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2019.09.25

田淵智也がオーガナイズ! アニメ音楽作家によるトークセッション“アニソン派!vol.0”で田代智一、eba、草野華余子、Tom-H@ck、やしきん、渡辺 翔らが熱論

田淵智也がオーガナイズ! アニメ音楽作家によるトークセッション“アニソン派!vol.0”で田代智一、eba、草野華余子、Tom-H@ck、やしきん、渡辺 翔らが熱論

アニメ音楽のシーンで活躍する著名クリエイターたちによるトークセッションイベント“アニソン派!vol.0”が、9月22日(日)深夜に東京・新宿ロフトプラスワンにて開催。事前に出演がアナウンスされていた、eba、草野華余子、Tom-H@ck、やしきん、渡辺 翔に加え、司会進行役として田淵智也、田代智一がサプライズで登場し、今聴くべき注目のアニソンについて夜通しで語り明かした。

「アニソン派!project」とは、大量の作品が制作されるため楽曲が埋もれがちな現在のアニメ音楽シーンに危機感を抱く田淵智也が、アニソンの良楽曲をアニソン作家の目線からおすすめするべく立ち上げたプロジェクト。アニメのOP・EDテーマ、キャラクターソング、アプリゲームソング、声優単体作品、その他2次元コンテンツ関連楽曲を「アニソン」と定義づけ、それらをキュレーションすることでシーンの活性化を目指す。

初イベントとなる今回は、「今夜決定!アニソン派!的おすすめ最新アニソンアワード」と題したプログラムを中心に進行。この日登壇したアニソン作家へのアンケートと田淵のピックアップにより選出された全20曲の今注目すべきアニメソングを、実際にその場で聴きながらおすすめポイントについて語り合い、最終的にオーディエンスの投票結果も踏まえたうえで10選が決められた。

作家&オーディエンス共に絶賛だったTVアニメ『どろろ』OPテーマの女王蜂が歌う「火炎」をはじめ、紗倉ひびき(CV:ファイルーズあい)&街雄鳴造(CV:石川界人)「お願いマッスル」、伊藤美来「all yours」、フランシュシュ「徒花ネクロマンシー」、ツキカゲ(安齋由香里、沼倉愛美、藤田茜、洲崎綾、のぐちゆり、内田彩)「スパッと!スパイ&スパイス」、dubstar(藤原あかね(CV:田口華有) 野田ここみ(CV:秋場悠里))「Relive」、一ノ瀬志希(CV:藍原ことみ)&宮本フレデリカ(CV:髙野麻美)「クレイジークレイジー(M@STER VERSION)」、Gothic×Luck「星をつなげて」、安月名莉子「Glow at the Velocity of Light」、夏川椎菜「ファーストプロット」が選出。記念すべき初開催となる本イベントのアワード10選に選ばれた。

また、この日のトークセッションはアワード対象作品の論評のみならず、近年のアニソンシーンをめぐる様々なテーマに波及。来場者はSNS口外厳禁という約束のもと展開された業界危機話「アニソンクライシス」のコーナーでは、アニソン作家のアイドルシーンへの流出、アニソン・日本の音楽におけるボーカル大きすぎ問題、サブスク時代におけるアニソンの届け方などについて激論が交わされ、普段はあまり表に出ることのないクリエイターたちの生の声に触れることができる、貴重な時間となった。

なお、2020年1月18日(土)に東京・池袋harevutaiで開催されるライブイベント“DIALOGUE+JAM”をアニソン派!projectがサポートすることが発表された。10月にデビューを控える声優アーティストユニットのDIALOGUE+がボーカルを担当する本公演を田淵智也がプロデュース。今回のアワードで選ばれた楽曲を中心に「今聴くべきアニソン」を、黒須克彦(b/バンドマスター)、堀崎 翔(g)、鈴木浩之(ds)、今井 隼(key)という錚々たるバンドメンバーの生演奏でカバーするという。

日々生まれるアニソンの良質な楽曲を聴き手のもとにしっかりと届けるべく発足された「アニソン派!project」。その動向に今後も注目しておこう。


●イベント情報
「DIALOGUE+JAM」

2020年1月18日(土)
昼の部:開場 14:00 / 開演 14:30(終演16:00)
夜の部:開場 17:30 / 開演 18:00(終演19:30)
チケット価格:5000円+税/1ドリンク別 オールスタンディング
会場:池袋harevutai

プロデュース:田淵智也
ボーカル:DIALOGUE+
ベース&バンドマスター:黒須克彦
ギター:堀崎 翔
ドラム:鈴木浩之
キーボード:今井 隼

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