお気に入りポイントは、楽曲途中でワルツのようにリズムの変わる部分。「コロコロ変わる曲調が魅力的」と語っていた。
そのほか、斉藤は「HOME RUN SONG♪」に珍しく存在する昴のセリフについて触れ、「歌のときのテンションでセリフを言うと、キャラに“似ない”」と語り出演者陣の同意を得、大関はハイスピードな「満腹至極フルコォス」について「美奈子らしく“満腹感のある歌”になるように、全部地声で歌えるキーにしていただいた」とレコーディング秘話を明かしていた。

続いてはバラエティコーナー「アウトオブシアターデイズ」。またまた抽選BOXから「どこで」「何を」といったシチュエーションを引き、最後「誰が」で指名されたアイドル役の出演者が、そのアイドルらしいひと言セリフを披露する――というもの。「このコーナーいります?(諏訪)」などと出演者たちから次々と難色が示されるなか、大関が「できるよね? 香里ちゃん?」とキラーパス。そして当然「ええっ!」と驚く香里。「1番だけは引かないでください……」と懇願するも、「それってフラグって言うんだよ?」と駒形が煽る。
そんな流れからスタートした1回目の抽選。「タイムスリップした江戸時代で」「お風呂に入りながら」との設定で、くじを引いた大関が発した言葉は、「ごめん……“桜守”……」。大歓声に包まれる会場。横浜ベイホールの奇跡、ここに爆誕である。
先輩にアテンドされる形でステージ中央に立つと、入浴中のエチュードから「いい湯でござるなぁ……」と謎の“江戸時代語”を織り交ぜつつ、「こんな心地の良いお風呂に入ったあとは、とっても楽しい歌をうたいたくなるわ♪ うふふふふ♪」とまとめ、出演者陣からは「かわいいー!!」との声が。にもかかわらずなぜかくずおれた香里だったが、直後にその後「うまくできなかったので……ぜひお手本を先輩たちに」とハードルを上げるカウンターを繰り出す。
その後は「月の上で」「ミリシタをやりながら」というシチュエーションで、「手袋が邪魔」とリアルなポイントを織り交ぜた駒形に、「満員電車で」「百万円を手にしつつ」との設定で、札束でまわりの客の頬を叩きつつ最後は翼らしく「満員電車ってことは……ゼロ距離、ですね♪」と締めたMachicoと、それぞれが苦戦しながらもミッションを全う。最後にそのMachicoから、香里に「こうやって人って強くなる」との言葉がかけてられていた。

さて、ここからはMS02・03のソロ曲をそれぞれ披露するライブコーナー。まずトップバッターを務めたのはMachicoには、「ロケットスター☆」の曲振りから翼が降臨。彼女らしいまっすぐに飛んでくる歌声を響かせる。パフォーマンスもキュートさ強めのもので、サビではタイトルになぞらえて星を描く振付も。さらにイントロや曲ラストの決めポーズでは、『ミリシタ』内コミュでのポーズも織り込み、黄色に染まるフロアを前に心底楽しそうなステージを展開。そのフロアを埋め尽くす、プロデューサー諸氏のコールも初披露にしてバッチリだ。

続けてステージに登場した諏訪は、もちろん「プリンセス・アラモード」を披露。クラシカルなイントロから始まるこの曲では、まつり姫らしいきゃるんとしたポーズが決まったところで曲調が一変。トランス調のハイテンポな楽曲に合わせて彼女が舞う。サビを中心に随所に盛り込まれた手をひらひらと返す振付でフロアを盛り上げる一方で、ワルツ調になるBメロではしとやかさを、落ちサビでは強めのキュートさを届け、トーク中に語っていた“姫感”を見事表現。プロデューサーも2-Aメロの「HO! HO!」をはじめ、大きなコールを返して彼女を支えていた。

今度はステージには斉藤が登場。「HOME RUN SONG♪」のイントロで、早くもフロアからはクラップが起こる。そのイントロや頭サビを歌ったあとの振付は、バッターボックスに入ってから見事ホームランを打つまでの昴を描いたものだ。その割に楽曲のテイスト自体は激しすぎずポップで、パフォーマンスで彼女の快活さを、ボーカルでは彼女の声質のかわいらしさをそれぞれ活かした1曲に仕上がっていた。そしてトーク部でも話題に挙がったラストのセリフは「最高だぜ、プロデューサー!」とこの日仕様に差し替えられて、スカッとこの曲を締めくくっていた。

