原作コミックスの累計発行部数が500万部を突破する人気作品『四月は君の嘘』。その舞台版の制作発表会が開催され、メインキャスト陣と本舞台の生演奏を担う演奏者が集結、発表会内では「四月は君の嘘」原作者の新川直司によって本舞台のために描き下ろされたスペシャルイラストも公開された。
本制作発表会が開催されたのは、作品にちなんだコンサートホール。
グランドピアノの側に大きな桜の木が飾られた会場に、MC・大橋隆昌の呼び込みでキャスト陣が登壇。有馬公生役:安西慎太郎、宮園かをり役:松永有紗、澤部椿役:河内美里、渡亮太役:和田雅成、井川絵見役:山下永夏、相座武士役:横井翔二郎が挨拶をし、順に作品への印象や、意気込みを語った。
まず安西が、「気持ちが苦しくなる部分もあるけれど、前向きにもなれる作品でもある。音楽で苦しんだ公生が色んな人との接触によって成長できる魅力的な物語だと思いました。」とコメント。続いて松永が「読めば読むほど切なくなる物語。タイトルの意味を知った時には、涙が止まらなくなりました」と語れば、安西が“ムードメーカー”と語る和田が「ブレザーが憧れだったので、そういう点でも楽しみ」と、学生を演じることへの意気込みを語るシーンも。
続いて「楽器の生演奏など舞台ならではの世界観を感じてほしい」(河内)、「ただの青春漫画じゃない!と思いました。色んなことが心の中にのこる作品。」(山下)、「青春ってめちゃくちゃキラキラしているけど、気付くと壁が目の前にある時があって、その瞬間を、登場人物達が協力して乗り越えていく素晴らしい作品。」(横井)とそれぞれ意気込みを語った。
作品にちなんだ『学生の時についてしまった嘘は?』という質問には、安西が「嘘はついたことないです。というのが嘘です・・・。」と笑いを誘うと、松永は「昔、仲のいい友達に寂しがってほしくて転校するという嘘をついた。」、河内は「子供の頃、お母さんには女友達と遊びにいくって嘘をついたけど、本当は好きな男の子と会っていた。」と可愛い嘘を披露。
『青春時代の想い出は?』という問いかけには、和田が「卒業する時に、仲良くしてた後輩達が卒業式に色紙をもってきてくれて感動した。」横井が「一匹オオカミを貫いていたが、一人の男友達とはずっと仲がよく、今でも地球で一番信頼できる友達。」と青春エピソードを語る一方、山下は「帰宅部だったので、ずっと家にて、青春していない。この舞台で青春をしたいと思います!」とオチ(?)をつけた。
そしてここで、本舞台の特徴である“生演奏”を担う奏者、松村湧太(ピアノ)・小林修子(ヴァイオリン)が登壇。
公演にさきがけ、公生とかをりが初めてピアノ・ヴァイオリンで共演を果たす楽曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」を初披露。桜の木を背景に、迫力の音楽が響き渡り、まるで公生とかをりが目の前で演奏しているかのような時間が流れた。
この生演奏にはキャスト陣も大興奮。その感想を受け、小林は「とても気持ちよく演奏できました。」松村は「普段はあまりこういった音楽を聴かない、という方にもそう言って頂けるのはすごく嬉しい。舞台にも気合がはいりました。」と応じた。
ここで、本日のサプライズとして、「四月は君の嘘」原作・新川直司が本舞台のために特別に描き下ろした公生・かをりのスペシャルイラストを解禁。イーゼルに飾られた絵を見たキャスト陣からは歓声があがり、「絵でこんなに感動するんだ・・・」との声も。こちらのスペシャルイラストが来場者特典のクリアファイルとなることも明かされた。
つづいて、もうひとつの新情報として、舞台公演後にアフターイベントが行われることが解禁に。キャスト陣でお送りする『放課後座談会』、そして演奏者の2人でお送りする『ミニコンサート』が開催されることが決定した。日程や出演者などは公式サイトをぜひチェックしてみてほしい。
さらに山野楽器とのコラボキャンペーンとして、対象店舗で買物をしていただいた方に先着で限定ポストカードをプレゼントするキャンペーンも開始している。
最後は松永が「君嘘のカラフルで切ない世界観を届けていきたいと思います。全力で頑張ります!」、安西が「公生の景色が変わったように、舞台を観に来ていただいた皆さんにも何か違った景色を届けていきたいと思います。」とのコメントで締めた。迫力の生演奏と豪華キャストでお届けする舞台「四月は君の嘘」は現在チケット一般発売中だ。
●作品情報
舞台「四月は君の嘘」
東京:2017年8月24日(木)~9月3日(日)
会場:AiiA 2.5Theater Tokyo
大阪:2017年9月7日(木)~9月10日(日)
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【出演】
有馬公生:安西慎太郎
宮園かをり:松永有紗
澤部椿:河内美里
渡亮太:和田雅成
井川絵見:山下永夏
相座武士:横井翔二郎
落合由里子:那珂村たかこ
高柳明:三上俊
柏木奈緒:五十嵐晴香
瀬戸紘子:小玉久仁子
有馬早希:田中良子
【スタッフ】
原作:新川直司『四月は君の嘘』(講談社「月刊少年マガジン」所載)
脚本:三浦香
演出:伊勢直弘
チケット:一般発売中
・プレミアムシート 9,800円(税込/全席指定) ※特典付き・前方座席
・一般席 6,800円(税込/全席指定)
※枚数制限:1申込みにつき1公演、2枚までとさせていただきます。
※未就学児の入場は不可となります。
詳細はこちら
<イントロダクション>
『ヒューマンメトロノームとも揶揄された正確無比なピアノ演奏』『幼少から数多くのコンクール優勝』そんな過去を持つ天才ピアニスト有馬公生は母親の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり演奏から遠ざかっていた。公生を心配する幼馴染みの澤部椿や渡亮太と学生生活を送り新学期になった四月——— 公生は同じ年のヴァイオリニスト宮園かをりと出会う。かをりとの日々はモノクロの心をカラフルに色付け公生の世界を変えてゆく。ある日、かをりはヴァイオリンコンクールのピアノ伴奏に公生を指名。再び鍵盤に触れたことで公生の中に新たな感情が芽生える。友人、ライバル、恩師と過ごす春夏秋冬は美しくも切ない嘘の物語を紡ぎ出す。
「もうすぐ春が来る、君と出会った春が来る」
主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社
©新川直司・講談社/エイベックス・ピクチャーズ株式会社
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