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INTERVIEW

2020.02.21

『ガールズフィスト!!!!』南松本高校パンクロック同好会 3rdシングル「Only my Way!!!!」インタビュー

『ガールズフィスト!!!!』南松本高校パンクロック同好会 3rdシングル「Only my Way!!!!」インタビュー

長野県松本市を舞台に、バンドを結成し、フェス出場を目指す女子高生たちを描く漫画『ガールズフィスト!!!!』。4人のメンバーを演じる声優が実際にバンドを結成、それが「南松本高校パンクロック同好会」だ。公開練習を重ね、ワンマンライブを4回開催し、CDも今回で3枚目。ライブの楽しさ、バンドする喜びを、全員が満喫し、全身で表現してきた4人が、ニューシングルに寄せる思いを中心に、充実のバンドライフを語る。

――シングル『Only my Way!!!!』のリード曲「退屈な日々」には、皆さんのいろいろな意見が入っているそうですね。

内山つかさ 仮歌を録るときから、(『D.A.S.H!!!!』収録の)「Tic×Tic=Tac♪」よりもワチャッとしたいとはみんなで話していました。それで、(古川)ゆっちゃんが犬の声を入れてくれたり、(奥村)まゆちが鼻の音をリコーダーで奏でてくれたり、ぎゅっと詰めこんだんですけど、でもレコーディング自体はあっという間で。それぞれが2回くらい歌っただけで、「楽しいー」って言いながら駆け抜けました。

古川由利奈 めっちゃ早かった。

浅見春那 たしかに。

奥村真由 ずっと笑ってたら終わったような。

――歌割りを決めたのはプロデューサーのMr.EDDIEさんですか?

内山 そうですね。でも、作詞をさせてもらったのは内山なんですけど、Mr.EDDIEさんからは「誰に歌ってほしいとかある?」って聞かれていたんですよ。なので、それは伝えさせてもらっていました。

――歌詞を書くのは「青春ガール」に続いて2度目となりますが、少し慣れてきましたか?

内山 いやー、どうですかね?(笑)。何がセオリーか、何が正解かがいまだにわかっていなくて。私は、曲をひたすら聴いて、聴こえてくる歌詞を書くという感じなんですね。(今回作詞を担当した)「退屈な日々」と「Re:スタート」もお風呂でずっと流していました。でも、「退屈な日々」は明るい曲なんですけど、言葉を出していくとどんどんと沸々としたものが出てきちゃって。なのでそこは意識しました。浅見と私で歌っているCメロも、曲調が変わってしっとりするんですけど暗くならないように。

――「退屈な日々」は曲を聴いたとき、最初にどんな言葉が浮かびましたか?

内山 「朝はいつもパンと牛乳」でした。

奥村 最初のフレーズだったんだ?

内山 そうなんですよ。私も自分で聴いてて「パンと牛乳かー」って思いました。

古川 我々、実はみんな(朝は)ご飯派なんだよね。

内山 そうそう。でも、そのあとに聴こえてきた歌詞が「なんだか退屈」だったので、ずっと同じ繰り返しの日々が嫌だったけど毎日いろいろなことがあるし楽しいこともあるよね、という感じの曲にしました。

――歌詞を書くときに、曲調がスカということは意識しましたか?

内山 でも、スカ調になったのは歌詞を当てたあとなんですよ。

古川 仮歌で歌ってから、「これ、スカにしたらもっと面白いかもね」ってエディさんが。

――そうなんですか? スカと聞いて演奏が大変だとか思いました?

奥村 そのときは思わなくて。

古川 「わあ、スカだー」って。

奥村 そう、すごくうれしかったです。

古川 でも、今がヤバい。

内山 レコーディングが終わった頃にエディさんから「頑張ってね」と言われて、「そうか、弾くんだ」って(笑)。

古川 ハードルがピョンって上がりました。

――みなさん歌パートがあるので。裏打ちのリズムを弾きながら歌うのは難しいですよね。

内山 そうなんです。それこそ「朝はいつもパンと牛乳から」で私は裏を打っているので。

浅見 どうリズムの区切りを取っていいのか。軽快なリズムなので歌が……。

古川 結構入れ替わりが激しいからね。でも私は、歌云々の前に弾けるようにならないとな、という思いがありますね。ベースラインがすごく動くので。

内山 ベースはイントロからすごく動いているんですよ。最初ギターかと思ったくらい。曲を支えているというよりも先陣切っているよね。

古川 最近、ベースラインが遊ぶようにはなってきていたんですけど、今回は「ちょっ、エディさん、待ってください」って感じで。でも私はずっとピアノをやっていたのもあって、演奏と歌が別々でもそこまで苦ではないですね。しかも弾き語りが好きだったので。
奥村 私もわりとなんとかなるかなって思ってる。

