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INTERVIEW

2014.05.29

「This game」リリース記念!ワンマン・ライブからニュー・シングルまで語り尽くす、鈴木このみロング・インタビュー!

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2月にリリースしたファースト・アルバム『17』を引っさげて3月に行われた初のワンマン・ライブ「鈴木っ!! 走るなっ!!」は大成功。さらに「リスアニ!CIRCUIT Vol.05」や「ゆい、ひとみ、このみ、女子3人寄ればアニソンPARTY!!」など数々のライブイベントに出演し、その勢いのまま5月21日に待望のニュー・シングル「This game」をリリースした鈴木このみ。そんな彼女が、先のライブからニュー・シングルのリリースの間に感じたことや裏話などを、徹底的に語り尽くしてくれています♪

 

――まずはファースト・ワンマンライブを観させていただいたお話からしたいと思いますが、いやー、熱かったですね!

鈴木このみ(以下:鈴木) たしかに!すごかったですね!

――ステージから見ていていかがでしたか?

鈴木 自分のボルテージが徐々に上がっていくのがわかるステージでしたけど、お客さんも確実についてきてくださってるなというのがわかったので、すごく楽しいライブでした!苦手だったMCも、あのときは長く喋り過ぎて、あとで「喋りすぎでしょ!」って突っ込まれたぐらいで(笑)。リハのときにはあまりに喋らなさすぎて、喋り込みまでやって1時間ちょいしか持たなかったんですよ。

――え、全部でですか!?

鈴木 全部で1時間です。「あ、これどうしよー!」ってなりました(笑)。でも本番では皆さんが温かく見守ってくださってたからなのか、自然にポロポロと言葉が出てきて、苦手だったMCもこの間のワンマンライブで克服できたんじゃないかなと思っています。

――本当に滑らかなMCでしたよね。要所要所で笑いも取っていたし(笑)。

鈴木 そこは関西人としては(笑)。私のキャラ的に「お前らー!!」みたいに前のめりに煽っていく感じではないじゃないですか。自分の特徴って何かなって考えたりもしたんですが、結局アーティストではありつつ、喋るときは素の自分でいいんだな、とあのときに気づけましたね。

――本当に歌うときはバシッと決めつつ、鈴木さんの等身大感がすごく出ていて、畑 亜貴さんが観ていて「涙が出そうになる」と仰ってましたね。デビュー当時から見ていらっしゃるということもありますし、どういう立場の感慨なんだろうなと思いました(笑)。

鈴木 母親目線でしょうか(笑)。

――そのへんのお話は本誌vol.17掲載の畑さんの連載も参照してもらいつつ(笑)、また「リスアニ!CIRCUIT」の方もありましたが、こちらはいかがでしたか?

鈴木 出番が最後から2番目だったので、最後に向けて会場の盛り上がり度をさらにガツンと上げたいなっと思って、そこを重視して歌ってみました。なので自分のなかではガツガツお客さんに声をかけていったつもりです。

――そうですね、裏方から観ていても鈴木さんのステージで一回ピークを迎えたのかってぐらい盛り上がりましたね。

鈴木 自分を含めて4組のアーティストさんが出てらっしゃって、ほかの方のステージを見られる機会ってあまりないので、モニター越しからでも「この人のこういうところをもっと盗んでいきたい」と思って観ていました。

――なるほど!GWもライブをやられていて、かなり本数が多いので、そういったところでもどんどん成長の機会が多いのかなと思います。

鈴木 プロデューサーが「ライブで生き残ってほしい」というスタンスの方なので、そのモットーに乗っかってやっております(笑)。やっぱりCD音源だけじゃ伝わらないものがあると自分でも思いますし、ライブで人が呼べるというのはすごく重要なことだなぁ、と。CDを買ってくださって「この人の歌を生で聴きたい!」って思って来てくださるものだと思うので、それってすごく貴重なことじゃないですか。なので一回一回のライブを大事にしたいなと思います。

――これまでにもイベントにはたくさん出ていらっしゃいましたが、ワンマンを機にさらにライブが洗練されていくのかなと思います。

鈴木 自分自身、デビュー3年目を迎えてそれなりにプレッシャーを感じてます。17歳なので、経験値が周りより圧倒的に少ないというのは感じていて、自分の幼いところを痛感する場面もあります。他のアーティストさんが語っているときに「この人こういう目線からも見れるんだ!」という新しい驚きがあったり。そういう自分の足りないところはいろんな人を見て経験を積んでいくしかないのかなって思ってます。

――その分若いころからキャリアを積んできているのは今後に向けても活きていくことと思います。

鈴木 そうですね、すごく有利なことだと思います。

――さて、今回の「This game」ですが、この曲は1stワンマンで初披露されていましたよね。いかがでしたか?

