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INTERVIEW

2026.03.29

CHiCO with HoneyWorks初ベスト『i BEST -Singles Collection-』リリース記念!CHiCO×チコハニバンド座談会!

CHiCO with HoneyWorks初ベスト『i BEST -Singles Collection-』リリース記念!CHiCO×チコハニバンド座談会!

2014年以来、魅力的な楽曲とライブで支持を集めてきたCHiCO with HoneyWorks。2023年の活動休止からCHiCOのソロ活動を経て再始動し、昨年8月の復帰宣言後はシングル「くすぐったい。」「戦場の華」をリリース。2026年1月には東名阪ツアーと“リスアニ!LIVE ”で完全復活を印象づけた。3月25日発売の初ベスト『i BEST -Singles Collection-』を機に、CHiCOとチコハニバンドのOji(g)、中西(g)、AtsuyuK!(ds)、宇都圭輝(key)、あすきー(mani)が再始動の想いを語り合う。
※hiroki169(b)はスケジュールの都合により欠席

INTERVIEW & TEXT BY 阿部美香

★CHiCOソロインタビューはこちら
https://www.lisani.jp/0000305513/

再始動したCHiCO with HoneyWorksが、“リスアニ!LIVE”で見せた進化

――3月25日の初ベストアルバム『i BEST -Singles Collection-』リリースを記念して、残念ながらHiroki169(b)さんは都合により欠席となってしまいましたが、リスアニ!としても久々に、これまでのチコハニを振り返るCHiCOさんとチコハニバンドの座談会を行おうと!

中西 ありがとうございます!ぺいちゅん(Hiroki169)のぶんも頑張ろう!みんな!

バンド一同 おうっ!

CHiCO ……なんかすみません、元気で(笑)。

――相変わらずの仲の良さですね(笑)。昨年、再始動がアナウンスされ、今年1月には“LAWSON presents CHiCO with HoneyWorks Zepp tour 2026 『HELLO!!』”ツアーで、ファンに元気な姿を見せてくれた皆さんですが、2月1日の“リスアニ!LIVE 2026”SUNDAY STAGEでチコハニの再始動を体感して喜ぶ声も、たくさん届いています。

CHiCO “リスアニ!LIVE”には、チコハニの活動休止中もソロで出演させていただいたんですけど、バンドとしての出演は、“リスアニ!LIVE 2022”以来。BURNOUT SYNDROMESさんとfhánaさんとの対バン形式だったので、鮮明に覚えているんですよね。そこからもう4年も経っているんだという驚きが私にもあったり、1月の再始動ツアーを経ての初のフェスだったので、いつもどおりでありながら、それまでとは違うパワーアップ感が出せてすごく楽しかったです。

Oji 確かにそれはありましたね。“リスアニ!LIVE”には活動休止前も、当たり前のように何度も出させていただいたんですけど、毎回、年明けにCHiCOちゃんの誕生日があって……という時期にやっているから、いつも“リスアニ!LIVE”から新しく始まるぞ!という勢いがつくステージなんですね。だからこそ、今年はなおさら意気込みも大きくて。限られた時間のステージでしたけど、メンバー同士で「ここはこうしたい」というのを色々話し合って、濃密な時間を過ごしてステージに立つことができたんです。

宇都圭輝 再始動ツアーでも、活動休止前以上にみんなで話し合ってライブを作ることをやっていたので、“リスアニ!LIVE”に対してもそれが生かされて、チコハニの今の最大が出せましたね。

AtsuyuK! ツアーを経て、変えたものもたくさんあったし。

宇都 そうだね。特に「ヒカリ証明論」は、僕のピアノからゆっくりと始まって、ワンマンとはアプローチを変えたアレンジを実現できたので、今後はもっとそういうのを増やしていきたいと思いました。

Oji なんなら次は「プライド革命」みたいに、ぺいちゅんが叫んで始まるとかもやってみたいよね(笑)。再始動して改めて、同じ曲で同じアレンジを披露するより、もっと色んなことをやっていきたくなりましたね。

あすきー 僕は、今回は欠席だったんですが、“リスアニ!LIVE”って、アニソン系のフェスとしても、また特別な客席のまとまりがありますよね。普通にお客さんとして遊びに行きたいフェス。

中西 実際、お客さんがすごいですよね。楽屋にいても、歓声や合いの手が聞こえてくるんです。これを自分たちにもやってもらえるのかなと思ったら、その期待値を超えなきゃいけない。だから今回の“リスアニ!LIVE”もめちゃめちゃ気合いが入りました!

