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INTERVIEW

2017.12.26

TVアニメ『血界戦線 & BEYOND』音楽担当・岩崎太整インタビュー

TVアニメ『血界戦線 & BEYOND』音楽担当・岩崎太整インタビュー

内藤泰弘の人気コミックを原作とするテレビアニメ『血界戦線 & BEYOND』。異世界と現世が繋がった混沌の街〈ヘルサレムズ・ロット〉を舞台に、その均衡を守るべく活動する秘密結社ライブラの活躍を描く、ボンズ制作の痛快無比なアクションストーリーだ。今回は前シリーズ『血界戦線』(2015年)に続き、同作の劇伴音楽を担当する音楽家の岩崎太整に取材。ジャズ、ヒップホップ、R&B、ブルース、ラテン、ブラジル音楽……あらゆる要素を詰め込んでアニメの世界をスタイリッシュに彩る劇伴の制作について、話を聞いた。

――まずは岩崎さんから見た『血界戦線』という作品の魅力について教えてください。

岩崎太整 僕は実写にしてもアニメーションにしても1話完結の作品が好みなので、『血界戦線』の原作を読んで最初に惹かれたのはその部分ですね。それら短編のなかに落語のような話もあったりして、パッと見は派手ですけど通底するドラマツルギーはそういう人情話の部分にあると思うんですよ。もちろんそれとは別に原作の内藤先生ですらまだたどり着いてない大きな物語があると思うんですけど、僕はその脇で起こるいろいろなお話が特に好きですね。

――なるほど。

岩崎 それと僕はあの世界に出てくる街が好きで、前作から〈音楽で街を描く〉というのが自分のテーマとしてありました。ヘルサレムズ・ロットはNYがモデルになっている街で、実際のNYも文化がごちゃ混ぜになっているので、音楽的にも物語的にも何をやっても内包してくれるのが魅力なんですよね。例え世界中のどんな場所で録音した音楽であっても、〈これがヘルサレムズ・ロットの音楽です〉と言ってしまえば大丈夫というか(笑)。僕は自分の音楽をジャンルで分けるのが得意ではないので、そうする必要がないのが大変だけど楽な部分でもあります。

――今回の『血界戦線 & BEYOND』の音楽は、前回のシリーズ以上にバラエティ豊かな内容になっている印象を受けました。

岩崎 もともと『血界戦線 & BEYOND』のお話をいただいた時、それを受けるかどうかすごく悩んだんですよ。正直、前作でやりきった気持ちがあったので、次に何をしたらいいのかわからなくって。でも、1話ごとにテーマ曲を作るやり方ならおもしろいことができるかもと思いついて。なので、今回は全部で12話あるんですけど、その1話ごとにテーマ曲を僕のなかで設定してるんです。

――ご自身が各話に持たれたイメージを楽曲にしたということですか?

岩崎 そうですね。だからテーマ曲の曲調はかなりバラバラになってるんですけど、そこは『血界戦線』の話も1話ごとに全然違うからいいかなと思って(笑)。自分がこの場面に曲を付けたいと思った部分に歌詞やテンポを合わせて曲を作る、ということをやってみたかったんです。

――それらの楽曲に通底するテーマのようなものは設けられたのでしょうか?

岩崎 それは特にないんですけど、前回に続いて、いろんな言語の曲をやってみたいというのはありました。今回は別々の言語を混ぜた曲や、歌ってもらう人に翻訳をお願いした曲もあるんですよ。僕が日本語詞で書いたものを英詞に翻訳して、それをまたフランス語に訳してもらうみたいなこともやっていて、歌詞に関してはかなりディスカッションして作り込みましたね。内容も全曲その話数のお話に合わせて作ってるので、『血界戦線』の作品全体というより各話のエピソードに対しての当て書きになってます。まあアラビア語で歌われても何を言ってるのかわからないとは思いますけど(笑)。

――それらのテーマ曲に設定された楽曲には、US、フランス、韓国、モロッコなど世界各国のアーティストが参加されていて、かなり大掛かりな制作だったのではないかと思いますが……。

岩崎 そこは僕がひとりで現地に行ってきただけなので全然ですね(笑)。参加してくれたのはもちろん素晴らしいミュージシャンばかりなんですけど、なかには僕の友だちが何人か参加してくれてるので、そのつてを辿ってあちこちに直接連絡を取って話をして。それでいろんな人に会いに行くのを繰り返してたら、地球を一周してしまったという。

――サラッとすごいですね(笑)。前作ではNY、ボストン、エルサレムなどで録音されてましたが、今回はどんな場所を回られたのですか?