――奥村さんもピアノ経験者ですからね。

奥村 あと私は、「Tic×Tic=Tac♪」ですごく苦戦して。あのときをなんとか乗り越えたので。

――そもそもの話ですが、演奏に関しては原曲とは別に3人用の楽譜が用意されるんですか?

内山 耳コピですね、全部。

古川 ベースオンリーとか、ベースと歌だけといった音源をいただいて、「じゃ、がんばって」って(笑)。難しいところは相談して簡略化もできるんですけど。「ここは歌うので簡単にしていいですか」みたいに。

奥村 あと、CDと違ってギターが何本もあるわけではないので。スタジオ練習でエディさんに聴いてもらってから仕上げていきますね。

内山 ドラムをもっと大きい音にしようとか。

古川 ギターソロが入って薄くなるからもうちょっとベースを足そうとか。

奥村 でも、それまでは本当に個人練習です。

古川 ただ、各々が結構負けず嫌いなので。

奥村 わりと原曲に近いところまでがんばりますね。

古川 やっぱりできる限り音源のままに届けたいとは思ってるんですよね。あと、耳を鍛えるために耳コピで、、という方針みたいですね。だから、弾けないときは自分で試行錯誤しながらどうやったら弾けるかを考えています。

古川 1/2倍速とかにしてね。

奥村古川 ねー。

内山 ゆーっくり、「今は何の音?」というところから繰り返し繰り返し聴いて練習し
す。

――ギターのFも省略形とかありますしね。

奥村 ありますね。パンクロックということであえて簡単なフレーズにすることもあります。

――ただ、ギターには浅見さんも加わりましたしね。

浅見 はい!

奥村古川内山 (笑)。

古川 ほんとにー?

奥村 なんか、浅見はギターに関して確固たる自信があるみたいで。

浅見 いや、自信はないんですけど「止まっていられない」と思っていて。

奥村 ギターに夢見ていたのかな? ギターボーカルに憧れがあったとか?

――そういえばミオヤマザキさんが好きなんですよね?

浅見 はっ、はい。大好きなんです。だから、奥村さんが言ったように憧れはあったんすけど、でもギターの重圧感というか。

奥村古川 圧というか「厚み」ね。

浅見 それです。それを出したいのでフォローできるところはフォローしたいと思っています。でも耳コピに慣れていないので、(奥村)まゆちの手を借りたい……ってのはないですけど。

――ないんですか(笑)。

古川 いや、めっちゃ借りてるやん。

――どっちですか?

奥村 ビデオ通話とかしてるよね。

浅見 はい、教わってます。「ここはどういう感じで弾いていますか?」って。でも、スマホのLINEでやっているので電波が悪いと……。

奥村 音は聴こえてくるのに映像は止まっているから、「うーん、もう一回弾いて」ってなってます。

古川内山 (笑)。

古川 先生代を払わなきゃ。

浅見 ホント、受講料を払います。でも、弾き方が気持ち悪いって言われるのでまずそこを直したいというのがあって。

内山 挙動がちょっとね。

浅見 足を曲げてしまって。

古川 4thのリハでは大爆笑でした。弾く瞬間に膝を曲げちゃうので。

奥村 「ジャーン」って弾くとき、同時に屈伸しちゃうんだよね。

古川 でも、めっちゃ面白いのでこのまま続けてほしいです。

浅見 「Only My Way」ですね。

――うまい。

奥村 そう、浅見はたまにいいこと言うんですよ。

――「Re:スタート」についても教えてもらえますか?

内山 これはもう浅見が。

浅見 メインで歌わせていただきました。作詞はさっきお話にあったように内山さんで歌詞を見た瞬間に「いい歌詞だな」って。

内山 ありがとうございます!