鈴木 やっぱりすごく緊張しましたね!しかも毎回違うジャンル、違うテイストの楽曲を歌うじゃないですか。特に「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」のときも、すごく「これは、いいんだろうか……」と思って、結局すごくよかったんですけど(笑)!この曲もワンマンで初披露ということですごくドキドキしたんですけど、自分自身が大好きな曲だったのでそこは安心していました。アニソン大好きである自分が大好きだから、きっと皆さんも好きであろう、と!

――ある種正統派な鈴木さんという印象ですよね。いろいろな変遷があったアルバムを出されたあとに、強調されてド直球な楽曲という印象が感慨深いですが、初めて曲を聴いた印象はいかがでしたか?

鈴木 実は最初アレンジが全然違って、もっとゲームっぽい曲だったんです。途中で今の形になって、「アレンジ次第で曲ってこんなに変わるんだな」ということに気付きました。この作品の登場人物自体は「負けはあり得ない!」という自信満々なキャラクターの物語で、自分自身負けず嫌いなところがあるので、そういうところはリンクしていると思います。さっき言ったような17歳の私としての不安もありつつ、やっぱり歌の世界、大人の世界でずっと勝ち続けていきたいので、「大人も17歳も関係ない、自分は自分として勝ち続けていけばいいんだ!」という想いをすべて込めて歌いました。

――そういう決意表明がストリングスやピアノの入ったピリッとしたサウンドともマッチしていますよね。作品自体とリンクする部分もあるんですね。

鈴木 そうですね、曲自体もすごくピッタリですし、歌もそれに沿わないといけないなとは思いました。実は放送で流れているTVサイズとCDの音源は歌のテイクがまったく違うんですよ。フルサイズで録りおわっていたんですが、もっと勢いを出せるなと思って録り直しました。

――へー!「もっといけるぞ!」って感じでしょうか?

鈴木 はい!日にちが経つとそれだけ自分も成長するじゃないですか?ちょうどワンマンが終わったあとで、カップリングの曲を録るときに、時間が余ったらもう1回録ってみようかという話になって。今まではグッとくる歌が録れるまですごく時間がかかったんですよ。2時間ぐらいして、そこから良いのがバンバン録れるという感じだったんですが、ワンマン以降はそのピークが早く来るようになって、自分でも心のスイッチ的なものを作れるようになったのかなと思います。意識が変わったというか、コツがつかめたというか、自分でも分からないんですが、なぜかいい感じにレコーディングがすべて進みました。年末、アルバムで苦戦してたのが懐かしい(笑)。

――なるほど!ワンマンを経て、最新の進化形態にある鈴木さんが収録されているわけですね。それにしても同じ曲でも、きっかけで全然違ってくるものなんですね。

鈴木 もう全然違いましたね!あとで自分でも比べて聴いてみたんですが、やっぱり圧倒的にCD音源の方がいいかなと、私は思います。ていねいに上手く歌えているのはTVサイズの方なのかな、と思いますけど、心に響くという意味ではCDの方が好きですね。録り直しただけあってライブ感がもっと伝わってくるような音源になって。ワンマン後のいい状態を残せて、すごく良かったと思います。わりと新幹線の時間がギリギリで(笑)、いろいろ歌ったあとで疲れてるときに、「通しで全部バンバン録っていって、いい感じのやつ使うわ!」って。

――本当にワンマンと同じというか、アンコール状態ですよね(笑)。

鈴木 CD音源というか生歌音源というか(笑)。

――すばらしい状態で録られた音源ということで、これがさらに大阪のイベントでも歌ってらっしゃってさらなる歌い込みもありそうですね。

鈴木 はい、正直ワンマンのときに初めてこの曲をつかめた感じがするなと思いました。自分でも歌っててすごくグっときて、「あ、この曲今すごくピッタリや!」と。そういう意味でもワンマンをやって自分のためになったと思います。

