リスアニ!VOICE ELISA

int-131022-002-c001

アニメ音楽に関わる人達の「声」をお届けするリスアニ!TVによる撮りおろしインタビュー、それが“LisAni!VOICE”。「リスアニ!TV」にて放送されたその「声」をリスアニ!WEBで掲載します。

ELISA「そばにいるよ」リリース時の 「リスアニ!TV」を掲載!(2013年6月14日/6月21日放送分)

――改めて、復帰おめでとうございます。今の想いを率直にお聞かせください。

ELISA 私としても復帰できる日を待ちに待っていました。やっぱりこの一年半の間に「歌いたい!」っていう気持ちも高まっていたし、「皆さんに早く歌声を届けたいな」っていう想いでいたので、特別な気持ちはありますね。もちろん音楽に対してもそうなんですけど、やっぱりこのお休みしていた間に自分の気持ちの部分で変化はあったのかな、って思います。自分の歌についてもより追求していけたり、自分の感情も前向きになったというか。別にネガティブだったわけではないんですけど、すごく向上心を培えたような気がしています。

――そうして培われたものが、復帰後初のシングル「そばにいるよ」に詰め込まれているような印象がありました。

ELISA 実はそれって特別意識してそうなったわけではないんですけど、この1年半が人として勉強もたくさんできた期間ではあったし、ちょっと強くなったところもあるし。お休みしていた間に、「“今”っていう時間は、今まで過ごしてきた時間の中で、目標や夢にして想像していたものの本番なんだな」って思ったときがあって。だったら過去の自分に恥じないように、今一生懸命やっていきたいなって思うようになって、それからすごくポジティブになりましたね。

――過去のご自分というお話がありましたが、改めてELISAさんの軌跡を振り返ってみたいなと思います。まず、デビュー前に受けられたオーディションのお話ですが。

ELISA 懐かしいですね。ずっと「歌手になりたいな」っていう想いはあったんですけど、デビューのきっかけになったオーディションはモデルのオーディションだったんです。たまたま目についたものだったんですが、「ここから何かが開けるかもしれない」っていうものを感じたので、受けさせてもらって。最終面接での自己PRのときに、「私、歌手になりたいので、歌っていいですか?」って言って、その場でオペラを歌ったんです。そしてその何ヵ月後かにデビューが決まって……今思い返すと、無鉄砲だったなとは思うんですが(笑)。ただ本当に恵まれた環境にいて。両親も応援してくれて、そこからデビューできてこうやって活動を続けてこられて。それは本当にうれしいことですね。

――それから2007年に「euphoric field」でデビューされました。初めてご自分のCDが出たときってどんなお気持ちだったんでしょう?

ELISA あのときはすごい勢いで物事が動いてて、こなすので精一杯でした。当時私は東京に住んでいなかったので、一回一回のお仕事が旅みたいな気持ちでレコーディングや打ち合わせに参加させてもらって。そんななかだったので、実際にテレビで私の声が流れてるのを聴いたときも、実感はなかなか湧かなかったんです。もちろん、「わー、うれしい!」っていう気持ちはあったんですけど。学校の子たちも、私がCDを出しているのはみんなが知ってたわけじゃなかったし、「自分は歌手としてこれからどうなっていくのか?」っていうビジョンも何も見えてなかったので、あのときはとにかく「一個出せたんだ、すごい」っていう、そんな感じでしたね。

――それから5~6年が経って、昨年にはベストアルバムをリリースされました。デビューからいろいろと経験を重ねていって、表現力や歌唱に対する想いも変わった点があると思うんですが、ご自身で昔の曲を振り返られるときってどう思われるんでしょうか?

ELISA デビューをして1~2年が経って、ようやく手探りながらも「音楽をやるっていうことはこういうことなんだ」とか、レコーディングの手順とかが自分の中でわかってきた当時の曲をベストアルバムで振り返るのは恥ずかしかったりもしましたし、実際「まだまだだな」って思うこともありました。でも、お休みしていた間に自分の音楽を見つめ直すことで、純粋でまっさらな状態の声を思い出したり新しく発見できたのは、私にとって大きなことでしたね。自分自身で、私の特徴っていうものをわかりやすく気づくことができたというか。これまで活動していたときには、表現方法をたくさん学んでいくことも大切だと思ったので、そちらに力を入れていた部分があったんですけど、お休みしていた間にこうして振り返ることで、逆に自分の持っている表現の特徴をすごく明確に知ることができたんだな、って思いました。

――お休みする前と復帰してからとで、音楽についてご自身のなかで変わられた部分があるんですね。

ELISA さっきの話とも繋がるんですけど、自分自身の歌声の長所をもっと伸ばして、ELISAっていうアーティストができることを追求したい、っていう気持ちはすごく大きくなりましたね。なので、そのために幅広く音楽には触れ続けていたと思います。

この記事に関するキーワード

この記事を書いた人