岩崎 今回はまずNY、ボストン、それからサンフランシスコで音源を買った後にNYに戻って、パリ、モロッコ、さらにドイツで音源を仕入れて、最後に別の用事でカザフスタンに寄って帰ってきたので、反時計回りに地球を一周した感じです。全部で2か月弱ぐらいかかりました。

――レコーディング旅行で印象に残ったことはありますか?

岩崎 本当にいっぱいあるんですけど、録音に限って言うなら、モロッコのカサブランカがおもしろかったですね。レコーディングのエンジニアにマムーンというムスリムの人がいたんですけど、僕が行った時はちょうどラマダン(イスラム教徒が断食する時期)で、スタジオに入ってくるなり「俺、ラマダンだから無理。動けない。今日の晩飯のことしか考えられない」とか言って、録音ボタンを押すたびにいなくなるんですよ(笑)。もちろん最終的にはちゃんと仕事してくれたんですけど、向こうの人たちはそういうことに対して誰も怒らないし〈しょうがねえなアイツ〉ぐらいの雰囲気で。そのビッグイージーでさして気にしない感じは、モロッコに限らずボストンでもNYでもそうだったんですけど、そこは僕の性にも合っていいなと思いましたね。

――そういった各国の土地柄や人柄は音の面にも表れそうです。

岩崎 そうですね。今回はいろんなところで日本人の友人に助けてもらったんですけど、やっぱり日本人はきっちりしていて、何の作業にしてもクオリティーが高いんですよ。ただ、向こうの人たちは仕事に対するマインドが全然違ってて、例えばレコーディングで誰がどのセクションに口出ししてもOKなんですよ。日本はどうしても職人気質みたいなものがあって〈僕の仕事はここまで〉みたいな感じになるんですけど、その場合、ひとつひとつが素晴らしいものだったとしても、それぞれが別の方向を向いてると結局イビツなものが出来上がったりして。でも、向こうの場合は共有するゴールみたいなものが全員等距離で見えてるから、みんなが聴いて良いと思えるものになるんです。そこは海外で作業してみて圧倒的に違うところでしたね。

――それが今回の楽曲にも反映されてると。

岩崎 はい。もちろん曲は全部自分で作ってアレンジもしてるんですけど、自分だけでやってるとは思ってなくて、それをブラックボックスみたいなところに放り投げて出てきたみたいな感じで。なので、海外まで足を運んだ意味もありますし、向こうのやり方に触れること自体が作品に対しても良い影響をおよぼしてると思います。

――ここからは参加アーティストについて個別に聞かせてください。monologことYuki KanesakaさんやBIGYUKIさんは前作の劇伴に続いての参加になりますね。

岩崎 彼らは友人の友人だったんですけど、知り合ってからは仕事をお願いすることが多くて、今回も参加してもらいました。ふたりとも同い年でバークリー音楽院の同じゼミ出身、音楽性もヒップホップやブラックミュージックということで一緒に括られやすいんですけど、やってることはぜんぜん違ってて。

――特にKanesakaさんは前作でもかなりの曲数に関わられていていましたね。

岩崎 今回も数としてはいちばん多いのかな? 第1話の「BLOCK SCHOLARS」に参加してるハイブリッド・ソウツ(Hybrid Thoughts)も彼がラッパーとやってるグループなんですよ。もともと1話ではヒップホップみたいな曲をやろうと思ってたんですけど、それとは関係なく監督からラップの曲がほしい、ラップで世界観を説明してほしいって言われたんです。で、1話のサブタイトルが「ライツ、カメラ、アクション!」だったので、スチャダラパーのBoseさんにもお願いして、もう1曲の「SLICE AND DICE」ができたんです。それも偶然なんですけどね。(※スチャダラパーは「ライツカメラアクション」という楽曲を2008年に発表している。)

