リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

NEWS

2017.03.12

押井守監督版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の声優陣がハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』日本語吹き替えキャストに決定!

押井守監督版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の声優陣がハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』日本語吹き替えキャストに決定!

かねてより「私のお気に入りの作品」だと公言するスティーブン・スピルバーグが2009年に実写映画化権を獲得、以来ドリームワークスで製作、パラマウント・ピクチャーズでの配給が決まり、そのハリウッドでの実写映画化決定のニュースは世界中を駆け巡り、その動向は世界中から注目を集めていた、SF作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』。

2016年11月には、東京発の全世界へ向けた特大規模のローンチイベントが行われ、主演のスカーレット・ヨハンソンが、監督を務めるルパート・サンダースと共に緊急来日、ビートたけしも登壇し、公の場で初めて作品について語られる様子は全世界で注目を集めた。
そして、イベントに併せて全世界同時解禁された予告映像は、現在全世界で2億回以上の再生回数を記録するなど大きな盛り上がりをみせ、期待がさらに高まっている『ゴースト・イン・ザ・シェル』が、4月7日に全国公開となる。

この度、押井守の監督映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』での集結から22年、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のTVアニメシリーズ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』などで声優を努めた、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版においては“少佐“役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)がハリウッド実写版にて、『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同役で吹き替えを務めることが決定した。

現在公開されている日本版の予告映像では、タイトルコールを田中敦子と山寺宏一が担当しており、正式に発表はしていないものの、ファンは即反応!SNS上では密かに話題を呼んでいた。吹き替え版がつくられる際には、是非アニメ版のキャストを!という声が多くあがっていたが、今回そんなファンの期待を裏切らない粋なキャスティングが実現!日本で生まれた漫画やライトノベル、小説などを原作とし、ハリウッドで実写映画化されてきた作品の中で、アニメーション作品で声優を務めたキャストがハリウッド作品の実写映画においても同じ役で吹替を務めるということは史上初の試みとなり、『攻殻』ファンのみならず、日本のアニメ界においても、このような“逆輸入”作品でのキャスティングは非常に画期的な取り組みとなる。

今回再び同メンバーが集結したことについてキャスト陣は「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした。」(田中)、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました。」(大塚)、「他のメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。」(山寺)とそれぞれ感無量の様子でアフレコ収録の現場を振り返っている。しかしそんなキャスト陣に対して、押井守監督は「この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです。」と監督視点で冷静にコメント!しかしながら期待は高まっているようで「楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です。」とコメントを寄せている。

北米ではいよいよ3月31日に公開を迎える本作だが、公開に先駆け、日本を筆頭にワールドプレミアがスタートすること、それに伴い、スカーレット・ヨハンソン、ピル—・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督の来日が決定したことが発表され大きな話題を呼んでいる本作。ファンが歓喜に沸くこと間違いなしの吹き替え版と共に、全世界待望のSF アクション超大作に引き続き注目だ。

<吹き替えキャストコメント>
1703122230-002

田中敦子(少佐役)
目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくる
ようで、とても不思議な体験でした。
1995年の映画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。
でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。
公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。
私たちがゴーストを吹き込んだ
日本語版『GHOST IN THE SHELL』、是非劇場でお楽しみください!!

大塚明夫(バトー役)
久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いま
した。
アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、
制作の方々の、原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかったです。
「攻殻機動隊」は、愛してやまない作品、宝物ですね。

山寺宏一(トグサ役)
大好きな作品の大好きなメンバーなので、実写化されたことでこういうチャンスを頂けて非常に嬉
しく思います。自分の参加したアニメの作品が海外で実写化され、それを吹き替えるという経験は
初めてだったので、ちょっと不思議でしたね。他のメンバーがアフレコしているところを見て、ず
っと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました。
世界的に評価の高い作品に参加できる事をすごく誇りに思いますし、世界に自慢したい作品です。
今回、そのことを改めて強く感じました。

押井守監督(『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』監督)
この役を演じるのは久しぶりだと思います。ぜひ自分の感じたままで演じて欲しいです。
皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。
実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です。


●作品情報
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
4月7日全国公開

【監督】ルパート・サンダース 『スノーホワイト』

【出演】スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハン and ジュリエット・ビノシュ

配給:東和ピクチャーズ

(C)MMXVI Paramount Pictures and Storyteller Distribution Co. All rights Reserved.

関連リンク

『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式サイト

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP