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INTERVIEW

2026.07.27

活動15周年を迎えたChouChoが「Defy the Silence」をリリース!大きな節目のタイミングで明かす“これまで”と“これから”の想い

活動15周年を迎えたChouChoが「Defy the Silence」をリリース!大きな節目のタイミングで明かす“これまで”と“これから”の想い

歌手からシンガーソングライターへ、アニメファンが認めてくれることが原動力

――ここからはChouChoさんのこれまでの歩みを振り返っていただこうと思うのですが、15年前、1stシングル「カワルミライ」でデビューしましたが、どんな思い出がありますか?

ChouCho デビューと思っていなかったんですよね。元々ニコニコ動画の「歌ってみた」で活動をしていて、「アニメの主題歌を歌う人を探しているのですが、興味はありますか?」という連絡をいただき、「ぜひやりたいです!」という感じだったので、1曲だけ歌って終わりだと思っていたんです。だから自分が15年も歌手としてやっていくとも思っていないですし、そもそも歌手になるとも思っていなかったんですよ。

――それで表記も、“ちょうちょ”だったんですね。

ChouCho 「歌ってみた」で使っていた名前のままなんですよ。デビューだと思っていたら、もう少し考えていたかも(笑)。

――デビューしてすぐに表記を変えるって、あまり聞かないですしね(笑)。

ChouCho ですよね(笑)。4thシングル「優しさの理由」(TVアニメ『氷菓』OPテーマ)から変えるという。よくわからないタイミングでChouChoになったんですけど、そこら辺でデビューしたんだと気づいたんじゃないですかね、たぶん。

――シングル3枚出していたのに(笑)。

ChouCho 3枚くらいまでは、奇跡が続いていると思っていたと思います。そんな不思議な出会いから始まり、15年も活動を続けることができているのは、1曲1曲と丁寧に向き合って歌ってきたからなのかなと思います。

――自分の中でも、楽しさとかやりたい気持ちが強くなっていったんですかね?

ChouCho そうですね。最初は本当に与えられたものに対して全力で返すという感じだったんですけど、途中で機会をいただき、作詞を始めるんです。そこから自分で表現をすることが楽しくなってきて、そこで成長していくことができたので、ここまで続けることができたのかなと思っています。

――与えられた曲を歌うだけでは、もしかしたら続かなかったかもしれない?

ChouCho 途中で終わっていたかもしれないですね。やっぱり作詞・作曲ができるようになったことでいただいたお話もありますし、今はほぼそうなってきているので。

――歌詞で表現する楽しさに気づいたのはどんな時だったのですか?

ChouCho 最初はカップリング曲などで作詞を始め、その後アニメタイアップの作詞をしたんですけど、そこでアニメの世界観を自分なりに上手に表現できたと思ったんです。それをアニメファンの方が認めてくださったことが、すごく嬉しかったんですよね。アニメの世界観を歌で広げられるように楽曲を作ることって、こんなに楽しいんだ!と、そこからどんどん喜びを感じるようになっていったのだと思います。

――ちなみにそのタイトルは?

ChouCho TVアニメ『グラスリップ』のOPテーマの「夏の日と君の声」です。主人公の淡い恋心みたいなものを表現していて、今思うと拙い部分もあるんですけど、当時はすごく作品に寄り添ったものを書くことができたと思っていたんです。もっと作品に深く入り込んで、歌詞を書けるようになりたいと思ったし、作曲もやりたいと思うようになって……。

――そこから作曲をしようとはなかなかいかないですよね?しかも作曲は素人の状態で始めたと、以前話されていました。

ChouCho はい(笑)。ソフトを買うところから始めました。ただ根底に、エレクトーンを習っていて、子供の頃に作曲をしていたというのはあったと思います。なのでできないという気持ちはまったくなくて、作ったことがあるから挑戦してみたかったんです。最初は2ndアルバム『secretgarden』の表題曲などで作曲に挑戦し、そこからちょっとずつ経験を積み重ねて、タイアップで初めて作詞・作曲をしたのが、『劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』の主題歌の「kaleidoscope」と「薄紅の月」で、そこが本当のターニングポイントだったと思います。映画のストーリーが本当に良すぎて!そのおかげでとっても良い曲が作れたので達成感がありました。『プリズマ☆イリヤ』を好きな方からのリアクションも本当に良かったんですよ。

