6年間をひとまとめにした、ライブの裏側を喋り尽くす!竹達彩奈BEST LIVE『apple feuille』ライブBD&DVD発売記念インタビュー

これからも“ノリと勢い”を大事に、音楽を作っていきたい

──その映像明け、ライブはまた「OH MY シュガーフィーリング!!」で一気に盛り上がりましたが、大きな会場での反応をどう感じられましたか?以前、「Bメロはどういうふうに盛り上がるのかな?」みたいなお話をされていましたけれども。

竹達 思ったよりもすごく盛り上がってくれてた記憶があります。歌ってるほうはすごくエネルギーを使う曲なんですけど、サイリウムは少し振りづらい曲なのかな?っていう感じはあったんです。でも皆さんから一緒に盛り上がろうとしてくれる気持ちをすごく感じて、ありがたかったです。

──Bメロの部分も、3拍でくるっと回るような感じで揃ってたように見えました。

竹達 すごーい……みんな頭いいなぁ。いろんなライブに行って勉強してるんですかね?素晴らしいな……。

──そんなオタクの鑑であり、竹達彩奈ファンの鑑である方たちが豊洲PITに揃っていたんだと思います。

竹達 うーん、うれしい!ありがとうございます。

──後半には、バラードゾーン「セピア色」と「HIKARI」もございました。先ほどお客さんがバラードで立っているのは新鮮だったというお話もありましたが、歌っているときの感覚に何か違いはありましたか?

竹達 観ている景色は、本当にすごく新鮮でしたね。でも実は、「セピア色」で雪を思い切り吸い込んで息ができなくなったところがあって……本番、リハーサルの倍以上の雪の量だったんですよ!たぶん本番だから、気合い入れて降らせてくれたんだと思うんですよね。だから普通に息してるだけで吸い込んじゃうんですけど、絶対にむせてはいけないと思いながら結構必死に歌っていました(笑)。でもファンの方からは「『セピア色』で雪が降ったのがすごくよかった」って言っていただけて。「この2曲の流れがすごくよかった」って言っていただけたのも、すごくよく覚えてます。

──そして「Little*Lion*Heart」あたりから盛り上がりがどんどんすごくなっていって。そのあたりからは「力いっぱい最後まで行くぞ!」みたいなお気持ちだったんですか?

竹達 そうですね。このあたりではエネルギーを使い果たしていたので、もう気力で頑張ってました。でも、たとえば「Miss. Revolutionist」のときに旗を掲げてくれていたりとか、思い思いの「これで応援しよう!」っていう気合いを感じて。もしかしたらみんなも体力へろへろだったかもしれないけど、本当に一瞬一瞬を大事にしてくれてるように感じたので、「私も頑張んなきゃ!」っていう気持ちでしたね。

──終盤に歌われた「apple*colorful*princess」は初披露でしたが、あの大観衆の反応、どのようなものに感じましたか?

竹達 やっぱり皆さん、喜んでくれてたと思います。初めて歌ったのに初めて感がなかったというか、「待ってました感」みたいなものが感じられて。お客さんが受け止めてくれる、安心感みたいなものもありましたね。

──そこからのラスト2曲もまた盛り上がりがすごくて。

竹達 でも本編最後の「ライスとぅミートゅー」は、たくさん歌ってきたので、そこにも「この曲なら行ける!」っていう安心感がありましたね。あとは最後の「センキュー!」がしっかり決まればとりあえずOK、みたいな気持ちでした。

──先ほどお客さんについて「体で覚えてる」みたいな話をしましたが、それこそ「ライスとぅミートゅー」に関しては竹達さんにもそういう部分があるのでは?

竹達 そうですね。この曲、たぶんいちばん歌う機会が多いんじゃないですかね?だから歌詞もフリも割と体に染み付いてきてると思うので、安心して歌えました。

──そしてアンコールでは、1曲目にまず『けいおん!!』の挿入歌「天使にふれたよ!」を歌われました。ただ元々はこの曲は、竹達さん演じる中野 梓は送られる側にいたわけじゃないですか?逆に歌う側になったときの気持ちって、どんなものだったのでしょう?

竹達 歌ったことがなかったので、純粋に楽しかったです。何度かライブで、放課後ティータイムのみんなが「梓のために作った」って言って、ステージ上で聴かせてもらったりしたことはあったんですけど、「すごくいい曲なのに、私歌えない」っていう残念さみたいなものがあって。だからこれもすごく新鮮でしたし、改めて久々に曲も聴かせていただきましたけれども、そのときにすごく『けいおん!』やってたときのことも思い出しまして。「懐かしいなぁ……」って思いながら歌わせていただきましたね。

──最後の最後まで、「CANDY LOVE」と「Sinfonia!Sinfonia!!!」と初期の曲で盛り上がって。特にデビュー曲を最後に歌っている最中のお気持ちって、どのようなものでしたか?

