昼夜2公演で開催された、Merm4id初の単独ライブ「Merm4id 1st LIVE Luv ♡ 4U supported by シンガポール政府観光局」オフィシャルレポートが到着!

2021.04.07

「DJ」をテーマにしたメディアミックスコンテンツ「D4DJ(ディーフォーディージェー)」。

アニメ・ゲーム・声優によるライブなど多方面で展開する同プロジェクトが、4月2日(金)にMerm4id(マーメイド)による初の単独DJライブ「Merm4id 1st LIVE Luv ♡ 4U supported by シンガポール政府観光局」をZepp Haneda(TOKYO)で開催した。夜公演のオフィシャルレポートが到着したので紹介する。

会場に入ってまず驚くのがステージセットだ。ステージ上にはD4DJライブではお馴染みのLEDモニター付きDJ台に加えて、ミラーボール、そして2体のマーライオンの姿が。公演タイトルにもある通りシンガポール政府観光局による後援を受けて開催されたこのライブ。そんな背景から登場したこのマーライオンだが、リゾートを感じさせるMerm4idの華やかな衣装と相まって、一足早く夏が来たようだ。

いよいよ開演時間となり暗転すると、会場はユニットカラーのイエローのライト一色に染まる。声が出せない中でもクラップでその期待感を届けるファンに迎えられ、DJ・葉月ひまり(日高さおり役)が登場。レゲエホーンを鳴らしステージの開幕を伝えると、平嶋夏海(瀬戸リカ役)・岡田夢以(水島茉莉花役)・根岸 愛(松山ダリア役)の3人が現れ、客席のボルテージが一気に上がる。

待ちに待ったライブは「Make some noise!(オリジナル曲)」からスタート。ライブ会場だからこそ味わえる爆音のクラブサウンドに、フロント3人の激しいダンスパフォーマンスで1曲目からフロアは最高潮になる。続けて「キューティーハニー(カバー曲)」をプレイ。平嶋の「みんな、ジャンプする準備はできてるー?」という煽りからドロップされたのは「Climax Jump(カバー曲)」。ジャンプ、クラップ、ハンズアップと1曲の中でいくつもの楽しみ方を魅せてくれるのは、ステージ経験豊富なメンバーを多く抱えるこのユニットならではだ。

ライブタイトルにもなった曲「4U(オリジナル曲)」では恋の自覚に戸惑う乙女心を歌い上げ、平嶋のソロ歌唱が響く「フジヤマディスコ(カバー曲)」に繋ぐ。葉月によるDJプレイのもと、平嶋に続いて岡田も「DISCOTHEQUE(カバー曲)」でソロボーカルを披露。ひとりひとりのパフォーマンスを堪能できる、単独公演だからこその演出だ。

「あの“回る”曲をかけるけど、みんな、準備はできてる?」葉月の煽りとともに「round and round(オリジナル曲)」がかかると、ファンもその場でターンしながらサウンドに酔いしれる。曲の半ばでは岡田が怒涛の高速ラップで圧倒。「だからアナタは私の何を知ってるんでしょーか!?」と歌い上げると、会場からは思わず拍手が上がる。

そして、ここからは2曲続けて完全初披露曲「Bomb A Head!(カバー曲)」「Realize(カバー曲)」をプレイ。幅広い年代に知られる2曲を、Merm4idサウンドのアレンジに乗せて届けた。なお、これらは後日スマートフォン向けリズムゲーム「D4DJ Groovy Mix(グルミク)」に実装予定だ。

一瞬のブレイクをはさんで、ライブでも定番の曲「ING(オリジナル曲)」が響くと、フロアもジャンプ&ハンズアップでさらに熱気を帯びていく。ここまでで10曲を止まることなくプレイしていながら、舞台上のメンバーからは余裕すら感じられる。このライブを誰よりも楽しんでいるのはこの4人だと思わせるような笑顔が、Merm4idのステージへのプライドを示している。

そして、平嶋・岡田がステージから離れると、根岸によるソロパートが始まる。「Blazin’ Beat(カバー曲)」「Gamble Rumble(カバー曲)」を2曲続けて歌い上げ、難易度の高いラップも歌いこなすテクニックで魅せた。

「real Emotion(カバー曲)」「どうにもとまらない(カバー曲)」「CAT’S EYE(カバー曲)」と、立て続けにカバーを披露。“グルミク”でもお馴染みの曲で、フロアの一体感もさらに高まっていく。