――そこからChouChoさんといったら、シンガーソングライターのイメージがついてきましたよね。作曲をするうえでの難しさとか悩みはありますか?良いサビが出てこないとか。

ChouCho それはもうしょっちゅうです。それが一番の悩みかもしれない。もっとインパクトがあって、より良いメロディが出てこないかなぁって、いつも探しています。それが出てくるまで考えるし、外にいても、思いついたら駅でもどこでも録音したりしています。

――アレンジャーの村山☆潤さんとのコンビも確立されていきました。

ChouCho 村山さんとは「bouquet」(『ChouCho ColleCtion “bouquet”』収録)からかな。村山さんとは音楽の好みが似ていて、それもあって編曲をお願いしたら、だいたい好みの感じにしてくれるんですよね(笑)。私の拙いデモから、想像以上のアレンジを作り出してくれるので、毎回助かっています。

――その他にターニングポイントとなった曲はありますか?

ChouCho TVアニメ『魔女の旅々』のEDテーマ「灰色のサーガ」は、これまでの私のイメージからガラッと変わった曲で、その後、ミステリアスなEDテーマを担当させていただけたので、大きかったと思います。たぶんそれまでのChouChoって、明るくてアップテンポとか、ストリングス系のきれいめな曲というイメージが強かったと思うんです。でもここで違う色を、自分の作詞・作曲で示せたことは転機になったと思います。変拍子とかも元々好きで、そういうテクニカルなところも評価していただけたことは嬉しかったです。しかもこの曲は、村松怜那さんというアーティストの方にアニメーションMVをお願いしていて、そのMVも色んな方に観ていただき、そこ経由で映像作品のオファーをしてくださった方もいたそうなので、MVとセットで良い作品を作り上げられたと思っています。

――結局、1つ1つの仕事に真剣に向き合って、作品のために曲を作り続けてきたことが、ここまで続けられた理由なのでしょうね。

ChouCho そうですね。しかも出会いにも恵まれていますね。本当に出会いは奇跡だと思います。アニメとの出会いもそうですけど。それと、原作者さんやアニメの監督さんに楽曲を喜んでもらえることも、ものすごく嬉しいんです!

――その喜びが次への原動力になるのですね。ChouChoさんはタイアップ楽曲が本当に多いですが、タイアップ曲を制作するうえでの自分なりの流儀は何ですか?

ChouCho う~ん。私、自分の色を出したいという気持ちがまったくないんです。100%作品の良さを引き立たせるための楽曲にすることを心がけているんです。そこに自分を出すことへのこだわりがないから、作品に寄せられるのかなと思っています。なので、私が作品の世界に染まりたい!という感じなんですよね。自分の色を出すより、そっちのほうが好きです。元々「歌ってみた」をしていた時も、曲を活かすための歌い方を考えていたくらいなので。アニメや作品の魅力をもっと引き立たせるメロディや言葉はいつも探しているので、原作はものすごく読み込みます(笑)。色んなヒントを探して、深く理解してから曲を書いています。

――素晴らしいです。そして、15周年を駆け抜けてきたChouChoさんが“ChouCho Presents GIRLS und PANZER Special Live”を10月25日に渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催します。こちらは15周年のスペシャルライブにもなりますが、TVアニメ『ガールズ&パンツァー』(以下、ガルパン)も、ChouChoさんにとって大きな作品ですよね。

ChouCho TVアニメのOPテーマ「DreamRiser」(2012年)から始まったので、一緒に成長してきたなという感じがしますね。

――「優しさの理由」と「DreamRiser」で、ChouChoさんを知った人はかなり多いと思います。

ChouCho そう思います。その頃は与えられた曲に全力で向き合っていた時期ですね。そこから『ガルパン』がどんどん人気になっていき、『ガールズ&パンツァー 劇場版』が2015年に公開され、私は主題歌「piece of youth」の作詞と歌を担当しましたけど、スクリーンで自分の曲が流れる経験をするって、本当に信じられないようなことなので、ものすごく印象に残っています。

――でも、オリジナルアニメですし、「DreamRiser」のレコーディングの時はこんなに人気作品になるとは思っていなかったわけですよね。そこからの盛り上がりも、近くで感じられたのではないですか?

