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2026.10.28

【オフィシャルインタビュー】「今は、歌をめっちゃ真剣にやりたい」――nonocが初のアルバム『A Photon Away』に刻んだ3年間と、その先の未来

【オフィシャルインタビュー】「今は、歌をめっちゃ真剣にやりたい」――nonocが初のアルバム『A Photon Away』に刻んだ3年間と、その先の未来

アニソンシンガーとしてデビューし、数々の作品を歌で彩ってきたnonoc。東京に拠点を移してからの3年間、彼女は自ら作詞を手がけ、楽曲制作にも積極的に関わるなど、さまざまな挑戦を重ねてきた。

そんなnonocが完成させた初のアルバム『A Photon Away』。そこには、上京後の活動を通して生まれた楽曲と、今の彼女だからこそ表現できる音楽が詰まっている。

誰かが紡いだ言葉を歌うことから、自らの言葉で思いを届けることへ。音楽との向き合い方は、この3年間でどのように変化してきたのだろうか。そして、アルバムを完成させた今、改めて「歌うこと」に向き合おうとしている理由とは。

『A Photon Away』の制作を振り返りながら、nonocのこれまでと現在、そしてこれからについて話を聞いた。

取材/写真:前田勇介

初のアルバム『A Photon Away』に詰め込んだ、今の自分

――まずは初のアルバム『A Photon Away』の完成、おめでとうございます。今、完成した作品を手にして、どんな気持ちですか?

nonoc ありがとうございます。アルバムを作りたいという気持ちはずっとあったので、ようやく形になったという感じです。東京に出てきてからの3年間、本当にいろいろなことをやってきたので、それを一つの作品にできたことがうれしいですね。

――今回のアルバムは、近年の活動の中で生まれた楽曲を中心に、今のnonocさんの表現が色濃く反映された作品になっています。

nonoc この3年間で本当にいろいろな音楽に挑戦させてもらったので、今の自分がどういう音楽をやっているのか、どういうことを表現したいと思っているのかが伝わる作品になったと思います。

――楽曲によってサウンドも歌い方も異なりますし、一枚を通して聴くと、nonocさんの表現の幅広さを感じます。

nonoc そうですね。いろいろな曲があるので、最初から最後まで聴いてもらえたら、今のnonocにはこういう一面もあるんだ、という発見があるんじゃないかなと思います。

――アニソンシンガーとしてnonocさんを知った方にとっても、新しい魅力を感じられるアルバムだと思います。

nonoc アニソンをきっかけに知ってくださった方にも、ぜひ聴いてほしいです。今までの私しか知らない方にも、今はこういう音楽をやっているんだということを知ってもらえたらうれしいですね。

誰かの言葉を歌うことから、自分の言葉で伝えることへ

――ここで少し、これまでの活動を振り返っていきたいと思います。nonocさんはアニソンシンガーとしてデビューしましたが、当時と今とでは、音楽への向き合い方も変わってきたのでしょうか。

nonoc すごく変わったと思います。デビューした頃は、いただいた楽曲をどう歌うか、どう表現するかということに向き合っていました。もちろん、それもすごく大切なことですし、そこで学んだこともたくさんあります。でも、東京に出てきてからは、自分で歌詞を書いたり、楽曲制作に関わったりするようになって。自分から何かを生み出すということに、少しずつ挑戦するようになりました。

――歌い手として楽曲を表現することと、自分自身で表現したいものを作っていくことでは、また違う難しさがありそうですね。

nonoc そうですね。自分で歌詞を書くようになってからは、何を伝えたいのかをすごく考えるようになりました。今までは誰かが作ってくださったものを受け取って歌っていたけれど、自分で作るとなると、そもそも自分は何を思っているんだろう、何を伝えたいんだろうというところから始まるので。