AtsuyuK! 今回は、会場が日本武道館じゃなくて、幕張メッセ イベントホールだったじゃないですか。武道館は、上からお客さんの熱がステージに降ってくる感じなんですけど、今回はもっとストレートにぶつけられている感覚がすごくありました。

あすきー そして、チコハニの“リスアニ!LIVE”といえば、あっちゃん(AtsuyuK!)が毎回、何か重大発表する場所。僕がバンドに加入する前から、あっちゃんが大学を留年したって発表したり、SNSで大バズリするのにびっくりしていました。もはや、それを楽しみにしているチコハニファンもたくさんいるから、頑張ってほしい。

――今年のAtsuyuK!さんの重大発表は、二重整形をしたという話でしたが……(笑)。

AtsuyuK! “リスアニ!LIVE”の前にエゴサをすると、「AtsuyuK!、今年は何を言うんだろう?」っていうポストをよく見つけるんですよ。だからほんと、始まる前から胃が痛かったです!

あすきー 次に出演させてもらえる時のために、発表する何かを作らなきゃね(笑)。

一同 うんうん!(笑)。

――“『HELLO!!』”ツアーでも感じましたが、“リスアニ!LIVE”で改めて、バンドとしてのスケールが活動休止前より更にアップしている気がしました。

AtsuyuK! 活動休止前にも大きなロックフェスにも出させてもらっていた経験が、活かせたんだと思います。コンパクトな演奏時間でも、自分たちの良さを凝縮して出す意識が深まっていたから、よりモチベーションも上げられたと思います。

宇都 “リスアニ!LIVE”に来てくれるお客さんが、普段どんな楽曲を聴いているのかな?と考えて、バンド感が強めの曲がいいだろうとセットリストを考えていったので、より、そう感じてもらえたんじゃないかな。

――実際、“リスアニ!LIVE”終演後にSNSを見ていると、「初めてチコハニのライブを観たけど、これから追いかけようと思った!」という方が、たくさんいらっしゃいました。

CHiCO 嬉しいですね。デビューから10年以上経ってますけど、やっぱりチコハニの印象って「青春」や「恋愛ソング」が、メインだと思うんです。だから、ライブもかわいい楽曲が多くて、私たちも似たようなイメージを持たれがちなんです(笑)。私も感想を見ましたが、「強い」とか「顔面殴られたくらいインパクトを受けた」とか、「ロックバンドだった」って、すごく褒めてくださる方がたくさんいて。私にとっては「しめしめ」なんですけど、なおさら「再始動後のチコハニは、もっと強くなる、強くなれるぞ!」と思いました。

2年間の活動休止を経て、それぞれが持ち帰った“お土産”とは?

――CHiCOさんが言っていた「チコハニがもっと強くなるため」に、2023年に一度、活動休止という決断をされたわけですが、再始動するうえでは、バンドの皆さんは何を考えましたか?

Oji 活休前は、ありがたいことに毎年ツアーがあったり、一緒に過ごす時間が多かったんですね。でも休んでいた約2年の間、CHiCOちゃんのソロライブも観させてもらっていて……俺たちだったらどんなライブにできるかな?っていうのは、よく考えましたね。もっと完全に誰かを虜にしたいとか、ファンの記憶に残るライブをしていきたいなと。僕らが懐かしい曲をやったら、前から応援してくれているファンは「これこれ!」って思ってくれるじゃないですか。だから再始動後は改めて、チコハニに今興味を持ってくれた方々にも、何年後かにそういう思いを持ってほしいですから。

中西 そうなんですよ!だから再始動にあたって、リハーサルから変わりました。CHiCOちゃんも、ソロ活動で絶対にパワーアップして、お土産を持って帰ってくるって言ったし、それをバンドメンバーも感じて、すごくみんなで話し合う機会が増えたんです。セットリストだけじゃなく、いいショーを見せられるように、曲間だったり、曲と曲の繋ぎだったり、お客さんに「次は何が来るんだろう?」とワクワクしてもらえる仕掛けを作ったり、今まであまり細かくこだわってなかったところにもこだわったのが、“『HELLO!!』”ツアー。だから本番もベストを尽くした良いライブができたし、余韻すごくて!ツアーが終わった後も、ずっと余韻が続いていました。

AtsuyuK! その余韻が、次に繋がるモチベーションになっていますね。この熱をもっと燃やして、再始動を頑張りたいと感じたし、それこそすぐに“リスアニ!LIVE”があったので、更に燃え上がって、夏のツアー(“LAWSON presents CHiCO with HoneyWorks Summer tour 2026(仮)”)に向かいたいと思いました。

――活動休止中はCHiCOさんのソロライブを、皆さんどんな気持ちで観ていたんですか?

中西 めちゃくちゃヤキモチ妬いてました!

