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INTERVIEW

2022.04.26

【インタビュー】らしさと新しさが詰め込まれた“最&高”な1枚、ここに誕生! Merm4id 1st アルバム『V.I.P LAGOON』収録の新曲へのこだわりやオススメの1曲について話を聞く

【インタビュー】らしさと新しさが詰め込まれた“最&高”な1枚、ここに誕生! Merm4id 1st アルバム『V.I.P LAGOON』収録の新曲へのこだわりやオススメの1曲について話を聞く

DJをテーマにしたメディアミックスコンテンツ「D4DJ」。その中で登場する大学生ユニット・Merm4id(マーメイド)の1st アルバム『V.I.P LAGOON』が、4月27日(水)にリリース。初ステージから約3年の間に誕生した数々の楽曲に加え、新たな側面を見せる新曲「I will never die」も収録した充実の1枚に仕上がった。本稿ではリリースにあたって、メンバーへのインタビューを敢行。新曲への取り組みやお薦めの1曲などについて、じっくり語ってもらった。

この3年間を振り返って、今改めて感じる感謝と自身の成長

――「D4DJ」プロジェクト初のライブ「D4DJ 1st LIVE」を千葉・幕張メッセで開催してから、今年の7月で約3年 となります。となります。皆さんにとってはこの3年間の活動、どのようなものでしたか?

平嶋夏海 最初は、こんなに大きなプロジェクトに関わらせてもらうということ自体に驚きでした。でも、コロナ禍でなかなか想定通りにイベントやライブができなかった時期もあったなかで、それまで私がしていなかった新たなお仕事もさせていただけて。私たち自身もさらに成長させてもらえたことに、感謝の大きい3年間だったなと思っています。

平嶋夏海

岡田夢以 こういうご時世ではありつつも、3月の時点で3rdワンマンライブまで開催できたりと、ありがたいことに思っていたよりも定期的にライブをたくさんやらせていただいているなって、Merm4id的には最近すごくよく感じていて。しかもそのたびに、来てくださるお客様も配信で観てくださるお客様もどんどん増えていっているんですよ。なので「D4DJ」やMerm4idというものの輪が、皆さんのお力も貸していただきながら広がっていくのを感じられる3年ではありましたね。

岡田夢以

葉月ひまり 私は、アイドル活動をされてきたほかの3人とは違って「D4DJ」が芸能活動のスタートだったので、最初は本当に右も左もわからなくて。それこそ最初のステージはいきなり幕張メッセ(“D4DJ 1st LIVE”)だったんですけど、映像を観返したら今と比べて全然笑えていなかったんです。でも、メンバー3人やMerm4idの音楽プロデューサー・都田(和志)さんのお力もあって、ライブや写真集、カレンダーなど本当に色んな経験をさせてもらって……おかげで自分自身でもすごく成長できたのを感じていますし、メンバーにもプロデューサーにも感謝の3年間でした。それに、この情勢のなかでも「Merm4id、良いね」ってついてきてくださるお客様が、予想以上にたくさんいて。本当に、幸せな3年間でした。

葉月ひまり

平嶋 ……終わっちゃったじゃん(笑)。

岡田 解散するみたい(笑)

葉月 しないしないしない!

平嶋 過去形にしないで(笑)。

葉月 幸せ“です!”(笑)。

根岸 愛 それに「D4DJ」って、アニメやゲーム、ライブなどなど色んな方面からお客さんを楽しませることのできるコンテンツなんですよ。だからコロナ禍でも配信だけのライブができたりもしましたし、それこそゲームやアニメを通じてでも何かを届けられるというところで……エンタメの素晴らしさが詰まったコンテンツだなと感じます。

根岸 愛

――「D4DJ」としては、毎週金曜日に「#D4DJ_DJTIME」としてDJプレイも配信していますし。

根岸 そうですね。それに私自身も、歌って踊るだけじゃなくてゲームの中で声だったり、色んな表現ができることがすごく楽しくて。あっという間の3年間だったなと感じています。

――そんな様々な側面の1つであるライブ活動も皆さん重ねられてきました。そのなかで、ユニットやご自身の変化や成長を感じられた部分はありましたか?

平嶋 メンバー間でも、そこにプロデューサーを交えても、「もう1回行きたい!」と思ってもらえるような締め括り方をするライブにしたいね……という話をするようになりました。全力を出したうえで、「今日来られて満足」だけじゃなくて「次も!」という気持ちになってもらえるように、ライブ後半にかけての盛り上がりをしっかりと作っていけるような見せ方は意識するようになってきている気がします。

――終盤を尻上がりにすることで、次への期待をもたせるというか。

平嶋 そうですね。あとは……最後のMCで喋りすぎない、とか(笑)。

葉月 あー!言われるね。

平嶋 ライブに向けて頑張ってきたし達成感もあるから、どうしても感動して喋りたいことってたくさんあるんですよ。でも、そこであえて喋りすぎないように意識しよう……みたいには、ライブ前にみんな言われて。

葉月 「それは、ここぞというときに取っておいて」って。

平嶋 そうそう。MCやお知らせのパートも含めて、ステージを降りるまでが全部ライブなんだ……ということが、1stライブに比べたら意識できるようになってきたのかな、と思っています。

葉月 MCで言うと、私はDJとしてのMCに自信が持てるようにもなってきました。正直、1stライブのときは全然任せてもらえていなくて、「なっちゃん(平嶋)、カバーよろしく」みたいなところも多かったんです。

平嶋 あはは(笑)。

葉月 でも、ライブを重ねていくにつれて「ここで前の3人が水飲むから、ひまりが喋ってつないで」みたいなことが増えてきたなかで、なんだかんだで上手くできるようになってきて。これも、回数を重ねてきたからこその成長なのかなと思うんです。それは「もし間違えちゃっても3人が支えてくれるから大丈夫」っていう信頼の積み重ねと……あとは「お客さんはMerm4idのことが好きで来てくれているはずだから、温かい目で見てくれるだろう」という気持ちもあるからこそ、自信を持ってステージに立てているんでしょうね。

根岸 私もメンバー1人1人のことがすごく信頼できるので、逆に自分のことだけを頑張ることができるんですよね。1stのときはまだみんなのこともキャラクター同士の関係値もあまりわかっていなかったので、その時点での大成功ではあったとは思うんですけど、今振り返るとやっぱりいっぱいいっぱいなところはあったんです。でもライブを重ねていくことで、キャラクター同士の関係値はもちろん、私たち自身の関係も出来上がってきて。ライブを重ねるたびにそれもお客さんに伝わっているのを感じています。

岡田 メンバー間だと、何も言わなくても伝わることも増えたよね。合わせる前に「この子、ここでこういうこと言うかな?」とか、想像だけで景色が見えるようになってきたというか。そういう阿吽の呼吸みたいなものは、ステージ上やリハ、あと色んな配信でも最近すごく感じますね。

平嶋 テレパシーかな?(笑)

岡田 わかんない(笑)。でもそういう以心伝心が、最近できるようになってきたなって思う。これもやっぱり、ライブをたくさんしてきたからなのかもしれません。

根岸 あと、ライブでは毎回全力で全部を出し切るので、毎回終わったあとはみんな死にかけてるくらいの状態になるんですよ(笑)。そういうふうに毎回燃え尽きるような経験を今でもすることができることも、すごく貴重だなとも思うし。それだけまだまだ伸びしろがあると考えたら、それもすごく楽しいですよね。この先のライブもどうなってしまうんだろう?っていう、ワクワクと、ドキドキがあります(笑)。

次ページ:ユニット・各メンバーそれぞれの新たな面が垣間見える新曲「I will never die」

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