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2017.09.07

CHiCO with HoneyWorks、来春初の日本武道館ワンマンライブ開催決定!チケット絶賛受付中!!ツアー・ファイナルとなった日比谷野音公演のホットなライブレポートが到着!

CHiCO with HoneyWorks、来春初の日本武道館ワンマンライブ開催決定!チケット絶賛受付中!!ツアー・ファイナルとなった日比谷野音公演のホットなライブレポートが到着!

前日の天気予報には雨マークが並んでいたというのに、空がファンの望みを叶えてくれたのか、2017年8月26日の東京・日比谷野外大音楽堂は、ほのかな曇り空。夏休みの終わりを告げようとする暑さと虫の声が、「i LiVE you」ツアーのファイナルをお祝いしてくれているかのようだ。

この日、CHiCO with HoneyWorksがみんなのために描いてくれたツアー・ファイナルに位置付けられらたスペシャルなライブ「ナツのシナリオ」は、嬉しい出来事とサプライズのオンパレードだった。まずは、約1ヵ月間に渡るチコハニ史上最多会場を回ったツアーを終えて、無事にファイナルを迎えられたこと。チコハニ史上最大規模のワンマンファイナルが、大勢の立ち見が出る大盛況でチケットがソールドアウトしたこと。そしてsana、halcaやまさにサプライズなゲストだったGeroといった、チコハニファミリーと一緒に夏の一夜を思い切りはしゃげたこと。終わってみれば、「楽しかった!」の言葉しか出てこない、夢のような夏休みの思い出を作ることができた。

17時30分、まだ明るい陽射しの中、ライブはオンタイムでスタート。AtsuyuK!(Dr)、Hiroki169(B)、中西(Gt)、事務員G(P)、Oji(Gt)のチコハニバンドの面々がポジションに着く。ハイハットのカウントから小気味のいいリズムに乗せてバンドが「日比谷ファイナルだぞー!」と叫び、CHiCOがキュートなカウガール姿で颯爽とステージに降り立つと、ハードな「ウルフ」のサウンドにのせて色とりどりのペンライトが振り上がり。「Hi!Hi!」の声援が飛ぶ。「サイコーの夏休みを遊びましょう!」というCHiCOの声が、バンドのうねりを疾走感あふれる「identity」へと繋いでいく。

「東京に久しぶりに帰ってきましたー!」と笑顔を見せるCHiCOに、客席の全員から「おかえりー!」の声が飛び、「ツアーの集大成を見せられるようがんばりますので、最初から最後まで楽しみましょう!」といって次に演奏されたのは、「ラズベリー*モンスター」と「ハートの主張」。バンドもCHiCOもオーディエンスも飛び跳ねながら大合唱。ニッコリ笑ったCHiCOが、元気なみんなにOKサインを送る。

ここでCHiCOは一度ステージから去り、ステージではバンドがソロを交えてセッションタイムを繰り広げていると……下手から浴衣に着替えたCHiCOが登場。最新シングル「ツインズ」のジャケットとお揃いの金魚柄の浴衣姿に、客席から「かわいいー!」と声が上がる。「今さらだけど、晴れて良かったね! 安心しました」とみんなに語りかけながら、「スペシャルゲストを呼んでいます!」と一人目のゲスト・halcaを呼び込む。今回のツアーでオープニングアクトを務めてきたhalcaは、CHiCOのデビューのきっかけともなった第1回『ウタカツ!』オーディションの準グランプリ受賞者だ。オーディエンスの声援に、鮮やかな浴衣に身を包んで照れまくりのhalcaは、CHiCOとHoneyWorksのカバー「可愛くなりたい」を初めてデュエット。手拍子をし、ステップを踏みながら、キュートに歌声を重ねる。歌い終わると抱き合ってハグ。二人の仲の良さに、ほっこりさせられた。

