【インタビュー】10周年を前に、自然と培ってきた力で壮大な世界を表現！ Machico「ENISHI」リリースインタビュー

5月開催の10周年ライブは、本当の意味で“10年間を感じられる”ものにしたい

――続いて、カップリング曲「向こう見ずFORWARD」についてもお聞きしていきます。こちらは表題曲とはうって変わってロックナンバーですが。

Machico　はい。作編曲してくださった松隈ケンタさんのロック魂がバッシバシに効いたサウンドに、森由里子さんならではの優しさの込められた歌詞が乗った曲になっています。

――松隈さんとは初タッグですが、森さんは「コレカラ」等様々な曲でご一緒されていますね。

Machico　森さんはいつも、落ち込んでいても優しくそっと寄り添ってくれるような歌詞を書いてくださっていて、今回も誰よりも自分自身を信じることの大切さを歌詞に込めてくれているんです。それが松隈さんのゴリゴリのロックと組み合わさることで、かっこいいだけが先行せずに私の今までの活動に通ずる「なんだか聴いていて前向きになれる」という曲に仕上がっているので……早くライブで、生バンドで歌いたいです（笑）。

――ちなみに、今回始めて松隈さんから楽曲提供を受けるに至ったのは、どんないきさつから？

Machico　実はこの曲、元々はとある作品の歌として作っていただいたものだったので、収録したのは数年前なんです。でもその作品自体が諸事情で白紙になってしまって、ずっと発表できずにいたんですよ。そんななかで「松隈さんに書いていただいた曲がずっと発表されないのは悲しいし、今がタイミングなんじゃないか？」となって、今回収録させていただくことになりました。

――ただ、サウンドは表題曲といいコントラストになっていますし、逆に“冒険”という部分では通ずるものを感じます。

Machico　ね！図らずしも。そういう意味でも、この1枚に入るべくして入った曲だなと思います。

――そんなこの曲、レコーディングはいかがでしたか？

Machico　今回は楽曲提供していただいただけではなく、レコーディングのディレクションも松隈さんにしていただきまして。私の場合、今までずっとレーベルのディレクターさんに録っていただいていたので、それもすごく新鮮だったんですよ。ミュージシャンの方ならではの感覚的なディレクションもすごく面白くて。「力強いロックサウンドをリズムで引っ張っていってほしいから、ベースを持ってるような気持ちで歌って！」みたいなディレクションもあったり……。

――リズム隊の気持ちで。

Machico　そう。ギターボーカルじゃなくてベースボーカルのイメージで、リズムを大切にしながら引っ張ってほしい……ということだったんです。ただ私は楽器を弾けないので、どうやってその気持ちになったらいいのか悩みまして。しかも、歌詞のもつ優しさのことも一緒に考えていったら、1回感覚がわからなくなっちゃったんです。

――それは、どう乗り越えられたんですか？

Machico　休憩中に松隈さんが「WANIMAを観よう！僕が言っているのは、そんな感じなんです！」と声をかけてくださったので、みんなでWANIMAさんのMVを観て「なるほど……！」となり（笑）、それを思い出しながら食らいついていきました。でも松隈さん、すごく気さくな方で……ディレクションをされる方によってレコーディングの雰囲気が全然変わると体感できたことも含めて、すごく素敵な経験をさせていただきました。

――さて、このシングルをリリースされて、5月にはデビュー10周年記念のワンマンライブの開催が予定されています。

Machico　まさか自分が10周年を迎えられるなんて……なんだか不思議な感じがします（笑）。しかも私、日本コロムビアさんが3つ目のレーベルなのに、変わらず元々のデビュー日で数えさせてもらえるというのも珍しいことだと思うので。

――たしかに。

Machico　コロムビアさんは、前のレーベルのときにリリースした曲をライブで歌うと言ったときも、すごく前向きに「歌ったほうがいいよ」という言葉をくれるんです。そういうふうに、いちアーティストとしてずっと寄り添ってくれていることが嬉しくて。だから10周年ライブも、コロムビアさん移籍前の約4年間も感じられるように、新旧混ぜ合わせたセットリストを組みたいんです。カバー曲も歌いたいし……。