――テレビで第1話を見てたら、突然Boseさんのラップが流れてきてビックリしました(笑)。

岩崎 僕でもそうなると思います(笑)。僕はBoseさんの声が好きなので、今回はスチャダラパーではあまりやってないようなことをお願いできないかなと思って、役者として登場してもらうことにしたんです。なのであの曲は僕がリリックを書いて、仮歌を録音して、それをBoseさんに渡して〈フロウは変わっても良いので〉ということでラップしてもらったんですよ。日本語ラップの人で自分で歌詞を書かないパターンはあまりないと思うんですけど、そこはシナリオを読むつもりでやっていただいて。

――スチャダラパーのBoseというより、役者としてのBoseさんを求めたと。

岩崎 アニメの中にラッパーのキャラが出てくるんですけど、僕の中ではあのラッパーは実は2人組というストーリーを勝手に決めていて。大崩落という天災が起きたあの街でラッパーとしてやっている2人組というイメージが僕の中にもともとあって、そのうちの一人をBoseさんに演じてもらってるというか。なので歌詞もその体で書いてます。僕の頭の中には、大崩落後の街にいるエリック・B&ラキムみたいなイメージがずっとあったんです(笑)。

――エリック・B&ラキムはNY出身のヒップホップ・デュオですものね(笑)。そして第2話の「ETERNALISM」では韓国の8人組ガールズ・グループ、OH MY GIRLがフィーチャーされてます。

岩崎 OH MY GIRLは内藤先生が好きなんですよ(笑)。以前に内藤先生と二人で居酒屋で飲む機会があって、その時に「最近韓国の人たちがすごくおもしろいんですよー」というので教えてもらったんです。僕も韓国のボーカリストで好きな人は何人かいるんですけど、ガールズグループのことはよく知らなくて、森の教会みたいなところで歌ってる曲のMVを内藤さんと一緒に観たんですね(2015年発表の「CLOSER」)。その時に、もしこの子たちにお願いできるのであれば讃美歌みたいな曲を歌ってもらいたいと思ったんです。

――たしかに「ETERNALISM」は彼女たちのハーモニーワークが活かされた神聖感のある曲です。

岩崎 第2話の「幻界病棟ライゼズ」はストーリー的に3年越しのお話なので、歌詞も〈時間とは?〉みたいなテーマを設けて、哲学思想にあるエターナリズムにかこつけて書いたんです。その日本語で書いた歌詞を英語と韓国語に翻訳してもらって、3か国語を混ぜて4声和声にして彼女たちに歌ってもらったという。あの曲も僕の中ではヘルサレムズ・ロットの教会にいた女の子たちが歌ってる設定で、だから何か国語も混ざってるんです。

――意外なところでは、NYを拠点に活動する多国籍バンドのバンダ・マグダ(Banda Magda)が、ティザー映像にも使われた「Poupees Vaudoux」という楽曲で参加されています。彼らとはどんな経緯で?

岩崎 彼らも友人の友人です(笑)。メンバーに小川慶太くんとか(ミムラ)ミカちゃんとか日本人が何人かいて、友だちづてにオファーしてみたら「やりたいけど、いまドイツにいるから待ってて」ということで、日程を合わせてNYで待ち合わせしてみんなでスタジオに入って。中心メンバーのマグダ・ヤニクゥはギリシャ生まれなんですけど、自分のベースがラテン・ミュージックにあるということで、バンダ・マグダもブラジリアンやラテンのフィーリングが通底してあるんですよね。そのあたりのノリって譜面に書けるものではなくてまさにフィーリングなので、曲は用意していったんですけど、そこはマグダに任せるって話をして。結局、朝から24時間ぐらいレコーディングしてましたね(笑)。

――すごいですね(笑)。

岩崎 でも、そこがおもしろいところでもあるんですけど、彼らはダラダラと始めて、そこからずっとダラダラやってるんですよ。友だちと遊ぶようなノリでレコーディングしていくので、お仕事感がぜんぜんなくて、彼女は彼女のフィーリングで曲を料理してくれるんです。

――それと世界的に活躍されているジャズ・トランペット奏者の黒田卓也さんも「EASY THINGS」「SPACE JAM」「MINOR DOLL」の3曲で参加されてます。

岩崎 黒田さんも友人を通して知り合ったんですけど、彼はセッション・ミュージシャンとしてはもちろん作曲家としてもすごいんですよ。トランペッターというとどうしても作家的な要素を見落とされがちですけど、僕はどちらかというと彼をラッパ吹きというよりもアレンジメントや作曲能力の高い人だと思ってるので、彼が住んでるブルックリンまで曲を持っていって一緒にやらせていただきました。

――どのように作業されたのですか?

