徳島で開催中のマチ★アソビ vol.13にて、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』のトークイベントと、前座として宣伝プロデューサー・アニプレックス高橋ゆま氏のピアノリサイタルが行なわれ、中村繪里子、浅倉杏美、下田麻美、高橋ゆま氏が登場した。

今回のマチ★アソビは台風の接近により、3日間の会期を2日間に短縮。眉山山頂特設ステージで開催予定だった同イベントは、徳島市文化センターに急遽移動。1,000人以上収容するホールで生リサイタルを行なうことになり、前座の高橋ゆま氏はガチガチに緊張していた。高橋氏はピアノはまったくの未経験ということで技術的に拙い部分もありつつも、『アイドルマスター シンデレラガールズ』より「お願い！シンデレラ」と劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ！』主題歌「M@STERPIECE」をフルサイズで演奏。想いを込めた演奏に、客席は温かい歓声に包まれた。

前座ではあったが、司会をアニプレックスの鳥羽プロデューサー、花束プレゼンターを『アイドルマスター』総合プロデューサーの坂上陽三氏が担当するなど、必要以上に豪華な顔ぶれ。面白いことが大好きなアニマスチームらしいステージだった。

 

シャンパンを開けての打ち上げトーク！

ステージに登場したキャスト3人は、前夜に眉山山頂で開催された「ニュータイプアニメアワード」で劇場映画作品賞ほか多数の賞を受賞した感謝を伝え、劇場版や9thライブも含めた“後夜祭”的ムードのなかイベントはスタート。シャンパンを酌み交わしながらのトークとなった。

まずは“繪里子よ大志（大使）を抱け！任され眉山でこれから”と題し、前日中村が徳島県知事より徳島アニメ大使に任命された話題から。中村は数年前に県知事に会った際に徳島に貢献したいという想いや、「乙女よ大志（大使）を抱け！」という持ち歌があることなどを雑談でアピールし、今回の就任につながったというとりあえず言っとけ精神を感じるエピソードを明かしていた。

徳島アニメ大使としての中村の今後を提案する大喜利コーナーでは浅倉が“全身タイツですだちくん（ゆるキャラ）になりきって練り歩く”、下田が“阿波踊りで徳島一周!!”を提案。中村自身は“おいしいものを食べたい”“ロープウェーに乗りたい”といった個人的な欲望から、“アイマすだちの開発”といった現実的なものまで、様々な活動に意欲を見せていた。

“みんなのWE ARE M@STERPIECE”コーナーでは、10月5日に終わったばかりの9周年ライブについて、集まった質問に3人が答えた。下田は「YOU往MY進!」がタオル曲になったことについて、「真美が『ジェミー』を歌うので、亜美の『YOU往MY進!』も歌いたかったんです。6周年は体力不足ですべてのパートは歌えなかったんですが、今回は自信があったからなるべく挑戦したくて。そうすると振り付けが変わるからどうしようかと考えているときに、タオルを見て思いつきました」と語った。

浅倉は9周年に込めた想いについて「私泣き虫なので、楽しい気持ちや真剣な表情が伝わるように、泣かないぞと思っていました。『Kosmos,Cosmos』や『あの日のナミダ』の初披露など、いろいろ挑戦しました」と語っていた。中村はMCでうまく話すコツを聞かれ、「どうやったらアイマスへの想いが伝わるかを考えているときに、誰かの真似じゃない自分だけのアイマスとの向き合い方が見つかったのが9周年で、アイマスの想いをつないでいきたいと思いながら話していました」と誠実に語っていた。

最後の質問として「虹色ミラクル」で3人が気に入っている振りつけを紹介した後は、ステージで「虹色ミラクル」をライブ披露！9周年ライブ東京公演でライブ初披露されたばかりの楽曲のライブに、客席は虹色のサイリウムと大歓声で応えた。一列になって45度の角度でキメるポーズを、斜めからカメラで抜くのは大事な演出として事前に伝えられていたことなど、裏話を聞いてからのステージは貴重な体験だった。ライブの最後はキャストたちが音頭を取っての「アイマス最高！」コール三唱でステージは幕となった。

『アイドルマスター』トークイベント＆高橋ゆまピアノリサイタル in マチ★アソビ
2014.10.12＠徳島市文化センター

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