しばしの暗転ののち、一人ステージに現れたのは根岸。サウンドに併せてダンスパフォーマンスを披露していると、隣に岡田の姿が。Merm4idのパフォーマーである2人による激しいダンスバトルが始まる。思わず目を奪われる艶やかなステップでしなやかな魅力を見せつける岡田、髪の毛の動きまで計算されているような軽やかさで魅了する根岸の二人は、ハイタッチでお互いを称えあう。続いては葉月によるDJプレイだ。DJプレイ配信「#D4DJ_DJTIME」でも経験を積んできた彼女も、見せ場とばかりに存分にプレイを見せつける。最後に現れたのはセンター・瀬戸リカ役の平嶋だ。「最&強はMerm4id!」と強気なラップを歌い上げる平嶋は、まさに瀬戸リカそのもの。

ゲームがリリースされ、キャラクターストーリーが公開されてから初の公演がこの単独ライブとなったMerm4id。4人のステージ力にキャラクターのストーリーが乗り、さらに奥行が生まれたことを感じさせたパフォーマンスバトルの後は、「Princess advent(オリジナル曲)」「HONEY(カバー曲)」「EXPOSE ‘Burn out!!!’(カバー曲)」でラストスパートに向けさらに一段テンションを上げていく。葉月もDJ台に足を乗せ、激しく会場を煽る。過去のライブでは見せたことのないアグレッシブなプレイからは、DJとしての成長とこのライブへの想いが感じられた。

「次でラストの曲!みんな、“BOOM-BOOM”する準備は出来てる?」「飛べー!」という言葉に続いて流れるのは「BOOM-BOOM SHAKE!(オリジナル曲)」。ライブも終盤という中においても、4人はさらに客席を煽っていく。一切の疲れを見せないメンバーに応えるように、客席もいっそう高く手を振り上げる。

暗転した会場の中、客席から響き続けるクラップに応えアンコールの1曲目にドロップされたのは「High tension BPM(オリジナル曲)」だ。先日MVが公開されたばかりのMerm4idの最新ナンバーということもあり、一度落ち着いた会場の熱気はまたもや最高潮に。「Merm4id in the house!」葉月のトラメガパフォーマンスで一層沸き立つフロアに、続けて届けるのは「S.T.O.P.!(オリジナル曲)」。「ねぇねぇ、さおりも降りて来ちゃいなよ!」平嶋に誘われ、この日初めてDJ台から降りてダンスを披露する葉月。DJ担当ということもありフロントに姿を見せることのほとんど無い葉月を入れた4人でのダンスは、このライブでの幾度目かのサプライズとなった。「S.T.O.P.!」はシンガポール政府観光局とのコラボを記念して制作された、この日初解禁の新曲だ。

新曲に新演出にと、ラストスパートでも畳みかけ、この日一番の盛り上がりの中ラストの1曲「Floor Killer(オリジナル曲)」へ。4人が“Merm4id”としての初ステージに立った「D4DJ 1st LIVE(2019年)」から歌われている、Merm4idの始まりの曲だ。まさにキラーチューンと言えるこの曲で、 “最&高”な時間はフィナーレを迎えた。

セットリストはここまでだが、これだけで終わらないのがMerm4idのライブだ。

「みんなで写真撮りませんかー?」という平嶋の呼びかけに応え、4人と客席の記念撮影が行われる。ライブグッズを掲げたり、ハートのポーズを取ったりと思い思いのスタイルのファンと共に撮影を終えると、最後の挨拶へ。それぞれが喜びや感謝の言葉を伝える中、葉月が思わず目を潤ませるシーンも。「今日はしんみりしない約束だったよね!?3秒で止めるよー!(笑)」という平嶋の明るさにはリカの姿が重なる。

4人の挨拶の後には、このライブのメイキングの様子を交えたスタッフロールが流れる。メンバーとプロデューサー、スタッフが一体となって作り上げる様子や、レッスン中の真剣な表情をとらえた映像とともに、このライブを締めくくった。

いよいよこの公演も終わりかと思われたが、最後にもう一つのサプライズが。メンバーによる影アナウンスで、4人による“お見送り”の実施が知らされたのだ。混雑と密集を避けるため規制退場が行われる中、アクリル板越しに「観てくれてありがとう!」「夜も来てくれたんだ!」「(グッズで飾られたバッグを見て)すごい!かわいいね!」と声をかけていくメンバー。ファン一人一人と今日の思い出を共有するような姿は、まさにオーディエンスとの時間を心から楽しむ“Merm4id”そのものだった。

初の単独ライブで、そのパフォーマンス力の高さを改めて見せつけたMerm4id。彼女たちの次なるステージは、4月24日(土)開催「Lyrical Lily×Merm4id 合同LIVE NYAN-NYAN SHAKE!」。ユニットとして後輩にあたるLyrical Lily(リリカルリリィ)との合同ライブとなる。開放的なパフォーマンスが武器のMerm4idと、イノセントな魅力を持つLyrical Lily。全く異なる2ユニットがどんなステージを魅せてくれるのか、期待してほしい。

PHOTO:福岡諒祠・池上夢貢(GEKKO)

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