――そして5曲目、「Everything is going well」と「加密列 -KAMITSURE-」はどちらも川田まみさんの作詞になります。
南條 しかも「加密列 -KAMITSURE-」では中沢(伴行)さんに作曲していただきました!何気に中沢さんとご一緒するのは初めてなんですよね。ついにやった!という感じでした。
――こちらは先ほど言ったように洋楽的なR&Bテイストと、邦楽的な和のテイストという対比となりました。
南條 「加密列 -KAMITSURE-」については和楽曲を増やしたくて。ここ数年、京都でライブをする機会が多いからというのもありますが、ライブのセットリストに和のものを増やしたいと思って。じゃあ和の対になるものって何がある?となった時に、学生時代に私は倉木麻衣さんやw-inds.さんが好きでよく聴いていて、そのなかに洋楽っぽいテイストがあったんですよね。そこで日本のR&Bっぽいものを(井内)舞子さんに作ってもらおう!となりました。シャイニー先生や舞子さんはいつも「南ちゃんが歌うならこうじゃないと」という想いのもと楽曲を作ってくださるので、めちゃくちゃありがたいです。
――どちらもライブ映えしそうな楽曲になりましたよね。
南條 はい。「加密列」もかっこいいですよね。夫婦作業でかっこいいものをいただきたかったので(笑)。ちなみに「加密列」というのはカモミールのことなんですって。花言葉は色々あるんですけど、「“逆境に負けない”“逆境から生まれる力強さ”というのを重ねて表現しています」とのことです。我々の住んでいるところは島国じゃないですか、そこのニュアンスも盛り込んでくれていますね。
――ワードのテイストも非常に和っぽくて、筆圧が強い印象ですよね。
南條 あと、間奏に入ってギターソロまでが結構長かったので、そこで「口上を入れたい」って私が言い出したんですよ。
――あそこの口上は南條さん発信だったんですか?
南條 そうです。同業の方のライブを観に行かせてもらった時に、声優的な一面が見えるとやっぱり嬉しいというのを私自身も感じて、自分でもそういうのを入れたいなとは思っていたんですよ。それでこの曲だったら入れられそうだなと思ってリクエストしてみました。
――全体的におっしゃっていたキャラソンや声優的な側面があるというはここにも出ているなと。
南條 そう、ライブでやったら面白いかなと。
――確実に盛り上がると思いますよ。そしてアルバムは6曲目の「光のトリル」と「Nemesis」という『魔女と野獣』楽曲を経て、アルバム最後の7曲目「Embrace」と「Essence」へと至ります。
南條 今回のアルバムを作る際のコンセプトとなった、2枚で1つのアルバムとして繋がる部分というのを担ってくれるのがこの楽曲たちなんですよ。最近の私の光と闇の見え方っていうのを書きたいなと思っていて。
――光と闇の見え方ですか。
南條 アニメや世間一般で言う光と闇って、光が良いもので闇が悪いものだったりするじゃないですか。光が闇を成敗するみたいな。でも、私は別に最近そう思ってなくて、光はすごく受容するというか、肯定するというか。対して闇は、自分の中にあるまだ不確定なもので、「透明のままで」にも繋がるものがあるんですけど、不確定な気持ちとかが生まれて存在を許されている場所だと思っていて。だから闇に潜るというのも、正しい闇の潜り方って「私はもうダメだ」「もう何もできない」というのじゃなく、「この感じているモヤモヤの正体って一体なんなんだろう?」という自分を見つめる意味が、私にとっての正しい闇への落ち方だと思っているんです。
――単なるポジティブとネガティブといった関係性でもないというか。
南條 うん、自分を探しに行く場所のように思っていて、それを書きたいなと思っていたんです。
――それがまさに写真のポジとネガのように違いに関係してあうような。「Embrace」に闇が、「Essence」に光が紛れているように、その境界線が良い意味で曖昧になっていくわけですね。
南條 そういう表裏一体にはしたくて。どちらか一方でも存在はしてられないと思うんですよね。
――まさにアルバム全体を表現する2曲、ある意味1つの曲になっているわけですね。
南條 それぞれで光と闇のことを歌っているし、光は光で、闇は闇でこういうところあるよね、でもそれがすごいところだよねと歌っているところがあったり。お互いが相互作用して1つのものになっている、1人の人間になるというのを書きたかったんです。ちなみにこの2曲では色々な仕掛けがあるので、そこも気付いて楽しんでほしいですね。
――非常に聴き応えのある本作を伴うツアーが年末からスタートします。少し先なので今作のコンセプトをどう反映するのかはこれからですかね?
南條 いやー、そうなんですよ。どうするんでしょう?(笑)。
――今はアルバムを作り終えたばかりですしね。
南條 今はもう体も脳みそもボロボロで何も考えられない(笑)。でもスタッフさんもバースデーイベント(7月12日)が終わったら動き出したいと言ってくれているので、そこで一緒に動き出したいとは思っています(笑)。
――この記事が公開される頃にはもう動き出しているかもしれないと。
南條 はい、まずはできるところから詰めていきたいなと思います!
●リリース情報
『対の境界線』
8月12日発売
【初回限定盤 A(2CD+Blu-ray)】

