徳島を中心としたアニメイベント「マチ★アソビvol.15」眉山山頂特設ステージで10月10日、『Wake Up, Girls!』のスペシャルトークイベントが行なわれ、「Wake Up, Girls!」から島田真夢役・吉岡茉祐、林田藍里役・永野愛理、片山実波役・田中美海、七瀬佳乃役・青山吉能、久海菜々美役・山下七海、菊間夏夜役・奥野香耶、岡本未夕役・高木美佑、ライバルの最強アイドル「I-1 club」から近藤麻衣役・加藤英美里、相沢菜野花役・福原香織が登場してトークを行なった。

青山と永野は初の「マチ★アソビ」参加。青山は今までのマチ★アソビではレポート記事を読んで、参加している仲間たちをうらやましく思っていたとのことで、念願の徳島入りに感激の様子。徳島出身の山下は「ただいま徳島！」と地元凱旋挨拶をしていた。先日公開された劇場版『Wake Up, Girls! 青春の影』については、「我らが早坂さんがいいところを持って行った。暗闇からいいタイミングで出てくる大物感が好きです」（青山）、「私は（劇場版の）かやたんが好き！　やっとデレを見せてくれました！」（高木）などと、好きなキャラクターやストーリーについて盛り上がった。

イベント途中からはI-1 clubの先輩、加藤と福原も登場。2人はアフレコスタジオでのWUGについて、TVシリーズから劇場版前篇、前篇から後篇でどんどん成長していると賞賛。12月に公開される劇場版後篇の見どころについては、加藤は「まとまっているように見えたI-1 clubの内側の戦いがこれから描かれます。アイドルって、女の子って大変だなと思います」とコメント。福原は「I-1の中にもいろいろな世代がいるからこその事件が起こります。白木さんはいつもの白木さんですね。アイドルとそれを取り巻く人々を含めたI-1の深さを知ってください」と語っていた。2人がWUGで好きな曲については、「「言の葉青葉」が好き。しっとりしてる中で大人の顔が見え隠れするのが好きです（加藤）」、「去年一緒のライブを経験して、「極上スマイル」の一体感がすごく好きになった（福原）」とのことだった。

I-1 clubといえば、今年の「Wake Up, Girls!」夏のライブツアーでは、WUGメンバーが「I-2 club」「I-3 club」の架空のメンバーを演じる企画があった。これを聞きつけた福原や加藤の希望もあり、ステージではWUGメンバーが「I-2 club」「I-3 club」としての挨拶を再現する一幕も。先輩たちからは“喋り方が絡みづらい”“I-3は大変そう”といったダメ出しが飛んでいた。

さらにステージでは11月11日（I-1の日）に発売されるI-1 clubのシングル曲「運命の女神」の詳細も紹介された。「運命の女神」は、『Wake Up, Girls!』世界の最強アイドル・I-1 clubがリリースするシングル。作中の世代抗争展開と連動するように、岩崎志保（CV:大坪由佳）、近藤麻衣（CV:加藤英美里）、吉川愛（CV:津田美波）、 相沢菜野花（CV:福原香織）ら先輩組のチームS盤と、鈴木萌歌（CV：山本希望）、鈴木玲奈（CV：明坂聡美）、小早川ティナ（CV：安野希世乃）ら新世代組のチームM盤が同時発売されて売上を競う。今回のステージでは「運命の女神」の音源が初披露されたが、イベントと同時にyoutubeでも「運命の女神」試聴動画が公開された。福原は「「運命の女神」はジェラとは雰囲気が変わって、アイドルらしいわりとさわやかな曲です。チームMはフレッシュな感じでぐいぐい来ますね」、加藤は「チーム分けされてるから両方を聴き分けてほしいですね。是非、チームS盤を買ってください！」と熱烈アピールをしていた。

最後は全員で挨拶した後、吉岡の提案で客席とともに「がんばっぺ、『Wake Up, Girls！』」の大コールでステージを締めくくった。

Photography & Text By 中里キリ

関連リンク

• 『Wake Up, Girls！』ポータルサイト