キャスト陣が作り出す妄想相関図は、『ハロー!!ゆゆ式モザイク』!?【AnimeJapan 2016】「ハロー!!きんいろモザイク&ゆゆ式 合同同窓会」レポート

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3月26日に“AnimeJapan 2016”内REDステージにて、“ハロー!!きんいろモザイク & ゆゆ式 合同同窓会”と題されたトークイベントが開催された。まずは学校のチャイムが会場に鳴り響き、『ハロー!!きんいろモザイク』のOP映像が上映され、西 明日香(大宮 忍役)、田中真奈美(アリス・カータレット役)、内山夕実(猪熊陽子役)、東山奈央(九条カレン役)が登場。続いて『ゆゆ式』のOP映像とともに大久保瑠美(野々原ゆずこ役)、津田美波(櫟井 唯役)、そして『きんモザ』では小路 綾役を、『ゆゆ式』では日向 縁役を演じる種田梨沙が登壇。映像に合わせて壇上でヲタ芸を打つきんモザチームを尻目に、両作品の間に種田が収まり、両作品のメインキャストが全員集合となった。

登壇時の挨拶では、『きんモザ』側が定番「ハロー!!(西)」「コンニチハ!(観客)」のコール・アンド・レスポンスを見事に決め、東山も「こんなに大きな同窓会あります?」とAnimeJapan内最大のステージでのにぎやかなイベントの開催に改めて感激していた。

一方『ゆゆ式』チーム、大久保、津田ともに先ほど西が決めたきんモザスタイルの挨拶を真似て笑いを起こす。かと思えば、両作品に出演している種田は「皆さーん、おはようございまーす」とまさかの挨拶。「普通!」とキャスト陣からツッコミが入ると「ハロー!!」と今度は力いっぱいに声を上げる。こうして両作品それぞれのテンションで挨拶したところで、「今日は両作品の架け橋になっていきたいんですが、みんなデキる子なので、お任せしようと思っています!」と、この日のイベントにおける自身の立ち位置を高らかに宣言していた。

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まずは、互いの作品の映像に合わせたアテレコと、あいうえお作文・イラストによる作品紹介からイベント本編はスタート。『きんモザ』のアテレコ後に田中が思わず「きれいなアニメだね!」と発すると、壇上の全員が同意。しかしその横で、綾のマネを始める内山・西の姿に、早速種田がツッコミに回っていた。
そんな5人による“き・ん・モ・ザ”でのあいうえお作文+イラストでの作品紹介はなかなかにキワどいもので、ステージ上からも「今のところ“金髪”しか伝わってこないんですけど(大久保)」とのツッコミが飛ぶ。

さて、『ゆゆ式』は映像に合わせて新規セリフが披露されるのも実に久し振りのこと。これはファンにとってうれしい瞬間だったに違いない。種田もスイッチをカチッと切り替え、天然ボケな縁をふわっと演じる。そうして“あの”情報処理部の空気が舞い戻ってきたところで、「『ゆゆ式』は、面白い!」と、こちらも久しぶりの“今日のまとめ”で締めていた。

『ゆゆ式』チームのあいうえお作文は、文中に「ゆ・ゆ」「し・き」を織り込んだ文+イラストから構成。先鋒・大久保がなかなかにキワドい一文を放り込んだものの、続く津田が「幸せな今日、将来よりも今日!」との言葉で取り返し、最後に種田のイラストも津田の紹介文の内容と見事にリンクした、本意気のクオリティだった。それを見た、同じく種田がイラストを担当した『きんモザ』チームからクオリティの差にクレームが入るも、実は本当はそのイラストは西が担当していたことが判明。最後には「『きんモザ』への愛はないのか!」となぜか責められた種田による「両方好きだー!」とのシャウトで、このコーナーは大団円を迎えた。

と、ここで両作品の“まんがタイムきららフェスタ!2016”への出場と、それぞれのスペシャルエピソードの制作決定が発表される。観客からの歓声はもちろん、ステージ上では全員がどちらの作品でも喜びをあらわにしていた。

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しかしいずれも制作が決定したばかりで、その内容は誰も知らない……ということで、ここからはキャスト陣による勝手に内容妄想コーナー。「捜査本部にあるような(※大久保談)」主要キャラのイラストが貼られたホワイトボードが登場。そこに相関図を記入してストーリーを妄想しよう!というコーナーだ。

しかしここでも、各キャストのフリーダムさが止まらない。先攻『きんモザ』チームの田中が『ゆゆ式』のボードから縁を連れてきたのをきっかけに、その他のメインキャラも次々と投入されていく。結果、ゆずこ・アリス・カレンの好意が全員忍に向くものの、忍自体の好意は“あらたなる女”なる謎の存在へと向いていたり、綾と縁がライバルとなった結果、縁と陽子が両想いになるというなかなかカオスな相関図が完成した。

続いて『ゆゆ式』のターン。今度は大久保の「欲しい子もらっていいの?」との言葉から、逆に『きんモザ』キャラが『ゆゆ式』の世界にお邪魔。シンキングタイム中には、内山主導でこの日販売されていたグッズの手ぬぐいについての寸劇が展開され、宣伝と観客を飽きさせない工夫とを両立させていた。

そうして出来上がった相関図は、アリスを“かわいすぎる刑”の犯人に置いた、まさに捜査本部らしいものに。しかし“捜査”とは直接関係ない側の相関図では、縁がなぜかゆずこ・唯・陽子と三股をかけていたり、忍と綾とが実は姉妹という衝撃の展開を見せていたりと、こちらも負けず劣らずのカオスさを発揮。「もしかするとひとつくらいは実現するかも」との西の言葉に、即座に「ねーよ!」と津田がツッコみ、このコーナーもきれいにオチがついたのだった。

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このように楽しすぎたこのステージも、残念ながらそろそろお開きの時間。最後のそれぞれのコメントでは、新作を届けられる喜びと、出演が決まった頃から長きにわたって両作品に携われていることへの感謝の想いが届けられる。「初夢がRhodanthe*と一緒にいる夢だった」と明かした東山は、「これって、この1年みんなと一緒にいられるっていうことなのかな?って思って、早くも夢がかなってうれしく思っています!」と笑顔で語る。また、両作品に出演している種田は、「『ゆゆ式』は私の初めてのきららアニメ。満を持して皆さんに新作を届けられることを、早く伝えたかった!しかも『きんモザ』も新作が決定したということで、こんなにうれしいことはありません。どちらにも出演させていただいている私は幸せものです」とこちらも喜びを語る。そしてイベント本編ではトリックスター的な働きをしていた大久保も、「合同で同窓会ができるのは、本当に皆さんの応援の力があるからです。『ゆゆ式』は本当にすごく久しぶりに集まることができて、皆さんと一緒に情報処理部として遊べて、とっても楽しかったです!」ときっちり締めてくれた。

新作となるスペシャルエピソードの制作も決定し、両作品ともまだまだ展開は止まらない。このまま応援の輪が広がることを、そしてまた来年もこうしてファンを交えた同窓会が開催できることを、心から願ってやまない。

Text by 須永兼次

 

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