7000人の笑顔が有明コロシアムに咲き誇る!内田 彩、2ndライブ“Blooming!~咲き誇れみんな~”レポート!

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12月5日、有明コロシアムにて内田 彩の2ndライブ“Blooming!~咲き誇れみんな~”が行なわれた。今回はその様子をレポートする。

昨年11月に1stアルバム『アップルミント』でアーティストデビューしてから約1年。5月には1stライブ、7月には2ndアルバム『Blooming!』のリリース、そして11月には1.5thライブと駆け足の1年間を経た彼女が開催した今回のライブ。楽曲のクオリティの高さから音楽通にも一目置かれる彼女のステージは、7000人規模の有明コロシアムを埋めての大舞台となった。

咲き誇る花のような美しいステージ

一曲目はアルバムタイトルでもあるリード曲「Blooming!」からスタート。うっちーは2ndアルバムのジャケット衣装で登場! この日は生バンドということもあって迫力満点のサウンドと、それにも負けない歌声を会場に響かせる。

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「咲き誇る準備はできてますか?」と開幕の挨拶から、続く「スニーカーフューチャーガール」ではロックサウンドにキュートに甘い歌唱を乗せ、ドラマチックな「Like a bird」ではスタンドマイクで力強くハードな歌唱で会場を揺らした。

歓声がやまないうちにサビ頭で始まる「最後の花火」。“Blooming!~咲き誇れみんな~”と題された今回のライブは舞台セットも凝っており、ステージ後方の花を象った電飾が、この曲ではステージ前後に配された棒状のLEDの光と連動してまるで打ち上げ花火のよう! ほかにもこのあとの「ハルカカナタ」ではそれらが消えて小さな電飾で星空を浮かび上がらせたりなど、限られたセット内でくるくると情景が変わるステージはアルバム『Blooming!』の世界観にとてもマッチしている。

MCでははしゃいで客席に手を振りながら、「有明コロシアムっていう本当に7000人の大きいところで、本当にやるの? と思ってたけど、全体的に距離感が近い会場で皆さんの顔が後ろまで見れるんですよ!」と言及。実際メインステージ、センターステージを包みこむような半円状の客席は、規模に反して驚くほどステージが近く感じられる。

「昨日もTV(前日の『ミュージックステーション』)に出て、信じられないことがどんどん起きていくけど、ライブとかで、こういう時間を大事にしていきたいなと……思っていますので!」と早くも感極まったのか一瞬声を詰まらせつつも、「次の曲ではより皆と盛り上がってこの時間を楽しみたいと思います!」と次曲へ。

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CD音源から自然に逸脱してみせる奔放なライブ

曲名コールから底抜けに明るい「Go! My Cruising!」では、ギターとともにセンターステージに進み出てはしゃぐうっちーに負けじと、客席も前のめりに飛びまくる!

4カウントからスタートしたのは「Let it shine」。CDではホーンセクションの印象が強い曲だが、今回は生バンドなので印象が違って聴こえるのはライブ仕様という感じだ。ライブ仕様と言えばライブでのうっちーのアドリブの効いた歌い方も楽しい。本曲では歌詞に合わせて声色を変えたり、演技たっぷりに声を作ったり、後半のアンコール後には逆にテンションの上昇とともに声を上ずらせてわざと音を外してみせたり、というアドリブが非常にハマっており、CD音源から自然に逸脱してみせる奔放なライブ感覚は内田 彩のライブの見どころのひとつだ。

夕焼けのようなオレンジのペンライトに包まれ、ミドルテンポの「ハルカカナタ」をセンターステージでしっとりと歌い上げたあとは、一旦袖へ。

幕間には、「ハルカカナタ」のインストverと共にスケッチブックに書かれたバスの絵が動き出す映像が。このバス、のちのMCで実はうっちー本人がクレヨンで描いたバスの絵だと判明。「こんな綺麗な映像にしていただけるならもっとちゃんと描けばよかった!」と悔しがっていた。

内田 彩クオリティ大発揮の後半戦!

衣装を替えての後半戦、「いざゆけ!ペガサス号」では、歌とともに、歌詞さながらの白い自転車“ペガサス号”に乗って登場 !多少危なっかしくふらつきながらも、3拍子に変化する難しいDメロを、ステージ端を切り返しながら歌うのは流石だ。

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後半戦の衣装はノースリーブにポニーテール、そしてフワッと広がる花いっぱいなスカート! 『Blooming!』のジャケット写真の背景の花をイメージした新衣装ということで、恒例の「回ってー」コール……を言われる前に回るのが内田 彩クオリティだ。しかしそんなファンのあしらいを友人に「冷たい」と言われてしまったという話では、「違うんだよ、皆が喜ぶからやってるんだよ!」と会場を沸かし、「何言っても盛り上がってくれる皆には本当に感謝してます」と少し照れ混じりでデレてみせる。

