『七つの大罪』とのコラボ再び!『七つの大罪 聖戦の予兆』EDテーマ「色褪せない瞳」リリース記念、瀧川ありさインタビュー

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8月28日から4週限定で放送がスタートしたTVアニメ『七つの大罪 聖戦の予兆』。そのEDテーマ「色褪せない瞳」を担当するのが、本作第1期のEDテーマ「Season」でメジャー・デビューを飾った瀧川ありさだ。ふたたび携わった『七つの大罪』の新作で彼女が伝えたかったこととは?

――デビュー曲「Season」以来、約1年半ぶりに再び『七つの大罪』のEDテーマを担当することになりましたね。「Season」は初のアニメソングでしたが、今回はまた違う面持ちがあったかと思います。

瀧川ありさ そうですね。「Season」は、自分の歌が作品とどう関われるのかを想像しながら、原作を読みながら探り探り曲を書いていましたけど、今回は『七つの大罪』のことなら任せて!という気持ちで書くことができたのは、大きな違いですね。

――そこには、『七つの大罪』と瀧川ありさとの信頼感があるんでしょうね。そうして作詞・作曲された「色褪せない瞳」は、聴いた瞬間、「大人になったな!」と感じましたよ。

瀧川 おーっ?……なんだろう、どうしたんだろう(笑)。曲調とかサウンドとかですかね?

――歌の包容力とか?

瀧川 ああ~!それでいうと、今回の作品はタイトルも『七つの大罪 聖戦の予兆』という、4週だけのオンエアの書き下ろしエピソードなんです。内容もキャラクターたちの日常生活が描かれる、ちょっと外伝的なお話になるということだったので、「Season」とは違う、あまり攻撃的ではない優しい曲になったと思います。

――その上で、歌詞はどういう世界観にしたかったのですか?

瀧川 人と比べちゃうじゃないですか、人間って。自分が思っていなくても、周りも比べてきたり。でも、私自身もそうなんですけど、誰かと比べて人と同じことをやってもしょうがない。憧れをそのままやってもだいたい似合わない。結局は、自分が幸せになれることをすべきだし、自分に向き合って、自分だけの色を見つけて確立していってほしい。そんな気持ちを歌詞にしてました。それに、『七つの大罪』のキャラクターって、ひとりひとりの目が、すごく印象的で。

――そうですね、目にそれぞれの性格が表れていて。

瀧川 表情豊かですよね。エリザベスが片目を隠していたり、メリオダスが緑の瞳をしていたりするのもそうですけど、喜怒哀楽が目にすごく表れているなって、アニメを観て思ったんです。そんな彼らの瞳は、何があっても色褪せないじゃないですか。例えボロボロになっても、瞳の輝きだけは失われない。私たちも、目がキラキラしている人は、おじいちゃん、おばあちゃんになってもステキですよね。それもあって、「色褪せない瞳」をタイトルにしたんです。

――「色褪せない瞳」を持ち続けてほしいと。

瀧川 はい。私も、人にいろいろ言われると「個性ってなんだろう?」と迷っちゃうことはある。でも色褪せない瞳を持つことで、「自分は自分」を曲げないで生きていきたい、『七つの大罪』的には、キャラクター全員のことを歌っていますけど、聴いてくれる方にも、自分自身にも向けた曲なんです。

――以前から瀧川さんは、自分に向けた歌をひとつのコンセプトにしてますが、デビュー当時と今では、自分に言いたいことの中身も、ちょっとずつ変わっているように思えます。自分の殻を破ろうともがき、苦しんでいた段階は過ぎ、歌を通じてより強くなろうとする意志を感じます。

瀧川 そうかもしれないですね。以前より、自分の覚悟のカタチも変わってきているので。それは無意識なので、聴く方に言ってもらって初めて気づくことですね。

――サウンド面でも、ゲストミュージシャンに、ドラムのターキー(la la larks/ex.GO!GO!7188)さんとベースの佐孝仁司(Galileo Galilei)さんも参加され、今までと違うアプローチが感じられました。

瀧川 自分がこの1年間、アコギを持って全国を回って歌ってきた経験をいかして、アコギのストロークがメインのサウンドを目指しましたね。ゲストのおふたりは、私がずっと聴いていたバンドの方々。la la larksとGalileo Galileiは音楽性も違いますが、リズム隊として一緒にやるとどんな化学反応が起きるのかが知りたくてお願いしたんですが、エモーショナルで、清々しいサウンドになりましたね。

――それまで、おふたりとの面識は?