竹達 やっぱりすごく感慨深い気持ちにはなりましたね。懐かしさでいっぱいというか……先にできあがっていた「CANDY LOVE」のバンドRecのときに初めて「Sinfonia!Sinfonia!!!」の仮の音源を聴かせてもらったんですけど、「うわー、キー高いしめっちゃ難しいじゃん!どうしよー!」みたいに思ってたなぁ……とか(笑)。

──全体としても約6年間を総ざらいするようなライブだったので、歌っているときに今までの思い出みたいなものが頭をよぎる瞬間もあったのでは?。

竹達 それはすごくありましたね。走馬灯じゃないですけど、製作してたときの「雪降るなか、ラ・ボエムでパスタ食べたなぁ」とか(笑)、「バンドさんの演奏を観に行って、持っていった菓子折りを休憩中にみんなで食べたりしたなぁ」みたいな思い出が浮かんだりして……私、曲ができあがっていく瞬間を観るのがすごく好きなんですよ。しかも初期の頃は特に、全部が真新しくて楽しくて。知らない世界に足を踏み入れて、いろんな人が「こういうふうに作ってるんだよ」っていろんなことを教えてくれて、引っ張ってくださっていたなぁ……とか思い出したりしてましたね。でもそれをいちばん思い出したのは、リハーサルのときだったかな?本番のときはライブに集中している部分が大きいので、リハで歌っていた間がいちばんいろんなことを思い出していたときだと思います。

──「楽しくステージに立てているのは皆さんのおかげ」というお話は、このときも先日のバースデーイベントでもされていましたし、そういう想いはステージを重ねるにつれて強くなっているのかな、と思うのですが。

竹達 そうですね。みんなが求めてくれるから、大変なことも頑張れるというか。皆さんわざわざお金を払ってチケットを買って来てくださっているわけなので、その気持ちに応えられるようなパフォーマンスをできるようにならなきゃいけないし、なりたい……という気持ちでやらせていただいているんですけど。その求められていることややらねばいけないこと、そこに乗っかってくる自分のやりたいことをちゃんと形にして、お届けできるようになりたいな、ってずっと思ってます。

──それを理想として掲げながら、また一歩一歩進まれていくわけですね。

竹達 そうですね。たぶんその時々で求められているものや表現できるものも、生み出されるものも変わってくると思うんですけど、それをちゃんと表現していって、皆さんに楽しんでもらえるものにしていきたいなっていう気持ちはすごく感じるようになりました。

──さて、先日のバースデーイベントで“パーフェクト29YEAR”、掲げられまして。夜の部では「新食べ物ソングを制作したい」というやりたいことを掲げられましたけれども、今作るとしたら、どんな食材でどんな曲調のものを作りたいですか?

竹達 なんだろう……正直、題材は何でもいいんですよ。たとえば「ライスとぅミートゅー」って、「みんなで楽しいことやろうぜ!わーい!」みたいなパッションから生まれた曲だったんですけど、そういう気持ちってすごく大事だと思っていて。だから、「この曲じゃなきゃダメなんです!」「この題材じゃなきゃダメなんです!」っていうことはまったくなくて。みんなでごはんでも食べながら話してて、「あ、それいいね!」って生まれたもので作っても楽しいのかなって思いますし、そういうふうにやって作ったほうが意外と良かったりもするので、そういうノリと勢いを大事に作っていきたいですね。

──それも、先ほどの「その時々で」というお話に繋がりますね。

竹達 そうですね。音楽って計算されて作るものではあるかもしれないですけど、私は本当に音に関しては素人なので、なんとなくなイメージをなんとなく伝えるしかできないんです。でもそれって、人づてに言うよりも本人とちゃんと話したほうが、しっかり伝わるじゃないですか?だから、ちゃんとコミュニケーションで伝えていくっていうのは、大事なことなのかな、と思います。

Interview & Text By 須永兼次
Photography By 小賀康子


●リリース情報
『竹達彩奈BEST LIVE 「apple feuille」Blu-ray&DVD』
8月22日発売

【Blu-ray】
品番:PCXP-50597
価格:¥7800+税
*三方背ケース・デジパック仕様/フォトブックレット封入

【DVD】
品番:PCBP-53501
価格:¥6800+税
*三方背ケース・デジパック仕様/フォトブックレット封入

<収録内容>
竹達彩奈 BEST LIVE 「apple feuille」
(2018年2月25日・豊洲PIT)

-Prologue-
01.らっきーちゅーん♪
02.♪の国のアリス
-MC 1-
03.ユメイロソレイユ
04.時空ツアーズ
05.週末シンデレラ
-Short Movie“あやちリサーチ”-
-MC 2-
06.OH MY シュガーフィーリング!!
07.齧りかけの林檎
08.わんだふるワールド
09.セピア色
10.HIKARI
-Band Performance-
11.Little*Lion*Heart
12.Miss. Revolutionist
-MC 3-
13.apple*colorful*princess
14.Hey!カロリーQueen
15.ライスとぅミートゅー

<ENCORE>
-MC 4-
16.天使にふれたよ!
17.CANDY LOVE
18.Sinfonia!Sinfonia!!!
-Epilogue-

<映像特典>
Making of「apple feuille」

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