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INTERVIEW

2017.12.01

竹達彩奈 ファンのみんなと選んだベストアルバム『apple feuille』リリース記念インタビュー

2012年4月にアーティストデビューしてから約5年半、チャーミングな歌声を魅力にさまざまなスタイルのポップソングを届けてきた竹達彩奈が、初のベストアルバム『apple feuille』を11月29日にリリースする。

ファン投票によって収録曲が決められた本作には、これまでのシングル表題曲はもちろん、彼女のキャラクターを象徴するライブでの定番曲「ライスとぅミートゅー」といった人気のナンバーも収録。さらに彼女のファンクラブ〈あやな公国〉の国歌として作られた新曲「apple*colorful*princess」も収められている。ニューシングルのリリースも決まってますます音楽活動を充実させている彼女に、その思いのたけを語ってもらった。

──今回のベスト盤のタイトル『apple feuille』はどんな思いを込めて付けたのでしょうか?

竹達彩奈 まず、今回のタイトルには「アップル」という言葉を使いたかったんです。私が音楽活動を始めた当初は「リンゴ」をモチーフにして、1stアルバムのタイトルも『apple symphony』だったんですよ。今はちょっと肉が一人歩きしてるんですけど……(笑)。なので、今回は原点回帰というか初心に返ってリンゴのモチーフを大事にしたいなと思い、このタイトルになりました。

──「feuille」はフランス語で「葉っぱ」という意味の言葉ですが、これはどこから出てきたのですか?

竹達 「アップル」の付くタイトルにしようと思ったときに、もともとある言葉ではなくて、なにか造語みたいなタイトルにしたいなと思ったんです。そんなときに、ある日お店でミルフィーユを見かけて「あっ、ミルフィーユいいじゃん!」と思って付けました。ミルフィーユは生地が何層も重なっていて、それが音楽やいろんな思い出が積み重なってできた一枚っていう意味になればいいなと思います。

──ファン投票の結果は、やはり人気曲の「ライスとぅミートゅー」が1位でしたね。

竹達 この曲は歌わせていただく機会が格段に多いですし、自分のライブでもたぶん歌わなかったことがないんじゃないかと思うぐらい必ず歌ってる曲なんですよ。ライブで盛り上がるのはもちろんですし、みなさん〈竹達=肉〉というイメージを持たれてると思って毎回選曲してるので、それでランクインしてなかったらもうこの曲歌えないよねっていう話を(作曲者の)小林俊太郎さんともしていたんです(笑)。なので、無事に1位になりふたりで胸をなでおろしました。

──そして2位に選ばれたのが「Hey!カロリーQueen」ということで、食べ物に関する楽曲が上位に並びました。ほかにも6位に「CANDY LOVE」、8位に「齧りかけの林檎」などが入っていて、全体的にスイーツっぽいイメージの可愛らしい曲も支持が高い印象です。

竹達 これだけ私に肉のイメージがあるなかで、みなさんにちょっとでもそういう可愛いイメージを支持してもらえているのであれば大変ありがたいですね(笑)。最初はかわいい感じでやりたかったはずなんですけどね。でも、ランキングを見ると、やっぱりアップテンポなライブで盛り上がれるような曲がみんなの心に残っているのかなという印象はありました。

──そのなかで3位に食い込んでる「HIKARI」は、今回の収録曲のなかで唯一のバラードです。

竹達 「HIKARI」は奥華子さんに書いていただいた曲なんですけど、いつも応援してくださってるみなさんだったり、家族や支えてくれている人、みんなに向けての「ありがとう」を1曲にしたいということで作ったんです。自分でもランクのどこかに入るとは予想してたんですけど、3位に入ったのは少し驚きました。ライブでそんなに毎回歌ってるわけでもないのにみんなに大きく届いてるんだと思うとすごくうれしいですね。

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