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INTERVIEW

2022.08.11

【インタビュー】初のドラマ主題歌をリリース!ソロデビュー5周年に突入したJUNNAが語る今までとこれから――。

【インタビュー】初のドラマ主題歌をリリース!ソロデビュー5周年に突入したJUNNAが語る今までとこれから――。

ソロデビュー5周年に突入したJUNNAが、『個人差あります』で初のドラマ主題歌「曖昧な2人」を担当。初の冠ラジオもスタート。この5年での変化と、新たな一面を見せてくれた新曲について、そしてライブへの意気込みを聞いた。

この1年で、ギターに対する意識が変わって楽しめるようになりました

――デビュー日である6月21日に開催された“JUNNA 5th Anniversary Live”ですが、ライブを終えた心境はどんなものでしたか?

JUNNA あっという間でした。これまでツアーが多くて、有観客で1本きりのライブってなかったので。お客さんも楽しんでくれていたのが伝わってきたし、久しぶりにお客さんたちと一緒に恒例のタオル回しもできたので、みんなを近くに感じることができたライブでした。

――ダブルアンコールの最後には、新曲「約束」も歌いましたね。

JUNNA ファンクラブ限定で「JUNNA 5th Anniversary Photo Book」をリリースして、そこに付いているCDはセルフカバーと新曲を収録しているのですが、「約束」は、5周年に向けての思いをこの機会に書けたらいいなと思い自分で作詞・作曲をした曲なので、最後に歌えて良かったです。自分も頑張ろうと思える瞬間でしたし、みんなにもJUNNAはこうなっていきたいんだ、というのを示せたかなと思います。

――1曲だけ撮影タイムを設けたのも良かったと思います。みんなの思い出になったと思うので。

JUNNA いつもライブ映像は公式カメラマンの方に撮っていただいていますが、お客さんの目線から撮ってもらったことはないなと思ってやってみました。私もTwitterで皆さんが上げてくださっていた動画を観たのですが、色んな角度から自分のライブを観られるって面白いなと思いました。「このライブ行ったなぁ」という思い出が皆さんのカメラのフォルダに残り続けるのは嬉しいです。

――ソロデビューからもう5年も経つんですよね。

JUNNA 本当に早くて、あっという間でした。

――今回は、この5年間での変化を聞きたいのですが、ライブについては最初と今とではいかがですか?

JUNNA 最初は言われたことをただこなすことしかできなくて。自分から「こうしたい!」という意思も少しはありましたが、それが正解なのかどうかもわからなくて。まだまだ自分でできることが少なくて、「がむしゃらにやるしかない」と思っていました。

でも今は「もっとこうしたい」という意思を伝えられるようになってきています。周りのスタッフさんと一緒に5年やってきたからこそ、私が言ったことが間違っていればちゃんと言ってくれますし、私の無理なお願いもいろいろ聞いてくれて、それを踏まえてじゃあどうしようか、ということをみんなで考えるようになりました。

――MC、大人になりましたよね?

JUNNA 最初は本当にひどかったですよね(笑)。今はお客さんと話したりすることができないので、早く元のライブに戻ってほしいです。そうしたらまた、ラフな感じでお客さんと話したりできるようになるのかなって。

――では、「歌唱力」についても。歌は成長したと思いますか?

JUNNA 自分で歌唱力についてあまり考えたこともないですし、上手くなったなあと思う瞬間はないですね(笑)。

――色々な方と音楽を作っていくなかで、表現の広がりはあったのでは?

JUNNA そうですね、幅は広がったと思います。ディレクションも人によって全然違うので、自分の歌い方を変化させなければいけないときもたくさんありました。そうすることで歌い方も増えていきますし、ライブでもそれを活かせるようになってきたかなとは思っています。

――ディレクションで新鮮だった人というと?

JUNNA やっぱり梶浦由記さんですね。「海と真珠」で初めてご一緒したときは戸惑いながらでしたが、梶浦さんはとても優しくて。歌い方を否定するのではなく、「ありのままの歌い方でいいよ」と言ってくださるんですよね。そのうえで「ここの歌詞は大切に歌ってほしい」など、具体的に言ってくださって。アップテンポの曲でも歌い方を変えれば、曲の雰囲気って変わるんだなという自分の中の気づきになりました。

――続いては「楽器:ギター」についても聞かせてください。

JUNNA 最初はライブのためだけにやっていたので、そこまで成長しなかったのですが、コロナ禍になってTikTokを始めたり、インスタライブを月に1回やるようになり、そこでギターを披露するようになって。毎回、色んな楽曲を練習していくうちに、この1年くらいで、ギターに対する意識が変わりました。それこそファンクラブライブで弾き語りを1人でやったり、バンドメンバーと一緒にライブをしたりしていくうちに、楽しめるようになってきました。最初は楽器を演奏することが嫌というよりも、ライブで楽しさより緊張が勝ってしまうのが嫌だなぁと思っていたのですが、最近は心に少しだけ余裕ができてきた感じがします。それこそ5周年ライブでも弾きましたし、緊張はしますが音を合わせるのは楽しいと感じられるくらいにはなりました!

次ページ:鼻歌みたいな感じで歌っていたのが新しいしラフに歌っている自分が想像できなかったです

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