一同 あはははは(爆笑)。

AtsuyuK! CHiCOちゃんの成長もすごく感じたんですよ。こう……上手く言語できないんですけど、歌のレベルアップはもちろん、ステージングとかいうか、MCも前よりすごく上手くなっていて。

中西 活休前にやらなかった、ちょっと後ろノリで歌うとか。

宇都 そうなんですよね。音楽的にもCHiCOちゃんがソロで歌っていた楽曲は、チコハニやHoneyWorksの音楽とは違うジャンルばかりだったので、そこでの「CHiCOちゃんって、こういう歌い方もあるんだ」というバリエーションが増えていたのは、すごく感じましたね。だからなおさら、ソロで僕らと違うバンドで歌っているチコハニ楽曲には僕もモヤモヤしたんですけど(苦笑)、刺激もすごく受けました。

中西 CHiCOちゃんのソロを支えていたサポートの皆さんは本当に素晴らしいミュージシャンばかりでリスペクトしかないんですけど、チコハニの曲、自分たちがレコーディングしている楽曲は特に、僕らもプライドを持って演奏しなきゃ!と思いましたね。

あすきー あとシンプルに「これは、ソロアーティスト・CHiCOのライブなんだな」って思いました。そこが本当にチコハニとは違う。こっちはMCでわちゃわちゃするし(笑)、みんなでCHiCO with HoneyWorksなので。

宇都 だからこそ、僕はソロ活動をチコハニとも並行して、ずっと続けてほしいなと思いました。

あすきー そうそう。チコハニでは絶対観られないCHiCOちゃんの姿が観られますからね。

中西 HoneyWorksが作らない曲も歌って、引き出しを増やしてほしいですね。

あすきー 表現の幅が広がるのは、チコハニにとってもいいことだから。

Oji 僕らは僕らで、同じチコハニの楽曲でも、違う見せ方を色々挑戦していきたくなりますよね。

――CHiCOさんが、ソロ活動を通じて成長したように、バンドの皆さんも活動休止中に成長したことがもちろんあったと思います。

中西 そう、あっちゃんも色んな現場が増えたりして、前より16分のノリが上手になったとか、感じますよ。

AtsuyuK! そうですね!中西さんも……。

中西 自分はどちらかというと、アイドルの曲を書いたり、プロデュース系をたくさんやらせてもらっていたので、より客観的に音楽の見せ方やショーの見せ方をすごく学びました。それは、チコハニのライブに持ち帰ることはできたかなと思っていて。

あすきー 僕もマニピュレーターとして、色んなアーティストさんのツアーを回らせてもらっていたので、チコハニの活動休止前は、バンドの演奏に関わるところは結構気にしてたんですけど、もう一段、広いところから、ライブを観られるようになりました。客席から見た演出に合わせて、次の曲の間はどうしようとか。そこはすごく成長したなって、自分で思います。

CHiCO 圭ちゃん(宇都)は、ソロアルバム(『Four Colors』)も出したしね。

宇都 ちょうど活休と同じくらいの時期に、ソロ活動をしたいタイミングだったんです。かつ、サポート業も増やしたりしていたので、無から何かを作る学びは、活動休止中すごくありました。元々、僕もCHiCOちゃんの「世界は恋に落ちている」くらいからHoneyWorksファミリーとしてプロになったので、活休前は基本的に受け身というか。自分から積極的に何かに挑戦することがなかったんですね。だから、チコハニのようにみんなで一緒にモノを作る場があることが、すごく大事だし、再始動してもっと良いものを作りたい!という気持ちは、すごく大きいです。

Oji うん、それはみんなが気付いたことだったと思う。今日はぺいちゅんがいないですけど、去年の8月にYouTubeで再始動を報告するスタジオライブを撮影するのにリハーサルに入った時、全員揃うのが久しぶりだったから、彼もいつもより口数が多くてね(笑)。

中西 そうそう、声もデカくて、誰よりも早くスタジオに入ってた。

CHiCO そう!珍しく圭ちゃんに絡んだりして。それくらい、チコハニを楽しみにしていてくれたのが、嬉しかったですよね。

中西 ライブのMCだと口が悪いけど、ツンデレなんだよね(笑)。かわいいヤツなんですよ!

Oji だからこそ、僕はチコハニが休んでいた2年間、普通でいることも大事だなと思っていました。再始動した時に、前と変わらない空気感でみんなと仲良くやりたかったから。もちろん、楽器のテクニックやスキルは徹底的に磨いて、手ぶらでは帰らないようにしたんですけど、「めちゃくちゃ頑張るぞ!」じゃなくて、チコハニメンバーとしてちゃんといられるように、気持ちは平常心を心がけていたので、それが再始動ツアーでも良い結果に繋がった気がしますね。

CHiCO 私も、再始動にあたっては、マイナスな意味ではなく「頑張らない」と決めたんです。私はすぐ、自分の身の丈に合ってない頑張りをしようとして、結果、から回ってきたから(笑)、“『HELLO!!』”ツアーでは、身の丈にあったパフォーマンスをちゃんと届けることをとにかく意識したんです。そのおかげで3公演、ずっと余裕のあるパフォーマンスができました。自分のメンタルのコントロールも、ソロ活動を経て上手になったなと思います。

中西 だからさ、休んで良かったよね!みんながお土産をチコハニに持ってこれて!

次のページ:メンバーが振り返るCHiCO with HoneyWorks思い出のライブ

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