――カップリングの「Delighting」ですが、こちらはアレンジと歌詞が違うバージョンの「This game」ですね。

鈴木 実はこれが先ほど言った「最初違うアレンジだった」バージョンです。あまりにも素晴らしいのでぜひとも入れたい、となってこうなりました。

――こっちは鈴木さんっぽいというよりは非常にアニソンっぽい作りですよね。

鈴木 そうですね、『ノーゲーム』に合わせた曲でもありつつ、歌詞の部分は今の自分にあわせて書き直していただきました。自分もこの曲を通して、殻を破ってひとつ成長できるんじゃないかというビジョンが見えました。ポリシーとして私がいろいろ持っているなかで、例えば「嘘をつきたくない」とか、そういうこともありのままに作詞してくださったので、すごく歌いやすかったです。レコーディングもすんなりいきましたね。

――3年経っての変化として、アルバムもリリースして、言いたいことを言えるようになってきたというか、そういう鈴木さん自身を出していける環境になってきたのかもしれませんね。そうなると鈴木さん自身の人間性に惹かれる人も出てくると思います。

鈴木 そうですね!やっぱりそれがいちばんいいと思います。もちろんアーティストとしても好きになってもらいたいという想いはありますけど、いちばんは歌を通して鈴木このみ自体を好きになってくれる人がたくさん出てくるといいなと思います。最近は、いちばん分かりやすいのはブログだと思うので毎日更新しているんですけど、前は日記みたいに書けばいいのかなと思っていたんですが実はそうじゃなくて!今の自分の現状を伝えるツールなんだと気づいてから、ブログもすごく楽しいなって思うようになりました。常に発信していかないといけないと思うので、それは音楽を通しても、常に新しいものを提供しないといけない。なおかつ人間として自分の新しい一面を発見するべきだと思うので、今年3年目ですが今年はどんな自分が見られるのか、自分でも楽しみです。

――なるほど、立派なコメントです……!

鈴木 立派だ(笑)

――そんな鈴木さんのいろいろな面が詰まった2曲を聞いたあとで、初回盤にはまさかのカバーが入るわけなんですが……。

鈴木 (笑)。

――「太陽曰く燃えよカオス」のメタルカバーで、編曲は以前にもアルバムでご一緒されていたDragon Guardianさん、さらにゲストボーカルにイタリアのメロディック・デスメタルバンドDisarmonia Mundiのおふたりがクレジットされているという(笑)。

担当ディレクター 「Princess Ghibli」っていうジブリの名曲をヘヴィメタルにカバーしたコンピアルバムをお手伝いしていたチームが弊社におりまして、そのアルバムプロデューサーがDisarmonia Mundiのエットレさんだったんです。原曲、作品への愛を持ちつつ、解釈の仕方が絶対メタルから飛び出ないし、日本人では出せない雰囲気を持っているのでいつかご一緒したいと思ってたんです。今回鈴木このみがカバーするのであれば本家にはないエッセンスとして、ドロっとダークに!をテーマにやろうと(笑)。それでオファーしてOKをもらったときに、原曲の音を送って、「このアニメはクトゥルフ神話の中のニャルラトホテプという混沌と死の神が、現代社会に美少女として具現化し、周りを混乱に陥れるアニメである」みたいな説明をして(笑)。

――決して間違ってないですね(笑)。

担当ディレクター ざっくり説明して、今回はそれを鈴木このみという17歳のアニソンシンガーがさらにカオスに、よりダークに歌いたいので、思いっきしやっておくれっていう感じで、歌詞をローマ字に描き直して歌ってもらったと。

――鈴木さんは以前に歌ったことはありましたか?

鈴木 これはカラオケとかでは歌ってたんですけど、人前で歌う機会はまったくなかったです。実はでもこの間大阪で初披露しました。デスボイスで(笑)。エットレさんとクラウディオさんと(笑)。

――オケで左右のスピーカーから流れるエットレ&クラウディオのデスボイスとともに(笑)。

鈴木 最初曲名言わずに「次はカバー曲にチャレンジ!」って始まった瞬間に、みんなの反応が「なにが始まるんだろう……」って戸惑ってる感じで、そこで突然「我々!」ってコーラスが入って「う、うおおお!?」って、慌てて「うー!」とかかけ声入れたりして、ちょっと面白かったです(笑)。

――ひと癖もふた癖もある人たちのアレンジになりましたが、聴いてみていかがでしたか?