浅見 あ、すみません、恐縮です。

古川 急に距離が開いたね。

浅見 その中でもサビが一番好きなんですけど、内山さんの仰るように女子高生特有というか、思春期学生特有の悩みや秘めた想いが前面に出ているんですよ。不安とか。でもそこで励ましてくれる言葉もあって。あと、メロディが「ぶっ壊して」にしか聴こえなかったらしくて。

内山 そうなんです。この歌詞はそこからだったので「何をぶっ壊してやろうかな」って思いながら書きました。

奥村 そこからだったんだ(笑)。

古川 私も仮歌を聴いてからもう「ぶっ壊して」にしか聴こえなかったです。

浅見 思春期にいろいろ思うことはあるけどそれをぶっ壊して、Only My Way、自分の道を貫いていこうという気持ちが伝わってくるというか、ぶっ壊そうという気持ちというか、その……。

古川 それが歌詞の「Re:スタート」にもつながって。

奥村 Aメロ、Bメロ、サビと盛り上がってきたところでぶっ壊していくんだよね。

浅見 そうです!

――メンバーのサポートがすごいですね(笑)。

内山 私も校則に従っていた身で、屋上に入り込んでお昼を食べるとか、学校指定以外のリュックを背負うとかすることがなくて。だけど、「そういう自分も作られたものじゃない?」「もう一回スタートを切ろうよ」って問いかけるつもりで書きました。「ゴールを目指さなくてもいい」という歌詞は目的や目標を見つけなくても、着いた先がゴールになるよ、だから今の自分をぶち壊して……。

古川奥村 「ぶっ壊して」。

内山 「ぶっ壊して」(笑)、新しい自分を見つけようという気持ちを込めました。

古川 印象深く覚えているのが、「Re:スタート」のレコーディングで浅見が歌を録っているとき、ミキサー室で3人が「この歌詞って今の浅見にピッタリだよね」って話をしてたんですよね。だから我々がミキサー室で、「ぶっ壊せ! 浅見! 自分をぶっ壊せ!」って言ってました。

奥村 「今だ! 今だ!」って。

浅見 ブースとミキサー室の間に小さい窓があって、みなさんの姿が見えてて……。

奥村 あっ、重圧になってた?

浅見 いえいえ!

古川内山 ごめーん。

奥村 応援してたのにね。

古川 そっかあ。

――いじめっ子ですね(笑)。

古川 可愛くてつい(笑)。

浅見 あの、歌詞とメンバーに勇気をもらいました。

古川 レコーディングは2日間にわたって行ったんですけど、「Re:スタート」は浅見が緊張でいっぱいいっぱいになって2日目に持ち越されたんですよ。でも、2日目に自分の壁をぶっ壊して歌ってくれました。さすが浅見!

奥村古川内山 (拍手)。

浅見 褒められるとまだどうやって反応していいかわからなくて。

――笑えばいいんですよ(笑)。

浅見 (ニヤリ)。でも、歌うときは感情の変化に着目して、感情を強く出しているので、聴いてくださるみなさんにも伝わっているといいな、とか。自分でも共感する部分がたくさんある歌詞だったのでそれもみなさんに伝わっていればいいな、とか。なので、この……曲は……。

奥村 レコーディング1日目のテンションが戻ってきた?

古川 いっぱい喋り倒したから、脳がちょっと疲れてきたのかな?(笑)。

――(笑)。続いて「孤独の月」についても教えていただけますか?

古川 曲を聴いたとき、(古川が演じる)月(るな)ちゃんっぽいと感じたんですよ。だから、この曲は月ちゃんの曲にしたくて、狙って歌詞を書きました。実は「Tic×Tic=Tac♪」を書いたとき、歌詞が大人過ぎるということで何度かリテイクをもらったんですよ。なので、今回もできあがりを読みながらそこは少し不安だったんですけど、提出したら一発でOKをいただきました。

内山 あくまでも、歌詞を書いているのは女子高生である原作のキャラクターたちなので。我々としても、作詞するにあたって大人びた内容はやめようとは話しているんです。

古川 「壮大なテーマはやめようね」って。

奥村 高校生が何を考えているのかを意識していますね。

――狙って歌詞を書いたということですが、歌詞はコンペだったんですか?