価格:¥9,900(税込)
品番:WPZL-32296/8
特製スリーブケース
デジパック
<Blu-ray>
南條愛乃 Live Tour 2024 ~LIVE of The Fantasic Garden~ supported by animelo[2024/7/7 神奈川県民ホール大ホール]
【初回限定盤 B(2CD+Blu-ray)】

価格:¥8,800(税込)
品番:WPZL-32299/301
特製スリーブケース
デジパック
<Blu-ray>
・グレイズブレンダー MV
・南條一間 ~シーズン8~
#01 じじいとわたしとタコパ
#02 じじいとわたしとプチトマト
#03 じじいとわたしとデコ電
#04 じじいとわたしと影絵
#05 じじいとわたしとグミ旅行
#06 じじいとわたしとどんぐり
【通常盤(2CD)】

価格:¥4,400(税込)
品番:WPCL-13772/3
【WMS限定盤 A】

価格:¥13,200(税込)
品番:WPZL-60094/6
初回限定盤 A+撮りおろしフォトブックA(24P)+アクリルスタンド(2個セット)
【WMS限定盤 B】

価格:¥12,100(税込)
品番:WPZL-60097/9
初回限定盤 B+撮りおろしフォトブックB(24P)+B2半裁タペストリー
封入特典
※初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤(初回プレスのみ)、WMS限定盤 A、WMS限定盤 B
「南條愛乃 Live Tour 2026-2027」CD購入者先行応募券(シリアルナンバー付き)
※応募期間:2026年8月12日(水)12:00~2026年9月6日(日)23:59
<CD>
Disc1
1.グレイズブレンダー (ゲーム『グリザイア 集結の百果』主題歌)
作詞:桑島由一 作曲・編曲:藤間 仁(Elements Garden)
2.あのねミャーオ
作詞:南條愛乃 作曲・編曲:近藤世真(Elements Garden)
3.透明なままで
作詞:南條愛乃 作曲・編曲:丸山真由子
4.幸せって
作詞:柿沼雅美(KEYTONE) 作曲・編曲:YOSHIHIRO(KEYTONE)
5.Everything is going well
作詞:川田まみ 作曲・編曲:井内舞子
6.光のトリル (TVアニメ『魔女と野獣』エンディングテーマ)
作詞:こだまさおり 作曲・編曲:井内舞子
7.Embrace
作詞:南條愛乃 作曲・編曲:菊田大介(Elements Garden)
Disc2
1.ダンデライオン (TVアニメ『グリザイア:ファントムトリガー』エンディングテーマ)
作詞:桑島由一 作曲・編曲:藤間 仁(Elements Garden)
2.Superwan!
作詞:南條愛乃 作曲・編曲:西片瑞樹
3.カラバリモンスター
作詞:KOTOKO 作曲・編曲:齋藤真也
4.私の幸せ
作詞:柿沼雅美(KEYTONE) 作曲・編曲:涼木シンジ(KEYTONE)
5.加密列 -KAMITSURE-
作詞:川田まみ 作曲・編曲:中沢伴行
6.Nemesis (遊技機「魔女と野獣」収録楽曲)
作詞:新谷風太 作曲・編曲:木村孝明(KEYTONE)
7.Essence
作詞:南條愛乃 作曲・編曲:藤間 仁(Elements Garden)
詳細はこちら
https://wmg.jp/yoshino-nanjo/news/91010/
●ライブ情報
南條愛乃 Live Tour 2026-27 タイトル未定
【愛知】
2026年12月26日(土)
刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
【宮城】
2027年1月11日(月祝)
電力ホール
【大阪】
2027年2月7日(日)
東京建物 Brillia HALL 箕面
【埼玉】
2027年2月11日(木祝)
大宮ソニックシティ 大ホール
南條愛乃 ワーナーミュージック・ジャパン アーティストページ
https://wmg.jp/yoshino-nanjo
南條愛乃 公式X
https://x.com/nanjolno
南條愛乃 Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCFJORT2GGeNsKKLCf3BqSEQ
オフィシャルファンクラブ「ごきんじょるの友の会」
https://www.gokinjolno.jp/
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