岩崎 この曲も失礼ながらヘルサレムズ・ロットの地下鉄にいるストリート・ミュージシャンみたいな人たちに曲を渡して、3曲セッションしたみたいなイメージで作ったもので。だからスタジオに入ったその日にセッションでパッと3曲録っちゃいました。昼過ぎにブルックリンのスタジオに行って、夕方ぐらいにはもう終わってましたからね。荒い録音のほうがカッコいいと思ったので、オーバーダビングもほとんどしてないです。その分ミックスはしっかりやりましたけど。

――それと個人的には、Sariさんが歌唱されてる「WHITE BEYOND(白い闇の隣)」というジャズ・ボーカル曲が印象に残りました。

岩崎 あの曲は実は原作の10巻に登場する曲なんですよ。ラジオから流れてる体で歌詞も載ってるんですけど、原作に出てくる分だけだと足りなかったので、内藤先生に歌詞を新しく書き足してもらって。それに少し手を加えて英詞にしたんです。原作では何故か〈ハイレゾミックス〉ってなってるんですけど、それは無理なのでアニメ版は原曲という設定のもと作りました(笑)。

――作品の内容とリンクさせた楽曲なんですね。

岩崎 英詞にしてるのでわかりにくい部分はあると思いますけど、10巻に同じ歌詞が登場してるのでぜひ読んでもらえると。あと、原作には〈異界のエラ・フィッツジェラルドが歌う〉みたいなことが書かれてるので、実際のエラ・フィッツジェラルドの歌声にインスパイアされたジャズ・ボーカリストということでSariちゃんにお願いしました。彼女はエラの曲を愛して、理解してるのでいいかなと思って。

――原作のファンからしても、聴き込むごとに新たな発見のできる音楽と言えそうですね。

岩崎 どの曲の歌詞に関しても、本当に一曲もずらして作ってるものはないので、話数そのままという感じになってると思います。

――最後に、岩崎さんは普段実写のドラマや映画の劇伴を多く手掛けてらっしゃいますが、『血界戦線』シリーズの劇伴仕事を経験して感じたアニメ音楽ならではのおもしろさや魅力があれば教えてください。

岩崎 リアリティーラインのようなものがあるとすれば、アニメはそのラインがかなり高いところまで使えるというか。抽象的な言い方で申しわけないんですけど、現実に即してないことがこれほど懐の深いことなんだと感じることがあるんです。例えば実写では載りづらいであろう曲も、アニメーションだと乗りこなしてくれる瞬間があるんですよ。それはどちらが良いという話ではなくて、もちろん実写には実写のクロースな良さ、ピアノ単音だけでも成立しちゃう良さがあったりするんですけど、アニメーションはそのラインがかなり高いところにあるので、いろんなものを投げても乗りこなしてくれるんです。特に『血界戦線』という作品はその傾向が強くて、最初に言ったように何をやっても大丈夫、方向さえ間違ってなければラインの高い低いはあまり関係ないっていう。アニメの劇伴の仕事はそういうところがおもしろいですね。

――アニメは絵自体の主張も大きいですからね。

岩崎 でも何でアニメがそこまで受け止めてくれるのか、いまだにわからないんですよね。少し突っ込んだ話をすると、実写の場合、ドラムが鳴ると芝居のテンポが決まってしまうので、リズムは難しいんですよ。実写でリズムが強くなると基本的に会話が成立しなくなるし、ドラムが鳴った瞬間に物語が止まってしまうんですけど、アニメは止まらないんです。でも、何で止まらないのかは僕にはわからない(笑)。それは『血界戦線』だからなのかどうかは、まだ他のアニメを経験してないのでわからないんですけど。難しいですね。