そしてステージに大関が登場すると、彼女の「満腹至極フルコォス」で再びステージにはにぎやかさが戻る。大関も早口満載のこの曲を楽しそうに乗りこなしつつ、歌詞にそのままリンクする部分が多かったり、2サビ明けの間奏では曲のテーマに合わせた千切りのような振付が織り込まれていたり視覚からも楽しめるパフォーマンスを届けていく。そんな部分も含めてみんなで楽しめまくるこの曲は、ある意味ライブで真の完成を見た曲だったのかもしれない。

続く駒形が歌う「Only One Second」は、高らかにかっこよく歌い始められたナンバー。紗代子としては珍しい系統の激しいロックチューンだが、決意の込められた歌詞にまっすぐな歌声を乗せて、プロデューサーのもとへと飛ばしていく。パフォーマンスの面では、ダンスは少ないが見せるべきポイントはビシッと決めるメリハリの付いたステージングを見せる。終盤には笑顔ものぞかせつつフロアを見やるひと幕もあり、歌いきった際の表情は達成感のある、実に気持ちの良さそうなものだった。

そしてラストを飾る香里の「ハミングバード」で、その雰囲気はガラリと変わる。そのイントロとともに登場した彼女は、笑顔でスポットライトを浴びるとこの曲ならではの温かくたおやかなボーカルを披露。特にサビ頭、サウンドがピアノのみになる部分でのボーカルの映え方が、音源以上に印象深い。一方ダンスは、バレエステップのような間奏部をはじめ、伸びやかかつ滑らかなもの。そんななかで特に目を引いたのが、彼女のキラキラの笑顔。そう、とてつもない笑顔力をもって、彼女はソロ曲パートのトリを見事に務め上げたのだった。堂々と歌いきった彼女へ、もちろんプロデューサーからは賞賛の大歓声。香里が残りの出演者陣を呼び込むと、先輩・斉藤はハグをして彼女を称えていた。

イベントも終盤に差し掛かり、各曲の初披露を終えた出演者からそれぞれコメントが。「リハではへにょへにょだったんですが、皆さんの応援があったから最後まで歌えました。ありがとうなのですー!」と諏訪を筆頭に、それぞれが思い思いに感謝の言葉を口にする。ソロゾーンのラストを飾った香里は、2回目の披露となる「ハミングバード」について「プロデューサーさん一人ひとりの顔が見えるライブは初めてなので、気持ちが伝わってきて沁みました」と振り返る。また斉藤は、最後のひと言について「『ここ、遊べるな』って思ったので、毎回違うことを言うと思います」と触れると、冒頭のスイングの振付のためにバットを持ってスイングの練習をしたとの裏話を明かし、「昴は野球が得意なので、かっこよくスイングがしたかった」と初披露への意気込みを語る。そして最後に「アイマスのライブって、楽しいですねー!」と明るく締めくくっていた。

最後にMachicoの「次の曲は、感謝の気持ちも込めて」との曲振りから、『ミリシタ』のテーマ曲「Brand New Theater!」を全員で披露。プロデューサーも声を上げる、サビ前のコールなどで場内の一体感がさらに上がり、盛り上がりも最高潮に! 3対3に分かれてのフォーメーションや、サビ終盤でのわちゃわちゃ感も、プロデューサーの感じる楽しさをさらに引き上げてくれていた。
歌い終わるとアイドルたちはステージから降壇。名残惜しそうに思い思いの色のペンライトを振るプロデューサーたちに斉藤が「まったなー!」とひと言告げ、イベントは幕を下ろしたのだった。

時間にして1時間強ながらも、楽曲の裏話の披露されたトークに各アイドルの個性を感じられたライブにと、内容の詰まっていたこの日のイベント。これからも続いていくミリオンスターズの物語に、そして生で感じられる彼女たちの今後のパフォーマンスに、さらなる期待が高まる時間となった。

Text by 須永兼次

THE IDOLM@STER MILLIONLIVE! M@STER SPARKLE 02-03発売記念イベント
2017.11.12@横浜ベイホール
【SET LIST】
M1.ロケットスター☆ / Machico
M2.プリンセス・ア・ラ・モード / 諏訪彩花
M3.HOME RUN SONG♪ / 斉藤佑圭
M4.満腹至極フルコォス / 大関英里
M5.Only One Second / 駒形友梨
M6.ハミングバード / 香里有佐
M7.Brand New Theater! / 全員

©窪岡俊之 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ©BNEI/PROJECT iM@S

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