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INTERVIEW

2014.12.22

第1回 記念すべき第1回目のテーマは、『黒子のバスケ』。真山さん、大いに語ります。

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アイドル・私立恵比寿中学のメンバーとして活躍するかたわら、先日最終回を迎えたTVアニメ『アカメが斬る!』新OPテーマ「Liar Mask」にて11月26日にソロデビューを果たした真山りか。17歳の現役学生、そしてアイドルとして多忙を極める彼女ですが、実はアニメやゲームが大好きという一面が。そこでこの企画は、そんな彼女の好きなアニメやゲームをもっと好きになれるように、題材を決めてそれぞれ深く掘り下げて勉強していこうというものです。記念すべき第1回目のテーマは、『黒子のバスケ』です。

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――まずは11/3の横浜アリーナでの私立恵比寿中学のライブお疲れ様です!ライブを経ての感想はいかがですか?

真山 ちょうどエビ中が8人体制になって1年ぐらい、1からのスタートを初めて8人で頑張ってきた成果として、”私立恵比寿中学は8人で大丈夫なんだ”ということを改めてみなさんに感じてもらおう、というのが私たちの中でのコンセプトでした。8人でパーフェクトを目指したステージだったので、”しっかり成立しているんだぞ”ということをお見せできていればと思います。

――またそれが横浜アリーナという大会場でできたというのは素晴らしかったですね。

真山 そうですね、8人になってから最大規模のライブで、会場自体に対しての緊張感もすごいあったんですが、いざ開演するという段階になったら個人的にはそれほど会場の緊張感を感じなかったです。それよりは、8人だからこそ見せられるふわっとした雰囲気を会場全体で共有できたと言いますか、ファミリー感がすごく増して安心できる場所というのをエビ中ファミリーのみなさんと作りあげられたと思います。

――なるほど!またこの集大成を起点としての、新たな私立恵比寿中学の活躍にも期待が高まります!

 

大人気バスケットボール漫画『黒子のバスケ』の魅力を語る!

 

――では本業のお話は置いておきまして、改めて趣味のお話をしていきましょう。

真山 よし!やりましょう!

マネージャーみぞっち 私全然詳しくなかったんですけど、この企画始まってからちょっと分かるようになりました(笑)。

――(笑)終わるころにはだいぶ詳しくなってるかもしれませんね。今回のテーマは『黒子のバスケ』です!

みぞっち バスケ漫画なんですね。

真山 『黒子のバスケ』は必殺シュートとかで戦う感じで。

――そうですね。ジャンプ漫画で言えば古くは『キャプテン翼』、最近だとやはり『テニスの王子様』などが記憶に新しいですね。

真山 『黒子のバスケ』が始まったぐらいの時期って必殺技のあるスポーツものの人気があったように思います。『イナズマイレブン』とか。『ハイキュー!!』ではまたリアルなスポーツ漫画が人気出てきたなと思います。

みぞっち 「キセキの世代」ってなんですか?

真山 帝光中学っていうすごくバスケが強い中学校があって、そこに10年に1人の天才が1学年に5人集まったの。その世代を「キセキの世代」って言うんだよ。主人公の黒子くんも同じ中学で、「キセキの世代」の”幻の6人目(シックスマン)”って呼ばれてて。

――天才ばっかりなのでもちろん全戦全勝して簡単に全国優勝しちゃうんですが、それじゃつまらないからってことで、みんな別々の高校に入ってそれぞれ戦おうねって約束をするんです。

みぞっち へー!すごい!面白いですね!(コミックスのあらすじを見ながら)火神くんは「キセキの世代」じゃないんですね。

真山 10年に1人の天才ではあるんだけど、中学のときはアメリカにいたの。日本には強敵がいないってことで失望してたんだけど、「キセキの世代」と戦って日本にもまだ面白いやつがいるってことでバスケが楽しくなっていくという。黒子くんはドリブルやシュートの技術は平均以下なんだけどパスでサポートできる才能があって、火神くんの影として火神くんやチームのプレイを支えて、2人で「キセキの世代」を倒して行くっていうお話なの。

――元々チームを創立したばっかりで無名の誠凛高校バスケットボール部が、強豪校に入った「キセキの世代」たちと戦うことで注目されていくところは実に王道ですよね。

真山 その他にも「無冠の五将」って呼ばれる人たちとか、それぞれの高校のチームメイトとか、火神くんのアメリカ時代のライバルとかが出てきて、いろいろな人間関係が描かれる。

――その魅力的なキャラクター造形と関係性、それと必殺技的なわかりやすい爽快感が人気の要因のひとつだと思います。

アニメ派へのネタバレには配慮してます

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――真山さんが『黒子のバスケ』に触れたのっていつごろでしたか?

真山 連載開始のときです。そのときはバスケの漫画が始まったな、というくらいの認識だったんですが、しばらく期間が空いて、あるとき友だちの『黒子のバスケ』好きに漫画を貸してもらったらすごく絵柄がかっこよくなってて「おお?」と(笑)。気になって読んでみたら「これは面白い!」って一気にはまりました。

――なるほど、漫画から入ったんですね。

真山 「王道!」という感じで、すごく読み応えがあったのがハマったきっかけでした。

――お気に入りのキャラクターは?

真山 赤司さんです!赤司”様”と呼びたくなるくらいのカリスマ性が素晴らしくて、初登場のころから好きです。

――初登場というと、火神くんにいきなりハサミで切りつけるというのもあって、かなり”危ない奴”という印象だったんですが……(笑)。

真山 カリスマ性を感じとったんですよ!(笑)自分の傾向としてカリスマ性がある人を好きになってしまうんです。

――なるほど(笑)。確かにラスボスらしく印象的な登場でしたね。試合中にも彼の決断的なリーダーシップとヤバさが垣間見えるところがあったりして。

真山 あそこも最高でした!破天荒なところが素敵だなというのと、後半に出てくる中学時代の姿がとてもよかったです。完全に見た目がタイプだったというのはあったんですが(笑)、赤司様の中でもちゃんと葛藤があったりして、人間じゃないというくらいすごい方だと思ってたんですが、赤司様も人間だったんだなと。

――チームで好きなのは?

真山 洛山です。私京都がすごく好きなので、京都という土地が持つ”和”の雰囲気も赤司様に合ってていいなと思います。湯豆腐が好きなところとかも“和”っぽくて好感もてますよね!

――ベストバウトというか、お気に入りの試合とかありますか?

真山 誠凛と、青峰くん率いる桐皇学園の試合がファンの中でも熱い試合だったんじゃないかなと。ここがいちばん大きなひとつの山だったと思います。

――因縁としても青峰くんと黒子くんの因縁がいちばん強かったですしね。そこに火神くんとのライバル関係も加わって。

真山 ”昔の光”と”今の光”ですよね。影としてスタープレイヤーのサポートに徹する黒子くんのかつての光だった青峰くんと、今光の火神くんというのは熱かったです!

――漫画連載の方は連載終了しましたが、とてもすっきりした終わり方でしたね。

真山 すごくいい終わり方だったので、とてもよかったです!モバイルのジャンプ+で始まった後日談や、別冊のジャンプNEXT!!の方でも何か始まるらしいので楽しみにしてます。

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