――自分自身と向き合う時間も増えたのでしょうか。

nonoc 増えましたね。自分の中にあるものを言葉にするのは簡単ではないですけど、だからこそ、自分で歌詞を書くことには意味があるんだなと思います。

――以前の活動と、この3年間の違いについて、印象的な表現をされていましたね。

nonoc 誰かに光を当ててもらってステージに立っていたのが第一章だとしたら、自分発信で何を描いていこうかなっていうのをやってきたのが、この3年間だったと思うんです。

――その言葉は、今回のアルバムにもつながっているように感じます。

nonoc そうですね。この3年間で挑戦してきたことが、今回のアルバムにつながっていると思います。

『A Photon Away』に映し出された、3年間の挑戦

――今回のアルバムのほとんどは、ご自身で作詞した楽曲が収録されています。自分で言葉を書くようになって、歌うときの感覚にも変化はありましたか?

nonoc ありますね。自分で書いた言葉だからこそ、どういう気持ちで書いたのかもわかるし、歌うときにもその感情が自然と出てくる部分があると思います。
ただ、自分の言葉だから簡単に歌えるというわけでもなくて。むしろ、自分の中にある気持ちをどう歌として届けるかという難しさもあります。

――今回の作品では「float time」や「Primer」、「モノローグ」など、それぞれ異なる表情の楽曲が並んでいます。

nonoc いろいろな楽曲に挑戦してきたので、曲によって違う自分を見せられているんじゃないかなと思います。一つのジャンルに決めるというよりも、その曲に合った表現を探していくことを大切にしてきました。

――その中で、アルバムのタイトルにもなっている「A Photon Away」は、作品全体を象徴する楽曲ですね。

nonoc この曲には、今の自分が思っていることを込めています。これまでの活動を振り返ったときに感じたことや、これからも音楽を続けていく中で大切にしたいことが、歌詞にもつながっていると思います。

――タイトルにある「Photon」という言葉も、これまでの歩みと重なって感じられます。

nonoc 光というものは、今回の作品の中でも大切なイメージになっています。自分が誰かに照らしてもらっていたところから、自分自身で何かを描いていくということも、この3年間の変化として感じています。

――自分の内側にある感情を歌詞にすることと、それを音楽としてリスナーに届けること。その両方に挑戦してきた時間だったんですね。

nonoc そうですね。まだまだ難しいこともたくさんありますけど、いろいろなことをやってみたからこそ、わかったこともあると思います。

音楽だけではない表現への挑戦

――アルバムのジャケット写真も印象的です。今回のビジュアルには、どんな思いを込めましたか?

nonoc 山梨県の本栖湖で撮影した一枚になります。タイミングとしては、まだライブやアルバムのタイトルを決める前に撮りました。今使っているアー写が白い衣装なので、黒の衣装で……程度しか決めずに撮影に臨んだのですが、改めてこうしてみると、水面の反射が印象的でまさに「A Photon Away」だなと(笑)。

――楽曲制作だけでなく、写真やビジュアル、はたまたイラストなど、さまざまな形で表現することに挑戦してきたんですね。

nonoc そうですね。いろいろなことをやってみるのは楽しかったですし、挑戦してみないとわからないこともたくさんありました。

――そうした経験を重ねたことで、自分の中で変わったことはありますか?

nonoc 自分が何をやりたいのか、どういうことが好きなのかを考える機会が増えたと思います。やってみたからこそ、これは自分に合っているなとか、こういうことをもっとやってみたいなとか、少しずつわかってきた部分もあります。

――アルバムは、そうした試行錯誤の記録でもあるのかもしれませんね。

nonoc そうだと思います。この3年間にやってきたことが形になったので、自分の中では一つの区切りという感覚もあります。

いろいろな挑戦を経た今、もう一度「歌うこと」に向き合いたい

――アルバムを完成させた今、次に控えているのがワンマンライブです。今回のライブについては、どんなことを考えていますか?