Interview&Text By 北野 創


●作品情報
TVアニメ『血界戦線 & BEYOND』

【STAFF】
原作:内藤泰弘(集英社 ジャンプ コミックス刊)
監督:高柳滋仁
シリーズ構成:加茂靖子
キャラクターデザイン:川元利浩
クリーチャーデザイン:杉浦幸次
プロップデザイン:神宮司訓之
エフェクト作画監督:橋本敬史
美術監督:東潤一
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:古本真由子
CGIディレクター:三宅拓馬
編集:平木大輔
音響監督:明田川仁
音響効果:今野康之
音楽:岩崎太整
アニメーション制作:ボンズ
製作:血界戦線 & BEYOND製作委員会

【CAST】
クラウス・V・ラインヘルツ:小山力也
レオナルド・ウォッチ:阪口大助
ザップ・レンフロ:中井和哉
スティーブン・A・スターフェイズ:宮本充
チェイン・皇:小林ゆう
ツェッド・オブライエン:緑川光
K・K:折笠愛
ギルベルト・F・アルトシュタイン:銀河万丈
ドグ・ハマー:宮野真守
デルドロ・ブローディ:藤原啓治
ソニック:内田雄馬
ミシェーラ:水樹奈々

OPテーマ 「fake town baby」 UNISON SQUARE GARDEN
EDテーマ 「ステップアップLOVE」 DAOKO × 岡村靖幸

●リリース情報
『血界戦線 & BEYOND』オリジナルサウンドトラック
音楽:岩崎太整
12月13日発売

品番:THCA-60176
価格:¥3300+税

<参加アーティスト>
Ashwin Shenoy
Banda Magda
Bilal
BIGYUKI
Bose(スチャダラパー)
Hybrid Thoughts
OH MY GIRL
OUM
Pauline
Saucy Lady
Takuya Kuroda
Yuki Kanesaka
Ai Ninomiya
Sari
DJ MITSU THE BEATS

<Disc-1>
Tr.01 / BLOCK SCHOLARS feat. Hybrid Thoughts
Tr.02 / Poupees Vaudoux feat. Banda Magda
Tr.03 / A QUEEN OF THE NIGHT feat. Bilal
Tr.04 / ETERNALISM feat. OH MY GIRL
Tr.05 / SLICE AND DICE feat. Bose(スチャダラパー)
Tr.06 / La vie d’une femme feat. Pauline
Tr.07 / WHITE BEYOND(白い闇の隣) feat. Sari
Tr.08 / EASY THINGS feat. Takuya Kuroda
Tr.09 / CAN YOU FEEL IT feat. Saucy Lady
Tr.10 / PEBBLE WALTS
Tr.11 /GHADI TJI(You’ll be here)feat. OUM
Tr.12 / A QUEEN OF THE NIGHT(Reprise)
feat. BIGYUKI
Tr.13 / GILL BREATHING BLUES feat. Ashwin Shenoy
Tr.14 / RHAPSODY IN BLUE
Tr.15 / TORTOISE KNIGHT feat. Ai Ninomiya
Tr.16 / A QUEEN OF THE NIGHT
– DJ MITSU THE BEATS Remix

<Disc-2>
Tr01 / DARE TO SAY
Tr02 / SPACE JAM feat. Takuya Kuroda
Tr03 / OVERWHELMING
Tr04 / LUCIANA
Tr05 / MEANWHILE
Tr06 / UNREACHED
Tr07 / MINOR DOLL feat. Takuya Kuroda
Tr08 / PEBBLE WALTS(Reprise)
Tr09 / ESPIONAGE
Tr10 / DETERMINE ON
Tr11 / IF YOU WANT ME
Tr12 / EERIE
Tr13 / A SPROUT
Tr14 / THE GREAT COLLAPSE
Tr15 / TRAIL TALES
Tr16 / EVER SO TENDERLY
Tr17 / Poupees Vaudoux – molmol DUB
Tr18 / fake town baby(TV size)
Tr19 / ステップアップLOVE(TV size)

©2017 内藤泰弘/集英社・血界戦線 & BEYOND製作委員会

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