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INTERVIEW

2021.11.06

【インタビュー】第2期がスタートした『やくならマグカップも 二番窯』より、小澤亜李×天城サリーのスペシャル対談が実現! 田中美海(豊川姫乃役)からスペシャルコメントも到着!

【インタビュー】第2期がスタートした『やくならマグカップも 二番窯』より、小澤亜李×天城サリーのスペシャル対談が実現! 田中美海(豊川姫乃役)からスペシャルコメントも到着!

TVアニメと実写で、多治見市の魅力や陶芸の魅力を伝えていく、第2期となる『やくならマグカップも 二番窯』がスタート!TVアニメでは、織部学園の1年生で、幼い頃に亡くなった母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸に興味を持ち始めた豊川姫乃(CV:田中美海)が、仲間たちと一緒に陶芸に惹かれていく様子が繊細に描かれている。実写パート「やくもの放課後」では、主要キャストの四人が多治見市を巡って街の魅力を伝えたりしながら陶芸にもチャレンジ。モノづくりが身近に感じられる映像に。
今回は、第2期で初めて声を聞くことができる姫乃の母親・土岐川姫菜役の小澤亜李と、姫菜の作品に惹かれ、メキシコからやってきた陶芸好きのヒメナ・バルデスを演じる天城サリーの対談が実現。作品の魅力を語ってもらった。

なお本インタビューの最後には、豊川姫乃役の田中美海からのスペシャルコメントも掲載!

日本に来る前から小澤さんのことが大好きで、演じた役のコスプレもしていたんです(天城)

――まずは第1期を観てどんな印象をもったか教えていただけますか?

天城サリー 実写パートがあることを知らずに観ていたので、こんなの初めて!と驚きました。キャストの皆さまが実際に陶芸をすることで陶芸の魅力を教えてくれていたので、「自分も多治見市に行きたい!陶芸で色々なものを作りたい!」と思いました。アニメも含めて陶芸に興味が湧いてくる作品でしたね。

小澤亜李 アニメは15分尺なんですけどすごく充実した内容で、高校生たちが陶芸に打ち込む姿が描かれていて、色々なメッセージが感じられるんです。そのあとにある実写パートでは、多治見の良さが映像から伝わってきますし、陶芸の多様性や、実際にこうやって作るんだというのを知れるんですよね。そのくらい旅番組としても完璧で、陶芸と多治見市の魅力が両方味わえる作品だなと思いました。

――多治見市のどの辺りが気になりました?

天城 私も行きたいと思って調べてみたんですけど、ミュージアムがたくさんあったので、そこを巡りたいなぁと思いました。あと、ガラス細工もやってみたいです!

小澤 子供にやらせたい体験が全部ある!みたいな感じだよね。私も小さい頃はガラス細工を毎年やらせてもらっていました。陶芸だったら土とか、自然と触れ合いながらモノづくりをしていくから、大人でも子供でも楽しめますし、それが形に残るって素敵なことですよね。お洒落なスポットもこんなにあるんだ!と思いましたけど、リアル購入品、多くなかったですか?(笑)

――お土産はたくさん買っていましたね(笑)。

小澤 すごく色々買っているし(笑)、でもかわいいから良いなぁと思いながら見ていました。私たちも行ければいいんですけどね。

――今回は、“ヒメナ”コンビとなりますけど、お二人はこの取材が初対面ですか?

小澤 そうなんです。なので事前にネットで調べてから来たんですけど、実際会ったら数倍かわいくて、日本語が上手すぎる!と思いました。(※天城サリーはアメリカ育ちで、ロサンゼルス出身)

天城 私は日本に来る前から小澤さんのことが大好きで、小澤さんが演じていた『月刊少女野崎くん』の佐倉千代のコスプレをしていたりしたんですよ!

小澤 見た目は普通の女子高生だったけど、コスプレ欲が湧くんだ?(笑)。

天城 はい!友達同士でグループコスプレをしていたんです。あと、キャラソンもとても好きでよく歌っていました。

天城サリー

――アフレコで、なかなか一緒に録れないご時世になってしまったので、取材もいい機会になりますね。

小澤 嬉しいです!こういうWikipediaには載っていない情報が知れるので(笑)。

――ちなみに、天城さんは何ヵ国語を話せるのですか?

天城 3.5ヵ国語と今は言っていて、フランス語が薄れかけているので、英語と日本語とスペイン語とフランス語少々です。今回のような、スペイン語の役は初めてでした。

――今回はオーディションだったのですか?

天城 音声は録りましたけど、スペイン語を話せる声優を探していたようなので、それで声がかかったのかなと思います。

小澤 私もオーディションではありませんでした。ただ、脚本の荒川稔久さんとはTVアニメ『この美術部には問題がある!』でご一緒していて、「いつもの小澤さんならできるでしょ」と言われたのですが、それはそれで緊張するよー!と思いました。でも、頑張ろう!となりましたね。

小澤亜李

――母親役とは言いつつも、出てくるのは回想シーンになるので、実質女子高生役ですしね。

小澤 そうなんです。最初はお母さん役だと聞いて、自信が……と思ったんですけど、蓋を開けてみたら高校生でした(笑)。

――演じるときは、娘にあたる豊川姫乃役の田中美海さんの演技も参考にしたのですか?

小澤 そうですね。アニメは観ていましたけど、最初に一緒に録らせていただいたことが大きかったです。やっぱりブースに入って実際に声を聞くと、スッと作品の空気に入り込めるような気がするんですよね。回想の人なので絡みはないんですけど、同じ空間で声を聞きながら演じることができたのは良かったなと思います。

――親子役というのもありますけど、声質が似ている感じがしました。

小澤 私も、みにゃみ(※田中美海)って、ハスキー気味なところもあるんだと思いました。「かわいい」という印象が強い女の子役をよく見ていたからかもしれないですけど、こういうラインの女の子もすごく素敵だなぁと思いました。でも、そこが似ていたんですかね(笑)。
年齢はみにゃみのほうが若いんですけど、芸歴はそんなに変わらなかったりするんです。ただ、みにゃみっていつまで経っても“みにゃみ”って感じがするので(笑)、そのお母さん役になれて嬉しいです。

次ページ:美濃焼に興味を持ったときに役に出会い、恩師にも再会、『やくも』は色々なものを繋げてくれる作品です(小澤)

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