nonoc: 今回は歌をめっちゃ真剣にやろうと思っていて。

――それは、この3年間でいろいろなことに挑戦してきたからこその気持ちなのでしょうか。

nonoc: そうですね。これまでは歌詞を書いたり、楽曲制作に関わったり、いろいろなことに挑戦してきたんですけど、今回は改めて歌うことにしっかり向き合いたいと思っています。やっぱり私は歌うことが好きなので、今回はそこを大切にしたいです。

――初のアルバムを携えてのライブという意味でも、これまでとは違うステージになりそうです。

nonoc: アルバムの曲を初の4ピース構成のバンドで届けられるのも楽しみです。音源で聴くのとはまた違うものになると思いますし、今の自分の歌をしっかり届けられたらいいなと思います。

――今までのnonocさんを知っている方にとっても、新しい発見があるかもしれませんね。

nonoc: そうなったらうれしいです。これまで応援してくださっている方にも、最近知ってくださった方にも、楽しんでもらえるライブにしたいです。

初のアルバムを経て、これからのnonocへ

――改めて、この3年間を振り返ってみて、アルバムを完成させた今、その先についてはどんなことを考えていますか?

nonoc:うーん、正直、アルバムが完成して、とりあえず一つ区切りがついたという気持ちもあって。もちろん音楽はこれからも続けていきたいですし、まずは今、目の前のライブにしっかり向き合いたいです。

――今日のインタビューを通じて、アニソンシンガーとしてデビューしたnonocさんが、上京後アーティストとして作詞やイラストなど、自身の幅を広げた活動を経て、今やりたいことが”シンガー”として歌にフォーカスしたい、という変遷を経ているのを知れたのが、非常に面白いというか、頼もしく感じています。

nonoc: 嬉しい(笑)。今の自分にできる歌を、ちゃんと届けたいと思っています。

――最後に、アルバムを手に取る方へメッセージをお願いします。

nonoc: 初めてのアルバムなので、本当にたくさんの方に聴いていただきたいです。アニソンをきっかけに私を知ってくださった方にも、最近の活動を知ってくださった方にも、今のnonocの音楽を楽しんでもらえたらうれしいです。そして、アルバムを聴いて気になってくださった方には、ぜひライブにも来てもらいたいです。今の自分の歌を、直接届けられたらいいなと思っています。


●リリース情報
nonoc
『A Photon Away』
2026年10月28日 配信開始

各配信URL
https://lnk.to/vbxydQ

<収録楽曲>
1.A Photon Away
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
2.float time (ラジオ大阪『佐藤純一・nonocの音楽世界線』オープニングテーマ)
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
3.Primer (ことのは文庫『そのネイルは内緒のときめき』イメージソング)
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
4.ひとすくいのしあわせで (ことのは文庫『アヒルと犬とそらいろ食堂』イメージソング)
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
5.たまご (ことのは文庫『極彩色の食卓』イメージソング)
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
6.モノローグ
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
7.KODO (New Arrange Ver.) (原曲はTVアニメ『魔法少女特殊戦あすか』オープニングテーマ)
作詞:川田まみ 作曲:中沢伴行 編曲:佐藤純一
8.Weightless
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一
9.ドアの向こう
作詞:nonoc 作曲編曲:佐藤純一

●ライブ情報
nonoc one-man live ”A photon away”
2026年11⽉3⽇(⽕祝) 開場18:30 開演19:00
会場:渋⾕CLUB CRAWL
VIPチケット ¥7,500(税込) D代別途必要
内容︓ワンマンライブチケット+特典会+優先⼊場
特典内容︓特製フォトパネルお渡し&サイン会
通常チケット ¥5,500(税込) D代別途必要
内容︓ワンマンライブチケット
チケット一般発売中
受付URL
https://eplus.jp/sf/detail/4158210001

関連リンク

A Photon Away SPECIAL WEBSITE
https://newworldline.jp/nonoc/aphotonaway/

nonocオフィシャルサイト
https://nonoc.bitfan.id/

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