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2018.03.28

LEO今井がTVアニメ『メガロボクス』OPテーマ「Bite」を書き下ろし、4月13日に配信リリース決定!本日よりオープニング映像を先行公開!

LEO今井がTVアニメ『メガロボクス』OPテーマ「Bite」を書き下ろし、4月13日に配信リリース決定!本日よりオープニング映像を先行公開!

LEO今井が、4月よりTBS、BS-TBS他にて放送開始となるTVアニメ『メガロボクス』のOPテーマとして新曲「Bite」を書き下ろし、4月13日より配信リリースすることが発表された。

昨年は初のテレビホラードラマの劇伴を担当し話題を呼んだLEO今井。

TVアニメ『メガロボクス』は2018年に連載開始50周年を迎える『あしたのジョー』を原案としたオリジナルアニメーションで、アニメ『進撃の巨人』のビジュアルコンセプトを務めるなど数々の話題作で圧倒的なビジュアル表現を構築してきた気鋭のクリエイター・森山洋の初監督作品。LEO今井がTVアニメのOPテーマを手がけるのは今回が初めてとなる。

2017年某日、『メガロボクス』OPテーマの打合せにて、森山洋監督より「荒野の地面の底から鳴っているような音」というイメージを共有したLEO今井は、2012年からLEO IMAIバンドとしてライブ活動を続けている岡村夏彦(G)、シゲクニ(B)、白根賢一(Dr)[GREAT3]とともにRed Bull Music Studios Tokyoにてスタジオレコーディングを敢行。LEO今井史上、最も激しい荒々しくも強烈なサイバーグランジチューン「Bite」が誕生した。

さらに本日『メガロボクス』放送に先駆けて「Bite」の90秒バージョンも視聴できるオープニング映像がトムス・エンタテインメントのYouTubeチャンネルにて公開された。森山洋監督からの「Bite」への熱いメッセージとあわせて是非映像をチェックし、番組の放送と「Bite」のフルバージョンが聴ける4月13日の配信リリースを心待ちにしてほしい。

<森山洋監督 コメント>
「荒野の地面の底から鳴っているような音、そんな感じです」
想像するオープニング楽曲のイメージを自分はこんな言葉でLEOさんに伝えました。

これまでLEOさんの音楽をひとりのファンとして聴いてきましたが、曲自体はもちろん、歌詞にある日本語の独特な使い方にとても魅力を感じていました。
一見、曲のニュアンスとは不釣り合いな言葉でもその語感を楽しんでいるような、発音が気持ちいいから使っているような。
上手く表現できませんが「言葉」が意味とともに「音」となって聴こえてくる心地よさ、そんな感覚がLEOさんの曲にはありました。

完成した『Bite』を聴いて、はじめに感じた魅力もその「言葉」、歌詞についてです。

言葉の選択や並べ方、語感の面白さ、独特な言い回し。
それらはこれまでと同じく確実にLEOさんの音楽と感じさせるものでしたが、でもどこかこれまでのものとは全く違う印象を同時に受けました。
それは多分曲自体が持つ「熱さ」みたいなものなんだと思います。

『Bite』の歌詞はそのほとんどが日本語で書かれています。
苛立ちや如何わしさ、荒々しさや衝動的な感情、それらが直截的に伝わるからこそ日本語歌詞を選択されたんじゃないかと思います。
その言葉が不穏さが混じるあのリズムにのり、表面的ではない、静かに湧き上がってくる怒りのようなものを感じさせる。
「静かに熱く、ものすごく感情的」そういうものがこれまでとは違う印象を自分に抱かせたんだと思います。
『Bite』はまさに自分が想像していた「荒野の地面の底の音」でした。

『メガロボクス』のオープニングアニメーションはオーソドックスな手法をとっています。
「ゴムを燃やし続ける」と歌うところではタイヤの山を焼き、「負け犬を狂わした」ところでは負け犬の主人公が映る、「歌詞と映像をリンクさせる」という端的に言えばわかりやすい演出方法です。
これはハッキリ言って今風ではないかもしれないしオシャレでもないかもしれない。
よく言えば古典的、悪く言えば典型的な手法かもしれませんが『Bite』にはこれしかないと感じました。
『メガロボクス』の為につむがれた強い言葉を大事にしたいと思ったからです。

物語は毎回LEOさんの楽曲から始まります。
『Bite』は『メガロボクス』の看板です。
最高に荒っぽく埃っぽい野良犬のオープニングが出来たと誇りに思っています。
最高のテーマをありがとうございました。


●配信情報
TVアニメ『メガロボクス』OPテーマ
「Bite」LEO今井
4/13配信開始!

●作品情報
TVアニメ『メガロボクス』
2018年4月 TBS、BS-TBSにて放送開始!

原案:「あしたのジョー」(原作:高森朝雄、ちばてつや/講談社刊)
監督・コンセプトデザイン:森山洋
脚本:真辺克彦、小嶋健作
音楽:mabanua
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:メガロボクスプロジェクト

<LEO今井 プロフィール>
1981年7月24日生まれ。日本人の父とスウェーデン人の母の間に、東京で生まれる。その後イギリスへ渡り、高校時代以外はイギリスにて学生生活を過ごした後、2006年本格的な音楽活動のため東京へ移住する。オルタナティヴを基盤にした無国籍な都市の日常を切り取るニュー・ウェーブ・シンガーソングライターであり、英語、日本語、スウェーデン語に堪能である世界観は唯一無 二。その文学的、実験的な作風は、各都市で生活してきたVISITORとしての視点に溢れている。ソロとして、2008年アルバム『Fix Neon』でメジャー・デビューし、『Laser Rain』(2009)、『Made From Nothing』(2013)の3枚のアルバムをリリース。さらに2011年より、向井秀徳(ZAZEN BOYS)とのユニット“KIMONOS”を結成し、アルバム『Kimonos』を発表。2015年より、高橋幸宏、小山田圭吾、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコらとのスーパー・バンド”METAFIVE”を結成し、2016年1月アルバム『META』を発表し、数々の夏フェスに出演。さらに12月に東阪広札を巡るウィンターライブを敢行。2017年7月より放送のテレビ東京ホラードラマ「デッドストック~未知への挑戦~」では劇伴音楽を担当し、「Film Scum EP」を配信リリース。他に作曲/作詞家・翻訳作詞家(日本語/英語/スウェーデン語)としても活躍している。

(c)高森朝雄・ちばてつや/講談社/メガロボクスプロジェクト

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