鈴木 いやー、まさかこうなるとは思いませんでしたね!ていうか「この曲にデスボイス持ってくるんや!」っていう。てっきりかわいい声で「うー!にゃー!」言う感じなのかなって思ってたので、予想の真上を行った感じです(笑)。

――デスボイスのトラック2曲目ということで慣れてるっちゃ慣れてるとはいえ、この曲でやるかってところですよね。

鈴木 『這いよれ!ニャル子さん』なんですけど、「這いよれ!ムンディのデスボイス」なんで、すごい這いよってくる感がありましたね、歌ってて(笑)。

――これは本当に楽しいですよね!ライブなら楽しさ倍増かと思いますが。

鈴木 はい、「うー!にゃー!」されるのがこんなに楽しいことだったのかっていう。新たな扉を開きましたね(笑)。正直レコーディングのときは自分の声だけだったので、ライブでデスボイスと一緒に歌って、いかに合わせてダークに歌ってやろうかっていうのはすごく楽しかったです!私メタルわりと好きなタイプなんだなっていうのをこの曲で思い知りました。ディレクションでも「はい、ここ地団駄踏んで~」って言われてほんとに地団駄ふみながら歌ったりとか。歌詞の解釈も含めて、今までの楽曲のなかでいちばんダークに、ゲスい感じになったんじゃないかなと思います。

――中盤の「うー!にゃー!」も鈴木さんが歌っているパートの部分も、独特のけだるさがありますよね。阿澄(佳奈)さんとかがやっているノリではなく。

鈴木 そのとき気付いたんですけど、私って常にセリフみたいなのを言うときってけだるいのを入れちゃうんですよね(笑)。

――この三曲の並びが本当に面白かったです。また通常盤の方には「サイバーサンダーサイダー」が収録されていて、ボーカロイド曲カバーでかなり難しい曲だったと思います。

鈴木 言葉に苦労するという感じでした。あと息継ぎに苦労しましたね、酸素が足りなくて(笑)。でもすごく楽しいレコーディングでした。今までになかった自分を発見できる気がしたので、「こういうクール系も意外と似合うんじゃない?」みたいな感じですごくびっくりして、上手くいって楽しかったです。前から正統派の歌い方はけっこうやってきたので、今回は今までにない歌い方を試してみました。フンッって笑ってるような、爆発寸前みたいな、狂っているような歌い方で。

――今までのエモーショナルな熱い歌い方とは逆のベクトルでしょうか。

鈴木 そうですね、熱さを残しつつもクールにいけたなと思います。すごく自分の好きな仕上がりになりました。それこそ最後は息継ぎなく歌って、そこの3テイク目ぐらいで本当に死にそうだったんですけど、「ここはぜひともひと息でいきたいな!」と思って。あとはこの曲、声を加工するのかなって思ったんですけど、今回はかなり生声で、人間が歌う良さを引き出すために生声を通すというのはすごく面白いなと思いますね。

――今回はさらに初回盤にはDVDもついておりまして、「This game」のライブMVがとても面白かったです。ドキュメンタリー映像も入っていまして、これはかなり踏み込んだ内容ですよね。鈴木さん自身はカメラが全部追ってきてちょっと気になりませんでしたか?

鈴木 けっこう気になりますよ!声出ししてるときにもちょいちょい視界に入るカメラ……ちょっと面白かったです(笑)。

――あの熱いライブが出来るまでの流れを一個一個見られるのは面白かったですね。

鈴木 自分も見ましたけど、特に舞台裏のシーンがいちばん好きでしたね。走ってこけるとことか(笑)。皆さんはブログを通してしか分からないと思いますが、そういう素の自分が見られるんじゃないかと思います。ぜひこのビデオを観てもっと身近に感じてくれればいいなって思いますね。ステージでの勢いのあるバージョンのやつと、ちょっとのほほんとしてるやつとで(笑)。なかなか見られないステージ入りの瞬間とかも観られますので。

――ここまでアルバム、ワンマン、さらに今回の「This game」と勢いのある鈴木さんですが、今後目標などありますか?

鈴木 私の中ではもう3年経ったので、スタッフさんとも言っていたんですけど、お試し期間というか新人時代はもう終わりだなっていうのはすごく感じます。なのでもっといろいろとやっていかないといけない年になりそうですね。もちろん学生面でも高校3年生なので、受験もあり、勝負の年ですけど、やっぱりアーティストとしては勝ちを狙いに行く年だなと思ってます。毎年そう思ってますけど、年々想いが強くなってどんどん欲張りになっていきます。実は大阪で2日前にライブをしたときに囚人さんとのユニットである「Chant-LA」の曲もステージをやりまして、そのときにちょっと演劇風にセリフを読んだりしました。自分はミュージカル経験もあるので、もし好評ならば続けていきたいと思います!自分にしかできないことを確立できたらいいなと。あとそのときに演歌と洋楽にも挑戦しまして、「天城越え」と「Let It Go」のカバーっていう(笑)。

――かたやスタンダードでかたや超タイムリーですね(笑)!

