新展開も多数発表!圧巻の19歳アニソンシンガー亜咲花 大熱狂のバースデーライブ“亜咲花 19th Birthday LIVE~Make It Happen LTB~”レポート!

1stワンマンライブから、はや半年。前回は高校卒業記念の「LJK」(ラスト・女子高生)をテーマに公演を行なった亜咲花が、渋谷に帰ってきた。“亜咲花 19th Birthday LIVE~Make It Happen LTB~”と題した今回のライブのテーマは「LTB」(ラスト・ティーンバースデー)。さらにキャパを広げた渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで自身2回目のフルラインナップでのライブを、ゲストにRun Girls,Run!を迎えて開催した。この公演ならではのコラボ「Run Girls,亜咲花」や、彼女の趣味全開のおなじみのカバーコーナー、そしてソロライブでは初めて披露される歌の数々……。わずかな期間で大きな成長を遂げた彼女の姿がそこにあった。

今年3月の1stワンマンライブで、渋谷WWWが超満員の観客で埋め尽くされたことは記憶に新しい。そこからキャパを拡大した渋谷 duo MUSIC EXCHANGEであっても、この間の彼女の快進撃を収容するにはまだ小さかったようで、今回も左右から後ろまでギッシリの観客に埋め尽くされていた。開演前から観客のボルテージは高く、「SHINY DAYS」のBGMに合わせてクラップが発生するほど。やがて客電が落ちると大きな歓声が湧き、バンドメンバーが登場。煽りの手拍子に迎えられ、亜咲花が青と白の衣装で登場した。

この日の第1曲目は「Eternal Star」。前回の反省点を「最初から飛ばしすぎた」と語った彼女はあくまでクールに歌い上げていく。2コーラス目からはロングトーンを駆使したり、歌詞のひとつひとつを立ててメリハリを効かせるなど、歌の魅力は十分に引き立てていた。つづく「Never ending true stories」の冒頭でハツラツとした名乗りを上げると大きな歓声とともにアツいクラップが沸き起こる。それに亜咲花はリズミカルなサウンドに乗って跳ねて軽く踊りながら明るい声を聴かせていく。この日のフロアの一角には女性・子供用スペースまで用意されており、そこに向かって歩み寄り手を振ったりステージを楽しんでいるようすだ。英語詞部分の滑らかさやサビの瞬発力など、彼女の良さが存分に表れた楽曲となった。「キミと始まる物語」はミディアムテンポのイントロから、ひと言ずつしっかりと届けるように思いを込め、サビでは手を左右に振りフロアもそれに従うなど和やかな雰囲気に。落ちサビでは清楚な歌声をいっぱいに伸ばして締めくくると温かい拍手が送られた。

MC冒頭では「亜細亜に咲く花、亜咲花です!」と元気いっぱいの名乗りを上げ、19歳になった喜びを爆発させる。この日のライブコンセプトであるバースデーにちなみ、早々に今後の希望や目標を彼女は口にする。その中でもファンから大きな反応があったのは「ファンクラブができたら」という発言。そこで彼女の好きなホラーライブなど斬新な企画を行なっていきたいと話す。そして早くも20歳に向けての希望を語ると、会場からは即座に「アルバム制作を」という声が飛ぶと彼女は意欲を見せる。「今日しか見られないんだろうな、この景色」と言うとフロアはライトを振ってアピール。次の曲を「最高にブチ上がりソング。音源化していない」と紹介して歌い始めたのは、3月に披露して以来2回目となる「valkyrie PARTY」。「もっともっとアツくイケるよね!?」とフロアを何度も煽り、一時沈黙して集中してから語りが入り、そこから唸るようなロングトーンの叫びを上げ、赤く照らされた客席はビートに合わせてクラップをし始める。髪を振り乱し、拳を突き上げ、ハイトーンと低音を使い分けて歌うさまはすべてを圧倒する力があった。演出も含めて、この曲は今後のライブでも定番になりそうなパフォーマンスを十分に見せつけていた。そのテンションのまま「渋谷かかってこいや!」と叫ぶと、「Unfulfilled Butterfly」を投下。ビートはさらに早まり、フロアはこの日いちばんの盛り上がりとなりジャンプして応援する。サビでは手を振り上げ、ヘドバンするファンも多く目立った。亜咲花は2コーラス目では客席にマイクを向けてコーラスを受け取り高らかに歌い上げた。こちらもこれからのライブでは鉄板の楽曲になることだろう。落ちサビでは落ち着いて歌詞を立て、熱いギターソロへ。ラスサビのパートでは会場が揺れるほどの盛り上がりを見せ、最後の一声は体を反らして絞り出す力強いロングトーンで締めくくった。