古川 そうですね。いつも、デモを8~10曲くらいいただいたら、各々が歌詞を書いて提出するんです。そこはかぶっても良くて。

内山 「この曲の歌詞をつけたいな」と思った人が書くんですよ。それこそ「Re:スタート」もかぶってたよね。

古川 かぶってたかぶってた。それをエディさんが読んだり、仮歌で歌ったりしてから、「この歌詞がいいね」って決まったら本格的に作詞に入る感じで。

――え? すると、デモもあって作詞もついているのにまだ世に出てない、という曲もあるんですか?

内山 ありますあります。

古川 いっぱいあります。

――早く出してください。

浅見奥村古川内山 (笑)。

内山 今回は(古川・内山の)ここが早かったということでリリースになりました。

――ということは収録曲が当初の予定から変わったんですか?

古川 というよりも収録曲は決まっていなくて。仮歌を録るのは歌詞がついた曲から、という感じなんですね。歌詞については、仮歌を録る日が決まったら、M1は浅見さん、M2は奥村さんみたいな感じで担当が決められて、提出日も決められるんです。でも仮歌の日にできていなかったら、歌詞ができている曲から録っていきます。

内山 でも、企画盤CD第2弾の『D.A.S.H.!!!!』ときよりも今回は難航してたよね。エディさんが最後の方まで6曲くらいある中から(収録曲を)決められなくて。

古川 いい曲が多くて。収録曲が決まってからも、タイプAとBにどう振り分けようかとか、リード曲をどれにするかとか悩まれていました。

奥村 私、「Re:スタート」がリード曲だとずっと思ってた。「退屈な日々」と知ってビックリしました。

――私もライブで聴いたとき、「Re:スタート」がリード曲だと勘違いしました。
古川 スカな「退屈な日々」がリード曲だったり「孤独の月」が入ったり、今回は今までとはガラッと変わりましたね。

――話を戻しますが、すると「孤独の月」は月ちゃんの曲にしたい気持ちで勝ち取った曲だったんですね。

古川 そうですね。この曲に力を入れて書いたので、今回はこの曲の他に3曲くらいしか書いていないです。1日中ずっと、ヘッドフォンをつけてエンドレスで曲を流しながらパソコンをカチャカチャ叩いていましたね。シーンごとのイメージを想像して、1本のMVみたいなものを頭に浮かばせながら、「この言葉が合うかなー、いやしっくりこない」「こっちだ」って。パズル感覚ですよね。

奥村 1日で仕上がっちゃったの?

古川 そう。私、毎日コツコツが苦手で。だから、今日は「孤独の月」を仕上げるって決めたらその日はひたすら。

内山 でも、(古川の詞は)言葉選びがおしゃれというか、いろいろな言葉が出てくるんですよ。

古川 元々文字が好きなので。あと、イメージが固まっちゃうと速いんだよね。楽曲を聴きながら浮かんだシーンとか、入れたいワードを単語でパソコンにバーッと書き出して、「この曲のテーマはこれ」って決めてから書きました。

内山 私は何日かかったかわかんない。通勤中やお風呂の中でずっと聴いていたし。

奥村 でも、ここ(古川と内山)の二人は早いです。(奥村・浅見の)私たちはその間に歌詞を1曲も仕上げていない……。参考にしないといけないね。

浅見 そうですね、本当に。

内山 でも、ここでも歌詞の書き方は違っているから。

古川 各々の作詞スタイルがあるよね。

――浅見さんも作詞を始められているんですね。

浅見 はい。今、ちょうど初めて書いている途中なんです。私も内山さんと一緒で、メロディが言葉に聞こえちゃうタイプです。

内山 あら。

古川 やっぱり似てるよね。姉妹ですか?

浅見 実は。

奥村 嘘を言わない。

浅見 またまたご冗談を。

――自分で言っといて(笑)。

奥村 どういうこと? よくわかんない。ついていけなかった!

浅見 あの、だから、(浅見と内山が)似てるなって話です。

古川 オチは?

浅見 すみません。奥村さんは?

