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2021.09.08

1stライブ「ラピスリライツ・スターズ 1st Orchestra『LIGHT UP the MAGIC』」イベントレポート到着。魔法のような「キセキ」を体験しよう!

1stライブ「ラピスリライツ・スターズ 1st Orchestra『LIGHT UP the MAGIC』」イベントレポート到着。魔法のような「キセキ」を体験しよう!

「魔法」×「アイドル」をテーマとしたメディアミックスプロジェクト『ラピスリライツ』が、1stライブ「ラピスリライツ・スターズ 1st Orchestra『LIGHT UP the MAGIC』」を、2021年9月4日(土)5日(日)に開催した。

本公演は2日間3公演で開催され、総勢20名6ユニットの出演キャストが、公演ごとに異なる3つのコンセプトに合わせたセットリストや演出のステージを披露。さらに3公演を通して楽しんでいただく試みとして、公演ごとにフォーカスされるユニットがチェンジ!AR(拡張現実)技術を駆使した演出で「魔法」を表現し、オンラインライブならではのリアルを超える没入感を体験できる「ラピスリライツ・スターズ 1st Orchestra『LIGHT UP the MAGIC』」のイベントレポートが到着した。

9月4日(土)夜公演「LIGHT UP the MAGIC」

待ちに待った1stオルケストラ(ライブ)がついに開幕!感染症対策としてオンライン開催となった本公演だが、画面に揺れるARで表現されたユニットカラーの輝砂ブレードによって一体感が生まれ、自分がまるで会場にいるような錯覚を覚え、パフォーマンスが始まる前からどんどん期待が高まる。

1公演目のコンセプトは「LIGHT UP the MAGIC」。『ラピスリライツ』1stオルケストラのスタートを切る公演として、輝砂灯(魔法の照明)を点けて本作の世界観を表現している。2ndアルバムの収録曲を中心にしたパフォーマンスが披露され、ここからの3公演への期待感がぐっと高まっていく。公演の最初を飾るのはoverture「SKY FULL of MAGIC」。ティアラ役・安齋由香里がステージ上に現れると、ティアラの台詞とともに他のメンバーが次々にステージへ集まってくる。1stオルケストラのタイトルコールから始まるのはラピスリライツ・スターズによる「私たちのSTARTRAIL」。はじまりの歌であり、『ラピスリライツ』を表すこの曲では世界観に沿って「輝石(きせき)」のARをメイン演出に。20人のパフォーマンスで一気に視聴者を魔法の世界へ引き込んでいき、1公演目は全24曲を披露した。

今回、3公演で披露された全28曲のうち、キャストによるパフォーマンスが初披露となる楽曲は、なんと15曲!

<フォーカスユニットピックアップ>
●フォーカスユニット:Sadistic★Candy

甘さと刺激の中毒性が癖になる、「最キョウ」凸凹コンビSadistic★Candyは、「ポジティブ★パラダイス」「VIVIらぷ」「ピンク色の曇天」「Are Many Chance!!!」を披露。『ラピスリライツ』唯一のコンビでは、対比と重なりが意識され、キャラクターカラーのピンクと紫、キャスト陣も過去の生放送で言及していた「ゆめかわ」をARと照明の両方で表現されている。
「VIVIらぷ」ではARを使用せずに照明で対比と重なりを表していたり、「Are Many Chance!!!」では、初単独イベントでお馴染みとなった飴を投げつける演出をARで作り上げた。

●フォーカスユニット:IV KLORE
ゴシックで艶やかな雰囲気漂う亜人ユニットIV KLOREは、「Midnight Sapphire」「Butterfly」「極闇グロッソラリア」「禁忌の寓話」を披露。
過去の生放送にて、「世界観でぶん殴る」とキャスト陣が言っていたように、ゴシック、亜人といった、IV KLOREでしか作れない世界観をARで表現。
「禁忌の寓話」の歌詞にある“禁忌の扉が開かれる”の扉は、初単独イベント時よりもパワーアップした演出となっていた。

9月5日(日)昼公演「To The Animation Fan」

公演のコンセプトは「To The Animation Fan」。2020年に放送されたTVアニメ『Lapis Re:LiGHTs』の世界を表現した公演となっており、セットリストがTVアニメの登場順とリンクしていたり、TVアニメ映像を使った演出など、他の2公演とはガラッと異なるアニメファンのテンションが上がる曲構成や演出が特徴だ。
後半では、アニメ最終話のメドレーを意識した場面もあった。アニメファンにとっても、2019年に開催した初単独イベント「私たちのPrelude」に来た方にとっても、当時の思い出が蘇る感慨深いものとなった。
※「私たちのPrelude」でも同じ曲順で楽曲が披露されていた。

<フォーカスユニットピックアップ>
●フォーカスユニット:シュガーポケッツ
トイボックスのようにキュートでポップなユニットのシュガーポケッツは、「わがままキャラメリゼ」「knockin’ on baby」「#BFF」「シャノワール」を披露。ファンの中でも人気の高いキャスト陣の手描きイラストを「#BFF」のAR演出で使用。イラストを使うことで、メアリーベリーに寄り添うラトゥーラ、シャンぺを見せ、歌詞が引き立つようになっている。
また、ARのエフェクトは手書き風のイラストがメインになっており、シュガーポケッツのポップさを上手く演出していた。

●フォーカスユニット:この花は乙女
和風ロックを舞い踊るヤマトの国から来た三姉妹この花は乙女は、「からくれ*ナイトフィーバー」「私の初恋をこの花に捧ぐ」「アステリズム」「いのち短し、繚乱乙女」を披露。コールや煽りの演出が多いこの花は乙女の楽曲は、オンラインでも楽しんでもらえるよう、ARや照明に観客の高揚感を高める演出を散りばめている。客席のAR輝砂ブレードのカラーや、ステージ上で映える華やかなエフェクトは、咲き誇る可憐な花たちを表現していた。
「アステリズム」では、キャスト陣が今回のオルケストラグッズ用に考案した花札をAR演出として使い、サビの最後に3枚の花札がひとつになりユニット名が現れる姿を3姉妹の絆として描いている。

次ページ:9月5日(日)夜公演「This is Lapis Re:LiGHTs Stars」レポートはこちら

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