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2014.03.12

各界で注目の4人組ユニット・fhána、ユニット結成後最初に制作された楽曲「kotonoha breakdown」のMVを公開!

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fhánaが、ユニットが結成されてからいちばん最初に制作した楽曲「kotonoha breakdown」のMVを公開した。

ボーカルのtowanaとサウンド・プロデューサーである佐藤純一、yuxuki waga、kevin mitsunagaからなる4人組ユニット・fhána(ファナ)は、昨年夏に放送されたTVアニメ作品で、第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞も受賞した『有頂天家族』のEDテーマ「ケセラセラ」で鮮烈なデビューを飾り、大きな話題を呼んだアーティスト。
その後も昨年秋のTVアニメ『ぎんぎつね』のOPテーマ、現在放送中のTVアニメ『ウィッチクラフトワークス』のOPテーマ、そして4月から始まる春アニメ『僕らはみんな河合荘』でもOPテーマを担当することが決定しており、新人アーティストとしては異例の4クール連続タイアップを獲得。アニメの世界観とリンクする優れた音楽表現はアニメファン以外からの支持も集め、その際立つ存在感が注目を集めている。

また、iTunes Storeが“今年ブレイクが期待できる新人アーティスト”を選出する恒例企画「ニューアーティスト2014」にも選出される一方、作家・思想家の東 浩紀氏がプロデュースするゲンロンカフェの開設1周年記念イベントに出演するなど多方面から注目を集めている。
そんななか、fhánaがデビュー前、ユニットが結成されてからいちばん最初にした楽曲である「kotonoha breakdown」のMVが公開された。

【fhána – kotonoha breakdown (Music Video)】

 

「kotonoha breakdown」は、いまだ鮮明な記憶が残る3.11以降にインターネット上で起きた出来事をモチーフに制作された楽曲。当たり前のような日常が激変したことで、本来持っているはずの言葉の意味や力が、意図した相手に伝わらず思わぬ相手に伝わって大きく広がったり、間違って伝わってしまったり、失われてしまうことの儚さを表しており、fhánaのメンバー4人の個性が絶妙に組み合わされることにより生み出された壮大な音像が印象的な曲だ。

かねてより、言葉・文字・図形譜をテーマにCGの有限性や限界線を意識したアニメーション表現で、MVや広告映像などを多く手がける映像作家の大橋 史が楽曲の映像化に取り組み、さらにfhána作品に縁の深いイラストレーター・ゆずさ氏によるキャラクターが加わることで、エモーショナルでダイナミックな映像に仕上がっている。
公開にあたり、fhanaのリーダー・佐藤純一と、映像作家の大橋 史よりコメントが届いているので紹介しよう。

 

■佐藤純一(fhána)コメント
「kotonoha breakdown」はfhána結成後、最初に作った曲です。3.11後、SNS上では玉石混交の大量の情報が飛び交い、様々な立場の人々が全く理解し合わないまま互いに考えを主張し合っているような状況が続いていました。しかし、fhánaのメンバーを結びつけたのもまたSNSでした。そんな絶望と希望が入り混じった空気の中で作られたfhánaの最初の曲を、映像とともに今日この日(3月11日)に発表します。

■大橋 史 コメント
Twitterのような、タイピングをするコミュニケーションに意識が集中すると、周りの景色が見えなくなる瞬間がある。そんな人の心理状態と3.11以降の切迫としたネットの空気感をモーショングラフィックスで表現しました。背景が文字に変容する瞬間と、かわいいキャラクターの仕草に注目していただけるとうれしいです。

 

様々なシーンをクロスオーバーしながら複合的に活動を続けていく、まさに新世代のアーティストとして目が離さないfhánaの今後に、これからも注目してほしい。

 

■CD情報
fhána 4th single「いつかの、いくつかのきみとのせかい」
2014年4月30日発売
品番:LACM-14228
税抜価格:1,300円
発売元:株式会社ランティス
販売元:バンダイビジュアル株式会社
※収録曲は順次公開予定。

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