ChouCho 熱量がどんどん大きくなって広がっていくのを、すごいなぁと思いながら見ていました。のちのち“大洗あんこう祭”に行かせていただくことになるんですけど、大洗駅の前で「DreamRiser」が流れていて、こんなことになっているんだ!と、そのムーブメントに興奮しました。“あんこう祭”のステージで歌った時の熱狂もすごくて……。“あんこう祭”は10万人が集まったりするお祭りなので、ものすごかったです。

――色んなものを受け取れた作品なのですね。

ChouCho たくさんのものを受け取りました。『ガルパン』のおかげでアニサマにも初めて出演しましたし。

――その作品がまだ続いているのがすごいですよね(笑)。

ChouCho そうですね。TVアニメ・劇場版・最終章、今は『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』があり、その他に、パチンコの楽曲もいっぱい歌わせていただいたので、色んな角度から、『ガルパン』の世界を見られているのが楽しいなと思っています。

――たくさん歌ってきた『ガルパン』の楽曲を、15周年を記念したライブでまとめて歌おうということで、今回のライブが決まったのですか?

ChouCho 『ガルパン』の楽曲がすごく溜まってきているよねという話は度々出てきていて、「これってワンマンライブができるんじゃない?」という話から、15周年だし、バンドで盛大にガルパン曲を歌って盛り上がってみようということになりました。で、デュエット曲もかなりたくさんあるので、そこはさやっぺ(佐咲紗花)も呼んで。さやっぺは、私が“交響曲ガールズ&パンツァー コンサート”に体調不良で出演できなくなった時に代打で歌ってくれたり、一緒に色んなことを乗り越えてきたという想いが強いので、今回も一緒にライブをすることになりました。

――特に思い入れが強いのは、やはり「DreamRiser」と「piece of youth」ですか?

ChouCho そうですね。「DreamRiser」「piece of youth」は色んなところ、それこそ世界中で歌わせていただいているし、「piece of youth」はアコースティックライブでもよく歌うんですけど、お客さんが劇場版を思い出して泣くという(笑)。あと、『ガールズ&パンツァー 最終章』の後半の主題歌「Never Say Goodbye」も、満を持して書くことができた曲なので思い入れがあります。ガルパン楽曲をいっぱい歌ってきたうえで、最終章の最後の曲だから大事だし、ハードルも上がっているからすごく悩んだのを覚えています。

――そんなガルパン楽曲を堪能できるライブになるということですね。

ChouCho はい!やる曲はほとんど決まっているし、皆さんもわかっていると思うので、『ガルパン』が好きな方、ChouChoが好きな方、全員に楽しんでもらえるライブにしたいです。パチンコの曲とかは絶対に盛り上がると思うので、私も今から体力づくりをしておきたいと思います。


●リリース情報
「Defy the Silence」
2026年7月27日配信

©BANDAI

配信リンクはこちら
https://lnk.to/LZC-3518

●ライブ情報
ChouCho Presents GIRLS und PANZER Special Live

日程:2026年10月25日(日)  開場 16:15/開演 17:00
会場:渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
【チケット】
SUPER VIP 指定席チケット:¥13,000(税込)※SOLD OUT
SUPER VIP スタンディングチケット:¥12,000(税込)※SOLD OUT
VIP スタンディングチケット:¥10,000(税込)※別途1ドリンク代
※特典:終演後ChouChoによるお見送り(お手紙付)
一般スタンディングチケット:¥7,000(税込)※別途1ドリンク代

詳細はこちら
https://eplus.jp/choucho/

関連リンク

ChouChoオフィシャルサイト
http://choucho-net.com

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