――初期のアルバムに収録された曲を？

Machico　そうです。オリジナル曲がすごく少ないことに悩んでいた時期にカバーさせていただいた曲も歌えたら、Machicoの10年間をよりリアルに表現できると思うんですよ。できればそれを、生バンドでやりたいなぁ（笑）。

――今月ご出演いただく“リスアニ！LIVE 2022”は生バンドですし。

Machico　ね！嬉しい！ありがとうございます！日本武道館にソロで立たせていただくのはこれが初めてですし、しかも生バンドで……ということで、私はすごくテンションが上がっています（笑）。バンド映えする曲もセットリストには入れていますし、この1～2年の中での楽曲もいい感じに入れ込んで、「この曲もMachicoだったんだ！」みたいに思ってもらえたら嬉しいです。

――ほかのフェスと比べて、曲数も多いですからね。

Machico　そうなんですよ！フェスだとだいたい1～2曲なことが多いんですけど、そうなると最新曲がベースになって、それとの兼ね合いで曲が固定されがちだったんです。でも今回はそういう曲も入れつつ「フェスでは今まであまりやらなかったけど、今回なら大丈夫じゃない？」という曲も組み込んだので、新しい感じが出せていればと思います。

――そんなライブも待っているこの2022年、Machicoさんはどんな1年にしたいですか？

Machico　10周年イヤーでもありますし、応援してくださっている色んな方への恩返しのできる1年にしたいです。そのためにも、ちゃんと体力づくりをしたいですね。3月に30歳になるのを前に、最近は体力の衰えを感じることがめちゃめちゃ多いので（笑）。

――そうなんですか？

Machico　はい。でもせっかくライブパフォーマンスを皆さんに評価していただいているのに、努力せずにその評価を失ってしまうのは絶対に嫌なので、ライブ中にすぐ息が上がらないように体力をしっかりつけたいんです。せっかく今色々なチャンスを与えてもらっているんだから、それを全力でやりきってモノにするために、そして今後もっと長くお芝居やライブを続けていくためにも30歳になる直前と直後が大切なんだ……って色んな先輩からもお話を聞いたので（笑）、ちゃんと自分と向き合って、今年も引き続き駆け抜けていきたいです！

INTERVIEW & TEXT BY 須永兼次

抽選で1名様にMachicoさんのサイン色紙をプレゼント！

●応募期間
2022年1月13日（木）～2022年2月13日（日）23:59

●応募方法
1：リスアニ！編集部の公式アカウント（@Lis_Ani）をフォローする
2：該当ツイートをRTする

【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、リスアニ！編集部公式アカウントのダイレクトメールにて後日連絡させていただきます。リスアニ！編集部公式アカウント（@Lis_Ani）のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることはできません。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者への譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
・賞品の不具合、破損に関する責任は一切負いかねます。

【個人情報の取り扱いについて】
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。

●リリース情報
TVアニメ『幻想三國誌天元霊心記』OPテーマ
「ENISHI」
発売中

品番：COCC-17921
価格：￥1,430（税込）

＜収録曲＞
1.ENISHI（TVアニメ『幻想三國誌天元霊心記-』OPテーマ）
作詞：ミズノゲンキ　作曲・編曲：睦月周平
2.向こう見ずFORWARD
作詞：森由里子　作曲・編曲：松隈ケンタ
3.ENISHI（off vocal ver.）
4.向こう見ずFORWARD（off vocal ver.）

「ENISHI」配信中
配信リンクはこちら

●ベストアルバム＆10周年記念楽曲の制作が決定！
アーティストデビュー10周年記念プロジェクトの一環として、
ベストアルバムの制作が決定！
Machicoの10年間を詰め込んだ1枚を予定。
更に、10周年記念楽曲の制作も決定！
2022年春リリース予定です。
続報は追ってお知らせ致します

●ライブ情報
2022年5月22日（日）
会場：昭和女子大学人見記念講堂（東京）