halcaを見送ったCHiCOが、「もう一人呼んでいいですか?」と次に呼び入れたのは、スカイブルーの浴衣を着込んだsana。春のワンマン「今日もサクラ舞うZeppに」以来の“チコサナ”コラボに、客席のテンションもさらにアップする。「次に歌うのもHoneyWorksのカバーです、〈大嫌いなはずだった。〉!」と、曲名を二人でユニゾンすると、歓声が挙がる。二人の息の合った掛け合いを聴かせた後は、お互いが帯に差していた団扇を手にして「ゴリゴリロックなカッコいいナンバーですよ、みなさん! 行くよ!」と煽って、ワイルドなロックンロール・チューン「ロデオ」がスタート。そしてここで、日比谷野音らしいサプライズ演出が! CHiCOがステージから会場中央を指さし「あそこに見えるは、サブステージじゃないですか!」と言って、二人が客席に降りて手を振りながら歩き出す。CHiCOとsanaがサブステージに着くと、歓声がますます大きくなり、CHiCOが「みんなと一緒に歌って踊りたい!」と披露されたのは、チコサナコラボではおなじみの「これ青春アンダースタンド」。二人はぴょんぴょんと飛び跳ね、みんなと振りを合わせながら、客席の隅々まで手を振り続ける。続いては、「東京サマーセッション」だ。歌詞の世界観に合わせて二人のやりとりを繰り広げながら、メインステージへと戻っていった。

楽しいsanaとのコラボの後は、「新曲やっていいですか? クラップください!」と歌われた最新シングル「ツインズ」。タンバリンを手にしたCHiCOが軽やかな歌声を聴かせ、Ojiの弾くバンジョーの響きが、爽やかな夏の風を感じさせる。続けて、カップリングの「ラブホイッスル」を披露。「みんな笛持ってますか? 持ってない人はコーラス歌ってね!」といって、客席もグッズのホイッスルでバンドと一緒に合奏した。この曲が終わると、CHiCOは「もう1回着替えてくるねー!」とバックステージへ。その間は、ワンマン恒例のチコハニバンドによるツアーグッズ紹介で笑いを誘っていた。

カラフルなスカート姿で帰ってきたCHiCO。そして、セットリストはしっとりしたバラードを聴かせる“チコバラ”のコーナーへと進んでいく。「風も涼しくなってきました、クールダウンしてもらえたら」と歌い出されたのは、ドラマティックな「Love Letter」とHoneyWorksカバーの「ママ」。ゆったりとしたビートが、爽やかな風を運んでくれた。

ここで、もうひとつ大きなサプライズ。「初の野音、スペシャルなお祭り騒ぎに、もう一人スペシャルなゲストを呼んでもいいですか?」と呼び込まれたのは、Geroだった! シャウトしながら登場したGeroは、「挨拶は大事ですよ!おはようございます、できますか?」と曲フリしながら、CHiCOと「金曜日のおはよう」をデュエット。ステージを激しく駆け回りながら、熱く熱く盛り上げた。

Geroが去った後も、ホットなステージは続く。「チコハニのこと好きですか?」のコール&レスポンスが響き渡るハードな「イノコリ先生」、カラフルな音世界が紡がれるポップな「カヌレ」、ファンと声を交わして疾走する「恋色に咲け」と、ノリのいい楽曲がオーディエンスを元気にドライブする。「ホーリーフラッグ」では、二人のダンサーと一緒にピンクの旗を振りながら、再びサブステージとメインステージを行き来。通路を練り歩くCHiCOに、みんなが明るい笑顔を向ける。幸せな光景が広がった。

そして本編ラストは、「初の野音がこんなに楽しいものだとは、そして夕暮れになってペンライトがどんどんキレイになっていくのが嬉しいです」と語って歌われた「アイのシナリオ」。「声でひとつになりましょう! みんなでひとつになりましょう!」とCHiCOが客席にマイクを向け、たくさんのコール&レスポンスと合唱が、夜空に溶けていった。

“チコハニ!”の声に呼ばれて、ツアーTシャツに着替えたCHiCOとバンドメンバーが再びステージへ。大歓声の中、キャノン砲から打ち上げられた銀テープを浴びて始まったのは「プライド革命」。元気いっぱいの大合唱に、CHiCOが固く拳を握る。そして、激しく歌い終えたCHiCOは、ピアノの音をバックに静かに語り出す。