鈴木 意外と好評だったんですよ、それが。こういう方向性もアリだなと思いまして、アニソンとしての通常の鈴木このみもありつつ、いろんなものにチャレンジしていきたいです。あとはライブの数を増やしたいなというのは思っています。生歌を聴いて「やっぱり鈴木このみってすごいなー!」って、「何回聴いてもすごい!」って思わせられるような歌声を届けていきたいです。大きな目標も「京セラドームでライブをしてみたい!」とか「キティちゃんとコラボしたい!」とか「新聞の一面を飾りたい!」とか、あるんですけど、まずは目の前のことからコツコツやることが大事だと思います。

――野望がいっぱいですね!

鈴木 また最近ファンの方の輪が確実に広がっているっていうのも自分で感じていて、すごくうれしいことだと思います。新しいファンの方も増やしつつ、今までのファンとももっといい関係を築けていけたらいいなと思っております。

――お試し期間が終わったというのはご自身の内面的なところでもそうで、視界が開けて高い所から目指す場所がはっきり見えてきたのかなと思いますね。

鈴木 今内緒で新しいことにも挑戦していて、たぶんこれができたらみんな「すごい!」ってなると思うので、早く披露したいです。ライブもCDを出すごとにも、一歩ずつ前進しているのを感じていて、反省点も自分で的確に見つけられるようになってきていると思いますし、今回初回盤と通常盤で2枚出して収録されるカバー曲が違うのとか、どんどん新しいチャレンジをさせていただいてるのもうれしいですね。

――そうですね。またさらにドンドン上に向かっていく、というのが今の鈴木さんが見ているところなのかな、と感じました。

鈴木 最近思うんですけど、二年前の歌とか、ジャケット写真とかも全然違うなって思いますね。CDによってコロコロ変わるので、ちょうどコロコロ変わる時期なのかなぁと思いつつ(笑)。

――成長期なんじゃないでしょうか(笑)。

鈴木 声も本当に違うんですよね!同じ曲を歌っていても、CD音源とライブ音源と全然違うんです!そういう意味では、CDもライブも観てもらって、楽しいって思ってもらえるとうれしいなと思います。

Interview by 澄川龍一(リスアニ!)
Text by 田中尚道(クリエンタ)


【TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』OPテーマ「This game」(TVサイズ)】

鈴木このみ 6thシングル「This game」
2014年5月21日発売
(TVアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』OPテーマ)
【限定盤】品番:ZMCZ-9306 価格:1,700円(税別)
NGNL-OP_CD_book_SP_front

<CD収録内容>
M-1 「This game」
作詞:深青結希 作曲:若林 充 編曲:eba
M-2 「Delighting」※「This game」の別歌詞・別アレンジ
作詞:深青結希 作編曲:若林 充
M-3 「太陽曰く燃えよカオス」
作詞:畑 亜貴 作曲:田中秀和
編曲:Dragon Guardian
Guest Vocal:Ettore Rigotti, Claudio Ravinale
(from Disarmonia Mundi)
<DVD収録内容>
T-1 「This game」LIVE Music Clip(フルサイズ)
T-2 1stワンマンライブ「~鈴木っ!! 走るなっ!!~」ドキュメンタリー映像
初回限定盤の特典DVDには、チケット争奪戦となった3月15日のワンマンライブ映像を収録!ドキュメンタリー映像には、ステージの模様だけでなく、楽屋やリハーサルなどのオフショット満載。

【通常盤】品番:ZMCZ-9307 価格:1,200円(税別)
NGNL-OP_CD_book_front_ol

<CD収録内容>
M-1 「This game」
作詞:深青結希 作曲:若林 充 編曲:eba
M-2 「Delighting」※「This game」の別歌詞・別アレンジ
作詞:深青結希 作編曲:若林 充
M-3 「サイバーサンダーサイダー」
作詞・作曲:EZFG
編曲:Soyik
発売・販売:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー

【鈴木このみ 1stアルバム『17 –seventeen-』好評発売中!(全曲試聴PV)】

【DVD付き初回限定版】品番:ZMCZ-9123 価格:3,600円(税別)
sp-140530-01-c006

【通常版】品番:ZMCZ-9124 価格:3,000円(税別)
sp-140530-01-c007

発売・販売:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー

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