ここでこの日のゲストであるRun Girls,Run!が登場し3曲を歌った後、亜咲花がブラック&ピンクの衣装に着替えて再登場しRun Girls,Run!をゲストに招いた経緯を話す。

イベントで共演して以来、プライベートでも仲良いエピソードを話すと、つづけてRun Girls,Run!の名乗りに亜咲花も加わり、「Run Girls,亜咲花」とキメると拍手喝采で「ユニットを組もう!」と言い出すほど。

と、ここでピアノが聞こえてきて「Happy Birthday to You」のサプライズ。それに続いて、Run Girls,亜咲花としてコラボレーションを行なう。楽曲はリーダーの森嶋優花がブログで紹介して彼女たちの出会いのきっかけとなった「Edelweiss」だ。亜咲花のパートも1曲目のときよりも更に力強く、各パートはメンバーごとにチェンジして歌っていくさまをファンは手拍子で後押しする。そしてサビでは4人のコーラスが重なり、まさにこの夜限りのスペシャルな歌が響き渡った。落ちサビでは会場も一体となって合唱。ラストパートでは4人がギュッと集まり、2ラインを重ねて美しく聴かせた。

そしてここからは恒例のカバーコーナー。長年アニソンのファンを続けてきた彼女だけあって、選曲にも「自分でもかなり攻めたと思っています」と自信を覗かせ、「Rockにイケますか!」と煽り、鈴木このみの「Beat your heart」を歌う。イントロから激しい盛り上がりで、ファンからのクラップやコーラスもアツく、亜咲花はそれに応えるかのようにソリッドな歌声を聴かせ、リズムの刻みで高い集中力を見せていたのが印象的だった。続いてはミルキィホームズの「正解はひとつじゃない」。ステップの仕草を変化させ、自らの楽しさを表現すると会場はフェスであるかのような熱気に包まれた。次のMay’nの「One in a billion」はイントロから叫びにも似た反応がフロアから沸き起こる。楽曲と伸びやかに、高らかに歌う本人の力が合わさり、パワフルでメロディアスなチューンに仕上がった。CHiCO with HoneyWorks「世界は恋に落ちている」も良いリアクションで、軽快なポップソングを丁寧に等身大の思いで歌い上げた。次のangelaの「Shangri-la」は、イントロからたちまち驚きの声が上がる。個性の強い楽曲を彼女らしく朗々と歌い上げ、低音とシリアスさが生きている。曲間での呼びかけ、シンガロングの部分やタオル回しの演出までangelaをカバーするなど堂々たるステージング。「アニソン最高!」と絶叫し、カバーゾーンを終えると、ざわめくフロアに向けて「これからもワンマンでオタクの心を忘れず、カバーを続けていきたい」と語った。

MCでは、4月からの上京をきっかけに両親への感謝を話出し、さらにデビューまでアニソン歌手にこだわり抜いていた経緯、そしてその決断を語り「奇跡がひとつひとつ積み重なってここに立っていられます」と日々の感謝を込めて「CITYSCAPE」を歌い始める。歌詞ひとつひとつに強く思いを乗せ、澄み切った声でミディアムバラードを歌うと会場からはただただ温かい拍手が送られた。バラード「Marine SNOW」ではグルーヴ感溢れる緻密な表現で歌い、Dメロではエモーショナルな歌声が爆発し、凄みさえ感じさせる高らかな歌。単独では初披露となったが、彼女のこれからのバラードにも間違いなく大きな期待が寄せられるパフォーマンスだ。そして本編最後に「私のアニソン人生を大きく大きく変えてくれた」と語り、「一緒にキャンプしてくれますか?」と叫び、イントロから温かいクラップに包まれ「SHINY DAYS」を歌い始める。ハリのあるハツラツとした声は彼女自身が多幸感に包まれており、会場一体となって手を振りクラップが入る。落ちサビでは客席からの歌声が届き、それに続けてさまざまなシンガロングを交えたスペシャルバージョン。客席には一体感が生まれ、なかには肩を組んで歌う一段もあり、作品の通りキャンプ感がある。最後に「みんな好き」と叫びステージを一回り走り、両手を広げ満足そうに終えた。