「今日は『Blooming!』のライブということでここからは初披露の曲を歌いたいと思います!」という口上から「妄想ストーリーテラー」へ。尺の短いライブでは爽快なロックテイストの楽曲でまさにアイドル! という印象の彼女だが、ある意味ここからの展開もまた“内田 彩らしさ”全開だ。「妄想ストーリーテラー」では拍子がくるくる切り替わるアヴァンギャルドな曲をミュージカルのようにこなし、ドラマチックに展開する「Daydream」を神秘的に表現したかと思えば、一転、1stアルバムからメルヘンチックな「泣きべそパンダはどこへ行った」をとことんかわいらしく歌ってみせる。様々なキャラクターイメージを内包するようなこの越境性が、声優としてのキャラクターを演じるように歌を表現するという“アーティスト内田 彩”の在り方を感じる。

「泣きべそパンダ」ではお馴染みのパンダのパペット、同じく1stアルバムから「キックとパンチどっちがいい?」はタンバリン、そして「Merry Go」はペンライトと、今までのライブでお馴染みの小道具とともにお届け! 特に「Merry Go」では客席全体で一緒に思い思いの色や色がチカチカ変わっていくペンライトを使い、会場が宝石箱か花畑かという非現実的な絶景に。未見の人にはぜひ観てもらいたくなる景色だ。

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MCを挟んでのライブ本編最後の曲は、2ndアルバムラストの曲、ダンサブルでライトなEDM「with you」。有明コロシアムの音響も相まってキックの響きが大変素晴らしく、最高にハッピーに会場全体を揺らしてライブ本編を締めくくった。

1年間積み重ねてきたファンとの繋がり

アンコールではバンドが揃ってうっちーがステージに立った瞬間、カウントとドラムロールからメタリックな「ONE WAY」からスタート! バンドメンバー紹介から、「もっともっとアンコール盛り上がって行くぞ!」という煽りと共に「Sweet Rain」の曲名をコール。

抒情的ながらどこか明るいロックチューン「Sweet Rain」を歌いあげたあと、”タオル曲”な「Growing Going」は今回事前のタオル講座はなしでぶっつけ本番でタオルをぶん回して客席のボルテージを高めていく。MCでの「アンコールは本編よりも気楽でみんなとの距離を近く感じる」という言葉通り、リラックスしてはしゃぐ様子がかわいらしい。

アンコールラストはアーティストデビューから歌い続けてきた思い出の一曲「アップルミント」。客席のコールの一体感も堂に入ったもので、1年間積み重ねてきたファンとの繋がりを感じさせた。

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ダブルアンコールでは、階段上にせり上がって姿を現わし、「Breezin’」を(もちろん今までもテンション高かったが)さらに2割増しテンション高めでお届け! 間奏では「みんなの気になってる子は誰ですかー?(うっちー!)」「ありがとー私も今日のみんなのこと好きと言ってあげますー」とデレを見せる一幕も。

そして続くMCでは驚きの新展開の告知が。来年2月にコンセプトアルバムを2枚同時リリースすることが判明! エレポップ主体でキュートな『Sweet Tears』、シリアスロックを基調としたクールな『Bitter Kiss』の2枚ということで、今日も含めて年末年明けにもライブを控えながらも、あと2ヵ月ほどでコンセプトアルバム2枚同時リリースという無茶苦茶なスピード感に「早いでしょ!誰か止めてくださいよ(笑)」と冷や汗をかきながらも、「こうして少しずつ続けていけば楽しいことが待ってるんだなと改めて思えました。2年目のソロ活動よろしくお願いしまーす!」と今後の活動への意欲を燃やした。

ラストは2回目の「Blooming!」!会場全体で力の限り盛り上がり、2ndライブの最後を飾った。

ほぼアルバム曲順どおりのライブでありつつ、アルバム自体の練られた構成と楽曲の多彩さ、そしてそれに寄り添う彼女の歌声とパフォーマンスを改めて実感できるライブだった。2月のコンセプトアルバム2枚同時リリース含め、スピーディに怒涛の展開を見せていく内田 彩のソロ活動から目が離せない!

TEXT BY 大用尚宏(クリエンタ) / PHOTOGRAPHY BY 草刈雅之

<セットリスト>
M1 Blooming!
M2 スニーカーフューチャーガール
M3 Like a bird
M4 最後の花火
M5 Go! My Cruising!
M6 Let it shine
M7 ハルカカナタ
M8 いざゆけ!ペガサス号
M9 妄想ストーリーテラー
M10 Daydream
M11 泣きべそパンダはどこへ行った
M12 キックとパンチどっちがいい?
M13 Merry Go
M14 with you
<ENCORE>
En1 ONE WAY
En2 Sweet Rain
En3 Growing Going
En4 アップルミント
<DOUBLE ENCORE>
En5 Breezin’
En6 Blooming!


●リリース情報
コンセプトアルバム2作同時発売決定!
2016年2月10日(水)発売
『Sweet Tears』
【CD+DVD】
品番:COXC-1124~5
価格:¥3,240(税込)
※エレクトロポップを基調にした楽曲を中心に全6曲を収録。
付属DVDにはリード曲「Floating Heart」のミュージックビデオとメイキング映像を収録予定。
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『Bitter Kiss』
【CD+DVD】
品番:COXC-1126~7
価格:¥3,240(税込)
※シリアスロックを基調にした楽曲を中心に全6曲を収録。
付属DVDにはリード曲「afraid…」のミュージックビデオとメイキング映像を収録予定。
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