瀧川 ターキーさんとは、la la larksと一度イベントライブでご一緒したとき、みんなでGO!GO!7188の「C7」を演奏したんです。私、13歳くらいから「C7」をコピーしていたので、感無量でしたね。佐孝さんとは直接お会いするのは初めてでしたが、Galileo Galileiは同世代で先頭を走ってくれていたバンド。曲も大好きだし、佐孝さんは他の人の作品にベーシストとして参加するのは初めてだそうで、光栄でした。

――そして瀧川さんのボーカルも飾らず、やわらか。サビの最後に「♪君のすべてわたしが守る」という言葉もありますが、包み込むような大きさがあって、ハッとしました。

瀧川 あえて言いたかったんです、「守る」と。サビで“♪君には君にだけの 特別な色がある”と歌っていますが、それって結局、“言ったもの勝ち”なんですよ。私が声を大にして言ったところで、「そうかもしれないけど……」という気持ちは残ると思う。だからこそ、「守るから!」と言い切って安心させたいし、私も安心したいなって。そういう想いですね。

――そんな瀧川ありさの瞳は、何色ですか?

瀧川 おっ!?……藍色ですかね。小さい頃から、女の子はピンクで男の子はブルーを身につけるけど、私はずっとブルー側。安心できる色なんです。本当は、オレンジとかに憧れるんですけど……似合わないから、私は藍色でいいんです(笑)。

――ターキーさんと佐孝さんには、何色を感じました?

瀧川 ターキーさんは情熱的で、ちょっとダークな色合いも混じった赤寄りの紫で、佐孝さんは深緑っぽい。……やっぱりありますね、人によって色が。でもその色は人と繋がることでしか、気づくことはできないんですよ。Dメロで“♪ひとりぼっちでいても 自分の色は見えない”と歌ってますけど、これは、何年か前、何もかもがイヤになって、自分という深い穴に潜り続けていたときの実体験。だからこそ、この曲を通じてみんなが、私や周りの人と繋がることで、自分の色に気づいてくれたらいいなと思います。

――そして「色褪せない瞳」のカップリングは、「anything」と「Goodbye,I love you」の2曲。3曲ともカラーが違っていて、どれがシングルでもおかしくないうえに、瀧川ありさを360度から体感できる1枚になっている。いつまでも3曲をループしちゃって、聴き終えるきっかけが見つからない。訴えたいレベルです(笑)。

瀧川 あはははっ!ありがとうございます(笑)。

――「anything」は、テクノ的なミニマルさがあるメロウなトラックにレゲエ風のホーンが重なり、ラグジュアリーさを醸し出していますね。

瀧川 ずっと、こういう音像の曲を作りたいと思っていたんです。熟睡する前の、ぽわーんとしたレム睡眠中、みたいな(笑)。アレンジもボサノバ感覚で、夏の終わりにカーテンが揺れている小さな部屋の中の話がいいなって。作品ありきの曲は、どうしても未来に向かって進んでいく大きな世界を歌いがちなので、たまには立ち止まって、優しくおしゃべりしましょうよ、という曲です。心をほぐして、寝ながら聴いてほしいですね。

――いっぽう「Goodbye,I love you」のほうは、歪んだギターが印象的なハードなバンドサウンドで。透明感のあるメロディーとボーカルが、せつなく美しいです。

瀧川 歌詞は、大人になってしまった友達同士の僕らが、懐かしく、どこかさびしく思いながら、無邪気だった幼い頃の自分たちにさよならを告げる曲。曲としては、ライブで「うぉーっ!」となってほしい!という想いが強いです。ターキーさんと佐孝さんに弾いてもらえたからこそ、よりゴリゴリのアレンジを目指しました。ギターソロも、アレンジを担当してくれた渡辺拓也さんに青臭く暴れ倒してもらったので、「anything」と「Goodbye,I love you」、真逆の2曲が並んでいる、その異世界なギャップを楽しんでいただけたら本望です!

Interview&Text By 阿部美香


●リリース情報
瀧川ありさ 5thシングル
「色褪せない瞳」
9月7日発売

【初回生産限定盤(CD+DVD)】
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品番:SECL-1971~1972
価格:¥1,500(税込)

<CD>
1. 色褪せない瞳
2. anything
3. Goodbye,I love you
4. 色褪せない瞳 -TV Size ver.-
5. 色褪せない瞳 -TV Size ver. Instrumental-

<DVD>
1. 色褪せない瞳 Music Video

【通常盤(CD)】
int-160907-001-002
品番:SECL-1970
価格:¥1,300(税込)

<CD>
1. 色褪せない瞳
2. anything
3. Goodbye,I love you
4. 色褪せない瞳 -Instrumental-

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