奥村 え? 私? ぶん投げられた! えっと私は、曲を聴きながら、「この曲はみんながワイワイしてそうだなぁ」とか「お昼休みっぽいなぁ」とか「これ、チャイムの音っぽいから学校で授業が始まるのか終わるところなのかな」とか、そういうところから考えていくんですけど、書いているうちに「なんか違うんじゃないかな」って思ってリセットして。で、また書き始めて、「いや、これも違うな」ってやっていたら1週間経ってもAメロが完成しない……、って感じです。

浅見 ゲシュタルト崩壊しちゃうんですね。

奥村 そうなのかな。

古川 でも、浅見がどんな歌詞書くかはすごい楽しみ。

内山 楽しみですね。

古川 擬音がいっぱいだったらどうする?

――ポップな曲なのに「脳みそを引きずり出せ」みたいな歌詞、ということでなければ。

浅見 私個人としてはそういうのが好きなんですけど、

古川 脳みそを引きずり出すのが?

浅見 いや! 曲と歌詞が合っていないのは好きなんですけど、でも詞を書くのは(演じる)……。

古川 そう、歌詞を書くのは芳野ちゃんですからね。

――最後に。次の5thワンマンライブも3月に決まり、ここまでライブを積み重ねてきましたが、ライブで大事にしていることはありますか?

浅見 私はボーカルなので、あおりスキルというか、あおりだけでも場も自分もみんなも熱くなれるように、引っ張っていきたいです。あの、空気感を大事にというか……(笑)。

内山 浅見は、言葉に詰まると笑ってごまかすというクセが。

古川 浅見の役割は、空気感を調和することじゃないよ。空気を壊すことがあなたの役割です。

浅見 です!

――では他のみなさんも。

奥村 ギターを弾いていると盛り上がっている部分でも手を挙げたりはできないので、その分、自分が動くしかないじゃないですか。だから、跳びはねてみるとか、「楽しい」をちゃんと体で出したいと思います。せっかく聴きに来て下さった方と一緒に楽しみたいので。そこを大事にしています。練習はなるべくきっちりと、でも、本番は失敗しても楽しもうという気持ちで。

内山 私は、放っておいても勝手に楽しんじゃうタイプで。

――一番奥にいるドラムなのに笑顔が目立つくらいに楽しんでいますよね。

古川 一番ニコニコですもんね。満面の笑みなので安心感が違う。

内山 だから、笑顔楽しもうというよりもリズム隊であるという意識を一番大事にしたいです。それは毎回忘れないように。

――スタッフさんが笑っています(笑)。

内山 (笑)。4thライブのときは「青春ガール」からだったので、「行くぞー、1、2、3、4!」とはできず。リズムを刻むことの責任を、自覚することの大切さを感じながらやりました。

奥村 でも4thの前は前日のリハが楽しすぎて、ライブ当日はみんな「昨日の疲れが」って言っていたくらい(笑)。

――では古川さんに最後の締めを。

古川 私は、ライブや公開練習で心がけていることがあって、「驚かせたい」というところなんですよ。「こんなに上手くなってる!」とか「すごく楽しい!」とかいろいろなポイントがあると思うんですけど。だから、演奏技術も上げないといけないし、やらなきゃいけないことはいっぱいあるんですけど、とにかくお客さんだけではなく、スタッフさんもメンバーも、もっともっとたくさんの人を驚かせたいですね。その空間にいる人がみんな楽しいと思ってくれるようなバンドにしたいです。

――では、次のライブでも驚く準備をしておきますね。

内山 予定調和になりますね(笑)。

Interview & Text By 清水耕司(セブンデイズウォー)


●リリース情報
「Only my Way!!!!」
発売中

【TYPE A】

品番:TECI-1667
価格:¥1,800+税

<CD>
1.退屈な日々
2.Re:スタート
3.退屈な日々(Instrumental)
4.Re:スタート(Instrumental)
5.南松本高校パンクロック同好会第五回バンドミーティング
6.にゃーーのうたin部室

【TYPE B】

品番:TECI-1668
価格:¥1,800+税

<CD>
1.退屈な日々
2.孤独の月
3.退屈な日々(Instrumental)
4.孤独の月(Instrumental)
5.南松本高校パンクロック同好会第六回バンドミーティング
6.にゃーーのうたinスタジオ

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