「亜咲花!」と繰り返されるアンコールに応え、彼女はライブTシャツをアレンジした衣装で登場。メンバー紹介の後、シリアスな表情となり「スクリーンに注目」と告知映像を示す。と、ここでまたサプライズ。彼女と親交の深いアニソンアーティストであるMICHI、鈴木このみ、西沢幸奏、そして声優の黒沢ともよから温かいメッセージが届き、笑ったり照れたりする彼女はステージングの堂々たる姿とは違い実に19歳らしい表情だ。そして改めてムービーで初のミニアルバム『19BOX』をリリース、そして東名阪ツアーを行なうことを告知した。ツアーファイナルは恵比寿リキッドルームと、順調にキャパシティを広げていく彼女だが、ここまでには悔しい思いもあった。デビュー前に「お披露目ライブ」を行なったときはほとんど集客できず、「デビューしたらもっともっと大きい会場でやるんだ」と誓った。だが、今や多くのファンに囲まれてこの日もソールドアウト。それを「あのときの自分に言いたいです。信じて前に進んでね」と表現していた。ミニアルバムは田代智一、佐藤純一(fhána)らも楽曲提供するという。また、夢だったこの夏のアニサマへの出演の思いを語り、「夢っていうのは諦めなければ叶うんだな」と述懐し、更に「20歳になったらホールでバースデーライブをやりたい」と夢を大きくブチ上げた。そして勢いをつけ、「私の原点」とこの日オーラスの楽曲「Open your eyes」を紹介し、煽りに煽って、アップテンポなリズムに乗り、力強く歌い始める。フロアもその思いを受け取ると、クラップはどんどん大きくなり熱く応援を送っていく。亜咲花もステップしてステージを左右に歩き回り熱唱を届け、最後に最大の盛り上がりを生むと、アウトロでは大きく踊りキレのある振り付けを見せ、大きなシャウトを響かせて締めくくった。メンバー送り出しの際にはバックに「SHINY DAYS」がかかると会場全体がサビの部分をシンガロングするという感動的なサプライズも発生し、亜咲花はそれに対して投げキスでお礼をしてステージを後にした。ソロライブが2回目とは思えないほどの凄まじいパフォーマンスと熱量。前回今回ともに即座にソールドアウトしたのも頷ける。これから先、アニソン界を担うべき人材であることは間違いない。年明けリリースのミニアルバムに期待するのは当然のこと、ツアーにも必ず足を運ぶべきだ。

Text By 日詰明嘉

「亜咲花 19th Birthday LIVE~Make It Happen LTB~」
2018年10月19日(金)渋谷 duo MUSIC EXCHANGE

<セットリスト>
1.Eternal Star
2.Never ending true stories
3.キミと始まる物語
4.valkyrie PARTY
5.Unfulfilled Butterfly
6.キラッとスタート(Run Girls,Run!)
7.Slide Ride(Run Girls,Run!)
8.Go Up Stardom(Run Girls,Run!)
9.Edelweiss(亜咲花×Run Girls,Run!)
10.Beat your heart(カバー)
11.正解はひとつじゃない(カバー)
12.One in a billion(カバー)
13.世界は恋に落ちている(カバー)
14.Shangri-la(カバー)
15.CITYSCAPE
16.Marine SNOW
17.SHINY DAYS
EC
18.Open your eyes


●リリース情報
ミニアルバム「19BOX」
1月9日発売

●ライブ情報
初の東名阪ツアー開催!
『亜咲花 1st Tour 19BOX 〜Once In a Blue Moon FMA〜』
《名古屋》2019年3月23日(土)
会場:HOLIDAY NEXT NAGOYA
時間:開場 15:00/開演 16:00
《大阪》2019年3月24日(日)
会場:LIVE SQUARE 2nd LINE
時間:開場 15:00/開演 16:00
《東京》2019年3月31日(日)
会場:LIQUIDROOM
時間:開場 16:00/開演 17:00

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