「去年よりも増えた夏のツアー、いろんな景色を見させてもらっています。こうして野音ができたのも、CHiCO with HoneyWorksとHoneyWorksの曲をみんなが聴いてくれたから。デビュー3周年を迎えて、4年目を走っていきます。悔しい想いも楽しい想いもありましたが、歌を続けて良かったと思うことばかりで、このステージに立てていることが本当に嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします」

温かな拍手の中、「次の曲は私の大事な大事なデビュー曲です。一緒に歌ってくれたら嬉しいです」と始まったのは、「世界は恋に落ちている」。ファンと一緒に大合唱されたこの曲、CHiCOの声がほんの少しだけ震えて聞こえた。昔のCHiCOなら、感激のあまりぽろぽろと泣きだしてしまったかも知れない。3年の月日は、彼女をアーティストとして大きく成長させている。しっかりファンを見つめながら、前を向いて歌い上げる彼女の表情が、とても印象的だった。

そして今度は、この日最大のサプライズが!

「重大発表があります!!」とCHiCOが言い、ドラムロールが響く中、ステージ上のフラッグから降りてきた赤い垂れ幕に書かれていたのは「祝!日本武道館ワンマン!」。2018年3月16日に行われる、初の日本武道館ワンマンライブ開催の報に、拍手と「おめでとう!」の大歓声が送られた。

興奮さめやらぬ中、いよいよ最後のナンバーへ。

「このツアー最後の曲です!みんなの力を私にぶつけてください!最後はみんなと一緒に歌いたいですけど、いいですか?」と、タオルを回したのは「今日もサクラ舞う暁に」。全員のコーラスと共にタオルがくるくると舞い、ピンクのペンライトが鮮やかなサクラの花を、満員の客席に次々に咲かせていった。

「次はみなさん、武道館で会いましょう! みんなー、大好きだーー!!」

CHiCOとオーディエンスがこの夜描いた「ナツのシナリオ」は、CHiCOがこれからも歌とともに生き、ファンとともに今を生きていく「i LiVE you」の想いを、日比谷の夜空に軽やかに解き放っていった――。

Text by 阿部美香
Photography By 小川舞

<セットリスト>
“LAWSON presents CHiCO with HoneyWorks 真夏の2ndライブハウスツアー 「i LiVE you ツアー・ファイナル!真夏の野外スペシャルライブ!「ナツのシナリオ」”
2017.8.26(土)@日比谷野外大音楽堂

1. 「ウルフ」
2. 「identity」
3. 「ラズベリー*モンスター」
4. 「ハートの主張」
5. 「可愛くなりたい」
6. 「大嫌いなはずだった。」
7. 「ロデオ feat.sana」
8. 「これ青春アンダースタンド feat.sana」
9. 「東京サマーセッション」
10.「ツインズ」
11.「ラブホイッスル」
12.「Love Letter」
13.「ママ」
14.「金曜日のおはよう」
15.「イノコリ先生」
16.「カヌレ」
17.「恋色に咲け」
18.「ホーリーフラッグ」
19.「アイのシナリオ」
<アンコール>
EN1.「プライド革命」
EN2.「世界は恋に落ちている」
EN3.「今日もサクラ舞う暁に」


●ライブ情報
“LAWSON presents CHiCO with HoneyWorks 初の日本武道館ワンマンライブ!!”
【日時】2018年3月16日(金)開場 17:30 /開演 18:30
【会場】日本武道館

【チケット情報】
ローチケ超速先行受付中!!(~10/1まで)
受付はこちら

◆早割指定席:¥6,000(税抜)
エントリー期間:2017年8月26日~10月1日
※期間限定で販売する一番おトク!な料金のチケットです。
※一般指定席 ¥6,500(税抜)

◆ファミリーシート:¥12,500(税抜)/2枚~
エントリー期間:2017年9月4日~10月1日
※座ったままでも見やすい、スタンド席内の着席指定の期間限定販売チケットです。
※1枚あたり¥6,250(税抜)

チケット/公演に関する詳細は【CHiCO with HoneyWorks日本武道館ワンマンライブ特設ページ】へ!!

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