小学館創業100周年を記念して約36年ぶりの最新版が放送中のTVアニメ『うる星やつら』。昭和のモチーフを残しながら作画や声優陣を変更して現代版にアップデートしたこの作品では、2クールにわたりOP/EDテーマをMAISONdes(メゾン・デ)が担当している。
MAISONdesは「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」をコンセプトにした音楽プロジェクト。各楽曲にはアパートの部屋番号を示す数字が割り当てられており、毎回異なる「歌い手」と「つくり手」のコラボレーションで制作した楽曲を発表している。ここでは、MAISONdes(メゾン・デ)の音楽について紐解いていく。
TEXT BY 杉山 仁
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